810 :
名無しかましてよかですか?:
最近は変わってきたけど、以前の小林が女系に寛容だったのは、
西部と高森の影響があるみたい。特に西部かな。
西部は、皇位は、個人より「現天皇家」という「家単位」で継承するものと考えていて、
「家単位」なら、今でもあるように、男の子がいない場合、婿養子をとって、
家を存続させるのが、日本の庶民の伝統だから、皇室もそれに倣えばいいと考えたんだな。
それで、女系も伝統的と容認した。
しかし、歴史的に、皇位は「天皇家」で「家単位」で継承してきたのではないんだ。
そうではなく、皇位は「家」よりもっと大きい「皇族」という、云わば「一族全体」で、継承してきたものなんだ。
だから、皇統は、今上天皇家の直系子孫が、これからも末永く皇位を継承していくような「直系継承」でなく、
直系の男系子孫がいなくなったら、女系に移るんじゃなくて、
別家系である傍系の皇族の男系子孫に皇位を、完全に移すことによって、
継承してきたんだ。これを「系統継承」という。
これにより、始祖神武天皇に父系で一貫してつながるという「貴種」が途絶えないようにしたんだ。
そして、この「系統継承」では、現天皇でさえ、かわいい我が子に皇位を継承できないという事態まで起こるんだ。
つまり皇位は、現天皇家の「私物」ではなくて、「公(おおやけ)」のものなんだね。
今上天皇でさえ、皇位を一時的に預かっているに過ぎないし、
天皇すら、場合によっては、かわいい我が子に、皇位を継承したいという「私意」を抑えること、
「公」のために「無私」であることを、要求されるようなシステムとなっているんだ。
そして、事実、過去の歴代天皇は私意を抑えて、皆それに粛々と従って来たんだ。
西洋の王族の「直系継承」と根本的に違うことを、西部は見落としたんだね。
以上は、私の一仮説。
811 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 10:34:20 ID:9s78punY
結局、後継を分家か女系かどっちかに認めるしかないって話なんだろ?
なんか・・・どっちでもいいなあ。
因みに分家に認めた場合、誰が次々代の天皇になるんだ?
こんな議論が大きくなるくらいだからprincess masakoは
相当プレッシャー掛けられたんだろうな。よっぽど気の毒だ。
812 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 10:41:42 ID:RF23OMvv
補足すると、実は西部のいう「家」という伝統でさえ、結構新しく出来たものらしい。
最近の民俗学の研究によると、今の我々が普通に思っている「家」の観念は、
その殆どが江戸時代に作られたものであり、それ以前は「族意識」が強く、
特に位の高い人ほど「族意識(族を大切にする姿勢)」が強かったという。
小林は、西部の「家こそ日本の伝統」という考えを、そのまま受け入れてしまったんだと思うよ。
小林は、「日本の伝統」にとてもこだわるから、
高森からも「男系継承は中国の影響で、日本の伝統は家継承」といわれると、
そこで参ってしまったんだろうね。
しかし、上にも書いてきたとおり、日本における皇位の「系統継承」は、
中国の皇帝などの、我が子最優先の「直系主義に基づく男系継承」とは、大きく異なっているんだね。
ここら辺にも、小林の女系に対して寛容な姿勢が生まれてきたんだと思う。
でも最近は、変わってきているみたいだね。
813 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 10:44:55 ID:9s78punY
皇太子浮気発覚→masako謎の事故死→浮気相手と再婚→直系子孫がポンポンと(ry
でどうだ?
814 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 10:46:25 ID:hWNJM2ID
>>805 >皇統に属するといっても、殆んど他人に近い。
これは庶民の感覚だ。こんな感情に左右された有識者会議は逝ってよしだな。
父方を辿れば神武にたどり着く。これが最も大事な原理原則。
815 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 10:53:24 ID:hWNJM2ID
>>783 そうか。もう一度系図を読み直してみるよ。
>男系の始まりは、天照の第一の日嗣の御子、アメノオシホミミ命から始まったものだよ。
結局、天照は省くのか?そういう話しになるなら上にも誰かが書いていたが
男系は人皇の神武からと言ったほうがよほどすっきりするわけだが。
>アメノオシホミミ命は、厳密に言えば、スサノオの子供だよ。
ならば、神代も男系のみだな。
816 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 10:59:33 ID:RF23OMvv
仮に女系を認めたとしても、「直系継承」では、
皇后や皇太子妃にかかるプレッシャーはそれほど変わらないんだ。
むしろ、強くなる可能性もある。何せ子供が生まれなければ、直系は途絶え、
皇統断絶のように受け取られる恐れがあるからね。
伝統的系統継承の場合、何家族もある宮家の中に、
一人でも男の子が生まれれば言い訳なんで、
妃殿下にかかるプレッシャーは、もちろんあるが、
直系継承に比べると、楽になるな。
これに、代理母とか男女産み分けなど、
最新医学の力を借りることが出来るようにすれば、
幾分緩和されるんじゃないかな。
817 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 11:04:23 ID:hWNJM2ID
>>790 >それ、本当?本当だとして男系天皇が「日本の形」?
そうだよ。日本の始まりとは国家的祀事体制の始まりと同じだから表裏一体のもの。
神道が独立して国家的なものから新宗教に移行したのは吉田神道から。
他の宗教、例えばキリスト教や仏教なんかは一人の革命家が唱えたものが
国家に採用されているから神道とは流れが逆なんだな。
この際皇室に限って一夫多妻を認めたらどうだろう?
そうしたら男子が生まれる確率もグッと上がるし
雅子タンのプレッシャーも激減すると思うのだがどうだろう?
819 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 11:39:12 ID:RF23OMvv
>>815 >結局、天照は省くのか?そういう話しになるなら上にも誰かが書いていたが
男系は人皇の神武からと言ったほうがよほどすっきりするわけだが。<
そうだね。 だから、神武天皇からというのが、定説だね。これでもいいと思うよ。
なんせ、人皇の始祖だからね。
厳密に言うと、天照が豊葦原の中つ国(日本)に降臨したわけじゃなくて、
最初は、天照の第一の日嗣の御子、アメノオシホミミ命に、降臨し治めることを命じたんだね。
天照は高天原の神で、そこに留まり続けるんだ。
でもアメノオシホミミ命が出発の準備をしている時に、子供のニニギノ命が産まれ、
アメノオシホミミ命の判断で、この子に降臨させようということになった。
それを天照が認めて、自分の孫であるニニギノ命に、あの有名な「天壌無窮の神勅」を発するんだ。
「豊葦原の中つ国(日本)は、我が御子が代々、未来永劫治め続ける国である」っていうやつ。
だから、神道の世界では、神代における、天皇に直結する根源の神様は、天孫ニニギノ命ということになってる。
この神様が、高天原から初めて豊葦原の中つ国、すなわち日本に降臨した最初の神様なんだ。
そしてこの神様の男系子孫が、神武天皇になる。そこから人の代が始まるんだ。
それで、「豊葦原の中つ国(日本)は、我が御子(ニニギノ命につらなる天皇)が代々、
未来永劫治め続ける国である」という命令を、日本の国が守る限り、
つまり歴代の天皇を、国の中心とする限り、日本の国は八百万の神々のご加護を受けて、
滅びることは無い、という意味が神道的にこめられていると見るんだね。
だから、日本の国は、開闢以来、天皇をお上(かみ)にいただいてきたんだ。
820 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 13:00:25 ID:+TMH+Fwb
>>803>>816 そんな事言い出したらいっそ今の皇太子のクローンでも…ってことになるんじゃまいか?
男系継承か女系継承かの問題は以後確実に起こらない。
それで権威が保てるのかどうかは疑問だが。
821 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 13:04:19 ID:+TMH+Fwb
>>819 神道においての主神格であるアマテラスを省いちまっていいのだろうか?
アマテラスは次代継承への中継ぎだったと位置づけるしかなくなるが。
代理母やクローンまで使って男系キープなんていったら
やっぱりか・・・って世界の失笑を買いそうだな。
それはともかく、実際お上がいただかれてたって、
明治前は数百年にわたって形式的なものだったと思うが、
>>819的にはどうなん?
今の天皇制って所詮幕末の尊王思想の延長なんでしょ?
823 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 13:25:30 ID:90BhJ2C9
おいおい、神秘で高貴な存在である「天皇」を、
代理母やクローンという科学で汚さないでくれ。
そもそも「天皇」は人と神の両方の境界線上に生きる人
科学が入り込む余地はない。
824 :
823:2005/12/21(水) 13:27:42 ID:90BhJ2C9
私は必要なものは「皇室」であり、男系を維持するという
目的のためだけに科学を持ってくるくらいなら女系でも
構わない。
大切なのは日本の家庭の象徴「聖家族」としての「皇室」であると考える
825 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 13:30:48 ID:RF23OMvv
>>821 天照を省くんではないよ。神道では、とても大事にしてる。皇室神道では皇祖神の中心だからね。
ただ、天照は高天原の神であって、豊葦原の中つ国(日本)限定の神ではないからね。
太陽の御神格だから、世界中をあまねく照らすんだ。太陽が無いと、すべての生き物は生きられない。
最も大切な神様の一つだよ。これは本居宣長も言ってる。
と同時に、神道では、天皇を考える時は、その根本的な根拠となる天照の「天壌無窮のご神託」を、
重要視するんだ。その神勅を受けて、実際に日本に降臨し、君となったのは、ニニギノ命が最初だかね。
天照は、高天原の神で、豊葦原つまり世界レベルの神、
ニニギノ命は豊葦原の中つ国(日本)の降臨し、
天皇の直接の祖先となった神、という感じかな。
826 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 13:34:31 ID:RF23OMvv
>>823 >>824 ご忠告、全くその通りです。代理母云々は完全撤回いたします。
誠に申し訳ありませんでした。
私も貴殿と同じ持論です。少し砕けすぎました。反省。
827 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 14:12:56 ID:90BhJ2C9
>>826 そんなに恐縮されたらコッチも困るw
しかしながら、日本文化・歴史の象徴としての天皇と
日本の家族のあり方を示す皇室のあり方とを女系天皇と
絡めて議論できる有識者、いないもんかね?
あくまでフェミニズムの見地からではなくね。
828 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 14:16:58 ID:RF23OMvv
>>822 江戸時代最大の国学者、本居宣長は、江戸幕府は朝廷からの委任によって、
征夷大将軍として行政を行なうという形を守っている限り、
天壌無窮の神勅はしっかり守られているといっている。
また、先の室町時代とは、はるかによい待遇で朝廷をもてなしているともね。
事実、国を代表して外国に対する権限は、依然として朝廷にあったからね。
それで幕末の諸外国が驚いたんだ。「将軍が国の代表でないのか」とね。
また、民衆も天皇の存在はよく知ってて、お伊勢参りや、歌舞伎、浄瑠璃などを見て、
日本の歴史や天皇のことをよく知っていたんだね。その証拠に、人口3000万人くらいの時代に、
年間約600万人が、飢饉のとき「御千度参り」と称して、
光格天皇のおられる京都御所を、お参りしたぐらいだからね。
詳しくは以下のサイトを見てください。
http://www.jiyuu-shikan.org/teachers/hattori/0307.html こういった背景があったからこそ、幕末の尊王運動や、幕府の朝廷への大政奉還が起こったんだ。
決して、単なる形式的な無力な存在だったわけでは無いよ。
829 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 14:26:30 ID:RF23OMvv
>>825 誤字訂正。
誤: ニニギノ命は豊葦原の中つ国(日本)の降臨し、
正: ニニギノ命は豊葦原の中つ国(日本)に降臨し、
小林は女系容認なのか?
