学園物語★KOVA17歳10〜火病の谷のコヴァ〜

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102吉田繁とデンパのプリンス達
キモ味「うぐぅ〜、吉田君、あぼそー」
吉田「ええい!まとわりつくな!気持ち悪い!」
キモ味「何で?うれしいでしょ?陵辱エロゲーキモオタで友達のいない吉田君の
友達になってあげようって言ってあげてるのに
ボクのすばらしいサービス精神がわかんないの?」
吉田「お前のサービス精神とは嫌がらせのことかあああああっ!!
それに友達のいないキモオタはお前のことだろうが!!あほかっ!」
キモ味「おねが〜い、かまってー、かまってー、相手してー、モルスァー、ブルスゴォー」
吉田「ああ、もう離せよ!このファービー男!つか、士ね!」
キモ味「ああん、ひどぉ〜い!!ハルヒファン、エヴァファン、
鍵っ子を一度に敵に回していいの?」
吉田「だから、何でそうなるんだよ!俺がよしんば、ハルヒヲタでエヴァヲタでバ鍵っ子でも
貴様とは絶対に関わりたくないっ!ああ、そうこういっている間に
うちのマンションに近づいてきたじゃないか!」
キモ味「だったら今日は吉田君ちで盛大に鍵ゲーパーティーを…」
吉田「うちにセーラー服を着た女装男を入れるスペースは無いの!
たのむ、お前がやっていることは間違っているから、もうやめてくれ。」
キモ味「ボクは何も悪くないし、間違っていないもん。
君みたいなキモオタがボクをいじめるから、ボクは一般人!これは間違いない!」
吉田「精神薬飲むほど火病を起こして、2chでウィルスコードを貼るのが日課で、
女装好きで俺や国崎先生にストーカーしているお前のどこが一般人なんだよ」
キモ味「んもぅ〜、そんな事いわないで。ボクと吉田君はと・も・だ・ち」
キモ味が吉田に飛びついてきた。強烈なタックルに吉田は押し倒される。
しかも、運の悪いことに、吉田の住んでいるマンションの前だった。
おまけに、その時、中からおばちゃんが1人現れ、吉田のほうを見てニヤニヤしていた。
吉田(終わった…あのおばちゃんはマンション一のうわさ好きで、おまけに話に尾ひれを
つけて離す癖があるから、間違いなく俺はホモということにされるだろう。
姉ちゃんに頼んで、マンションを変えてもらうしかねえよ…くそっ!何でこうなるんだよ!!)
吉田は立ち上がると、マンションの中に入っていった。キモ味も一緒に。
103吉田繁とデンパのプリンス達:2006/06/12(月) 09:21:04 ID:4SjCwoZE
家の中に入ると、姉・ヨシダキリコが現れた。
ヨシダ「あ、シゲちゃんお帰り。あら、いらっしゃい、キモちゃん。
そうそう、シゲちゃん。お客様がこられてるわよ。」
吉田「お客様?」
ヨシダ「ジバクちゃんとカヅフサ君よ。いまシゲちゃんのお部屋にいるわ。」
吉田「姉ちゃん何考えてんだよ!よりによってうちに三バカが集結するとは!」
キモ味「バカって言うな!」
吉田「うるさい!お前はあっち行ってろ!俺の部屋はそこだから。」
吉田はキモ味を部屋に入らすと、吉田にこう言った。
吉田「かくかくしかじかでもうこのマンションにはいられなくなったから、
引っ越そうよ。頼む。あと、あの2人を呼んでくれ。」
ヨシダ「本当に困った子ねぇ、キモちゃんは。わかったわ。それじゃあ呼んどくから。」
吉田はキッチンに行って冷蔵庫の中の牛乳を飲むと、部屋の中に入った。
吉田の部屋は変わり果てた姿になっていた。予備校のテキストには
これでもかというほど「バカ」「アホ」、う○こ、ち○こetc…と、幼稚な落書きが書かれ、
持っていた漫画は床に投げ出され、そのいくつかは八つ裂きにされていた。
たとえば、美味しんぼとか、美食倶楽部の出てくる漫画とか、海原雄山の出てくる漫画とか。
キモ味は壁にかかっていた吉田の好きな女優のポスターをはずして、机で何かしている。
吉田「おい!何やってんだよ!」
キモ味「こんなブサイクな女より、ボクが受理エイティブな感性を持って
美少女をかいてあげるんだよもん。吉田君は二次元の女の方が好きでしょ?