アサヒ芸能のインタビューでは
男系維持っていってたような気がしたんだけど、
また変わったのか?
831 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 17:23:54 ID:+TMH+Fwb
そういえば女系容認ってどこでいってたんだっけ?
日本の常識は世界の非常識。そういってた人は女系賛成?
「伝統」が大事なら、元号の扱いが明治以後変わったのはなぜ。
江戸時代まで元号はころころ変わっていた。いわゆる言霊信仰。
庶民は干支を使っていたので、不便ではなかった。今のように
元号を使って年月を表現するのが一般になったのは、明治以後。
ところで、皇居への遷都はいつ正式に決まったの。
遷都の儀式はいつ行われたの。
810ぐらいからのID:RF23OMvvさんのレスに感動
全くその通りだと思う
これだけみごとに解説したレスを2ちゃんで読めるとは・・・
皇室の問題が話題になっているので私も一言
私は愛子内親王殿下がお生まれになったとき、真っ先に思い浮かんだのが宇多天皇の例だった
一度、臣籍降下して皇族に復帰し、即位した例だ
しかし、どう考えても今の国民感情では無理だと思い、時限立法で今の女性皇族に婿をとり、皇族の数を増やすべきだと思った
最近、八木先生のお考えが話題になり、最初に思い浮かべたことはそれほど間違っていなかったと思った
その後、勉強を重ね、今は八木先生、中川先生と全く同じ考えに至りました
皇室を普通の感覚で考えてはいけないのです
836 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/21(水) 23:46:40 ID:+TMH+Fwb
普通の感覚、というか庶民の感覚というべきかもしれんが、国民の意向を完全に無視する事など不可能だと思う。
だって国民に嫌われたら終わりじゃない。
側室制度が消え去ったのも国民に愛想つかされないためっしょ?
837 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 00:18:08 ID:WwNBWUoa
>>825 読み直したら、誤字発見。謹んで修正いたします。
誤: 天照は、高天原の神で、豊葦原つまり世界レベルの神、
正: 天照は、高天原の神で、中つ国つまり世界レベルの神、
失礼いたしました。
>>833 >>834 拙文に過分のお褒めの言葉、誠に恐縮です。ありがとうございます。
貼り付けも、全く問題ありません。
だからよお、女性天皇じゃダメなのかい? 過去にもいただろ、推古天皇とかさ。
だいたい2000年前からの血がどうこうなんて言ってたら、それこそ俺にだって混じってるかもしれないぜ?
840 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 03:03:41 ID:pVfJIGca
旧皇族を復帰させるとして…誰をどうやって次期天皇に選ぶの?
ちょっと候補を挙げてみてよ。
「別に女性が天皇になってもいいけど、今は男性のほうが望ましい」
てのが小林の解釈じゃなかったっけ?その程度であんまり固執してないんじゃない?
この問題には。
>>839 それは男系女子の天皇だろ。過去の女帝全部がそうだが。
マスコミによる「女性・女系」意図的混同作戦の傷痕は深いな。
843 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:06:10 ID:j74V4+uL
事実として元は天照(=女性)だし、もともとそんなに男系にこだわってるわけでもないね。
明治まで続いた養老令では女系も皇統として扱われているらしいし。
男系が続いてきたのはすごいことだけど、すごいことが続けられないなら無くしてしまえと(事実上)主張するなんてのは乱暴過ぎ。
すごくなくても正しければいいわけだからね。
844 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:12:04 ID:136Z/JG5
旧宮家を復活させればいいわけか
845 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:29:52 ID:j74V4+uL
旧宮家も戦後60年の間で色々問題があるようだね。
宮家が復活しても庶系継承がないといずれ同じ事になるわけだし
846 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:35:07 ID:136Z/JG5
まあ、複数の宮家が有れば一人も子供が産まれないと言うことも無いだろう
847 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:50:14 ID:j74V4+uL
11宮家のうち、もう7家は跡取りが居ないんだって。
西部は華族制度復活を唱えているらしいけど。
848 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:54:01 ID:pVfJIGca
>>846 でもさー、人間のやることだから常に男子が生まれるとは限らないぜ。
現に皇太子にも秋篠宮親王にも男子はいない。
849 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 12:58:44 ID:136Z/JG5
>>847-848 他の宮家には男子が生まれているのだから、少子化の現在でも本来は何の問題もなかった。
戦後のGHQの政策が無ければ
850 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 13:07:53 ID:pVfJIGca
GHQのせいにするのは結構だがさ、
逆に右派がものすごく情けなかったことの証明でもあるが。
まあそれはともかく、他の宮家にも男子が不足してきたらどうするの?
851 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 14:24:27 ID:136Z/JG5
>>850 情けないも何も占領されてるんだから仕方ない。まあ旧宮家復活で解決するのだから、そうすべき
852 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/22(木) 17:10:39 ID:/jyhz09I
>>819 昨日から今日にかけて調べて見た。
確かに北畠親房にしても、時代は下って山崎闇斎にしても
ニニギが降臨した時が日本の「あり方」が決まった時だと解釈していたみたいだ。
君の話しに納得したよ。でも一般人にこれは理解しがたいだろうな。
やはり人皇の始め、皇紀元年から男系が続いていると言ったほうが
一般的には理解しやすいように思うよ。
>>852 貴方に同感です。一般的には「人皇の始め、皇紀元年から男系が続いている」がいいです。
伝統的神道では、神代まで遡って、日本の国(皇国)を考える場合、
起点になるのは、天照大神の「ご存在」ではなく、
天照大神の「ご意思」、すなわち、ニニギノ命に与えた「天壌無窮の神勅」なのです。
この神勅に表れた天照大神の意思を、そのまま受けて日本に降臨し、
それを現実世界に実現すると共に、形(あり方)を定めたのが、天孫ニニギノ命なんですね。
ここに、神代における、皇国日本の成り立ちの根源を定めるのです。
> 確かに北畠親房にしても、時代は下って山崎闇斎にしても
ニニギが降臨した時が日本の「あり方」が決まった時だと解釈していたみたいだ。
よく見つけられましたね。驚きました。一般的には、ご指摘の通り、理解しがたいでしょう。
ただ、「天照大神が女性なんだから、神道的にも、女系でかまわない」という、
女性と女系を混同した乱暴な論を、あちらこちらで見ましたので、
一般には理解し難いと知りつつも、敢えて書いた次第です。
>>853 わかり易く、一部文章追加。
伝統的神道では、神代まで遡って、日本の国(皇国)を考える場合、
起点になるのは、天照大神の「ご存在」ではなく、
天照大神の「ご意思」、すなわち、ニニギノ命に与えた「天壌無窮の神勅」なのです。
何故なら、天照大神の「ご存在」があっても、この「ご意思」すなわち「天壌無窮の神勅」がなければ、
皇国としての日本の国は存在しないからです。
この神勅に表れた天照大神の意思を、そのまま受けて日本に降臨し、
それを現実世界に実現すると共に、形(あり方)を定めたのが、天孫ニニギノ命なんですね。
ここに、神代における、皇国日本の成り立ちの根源を定めるのです。
>>796に、
>神道は、神話に現れている、神々の定めた基本的な形を大切にして、
それをそのまま継承しようとしているから、「男系継承」という「神代の古事(事跡)」をとても大事にするんだ。
なんせ、「今は神代、神代は今」っていう考えだからね。これを「中今(なかいま)」の思想という。<
と書いた裏付けを補足しておくと、国学の大成者本居宣長が、
古事記および書紀等を35年間、その奥底まで研究し尽して述べた、以下の言葉に基づきます。
「(天皇は)天つ神の御心をそのまま御自身の御心として、
何事でも、ご自身の心でかしこぶった判断をなさらず、ただ『神代の古い事跡』のままに行ない、
お治めになって、疑念のある時は、御占いをなさって、天の神の御心をお伺いになって行なわれる。」
「日本書記の孝徳天皇の巻に、『神ながらということは、神の道にしたがって事を行なわれて、
そこに自然に神の道があるのを言うのである』と見えているのをよく思うベきである。
神の道にしたがうというのは、天下を治める事業を、ただ神代からあったままに行なわれ、
すこしも自己のかしこぶった判断をお加えにならないことをいうのである。」(以上、直毘霊より引用)
今上天皇が、常々「何事も常に歴代天皇陛下の御心を大御心として」と言われているのは、
実は言葉の底に「歴代天皇陛下の御心」=「天照大神から始祖神武天皇に至る神々の御心(天つ神の御心)」
という構図が沈められているのですね。だから、「皇祖皇宗の御心を体して」とも、よく言い換えられているのです。
それでは、この「天つ神の御心」は、何を以って知ることが出来るでしょうか。
それは、神々の「御所為(みしわざ)」を知ることによって、明らかになります。
「何を思っていたか」は「何を為したか」を知ることによって、はっきりと知ることができるのです。
そして、神々の「御所為(みしわざ)」は、古事記、日本書紀、古語拾遺をはじめとした神典類に、
生々しく記されています。
つまり、これを知れば、女系容認をはじめとした、今回の皇位継承問題に対し、
今上天皇がどのように考えられているかが、はっきり分かる可能性がありますね。
日本人=神道信者じゃないんだからよ、
そこまで神道神道と言われると
天皇なんかいなくていい気がしてきた。
>>856 そんな小難しく考えなくても、神道なんて土着的なものなんだから、知らぬ間に信仰してるんだよ
859 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 10:07:15 ID:ZT3h8uBN
どの宗教もはじめの形をおろそかにしていいってことはないな
むしろ神道より激しい
まあ古事記にしろ日本書紀にしろ男段系男子でなくてはならないという感じじゃないし
養老令のこともあるし
絶対派の主張はそれほど根拠はないんだろう
なんなら早く鳥居も壊すべきなのか?
860 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 10:23:28 ID:oQUaS4j8
>>856 宗教としての神道と国家体制としての神道は区別しないとダメですよ。
861 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 10:28:17 ID:oQUaS4j8
ところで、【戦闘的平和論】は発売されてるの?
862 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 18:14:28 ID:AdpjNByT
挑戦的平和論でしょ。もう出てるよ。
養老令は女系容認の根拠にならないみたいよ。男系女子の女帝の根拠にはなるらしい。
養老令はいわないほうがいいみたい。あの有識者会議でさえ女系容認の根拠としては断念したらしい。
有識者会議の議事録よりコピペ
皇統は「双系主義』か?
「凡皇兄弟皇子、皆為親王。女帝子亦同」(『養老令』「継嗣令」皇兄弟子条)。
ここで言う「女帝の子」は具体的には皇極天皇の前夫〔欽明天皇の曾孫で用明天皇の孫に当たり、
聖徳太子の甥に当たる高向王タカムコノキミ〕との間の皇子〔湊皇子アヤノミコ〕のこと。
後に母宮が舒明天皇の皇后になり、舒明天皇崩御後、皇極天皇として即位したので、
湊皇子は「女帝の子」ではあるが、もともと「男系の男子」。
したがってこの規定は「双系主義」の根拠になるものではない。
この点、江戸時代以来、河村秀根、小中村酒庫、池辺義象らが繰り返し指摘。」(八木秀二)
「養老令継嗣令は女系継承まで容認した、又は予想したものとは考え難い。
つまり、「女帝の子」と言っても、決して女帝になられてからのお子さんということではなくて、
それ以前にお生まれになった方、具体的には皇極天皇が初め内親王として高向王(用明天皇の孫)と
結婚されまして、その間に漢皇子という諸王が生まれています。
そのような方も母の内親王が即位されることによって親王の扱いを受けるという意味に解しておられます。
確かに、私も大宝前後の実情と照らし合わせてみれば、女帝が即位後に結婚もしくは再婚して御子をもうけられ、
その御子が続いて即位するという、いわゆる女系継承まで容認した、
もしくは予想したものとは考え難いと思っております。
ただ、仮にそうだとしましても、この「継嗣令」の規定では、
内親王が結婚できるのは4世以上の諸王、つまり皇族でありますから、
それでも男系継承は維持されるということになろうかと思います。 」(京都産業大学教授 所功)
864 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 22:47:23 ID:bZfpRw87
現実問題として、女系天皇は誕生するだろう
その時、「もはや天皇の正統性は破綻した」として天皇制破壊に乗り出す左翼が出てくるはずだ。
彼らに思想的根拠を与え、バックアップする存在。それが今の男系派になるだろう。
男系派はおそらくポチ保守が大半であるだろう。
彼らの目論見は、また裏目に出るのだろうか・・・・・・・w
865 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 23:07:06 ID:WvAc0BtD
結局小林の意見が一番正しくてバランスとれてる。
866 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 23:29:03 ID:O4Z2kjSp
挑戦的平和論って何ですか?
867 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/24(土) 23:36:21 ID:WvAc0BtD
本の題名っす
869 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 01:02:35 ID:cNyj8gF2
870 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 01:29:51 ID:IOTlm3aF
挑戦的平和論って面白いの?
皇后とか絶対浮気してるよ血とか途切れてるよもう
女系反対派は理念より、もっと実質的な女系のデメリット、
男系のメリットを訴えないとだめくさい。
理念の話だけだと、結局「日本神道教」を信じるか信じないかで決まってしまう。
漏れの場合、天皇家の万系一系統なんて、
「救世主キリストの存在」と同じ程度にしか
信じていないので、マジでどっちでもいい。
もし神道を信じないなら日本人じゃないとか言うなら・・・
もはやカルトだね。そこまで行くと。
女系では無く別系統。
>>864 書類を崇拝するのかな?政権崇拝ですかな?
私は天皇を守ります。天皇とは役人に規定された書類ではない。
193:エージェント・774 :2005/11/10(木) 11:51:14 ID:68UqNa3U [sage]
「天皇制存続のために」と女系移行を唱える論者が
維持したいと思う皇室って一体何なんだろう。
政府and/orマスコミの人集めの道具?
天皇『制』は廃止出来るが、天皇や皇統は存続し廃止出来ない。
同じく『制度』なら堀江天皇も可能ですし、皇統では無い
女系でも第三者でも法律や憲法を改正すれば天皇に成れるし、法律上の皇籍(皇統譜)にも入れる。
しかし、万世一系の皇統は制度外に存続するのです。
制度なら憲法改正すれば、誰でも私でも象徴なり天皇に成れます。(そんなのは、天皇では無いがね)
歴代天皇には即位の怪しい(非即位説)天皇も居るし、逆に「天皇だろ!」と解釈されてる皇統も存在する。
万世一系とは王朝なり制度では無く天皇の血統の事なのだから。王朝として制度としてのは寧ろ否定説が有力。
明記以前は家憲的な物は有るが、現在のように制度として天皇を規定はして無い。
律令も朝廷システムに入るかだから現在たは違い、やはり家憲的な定義で、それの下に入るかの問題。
江戸時代の諸法度は天皇の権限を縛る物で天皇を規定してる訳では無く、
『其処に天皇が存在してる』からと言う物です。 それでも皇統と言うのですから。
例えばダライラマは、中国が別の法王を即位しても、
チベット人やチベット仏教徒の大半は、制度外のダライラマを法王と考えてる。
バチカンやローマ法王が廃止に成ってもペトロの弟子の系譜(ローマ法王)は存続する。
ハプスプルグロートリンゲン家は現在も存続してる。
まして、祭祀や神話の継承系譜の皇統は尚更存続する。
制度は所詮制度でしか無いのです。制度は改正も廃止も復活も再改正も自由です。
時の政権による体制や書類名義を支持してる訳でも無いし、
私は女系に成ったのなら制度外の皇統の名義への復活の運動をします。
江戸時代は君営システム(民営?)の下に幕府が入った。
制度外の天朝、天主の下に名義天皇を置いた事にしても良い。(名目的に)
206:名無しさん@6周年 :2005/11/11(金) 10:53:16 ID:w+6JNwVV0 [sage]
こうなったら徳川慶喜の理論に学ぶ。
「徳川宗家は継ぐが、将軍職はつがない」
まあ、実際は将軍職を継いで徳川宗家はのちに別のものが継ぐという皮肉な結果になったわけだが、この理論は使える。
万世一系の皇統を守るために宗家はあくまで男系が継ぐべし。
「天皇職」は宮内庁や内閣が好きに決めろ。
876 :
コピペ:2005/12/25(日) 07:31:20 ID:IpwKCrkn
129:名無しさん@6周年 :2005/11/29(火) 09:58:02 ID:KYnfmptnO [sage]
>>107 反対では無く、未来にでも正統の名義への復活を主張して
運動、教道(明治に廃止、禁止に成った神道の教道職の復活)みたいな事をすれば良い。
制度は所詮制度で有って廃止も改正も再改正も自由ですからね。
制度としては残っていても正統の復活にはやりやすいかもね。
女系の名義天皇が正統に頭を下げ「天皇陛下」と言ったりとか、
現在も行われてる勅使の形態を、正統にお伺いをたてるとかの名目にしても法的には問題が無いしね。
現在も勅使が神に頭を下げ、宇佐では神主が「天皇」と呼び捨てにして勅使に命じる儀式も在るみたいですしね。
(但し天皇は仏教とも関わりが現在でも深く繋がりが有るので
神道のでは無く、神道や様々な団体を下に置く朝廷式のが良い)
また、名義天皇が正統を「天皇陛下」と呼んだり、
現在、行われてる勅使を正統にお伺いをたてる形式に替えたりしたら旨く良くよ。
菊栄会や宮中祭祀など関わりも深いから意思疎通出来るしね。
愛子様が嫌とか正統に頭を下げたりして。
今も宇佐では神主が勅使に「天皇」と呼び捨てにして馬を降りさせる儀式が有るしね。
また明治に禁止、廃止された教義や口伝を復活しても良いしね。
(聖書や仏典みたいに口伝の編纂をするべき)
勿論、正統天皇は宗教では無く、君営(民)朝廷の形ね。
あと、神社の長では無く、神社や一部仏教や団体、宗教、人を傘下に治める。
徐々に増やす。布教や活動してね。
国際運動もする。
50年くらいで独立亡命朝廷を世界各地に創れるくらいにしたいね。
正統な朝廷として。
少しずつでも徐々に正統を伝えて未来の復活を目指そう。
数十年後にはアメリカ、中国、インド、欧州の大国には正統による朝廷の支部を創って協力を働きかけたいね。
最後に、私が個別に正統な神武皇統を担ぐ事は無い。
正統の長は菊栄親睦会や神社や露会や各種団体なり、
書類名義以外も含めた皇統に属してる人が決めた事を優先しますので。
877 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 09:00:43 ID:Ll37axHN
>>810 長根さんですか。応援しています、がんばってください。
【直系優先の相続でない点が大きな特徴 ― 日本の皇位継承、万世一系、男系継承】
すなわち、現役の国王といえども自分の子供に王位を継承することが出来ない場合があ
るというのが、直系相続主義ではない日本の皇位継承の大きな特徴となります。
欧州の国王がこうした日本の継承原則を知るならば、驚きというよりも大きな脅威、リ
スクを感じるのではないでしょうか。
なぜ日本はこの様な直系優先でない継承の在り方をとってきたのか、これを考えること
で天皇の在り方、そして今後も守るべき皇位継承の大原則が見えてくるものと思います。
日本においても、歴代天皇も、自分の世代、自分の家族をかわいく思い、子供が男でも
女でも、女しか居ない場合であってもその子に即位をさせたい、あるいは養子をもらっ
てでも他家に移すのではなく自分達の近いところで相続をさせていきたいという人情、
親心を持っていたものと思います。
しかし、歴代天皇は私情を抑えて、直系優先ではなく先代に遡って他家の男系男子に皇
位を継承させてきました。
現役天皇といえども直子に相続をしない、させられない。この様な形で直系相続を否定
してまでも大切にした原理、価値観とはどういうものであったのか。
それは、皇位自体が先代、先々代からの預かりものであって、天皇といえども自分の世
代で自由に私出来るものではない。伝統、ルール、一定の条件に基づき、その範囲内で
継承すること、役割を遂行することを許されたものであり、何をやっても良いというも
のではない。こうした考え方であったものと思います。
あえて直系相続ではなく男系男子という制限を設けることで、何世代か毎に直男子、直
男孫の不在により先代、先々代に遡って傍系に皇位が移るという仕組みをつくり、その
際に君民ともに先祖から受け継ぎ未来へ繋ぐという皇位の意味、役割と、それを積み重
ねてきた万世一系の重みを再認識し、天皇への想い、国を大切にする想いを一層強めて
きたものと思います。
【和の国、和の心 ― 天皇陛下と日本 長根英樹】
http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/messages/27_title_msg.html
878 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 09:03:02 ID:Ll37axHN
王位皇位の世襲方法2分類:「直系継承」「系統継承」
◆1「直系継承」
・1−A「直系継承(男子優先)」
・1−B「直系継承(女子優先)」
・1−C「直系継承(長子優先)」
◆2「系統継承」
・2−A「系統継承(男系)」
・2−B「系統継承(女系)」
日本の皇位継承は2−Aの「系統継承(男系)」となります。
「万世一系」は、一つの系統による継承を“万世”という形で連続性の面
において強調した言葉であり、「系統継承」の修飾表現(=同義語)とな
ります。
歴代、女王とその娘という母系(女系)の系統で継承してきた王位継承に
関して、“女系による「万世一系」”と表現することも有り得る訳です。
今回、政府、有識者会議が進めている「女性・女系天皇容認、長子優先」
という案は、「女系」という言葉遣いが紛らわしいですが、2−B「系統
継承(女系)」という意味ではなく、非常に単純に欧州王室一般の世襲方
法と同様の「直系継承」に変えようというものであり、その中で1−C
「直系継承(長子優先)」にしようというものです。
「男系」か「女系」かの対比ではなく、「系統継承(男系)」か「直系継
承」かの対比こそが問題の本質的な捉え方になります。
長根英樹氏掲示板「皇位継承と和の心」
http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/mess/nippon/
879 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 09:06:33 ID:Ll37axHN
王位皇位の世襲方法2分類:「直系継承」「系統継承」