ボクも三次元の女は大嫌い。わがままだから。」
キモ味は5分で絵を書き上げてしまった。そこには、吉田と思われる男が
女の子の肩を抱いている絵だった。
吉田「なんだ、一体この絵は…」
キモ味「あっ、注釈忘れてた。」
キモ味は注釈を書き始めた。
男の方には「吉田繁」と書き、女の方には「肝井味子(通称:キモちゃん)」とかいた。
吉田「ヴァーーー!!!」
吉田は吐血しそうになった。
104吉田繁とデンパのプリンス達:2006/06/12(月) 09:22:29 ID:4SjCwoZE
吉田「一体何だっ!これは!何で俺は女性化したお前の肩を抱かなきゃいかんのだ!!」
キモ味「うぐぅ、これはボクであってボクじゃないんだよもん。
これはボクの書いている小説の設定だよもん。」
吉田「小説ぅ?」
キモ味「こういう設定の小説だよ。
[題名]〜魔法少女はメイドさん〜(仮)
あらすじ(仮)
魔界から修行にやってきた魔法少女キモちゃん、しかし、どうしていいか分からず、
中華街のうしろで倒れたところを、中華料理店でアルバイトをしているご主人様(吉田繁)
に助けられる。おの恩返しに、メイドになる。しかし、彼女の前に、魔界からの追跡者が!
彼女は実は魔界のプリンセス!反対勢力と戦うことに! 
しかし、ご主人様には秘密にしている!」
吉田「おえぇえええぇ」
吉田はトイレに駆け込むと、ゲロを盛大に吐いた。10分ぐらい。
部屋に戻ると、さらに香ばしい展開が起こっていた。
ゲームでよほど腹の立つ展開があったのか、ジバクがプレステ2に
パイルドライバーを仕掛けようとしていた。
吉田「ちょっと待てぇええ!!!!」
とき既に遅し、プレステ2はパイルドライバーで真っ二つに割れ、
中に入っていたドラゴンボールZのディスクも割れてしまった。
さらに、林間はキモ味と一緒にパソコンをいじっては、Wi○nyだかSh○reだか知らないが、
ファイル共有ソフトで何かを大量にHDDに…
吉田「やめろおおおおお!!!」
林間「うるさい。貴様のために、エロゲーを入れてやろうと思ったんだよ!!!1!
肝井によると貴様は陵辱エロゲーが好きだそうだからな!!!1!!!」
吉田「そりゃキモ味の願望だよ!!!」
林間「しかし、このパソコンにはエロゲーなんか入ってないし、部屋中探しても
エロゲーが見つからなかったぞ!よほど貧しい生活を送っているのだなと思い、
このソフトで入れてやったわけだ。感謝しろ!もちろん、ボクのヴァルたんも入っている。」
吉田「いい加減にしろ!バカ!俺はエロゲやギャルゲをやるほど落ちぶれてはおらんわ!」
105吉田繁とデンパのプリンス達:2006/06/12(月) 09:23:35 ID:4SjCwoZE
ヨシダ「さっきから見ていたけど、ちょっと許せないわね。
アドン、サムソン、少し懲らしめてあげなさい。」
アドン&サムソン「イエッサー!」
アドンのこぶしがうなる!
アドン「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!おおおおっ!
刻むぞ!血液のビート!アドンスペシャルパーンチ!!」
すさまじいパンチでジバクは壁にぶっ飛ばされた。
吉田(本人はジョジョのつもりなんだろうけど、
あれ、バキででてくる「異形の拳」だよな…)
サムソン「地球に生きる全てのおホモ達よ…オラに力を分けてくれ」
サムソンが手のひらを上に向けて何か言っている。
サムソン「サムソンスペシャルキーーーック!」
林間は窓ガラスを突き破って20m下の地面へ墜落していった。
吉田「ちょっと待て!あの前フリは一体なんだったんだあああああ!!!
しかも何気に技名がいい加減だし。」
残るはキモ味一人だけだ。いやに落ち着き払っている。
アドン&サムソン「お嬢様、お坊ちゃま、残りは肝井味平のみでございます。
始末してよろしいですか?」
ヨシダ「駄目!わたしにいい考えがあるわ。松沢に連れて行きましょう。
キモちゃん、行くわよ。」
キモ味「はーい、ボクヨシダ先生の為なら、何処にもついていぐぅうううううう」

都立松沢病院
ヨシダ「めんげれちゃん、あゆちゃん、準備は出来た?」
月宮「ああ、バッチリよ。口が悪くて可愛い女の子3人集めてきたでー」
ヨシダは別室でキモ味をいすに縛り付けて、その部屋に女の子3人を呼んだ。
さっそく、女の子達のキモ味への罵倒が始まる。
キモ味「おおおぉーーー!ツンデレ!ツンデレいいよー!!
なんていうかねえ、美少女に、消えなよ!っていわれても、逆にゾクゾクしちゃいました。
もっと、美少女が、罵声を浴びせるファイルを持って来い(;´Д`)ハァハァ 
罵声美少女、すんごいツボにはまったぞ!美少女のかわいい声の罵声っていいなあ。」
吉田「結局こういうオチかよ!」