「系統継承」は、王室皇室自身の姿勢においても、国民の側においても、
世代感覚という面で非常に“自己抑制的な世襲方法”となりますので、長
年に渡って継続することが難しく、しばしば途中から「直系継承」に移行
することが起こります。
今回の様な議論は、「系統継承」においては“ありきたりの”“良くある
パターンの”“想定内の”議論であり、“系統継承の難しさ、直系の誘惑”
という意味で教科書に載る様な典型的な議論になります。
過去において日本は、直系男子不在の都度こうした議論を乗り越えて「系
統継承」を守り、実に125代にも渡って続けてきた歴史があり、他国の
王室との違い、独自性という面で非常に際立った特徴となります。
王位皇位の世襲に詳しい人ほど、絶対性をもつ王皇の凛とした強い自己抑
制によって成り立つ「系統継承」の重み、価値を理解し、それ故に日本、
皇室に深い敬意を示している状況があります。
仁によって治める「仁治」、徳によって治める「徳治」、君民が一体と
なって治める「君民共治」など、日本の国の体制、社会秩序のあり方、
和の心、和の価値観のあり方は、天皇のあり方、皇位継承のあり方と相
まって育まれてきたものであり、「系統継承」こそがその鍵になります。
始祖を重んじ、先祖伝来の蓄積を重んずる継承方法。
世代を預かる意識、仁、無私の心によって支えられてきた継承方法。
「系統継承」と日本、和の心に関して、詳しくは、以下の論文をご参照
いただきたく。
■「和の国、和の心 ― 天皇陛下と日本」
長根英樹氏掲示板「皇位継承と和の心」
http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/mess/nippon/
880 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 09:09:02 ID:Ll37axHN
結局、この議論はここに行き着くようだね
皇位(=日本、和の心)の私物化は許されない
→ 皇位は先代、先々代(の君民含めた祖先)から預かって未来の子孫へと繋ぐもの
→ 直系優先ではなく時に傍系に移ることで皇位の源泉を確認し、先祖(神武天皇)
からの積み重ねの重さを再認識する仕組みが万世一系
要するに女系ってのは、
我が家かわいさ、我が子かわいさで、皇位を自分たち=現世代の既得権のように
捉えて、自分のところ(直系)で相続をさせること。
一方、万世一系、男系継承は、わが家かわいさよりも先代から預かった伝統、 歴史、
蓄積の重み=皇位の源泉を重視して、これを守る義務感からいさぎよく他家(先代、
先々代…に遡った男系男子)に相続させる継承方法。
過去にも時代に応じて皇位継承のルールに変化があったが、何を変えて、何を変え
なかったのかを区別することが大事。
直系優先でなく、皇位を先代から預かったものとして男系継承、万世一系の原則
だけは、どんなことがあっても守ってきた。
吉川座長は傍系に移ることが不安定などと言っているが、逆だ。
今までの万世一系(男系)の継承方法は、何世代毎かに傍系に移ることを前提と
している。
いつも天皇に男子、男孫が授かるわけではなく、こうした際に傍系の他家に移す
ことで、皇位が直系相続できる私的なものではない、皇位の由来は現天皇家に
ではなく、先代、先々代…と神武天皇に遡る歴史的な繋がりにあるということを
君民共に確認できるような配慮が盛り込まれている継承方法なんだ。
おすすめサイト
【和の国、和の心 ― 天皇陛下と日本 長根英樹】
http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/messages/27_title_msg.html
>>872 神道というのは、キリスト教・イスラム教・仏教などの近代宗教のような、
明確な教義・教祖・経典・戒律などを持った存在ではない。
また、神社などの物理的建造物や行事でもない。
あえていえば、「日本教」ともいえる、人々の感性に気づかない間に息づく存在、それが神道だ。
大野晋が「(日本語の)基礎語は、日本人の物の判断の仕方を根本的に規制している」
といっている通り、日本語そのものの構造や、それによる物の認識方法、思考方法そのものが、
(言葉を用いて思考する以上)神道と切っても切れない関係にある。
特に日本人の感性は、神道がその大きな土台を形成している。
初詣に行く人ばかりでなく、日本語を使って生活し、俗に言う「日本人的な考え方や感性」を有する人間は、
みな神道すなわち「日本教」と言ってもいい位なのだ。
わかりやすく言えば、神道とは、日本人のOS(オペレーティングシステム)であり、
仏教、キリスト教などの各宗教は、神道というOSの上で動作する各種アプリケーションソフトといってよい。
日本人の中に位置する次元、階層が外来宗教と根本的に異なるのだ。
あらゆる外来のものを日本的に変化させ、さらに高次元に弥栄させていく「むすび」の力というものが、
日本の国の中には、古来より息づいている。それは神道より生まれ維持されている。
だからこそ、仏教をあそこまで換骨奪胎し、オリジナルのインドとは全く異なった日本的なもの、
すなわち「無常」を厭うだけでなく、逆にそこにこそ「わび・さび」の美しさを見出していくというように、
さらに高次元的に作り変えることが出来たのだ。
神道が歴史的に他宗教と共存し、それを包摂し、最終的に日本的なものに作り変えてしまうのも、
すべてこのような構造に起因している。
以上は、雑談2で小林も指摘している。ここではさらに進んで、神道を国教にすることまで、彼は言っている。
>>881 日本人の、初詣は神社、結婚式は教会、葬式はお寺に行くなどという、
「多神教的」ともいえる感覚こそが、八百万(やおよろず=無数)の神を容認する神道そのものなのだ。
外来宗教では、そのようなことは断じて起こらない。
>>881 さらに、道具やロボット、機械などの無生物にも人格(命)を認めて愛着したり、
風呂好きで、毎日風呂に入って身体を清めたり、
頻繁に手を洗うのも、穢れを嫌う神道的感性。
日本人の神道的感性は枚挙に暇が無い程だ。
884 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 13:45:48 ID:gcDTh7dj
いいからおまえたち、
おかげ横丁に行きたまえよ!
885 :
872:2005/12/25(日) 15:42:18 ID:hYqpSZxB
>>881 それカルトそのまんまじゃん。
気づいてなかったかもしれないけど、日本国籍持ってて日本語喋ってる人は
みな神道信者なんですよ、だから天皇は万世一系統で男系なんですよ。
なんて、サブマリン特許みたいなこと言われても納得できるはずが無し。
多神教的な考えが日本人の国民性と言うならともかく
そうやってみんなが何となく信じてる多神教の世界の一部(=神道)を
無理やりトップの価値観であるかのように、「神道そのもの」だなんて言うのは勘弁してください。
信じる信じないは別として、漏れはあくまで中立的な立場で
男系女系論を眺めていたんだけど、
このスレの様子から男系派はどうやら大した根拠無さそうだってことが分かった気がしました。
ついでに言うと男系派が言う、女系を認めるとサヨクが将来天皇の正当性を云々、
という話もぶっちゃけキモイ。そんなサヨクってまだ生き残ってましたっけ?
>>885 > そうやってみんなが何となく信じてる多神教の世界の一部(=神道)を
無理やりトップの価値観であるかのように、「神道そのもの」だなんて言うのは勘弁してください。
どこに、神道が「 無理やりトップの価値観であるかのように」書いているのか。
貴方の単なる主観的な読みだろう。それで反論されても、何の説得力も無い。
この「神道」という言葉は、私だけでなく、小林秀雄、小林よしのり、
その他数多くの人々が、「日本人の精神の最基底に存在する何か」という、同じ文脈で使っている。
少し日本思想を論じた本などを読めば、頻出するものだ。
それに嫌悪感を感じるのは、私の書き方も説明不足かつ断定的過ぎて悪いのだろうが、
基本的に貴方の主観だろう。しかし、それは自由だ。
そもそも仏教が伝来してくる前は、神道と言う名前さえなかった。
小林秀雄がいみじくも示唆しているように、神道とは、「宗教そのものがいで来るところ」(趣意)、
つまり「前宗教心」「宗教の形(観念)になる前の心」と言い換えてもいい。
そもそも「価値観」などと言うものが、成り立たない、言い換えれば、日本人にとって相対化の難しい性質のものだ。
感性や考え方、習慣の中に、深く浸透している。なかなか気がつかない。
ただ、そのような国民に深く浸透しているものを、歴史・伝統を考慮して「神道」といっているに過ぎない。
これは宗教として実体化したものではない。
だから、優劣などの価値観の範囲外のものだ。
何より、私自身は仏教の敬虔な信者だ。そのような、優劣の価値観では、決して論じていない。
一宗教として、神道を見るならば、教義の緻密性、論理性、哲学的深さ、経典の広範さ、教義体系の完成度、
実践体系の完備、どれをとっても、仏教に軍配が上がるだろう。
神道は仏教と比較すると、宗教といえるのかさえあやしい、はるかに未完成なレベルだろう。
むしろ、一般習俗に近いかもしれない。これは、私の贔屓目かもしれないが、明らかだと思う。
しかし、対日本人にとっての親和性という意味では、仏教も長い歴史を有するが、神道には残念ながらかなわない。
そもそも原始仏教には、本来「盆」や、先祖供養は存在しない。
盂蘭盆会等は日本の場合、すべて神道によって作られた行事である。
追善供養等、我々が仏教の伝統であると思っているものは、実はその多くが神道にその根を発する。
ところで、小林よしのりは、神道の国教化まで視野に入れているが、
私自身は、小林と異なり、神道は「宗教」という次元に収まらないものと考えているので、
「国教」というものが「宗教」という意味であれば、「神道の国教化」は、神道の実体にそぐわないと感じている。
というより、一宗教として実体化したとき、その時は神道ではなくなっているような気がする。
自分にとって神道というものは、「朝、お日様を見て、つい手を合わせてしまった」時とか、
「初日の出を見たとき、何とも神々しく感じた」時のかすかな感覚の中に、
確かに生きづいている何ものかだ。
だから、古来より日本人に根付いている神道的なものは、何かの観念的な「価値観」というより、
むしろ日本という「国柄」ではないかとも思っている。
>>887 仏教とひとくくりで語るのはいかがなものか。
根本仏教を指すならわからぬではないが、根本仏教は日本では
微々たる存在でしかない。
jほかの日本の仏教諸宗派はその体系をひとかたまりで語ることなどできない。
889 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 18:22:19 ID:ZCXwQtSG
>>888 ご指摘、御尤も。
私も仏教の専門家の端くれなので、貴殿のご指摘、とてもよくわかります。
ここは、一宗教としての神道に対する仏教全般という文脈で書いたので、
誤解を招いたようです。
仏教は、それぞれ諸宗が一宗教といってよい、個別の完備した教義・実践体系を有しているので、
「仏教」という一つカテゴリーでは括れない。
特に日本の場合、顕教と密教では大きく異なる。その他、他力と自力、数多の分類が可能。
この点は、ご指摘の通り。
890 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 22:24:05 ID:FLBLua2J
コヴァも一体何考えているのだろうね。
そもそも女性で神事ができるわけない。
1ヶ月に1回は血まみれになるのだから。
そんな血まみれの状態で、神事がなされたとしたらどう思う。
漏れは、気持ち悪くってしょうがない。
女性が神事に関わるとその神事は、
民俗学で言うところの“穢れ”たものとなりエネルギーを失う。
神聖でありがたい雰囲気がなくなり、単なるイベントに堕してしまう。
そもそも、天皇制は『家族』の『家』よりも『族』が主体なのだから
女系はありえないよ。
891 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 22:29:23 ID:FLBLua2J
友達が言っていたこと。
もし、ボビー・オロゴンが愛子様と結婚したとしたら、
その子供のチリチリ頭の子供(長子)を天皇として戴かなくてはならなくなる。
で、なんと日本は。。。。。
『日本はオロゴン朝になるんだよ ! ! ! ・゚・(ノД`)ノ・゚・。ウワァン』
892 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 22:38:05 ID:zG7X2U+X
>>890,891
どっちも何が問題なのかわからない
明治時代の人ですか?
893 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 22:46:13 ID:FLBLua2J
894 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 22:52:34 ID:RJ/PIdw8
いつの間にか女性天皇まで否定してる人がいますが
895 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:00:43 ID:FLBLua2J
>>894 女禍という言葉知ってますか?社会という幻想は男性が担うもの。
現実を生きる女性が幻想の社会に入ってきた瞬間、社会は崩壊する。
まぁ、女性平等なんて人類に取って誰も幸せになることが出来ない考え方なんだけどね。
896 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:09:18 ID:RJ/PIdw8
どんどんズレてフェミニズム問題ですか。
897 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:10:30 ID:zG7X2U+X
正真正銘の日本人ですが何か。
朝鮮植民地ではもっと絞れるだけ絞った方が良かったと思ってますが何か。
何か男系固辞派ってネットウヨの中でも少数派なんだな。
必死振りが哀れ。
898 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:19:30 ID:I8KJrJcM
>>863 養老令は明治まで続いたわけで、具体例をしぼって語られても、正しい反論とはいえないね。
その例も「男系優先の双系主義」だとすれば、女系でもいいけど男系をもってこれるならできるだけ持ってこよう、というだけの話であって
規則として明記されている女系容認を否定するものではない。
古事記にも日本書紀にもなく、同時期に成立した養老令に女系容認の記述がある以上
女系も皇統として認められると考えるのが普通。もちろん男系優先ではあるけど
しかし男系派はコピペが多いですな。
899 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:21:11 ID:RJ/PIdw8
>>897 ポチ保守、ネット保守、嫌韓厨、男系絶対派はかなりの部分重なるはず
900 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:22:44 ID:I8KJrJcM
訂正:
古事記にも日本書紀にもなく
↓
古事記にも日本書紀にも男系主義がなく
901 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:33:52 ID:FLBLua2J
902 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/25(日) 23:58:13 ID:RJ/PIdw8
フェミの話なんてみんなとっくに終わってるんだが?
とにかく、女性天皇にも反対なのね。わかったから他でやってね
903 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/26(月) 08:54:44 ID:OjF/G/yL
知らなくてすまんのだけど、昭和天皇や平成天皇に男兄弟はおらんの?
なんかすげー基本的な質問してる希ガス・・・
904 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/26(月) 11:15:31 ID:aJtgY3WR
小林って女系容認派なの?
905 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/26(月) 17:07:25 ID:fJEJaBzh
反米はアジアの冷戦が終わってからにしようぜ
>>903 昭和天皇には、高松宮、秩父宮、三笠宮がいる。
三笠宮だけ生きてる。
高松、秩父は子ナシ。三笠には男子は3人。
しかし、3人男子の一人・高円は死に、その子は皆女。
桂宮は独身。ヒゲ殿下は女の子2人をもつのみ。
今上天皇には、常陸宮がいる。もちろん生きてる。
しかし、子ナシ。
907 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/26(月) 19:58:35 ID:l6ltc2eE
>>898 > 養老令は明治まで続いたわけで、具体例をしぼって語られても、正しい反論とはいえないね。
君は、専門の学者を向こうにまわして、その論を否定するくらいだから、この程度の根拠以外に、
もっと、史料に裏付けられた緻密な反証を持っているんだろ。それを見せてくれないか。
なんなら、学会に発表したら?女系容認の根拠発見!と有識者会議も認めてくれるかもよ。
ただし、高森のわしズムの論文の孫引きじゃなくね。
是非、養老令がまだ効力を持ってた江戸時代における著名な国学者、
河村秀根(1723〜1792)の論を、正確な反証を挙げて否定してくれ。
それに、所教授のいってる意味、取り違えて無いか?
この法令は、「具体例をしぼって語られ」たものと言ってるんじゃなくて、
漢皇子に起こった事例をもとに、この「継嗣令」の本文「およそ皇兄弟と皇子、皆、親王と為す」の一注釈として、
本文とは別に「女帝の子も亦同じ」と書かれたに過ぎない、といっているんだ。
だから、漢皇子の具体例を規定してるんじゃなくて、
後世それと同様のケースが起こった時の規定として、この注釈が書かれたのだ、といってるの。
所教授が「そのような方も母の内親王が即位されることによって親王の扱いを受ける、
という意味に解しておられます。」と言われている通り。
さらに「ただ、仮にそうだとしましても、この「継嗣令」の規定では、内親王が結婚できるのは4世以上の諸王、
つまり皇族でありますから、それでも男系継承は維持されるということになろうかと思います。」と書かれている。
これらから、明らかなのは、養老令の「継嗣令」は、男系女子である女帝即位の根拠にはなっても、
女系容認の根拠にならない。逆に、養老令に従う限り、男系継承は守られるので、
この養老令こそ、男系継承原理の正当性を、結果的に認めた文献史料になるとも考えられる。
それ故、あの有識者会議でさえ、養老令の「継嗣令」を女系容認の根拠として使っていない。
同会議は、「女系容認」の根拠を、歴史的事実においても、文献史料においても、何一つ見つけ出すことが出来ず、
最後には「我々は歴史観や国家観で制度をつくったわけではない」と言い訳をしている始末。
以上
908 :
南雲和夫:2005/12/26(月) 20:22:00 ID:oGbQA7yW
さて。日高見国の同士の皆さん。
「2ちゃんねる」ブロガー同盟もそろそろ立ち上がりますが、同時に三流漫画家・小林よしのりの
主張に反対するネチズン同盟も一緒に立ち上げることにしました(爆笑)。
2ちゃんねるをお読みの方はわかると思いますが、徹底した民族差別・弱者蔑視の体質は、
小林よしのりの『ゴーマニズム宣言』とほぼ同一といってよいでしょう。
とすれば。
この国(日本ではなく、日高見国)の正当な後継者としては、いわゆる在日朝鮮人差別、沖縄人差別等
などを垂れ流す自称『思想家』による珍論・妄論を、徹底して論破する必要があると考えるからです。
とりあえず。
『朝まで生テレビ』での小林の妄論を叩くことからはじめます。
連絡先は、「2ちゃんねるを告発する会」(準)まで。
http://blog.goo.ne.jp/dabamyroad/e/08b8a7c0529ef694d51df1b5a11d7afd
>>908 「朝生 わしはもう出ない」っていってなかったっけ?
>>909 小林は考えがコロコロ変わるからな
そのうち田原もいい人だとか言い出すかも
宮台や香山みたいなクズと和解した男だからな
911 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 00:08:45 ID:mx4v11+J
>>907 随分ブチ切れてますね。
あなたも自分で意見をいいはじめたからには、学者が学者がと言ってスネ夫ごっこしてないで、少しは自分の言葉で人を説得してみたらどう?
まあ、男女産み分けなんて辺りはキミの言葉なんだろうけど。
俺が言っているのは、
養老令にはあくまで、皇統に関して「女帝の子も同じとする」と書かれているのだし
それがその後も訂正も削除もされずに長い間存在し続けたのだから、漢皇子やなんやらの話から離れた一般的な法令としての意味を長く認められてきたということ。
別にどっかのメモ書きでもなんでもない、国家の最高法規である以上、そう解釈する他ない。
4世以上の諸王云々というのは、女系に皇統を認めるか認めないかという問題で書かれたものではない。
女系は「女帝の子も同じとする」と書かれている時点で認められたわけだから、女系の可否の話は既に終わっている。
この規定は結果的に男系を維持させてきたかもしれないが、そこに因果関係を見出すのはおかしい。
そうでなければ、既に女系容認の規定があるのだから、二つの法令が矛盾することになってしまうだろう。
912 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 00:16:18 ID:mx4v11+J
さて最後に、僕もキミに習ってその所教授の発言をコピペさせてもらおうか
キミはまさか読んでいないということはないだろうから、主に皆さんの参考のためですが↓↓↓
ここで、そもそも天皇とは何なのかということを考えてみますと、本質的に重要なことは、天皇が男性か女性かということではなくて、
むしろ天皇は性を超えた特別な存在だと思いますが、大事なことは、まさに国家・国民統合の象徴として、つまり世俗を超えた精神的な権威として、
公的な任務を自ら担い存分に果たされることであろうと存じます。
その公的な任務については、もう御承知のとおりでありますから省きますけれども、
このような任務はもちろん、皇族として生まれ育たれた方々であれば、男女を問わず担い得るだろうと思います。
(中略)
それゆえ、これから制度的に女系継承の可能性まで広げても、
実際上は男性皇族が率先して天皇の任務を引き受けられるようにすることが必要だと思われます。
したがいまして、結論を改めて申せば、私は女系継承を認めた上で、
具体的な継承順位は古来の直系・長系・近親を優先するという原則の下に、男子先行―あえて先行と申しますのは、
優先ということよりもむしろ率先してという意味合いを含めてであります―、
男子先行の原則を加えて、当事者である皇室内部の方々の御意向を十分に配慮しながら、くれぐれも慎重に運用すべきだと考えております。
ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/dai7/7siryou3.html ↑↑↑なんのことはない。結局、西部と同じ結論なんだよね。
やはり国家の精神的な象徴としての存在のほうが、血統主義よりも大事だということだろうね
913 :
911:2005/12/27(火) 00:50:18 ID:6YfYc5Mr
まあ矛盾とまではいかないか。
男系を維持しつつ、女系にも皇統を認める双系主義で
可能な限り男系を絶やさない、けれども女系もとりあえずは認めて居るんだという風に考えればスジは通るわけだし
>>910 田原・宮台・香山ってここ数年でコロコロ変わったやつらばかりじゃん。
あ、田原は昔からか。
915 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 02:49:43 ID:3LMfQocR
>>911 わからん人だな、君も。これで反証しているつもりになっている、その自信がどこから来るのか。それと、カリカリし過ぎ。
匿名掲示板なんだから、もっと楽しもう!
でも君は、面白いから、お付き合いしますよ。こちらは、決してブチギレてはいないから、くれぐれもご心配なくね。
それに自説だからとか、学者の説だからどうのとか、関係ないだろ。大切なのは、歴史における真実なのだから。
まあ、レス返してくれただけ、ありがとうといっておくよ。
> 俺が言っているのは、(中略)それがその後も訂正も削除もされずに長い間存在し続けたのだから、
漢皇子やなんやらの話から離れた一般的な法令としての意味を長く認められてきたということ。
別にどっかのメモ書きでもなんでもない、国家の最高法規である以上、そう解釈する他ない。
上記は単なる君の一解釈でしょ。後段の文章も同様。その後の歴史の事実にも何ら裏付けられていない。
これでは、説得力を持たないよ。こういう解釈も可能というだけだろ。
学問の世界では、これを、史料的に論証することが必要になるの。
こっちも知りたいし、なんせ勉強になるから。
自分が説得力あると思った河村秀根その他の史料解釈と明らかに違うからね。
(つづく)
916 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 02:50:52 ID:3LMfQocR
>>915のつづき
それと、こちらが使っている「女系容認」の意味と、君の言う女系容認が少し違っているかもしれない。すり合わせしておかないか。
こちらが言っているのは、一般的にいう親から見た男系・女系でなく、
皇統における、神武天皇に連なる系統から見て言う、男系・女系ということ。
だから、過去にもあったように、形は女系継承になっていても、
その子が結果的に皇統に属するようになっていれば、男系継承が守られている、と見る。
ここで排除している女系継承とは、女系継承に伴って王朝交代・易姓革命が起こる継承のこと。
つまり、内親王が皇族以外と結婚し、その子が皇位を継承する場合のことだ。
歴史上の事実として、女系継承に伴って王朝交代が起こる継承については、初代神武から125代今上に至るまで、
一度の例外も無く、厳密に排除されてきた。
自分の解釈では、この養老令は、女系継承に伴って起こる王朝交代を、制度上も厳格に排除してきたことを裏付ける文献史料とみる。
つまり、 この養老令こそ、男系継承原理の正当性を、結果的に認めたものと考えるんだ。
これに対しての、君の意見を聞きたいな。
917 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 03:47:51 ID:3LMfQocR
>>916 この自説の裏付けは、史料を用いてあとで書くね。
ゆっくりやりましょう。
>>886 その価値観の最基底に存在する何か。
っていうのがアミニズムに通じる多神教文化だと彼は言っているのであって
天皇は男系じゃないダメっていう細かい規定がソレだとはとても思えない。
説得力ねえ。
天皇の威光なんてあるっちゃあるけど男系女系でどうにかなるほどの知識は国民はないじゃん。
っつー事でしょ。
>>919 同意
なんつーか昔ハワイ王室と宮家の結婚の話が出たときも
そうやって自称保守派の列島ヒッキー達が反対したんじゃね。
日本人の純血意識って正直キモイ。
ヤマトタケルが半島人だってもし分かったら面白いことになるだろうな。
921 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 11:36:16 ID:p2bhJMmX
天皇制が世襲制をとる以上、このような問題が生じて
くるわけで、、、もうそれなら、世襲制とは完全に切り
離せばいい。
ダライ=ラマみたいに
>>920 無茶言うなw
日清戦争より十年も前の話。
あの時点でハワイ王家と姻戚関係になる余裕なんてない。
やってたら米国に対する露骨な敵対行為とみなされ、混乱と腐敗の中にあった
ハワイ王家と同一視され、不平等条約の改正が遅れるだけ。
純血主義ってのはどこの民族にもあり、それ自体は責められる性質のものではない。
それは宗教や文化の共有によって緩和される。ヨーロッパの王家同士が姻戚関係を
よく結ぶのは、民族間の垣根が低いからだ。ダイアナのアラブ人との結婚なんて
例外中の例外で、それだって相当の抵抗があったわけだし。
シナから流れた強盗が建国した朝鮮王家の神話が卵生説話なんか語ってるのは
ルーツを隠蔽するため。そのくせ天皇家に尻尾振って姻戚関係結ぶんだから
傲慢と卑屈の表裏一体そのものだよなw
華僑まで追い出して仁川のチャイナタウンを滅ぼしたおまいら韓国人に、
日本の排外主義なるものを指摘する資格なんて全然ないねw ああキモ
923 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 14:10:16 ID:XyKhpMzt
男系主義って、中国・朝鮮からきた文化でしょ?
924 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 14:15:51 ID:7dx5dYZv
非常に勉強になるスレですね。
小林の態度はどっちなのか?その根拠は?ってのを次回のサピオで読んでみたいな。
詳しい方がおいでのようなのでひとつお聞きしたいのですが、
明治になって何故「男系男子に限る」という規定を作ったのでしょうか?
思想的には国学の流れの中から出てきた考えなのでしょうか?
よろしかったら教えてください。
925 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 17:49:43 ID:/LiVlf9T
明治じゃなくて 最初からじゃね?
926 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 20:19:41 ID:3LMfQocR
>>919 これは、わかりやすく論点をまとめてくれた。自分の説明不足がよくわかる。
そもそも、仏教が伝来してくる前は、「神道」と言う名前さえなかった。
はるか縄文時代の昔から綿々と続く、「アニミズム」といわれるものをはじめ、土着的なもの全てを含め、
仏教と異なる日本的なもの(道=生き方)を総称して、「神道」と名付けたに過ぎない。
これは、その時代を生きた我々の父祖が、直々につけた名前だ。
「多神教的文化」「アニミズム(汎神主義)」などの、近代的概念などで、簡単に言い換えられないものがあると感じる。
宣長の定義に依れば、日本のカミは、「世の常ならずすぐれたところのあり、可畏(かしこ)きもの」のことをいう。
そして、山も川も海も神だが、それはその山や川や海に宿っている霊を指して神というのではなく、
古事記伝に「かみ(神)というのは体言で、単にそのものを指していうのみ」、
「直(じか)にその海、山を指して神といった」とあるように、山、川、海そのものが神とされているのだ。
これは、原始社会において、凡てのものに霊魂の存在(精霊・妖精など)を認めるアニミズム(精霊崇拝)と
異なる神のあり方だといえる。この意味において、神道は俗に言うアニミズムではないといわれる。
(京都大学教授・本山幸彦著「本居宣長」参照)
また、同じ「多神教」とは言うが、多神教の代名詞、印度のヒンズー教などとは、大幅に異なる。
民俗学者折口信夫は、日本における文学は、神道の宣命と祝詞から発生したという。
つまり、日本語そのものさえ、神々への語りかけ(言霊)、すなわち神道を起点として、
形成されてきた可能性が極めて高い。
(つづく)
>>926につづく
まさに、日本人にとって、「神道」とは、原始日本人である我ら父祖が、初めて国土の自然に接し、
その物・事に対し、限りない驚きと畏怖を感じ、それを素朴で素直な誠の心で受け止めて、それを神々として認め、
名付けることから始まった、原日本人の根源的な「生き様の形」、「精神(心)の形・あり方」であるともいえる。
一般に言う「宗教」や「文化」という言葉・概念では掬いきれない、「日本の色」ともいえる、
今でも人々の感性に気づかない間に息づく存在、それが「神道」だと思っている。
「文化・宗教の形(観念)になる前の心」と言い換えてもいい。
私も昔、日本の基底思想について、神道人である友人と論じて大喧嘩をしたことがある。
「日本化した仏教各宗」を主張する私に対し、「原始神道」を主張する友人の間で話がつかず、
私の「お前が何を言おうと日本は仏教徒の方が多い」という言葉と共に、結局喧嘩別れに終わった。
その時、自分の中で、神道というものを、仏教と同じ階層で並列する「一宗教」と考えていたので、
友人の主張がどうしても理解できず、その後、神道に長い間、敵愾心を持っていた。
だから「神道」という言葉に過剰に反応する人達の気持ちは、自分にはよくわかる。
たしかに、「神道」という言葉の意味が、現代では「国家神道」などの影響で幾分変質し、何より意味が広くなりすぎた。
だだ、ここで言おうとしているのは、「日本人は日本教すなわち神道教徒なのだから、
皇位継承において男系継承支持すべきだ」などという、単純で乱暴な話ではない。
そう感じさせたとすれば、私の説明不足かつ表現が適切でなかったからだろう。
(つづく)
928 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 20:22:38 ID:3LMfQocR
>>927につづく
日本人には、昔から先祖崇拝という、神道に芽を発した性格が強くある。
自らの先祖を大切にし、代々末永く祀っていこうとするこの姿勢は、
自らの先祖達の生い立ち、歴史を大切にすることにつながり、
それは家の先祖の系譜、氏・姓における一族の先祖の系譜、またその始祖を大切にする心を自然に育てた。
その延長線上に、今回の国民の側における皇位継承問題、すなわち「男系(皇統)を維持し、
始祖との系譜のつながりを守るか」、それとも「女系を容認するか」という問題がある。
これは、決して、我々の中にいまだに生きづく先祖崇拝という神道的感性と無関係ではない。
そして、この先祖崇拝という我々日本人に特質的なこの感性を守ることが、
今の「伝統的な中間共同体が破壊され、慣習の形が崩され、その結果、今の日本人は民族としてのエートスを喪失し、
大規模アノミー(無秩序)に陥っている」(小林)とされる日本の社会にとっては、
もしかしてとても大切なのではないか。
さらに、民族のエートスは、言葉や慣習、民俗行事などの「形」に宿るから、それを大切にするためには、
民族の歴史・文化に深く刻み込まれた「伝統の形」に、各人が個別にそれぞれの立場で気づき、
それを守ることが当然必要になるだろう。そして、この「伝統の形」は、単なる外面に現れたものでなく、
「形そのものがそこから生まれ出てくる源泉である何か」を含むのではないか。
そして、その始祖から今に至るまで、単なる世俗国家の王様などではなく、
神道における「祭祀王」「神道の最高祭主」であり、その存在そのものが、
神道により形作られている存在である天皇の立場においては、古来からの神道的伝統を厳守することが、
何よりも大切になるのではないか。それならば、神道の伝統とは何だろう。
それを目指して、仏教徒である自分が、様々に思索しながら、今までの駄文を書き連ねて来たに過ぎない。
その思索を、他人からの視線に晒されることで、深めたかったというのが正直なところ。
板を汚すのも、そろそろ終わりにする。
929 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 20:35:11 ID:hyomyDgK
傍系引っ張ってくるより今の皇太子と親王に男子が生まれる方が男系派にとっても最善ではないか?
古来の伝統を言うなら側室制度も負けてはいない。
「雅子様命」などという私心に拘らせてはいけない。
930 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 20:59:16 ID:clyhI3L2
男系主義って、中国・朝鮮からきた文化でしょ?
>>928 逆にこの機会に訊きたいんだが、日本の仏教において、「祈り」の目的って何だ?
帰依する?帰依してそのあとどうする?悟る?それは衆生には必要ない筈。
自己や祖先の成仏(回向)を願う?それは最初から約束されていると説く宗派もある。
ご利益を願う?それは仏の役割ではない筈。そもそも現世利益を願う事自体
無意味であり神と仏を混同しているのでは。
各宗派の教義における死者への扱いと葬式の華々しさや遺族の死者への態度には
大きな誤解が横たわっているよな。なぜそれを寺院は指摘しない?
仏教の教義からすると、死者は灰になりゴミのように捨てられるべきなんだよな?
なぜそれを大事に埋める?焼かずに埋めるか(最後の審判を信じるキリスト教やイスラム教)
焼いて川に流すか(ヒンドゥー教や上座部仏教)、どちらでもないというのが謎。
一応仏教徒の一人である俺だが、まともな答えを得た覚えがない。
日本仏教とは形を変えた神道(または神道的なもの)に過ぎないのではないか。
932 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 21:53:31 ID:hyomyDgK
形が大事なら、側室復活・公家華族復活・旧宮家の皇族復帰ぐらい主張したらどうだ。
過去の万世一系はたくさんのバックアップシステムがあったからこそ成立していた。
今は何もない。旧宮家の皇族復帰すら目処が立っていない。
933 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 21:57:28 ID:clyhI3L2
初めの形って、どの時点の話ですか?
934 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 22:41:32 ID:OM+i/YxM
小林も落合信彦も毎回、お互いの書いてるところ読んでるのかなぁ?
なんかばったり会ったら、つかみ合いになりそう。
935 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/27(火) 23:23:14 ID:16ymp7PV
>>916 >ここで排除している女系継承とは、女系継承に伴って王朝交代・易姓革命が起こる継承のこと。
>つまり、内親王が皇族以外と結婚し、その子が皇位を継承する場合のことだ。
>歴史上の事実として、女系継承に伴って王朝交代が起こる継承については、初代神武から125代今上に至るまで、
>一度の例外も無く、厳密に排除されてきた。
確かに女性天皇になっていたのは全部、
生理の上がっちゃったおばちゃんか、
処女のオネーさんだけじゃのう。
少なくとも処女のオネーさんは在位中に結婚はしておらん。
936 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 01:43:13 ID:UFit9Op6
>>931 これが、最後の書き込みになるだろう。暫くパソコンの無い環境に籠もることになった。
貴方の問いは、大変真摯かつ、日本において、本気で釈迦直伝の仏道を歩もうとする者が出会うことになる、
最大最深の問題だといっていい。真剣な質問自体に驚いた。しかし、このような掲示板では、
貴方が満足できるように答えるのは、ほぼ不可能だ。かなりの長文になってしまう。
それに、私自身が未熟すぎる。周りも引いてしまうだろう。
仏教が専門であった自分にとって、この問題は大変大きく、
真摯に仏道を求めれば求めるほど、眼前に大きく立ち塞がってきた。
これに真正面から対峙しようとすれば、自分が分裂するような悩みに陥ってしまう事は避けられなかった。
釈尊そのものの教えを尊ぶか、宗門の宗祖の教えを尊ぶか。
よく宗祖の教えを心から無条件で信じられる様になれば、この問題は直ちに解決すると言われたことを思い出す。
しかし、自分の場合、そう簡単にはいかなかった。
正直なところ、「釈尊の説かれた通りの本物の仏教」を求め、宗門を離れて、
釈迦直伝の原始仏教を色濃く継承する上座部仏教に入門しようとしたことさえある。
テーラワーダ(上座部)を知れば知る程、また自宗を極めれば極めるほど、その最深部に埋め込まれている、
「釈尊の教えとは全く異質なもの」すなわち「神道的なもの」が姿を現してくる。こいつには、具体的形が無い。
しかし確かにある。否、生きているといった方が近い。
しかもそれが、現実の修行生活における行住坐臥の全てを、極めて色濃く彩っている。
盂蘭盆会、お彼岸、追善供養、葬式、その外全ての法事に亘って、どこまでも付き纏ってくる。
信者、檀家達もそれを当然のものと受け入れ、当然のものとして要求してくる。
避けることは出来ない。最初は上手く妥協しているが、釈尊其の者への求道心がある限り、
この問題は、頭を擡げて来る。同僚の大半は、その様なことに真剣に頭を悩ませる程、暇ではない。
バランスよく処理し、いつの間にか、問題にすらならなくなる。宗門を支える立派な人材になる。
(つづく)
937 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 01:44:18 ID:UFit9Op6
>>936につづく
原始仏教には、本来「盆」や、先祖供養すら存在しない。
盂蘭盆会等はすべて、中国の場合は儒教、日本の場合は神道によって作られた行事だ。
今でも上座部には、 盆や先祖供養は、習俗として存在しないようだ。
上座部の教義(AbhiDharma)では、人は死んだ直後すぐ生まれ変わるので、
「死後の霊魂」や「あの世」は、一切否定されている。(「餓鬼」のみ例外)
死後の供養という行為が、そもそも成り立たないのだ。
つまり日本の仏教各宗で行なわれる先祖供養や盆は、中国仏教由来の形式を借りて、
先祖崇拝という神道を行っているだけともいえる。そして、それが仏教の習俗として根付いているのだ。
(つづく)
938 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 01:45:32 ID:UFit9Op6
>>937につづく
>日本の仏教において、「祈り」の目的って何だ?
各宗各人各様の答えがあるだろう。
未熟な自分は、他宗門の用語を借りて書けば「師弟一箇・本因不改の位における刹那成道による娑婆即寂光の境地」
を得て生きることだと思っている。
何のことかわからないだろうが、原始仏教のいう「無常・苦・無我を、戒定恵の三学の実践を通し、
己が智恵によって悟り、一切の煩悩・渇愛を滅し、阿羅漢果を証す」というのとは、全く異なる。
神道で、もし言い換えれば、「人と人、人と万物の間に醸し出された、主客一体の淨明正直の清浄な誠の心に現れる、
中今(なかいま)における限りない弥栄(いやさか)」を、この現世(うつしよ)で実現し続けるともいえるのだろうか。
根本仏教における、涅槃(ニルヴァーナ)ではないことは確かだ。
神道のいう「限りなき弥栄」という状態の方がむしろ近いかもしれない。
日本の仏教各宗の祖師達は、印度に端を発し、中国で大幅に改変され、日本にもたらされた佛教を、
各人本有の、日本人としての神道的感性を駆使して、独自に消化するだけでなく、より一層洗練させ、
オリジナルのものとは全く異なる、独自の涅槃観と、
それに至る壮大な教義・実践体系を持った日本仏教を、ついに創り上げたのだ。
自分は、この祖師達によって新たに作り直された日本仏教を、
「かけがえの無い日本独自のもの」として、今では素直に評価している。
939 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 04:13:20 ID:fhm/Flg4
>>936 お前、なんで短くまとめられないの? 馬鹿なのか?
>>928 俺919だけど結局
「昔っからあるものを大切にしといたほうがいいぜ?」
っつう保守の基本姿勢以上のものは感じられんのだよなあ。
価値観とか文化ってのは連続性があるものだから
それをやれ改革だの何だの急に変えちゃうと歪みが生じて面倒が起きる。
っつうのは確かによくあることで長年続いてた事は安定って意味では確実なわけだからね。
しかし実際のところは日本ってのはその時々に応じてコロコロ変わったり変わんなかったり
頑固さと柔軟性を同時に発揮して適応進化し続けてたわけじゃない。
俺から言わせれば天皇だって他の土着の文化や宗教じみたものを
時の権力者が統合しちゃったのが始まりで、こいつら適当だなあって思うわけ。
そんで力が衰えた後もあの手この手で時代に適応して祭主王とかいう立場にすげ変わったわけだ。
権力ぶっちぎり古代の天皇と、江戸の天皇と、明治からの天皇と、戦中の天皇と、現代の天皇って
それぞれ役割違うし調子よく変化し続けてたわけでしょ。その粘り強さが日本の象徴ォ!って言われたらちょっと納得するけど
途中で皇后辺りが不倫でもしてどっかで血が途切れたり混じったりしてるような気がする
そもそも庶民的には気にもとめたことがない、知りもしない。男系継続なんてどうにも思えないよ。
天皇は変わりつづけながらも、大事にされて存続していくってのが「日本」なんじゃねーのかね。
まあ男系のほうが権威があるから外国にウケが良いよっつう話なら同意する。
941 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 08:19:28 ID:QkGqRImt
>>939 自惚れが見て取れるのと、その自覚症状がないという意味ではバカだろうな
自惚れるほどの内容でもなさそうだが、文体も笑える
942 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 08:29:57 ID:T7UMqGI2
>>940 >「昔っからあるものを大切にしといたほうがいいぜ?」
西部が唱える保守思想とは違うな。
何が何でも昔のものを守れってのは守旧派あるいは原理主義。
943 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 11:37:36 ID:8kbUOSpg
初めの形って、どの時点の話ですか?
944 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 11:43:12 ID:8kbUOSpg
男系主義って、中国・朝鮮からきた文化でしょ?
945 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 12:09:14 ID:NddGeofU
>>940 俺は男系維持派だが、あなたの話しにも頷ける部分があるな。
>天皇は変わりつづけながらも、大事にされて存続していくってのが「日本」なんじゃねーのかね。
『大事にされ存続していく』のなら『変わりつづけて』もいいと思うが、
天皇の存在を無くそうとする勢力がいるのではないか?
それは共産主義という思想が入ってきてからの新しい事象で、
これに対抗して口実を与えないために今は『変えない』ことを
選択するのも『日本』のあり方だと思うよ。
946 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 12:21:59 ID:bLj4vNgD
>天皇の存在を無くそうとする勢力がいるのではないか?
俺は何でそこまで意固地に左翼に絡むのか不思議でならない。
左翼はほぼ壊滅しているのに、わざわざ自分達の反左翼を
際立たせるためだけに虚構の左翼を打ち立てているように
すら思う。
俺の考えとしては「形を変えようとも精神は後世に残す」という
ことが大事なように思う。
947 :
さわ:2005/12/28(水) 12:57:38 ID:1XfhPE3g
948 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 15:53:30 ID:NddGeofU
>>946 >左翼はほぼ壊滅しているのに、
あなたはこの根拠を提示できますか?
詳細は失念したが、天皇制反対の学者が女系になれば自ずから
天皇制はなくなると論文に書いていることはご存知ですよね?
こういう話しを聞くと左翼が壊滅したとは言えないでしょう。
何も社民・共産党だけが左翼ではないよ。
949 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 16:05:27 ID:9ckz3JgM
> 何も社民・共産党だけが左翼ではないよ。
じゃあ何が左翼なんだ?アカ日とかのマスゴミのこと?
950 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 16:36:39 ID:T7UMqGI2
>>948 お墨付きを与えたのは男系遵守派の皆様だろ。
女系だと天皇制の伝統が崩れると騒いでたのはどこの誰?
951 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 16:42:06 ID:T7UMqGI2
男系が最善だけど女系も容認する有識者会議や、
華族復活をも提唱する西部の意見の方がマシ。
どちらも天皇制反対の左派が付け入る隙がないからね。
952 :
931:2005/12/28(水) 17:34:22 ID:jSCZ3usr
>>936-938 丁寧にありがとう。興味深かったので、長レスは気にならなかった。
もうここを読んではいないと思うが、思った事を書いておく。
>「師弟一箇・本因不改の位における刹那成道による娑婆即寂光の境地」
というのは、はたして衆生の自分に必要なものなのだろうか、とも思ったが、
祈りによる清浄な境地、ということなら近づく事に価値はあると思った。
そしてその点で、神社にもお参りする自分は、日本人の信仰の形として、
それほど間違った選択をしていないようにも思えた。
遺族でもある自分はこれからも本山と靖国の両方に参り続けるだろう。
もとろん菩提寺さんにわざわざそんな事を言ったりはしない。
多宗教が共存するこの社会には、価値観の多様性を認める寛容の精神を見る。
これは多神教の伝統によるところが大きい。
日本は最後に残った多神教の砦だ。
近代ヒンドゥー教はイスラム教やキリスト教の攻撃を気にしてか、
全ての神は本質的には一つである、などと言い出した。
そんな妥協はすべきではない。
多神教の「いいかげんさ」こそが、この国の宝であり、
不寛容をありがたがっている馬鹿どもにはそれがわからないのだ。
953 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/28(水) 17:37:27 ID:bLj4vNgD
>>950,951
その通りだと思う。
男系遵守派の意見は、あくまでも『反左翼』の立場からの意見にしか過ぎない。
954 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 08:45:37 ID:ooRSPFJE
おいおいwwwどうしたwww
955 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 10:58:55 ID:NgKRGESH
>>951 だから女系だと左翼の付け入る隙が出てくるの。
左翼学者がそのように書いたのだから。
左翼も万世一系は男系継承であることを理解してるんだよ。
万世一系が崩れたら天皇の存在意義はなくなるのだよ(あくまで左翼の意見だが)。
そこまで言うのなら万世一系が崩れても天皇制を存続させる根拠を教えてくれないか?
君は当然理論武装できているんだろうからな。
956 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 11:01:48 ID:NgKRGESH
>>949 色々いるだろ。
総選挙で無所属ながら自民の実質的応援を受けていたホリエモンも
天皇なんかいらない共和制で良いと言ってたではないか。
そんなやつらゴロゴロいるだろ。
君は何にも知らないんだな。
957 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 18:51:57 ID:gbR0gaY1
>>955 逆に聞くが、万世一系が崩れたら天皇制は滅ぶべきなのか?
現実として側室もなければ公家華族も存在しない、
旧宮家の復帰の目処も立ってないのどうやったら男系継承ができるんだ。
男系遵守派は天皇制を滅ぼしたいのか存続させたいのかどっちなんだよ。
958 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 18:58:22 ID:fqrBDcFk
旧宮家復活。
959 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 19:02:18 ID:gbR0gaY1
どうやって復活させるの?
復活したとして誰を選ぶの?
運動でもします?「傍系なれどこの人こそ天皇にふさわしい」ってw
960 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 19:43:30 ID:BQknNXlI
戦後、GHQに強制的に廃止された旧宮家を復活して皇族とすればいい。
961 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 20:43:00 ID:I1rNy98g
「宮家復活」は、水戸黄門の印籠のようなものだな
962 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 20:49:51 ID:BQknNXlI
結局、GHQ支配体制の残滓を精算する事になるな。
963 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 22:48:11 ID:lLJL1EL7
>>955 俺は、自分が廃止派なだけに、「いったん女系を容認しておいて女
系になってから廃止を訴えるというかくれ廃止派」の存在に懐疑的
だ。「女系天皇は正当な天皇ではない。だからもう廃止すべきだ。」
といくら主張しても、大多数の国民が「伝統を変えることになるの
は承知の上で、それでも継続させたいから女系を認めたんだ。何を
いまさら言っているのか。」と言ってきたら廃止なんかできっこな
いじゃないか。そうなれば、さらに幾世紀にわたって天皇制は続い
ていくだろうよ。
964 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 22:51:57 ID:OyjlSHSX
>>963 それは根拠に乏しいな。君自身の想像力が乏しく、将来像を描けないだけとの自覚は無いかな?
965 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/29(木) 23:06:10 ID:gbR0gaY1
正統な男系の天皇であれば認めるような奴って左派っていうのか?
>>959 戦前の皇室典範の論理をそのままあてはめれば
順位なんて簡単に割り出せるだろ。
967 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/30(金) 13:34:33 ID:cmBH6jDA
>>966 「旧宮家の復帰」は、戻りたくない人を無理やり戻すようであって
はならないと思うぞ。まず希望を取るべきだろうな。誰も希望しな
きゃあきらめるしかない。複数の希望者がいた場合も、どちらが近
親か、ということより、身内に素行の悪い者はいないか、とか、そ
ういうことを重視して選ぶことになるんじゃないのか。今やってい
る仕事も内容によっては辞めてもらうことになるだろうし、言うほ
ど簡単じゃないだろうよ。
968 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/30(金) 14:21:44 ID:ErFU3Pw6
>>964 じゃあ、あんたはどういった将来像を描いてるんだよ。
969 :
名無しかましてよかですか?:2005/12/30(金) 16:16:14 ID:wYCxqFx1
なんで側室制度や公家華族制度の復活は誰も論じないんだ?
こっちの方も伝統的でしょ。
970 :
ミリ屋哲 ◆StCoSUah7Q :2005/12/30(金) 19:29:25 ID:CP7spI2f
米帝なんぞと手を切ってアラブの人民達と同盟しろや。
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、、_j_j_j_ ,. :::| 「神の声を聞いて」戦争始めたブッシュに
、_>''乙W△`メ._, :::| 尻尾をちぎれんばかりに振っている男妾
く( {三●;=} ヽ_, :::| ポチ小泉がガリレオ・ガリレイだってw
´ ニ=;ゞ'丕シ_____,ム 、、_j_j_j_ , :::| 大量破壊兵器はどこにあったんだよ?
´ ゙ ゙ ` ` 、_,>''乙W△`メ._, :::|. 米国産狂牛病毒牛で売国するなよな!
く( {三●;=} ヽ_, :::| 金閣寺では「いや〜今日はいい天気だね。
{ ´ ニ=;ゞ'丕シ_____,ム :::| あ〜う〜 サン! サン サン サン
| ̄ ― _ ´ ゙ ゙ ` ` ::::| ライジング、 サン オブ カントリー、
|  ̄ ― _ .:::/ あ、いや、カントリー オブ サンか?」
ヽ  ̄ ― _ ノ .:::/ だって!w どーいう意味だよ!?
\  ̄/ .::::/ あはははは あはははは w
ヽ \ / ..:::::/
 ̄ ― __ ―  ̄ ...:::::/
...:::::::/
日本の石油会社は正当な手続きを取ってイランで事業をやるんだろ。
なんでアメリカ政府にストップをかける権利があるんだ?
974 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/01(日) 10:42:46 ID:lXUWvzX/
朝生つまんないねぇ
田原と愉快な仲間たちみたいな
どきどき‥‥
976 :
南雲和夫:2006/01/03(火) 18:48:25 ID:UMZA7LNr
まあしかし、「2ちゃんねらー」というのは、ひろゆきという「最高権力者」(最高指導者?グル?)
の下に群れ集う「子羊」のような存在だと考えれば理解しやすいのかもしれません。
「グル」の言うことは絶対正しい、「グル」のすることは間違っていない、
「グル」の命令には絶対服従!(?)そう思い込んでいるのでしょうか。
(このへんの体質は「よしりん信者(小林よしのりの信者)」にも共通しますが)
社会科学的に見ても貴重な研究テーマ(???)ですので、単行本にも分析を収録しておきましょう
(これで、原稿料がまた増える!)
スターリニスト左翼が脳内で想定する敵は自分らと同じような像なんだなw
978 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/04(水) 14:53:48 ID:aPm7/KIH
>>957 遅レスですまん。
>逆に聞くが、万世一系が崩れたら天皇制は滅ぶべきなのか?
少なくとも左翼に根拠を与えることになると俺は言ってる。
>旧宮家の復帰の目処も立ってないのどうやったら男系継承ができるんだ。
だから、そういうことを有識者会議で議論すべきだろ。それをしなかったから
批判されているの。旧宮家の臣籍降下は日本人の意志によって行われたものではない。
憲法も旧宮家の地位もGHQ占領前に一旦戻すべきなんだよ。
979 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/04(水) 14:55:13 ID:aPm7/KIH
>>963 根拠に基づいた意見を書いてくれ。
君の憶測だけじゃ話しにならない。
980 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/04(水) 16:27:56 ID:f16OgzLk
天皇制を破壊に追いやろうとする小泉を批判するとエセ保守になるのか?
むしろ小泉支持がサヨだろ
981 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/04(水) 18:58:16 ID:Y1nVlIks
982 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/05(木) 18:03:55 ID:lPRdSEFZ
今回のゴー宣は漫画じゃなくて挿絵になってたな
もちっと肩の力抜いて楽しませてほすい
983 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/05(木) 18:10:49 ID:vq8i0vio
984 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/05(木) 18:11:59 ID:1bZ4d2wH
目の手術の漫画は楽しみだな
985 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/05(木) 21:01:54 ID:Knt6fQkU
>>979 「天皇が女系になれば天皇制は廃止に追い込まれる」というのも
憶測じゃないのか?
根拠とはいえないかもしれないが、アンケート結果等で廃止派が
約1割しかいないことがわかっている。最近行われた別のアンケ
ートでは、女系容認派は約7割となっている。もしも、全体の約
1割しかいない廃止派が、全員(ありえないが)女系容認派のふ
りをしたとしても、6割は純粋な(?)容認派で、かつ天皇制維
持派と考えられる。1割の人間がどれだけ「正当でない」と主張
したところで、6割の人間が「女系でもいいんだ」と言いはれば
廃止になんかならないだろ、ということ。
世論なんてすぐ変わる。
SAPIO出ても突っ込みはこの程度か・・・
ネラーのエサにもならないコヴァはもうダメだな。
989 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 14:18:58 ID:7/Zr+XPF
>>985 おまいは何回ループさせたら気が済むんだい。
共和制主義者が男系を女系に変えるだけで万世一系の根拠を失うと
論文で発表していると言ってるだろ。
君がこれに反論するなら女系になっても万世一系が続いていく
根拠を論理的に示すべきだ。話しをすりかえるなよ。
990 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 14:36:45 ID:WcTd2WJN
>>989 話をすりかえているのはどっちだよ。
万世一系が続いていくのと、天皇制という制度が続いていくのとは
違うだろ。万世一系イコール男系維持かもしれんが、それをあえて
変えてでも天皇制を維持していこうというのが女系容認じゃないの
か。そういう考えの人たちが多数派ならば、少数派がいくら「正当
でない」と主張しても、すくなくとも天皇制は続いていくと言って
いるんだ。
991 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 14:46:20 ID:UjeejcmV
>それをあえて 変えてでも天皇制を維持していこうというのが女系容認じゃないのか。
そんなの西部とか小林とか高森が言ってることで、
日本人の大多数が言ってる女系容認ってそんなんじゃないよ。
992 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 15:01:05 ID:7/Zr+XPF
>>990 だから共和主義者は君のような話しはしていない。
万世一系が崩れたら天皇が存在する根拠がなくなると言ってる。
これに対する反証を求む。
少なくとも保守言論界はこの反証ができないと考えているようだよ。
君ができるというならここに書いてほしい。
ついでに言っとくが、天皇は制度ではない。
制度なら変えても存続するかもしれんがな。
『天皇制』というサヨク用語に騙されるなよ。
993 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 15:22:47 ID:jlFhal3J
>万世一系が崩れたら天皇が存在する根拠がなくなる
見えない左翼の影に怯える親米保守乙
994 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 15:54:42 ID:WcTd2WJN
>>992 天皇制という言葉を最初に言い出したのはサヨクかもしれんが、今や
新聞・テレビでも日常的に使われるくらい定着しているだろ。
「天皇は制度じゃない」とあんたが思うのは勝手だが、世の中の大多
数がそう思っているんだろうか。すくなくとも俺は制度だと思ってい
る。そういう人たちが多いから「女系容認」という考え方が出てくる
のじゃないか。
それに、「万世一系が崩れたら天皇の存在意義はない」と主張してい
る人がいたとしても、大多数の人が「自分たちは女系になっても天皇
の存在意義を認める」と言いはれば天皇制は続くだろう。一部の人た
ちにとっては「うその天皇」であろうとも。
995 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 15:59:16 ID:3Xu9AYTs
万世一系が崩れたら、男系遵守派は左翼と協調して天皇制破壊に走るのかなぁ…。
996 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 16:55:45 ID:WcTd2WJN
天皇制は制度であるからこそ、民主国家日本では、国民の大多数の意思に
より、廃止もできれば形を変えることもできるのじゃないのか。
まあ、廃止派が約1割しかいない現状では廃止はありえないがな。
他の板でもよく「女系容認派はサヨク」なんて言う人がいるけど、今どき
の日本でサヨクが7割もいるわけないじゃないか。
天皇制の議論 別スレ立ててやったらどうかと
998 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 18:26:52 ID:oefVNfjj
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999 :
名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 18:28:23 ID:oefVNfjj
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名無しかましてよかですか?:2006/01/07(土) 18:43:00 ID:zGIrRa0d
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