【我々は】ネオわしズムスレ3【何処へ行くのか】

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317名無しかましてよかですか?
>>千念貴兄
駄文に付き合ってくれてありがとうございます また、僕のせいで余計な
下らない応酬に参加させてしまい本当に申しわけありません 自分の小林関連板に
於ける基本姿勢は荒い議論と言うか半分罵り合いという姿勢でした
それでもマスコミ板にこのスレがあった時はお互い様と言う感じでこれほど
色々言われることも無かったのですが、ここに来てからはなんだかものすごく
論戦の姿勢を非難されるようになって正直驚いています 一つここで新たに
思ったことは「相手の立場を尊重し議論する」ですね 正直、僕は相手の急所を
激しく突きすぎました 相手に逃げ場を無くす論戦の仕方は捨てますね
また、見も知らぬ僕へのご好意は決して忘れません 二度と不毛な争いをしないことを
約束します 千念貴兄のレスを読んで、年齢の隔たりを、不敬ですが、思わず忘れて
雨月物語の「菊花の契り」などを思い出してしまいました 本当はそうでなく不逞の弟子
でありますが、今後も何卒よろしくお願い致します

あと、僕の駄文を簡単に要約してくださった物を読みましたが、いまいち脈絡が
無いですね 汗 あと、思ったことは、「保守すべき価値」はもう少し細かく定義を
分けなければいけないようです つまり、「国家」と「国民個人個人」とは≒であっても
それぞれに持つべき道徳、倫理(国家は国策、個人は価値観)は厳密に言うと
別物と言うことに気づきました よって、尚更難しいと言うことが判明しました・・・_| ̄|○
長期戦覚悟の、しかも答えが出ないかも知れない主題ですが、頑張ります・・・

>>IFを!氏
怖いくらい正しい分析でしょうね、僕についてはwまた、書かれている内容についてですが
天皇の自裁だけは違うと思いますが、他は恐ろしいほど賛同出来ます 相当の
読書家であり、また真摯に世界と自分と向かい合っておられるのでしょうね
ただ、僕は賛同ですからいいですが、仮に反論を期待しての投稿であるとするならば、
それだけの内容の濃いレスを連投するのは止めた方がいいと思います
何故なら、量が多すぎてどこから反論しようか相手が困ると思うからなのですw
318名無しかましてよかですか?:2005/08/01(月) 06:36:09 ID:RaETNb/u
>>鳥坂叔父さん 中村同期の桜(謎)
紹介して貰った文献はメモして残しています。とりあえず本屋で探してみます
ただ、既にこの夏読もうと思っている本がたくさんあるので、じわじわ読みこなします
後、政治思想について「まだ早い」と言われようとも、言論、表現、思想信条の自由権に
基づき勝手に書きますのでご容赦頂けるようw

>>過去レス読まず途中参加氏
あれれ・・・壺今機能してなかったですか・・・僕は今でも普通に起動していますが・・・
そうとは知らず、余計な物を勧めてすみません また、心配頂いてありがとうです
正直ウンザリもしていますが、何とか頑張ります

>>色坊主氏
レスが難しいですね 陰陽道ですとか一種密教のような不思議さを感じる独特の
レスを書かれますね 色々頭を働かせて読む事にします
後、思想に興味を持ち、ここへ来ているだけで「イタイ奴」ではないと思います
目下のところイタイ奴というのは僕のような奴のことです 泣

>>その他僕を擁護してくれた人へ
ありがとうございました 改めて深くお詫びするとともに、再発は必ず防止します
読んでくれている方に微力ながら善い影響を与えるようなレスを今後は書こうと思います
319一人一察 ◆78eZQJ5cpU :2005/08/01(月) 06:39:51 ID:RaETNb/u
あ、コテハンが抜けましたが、>>317-318は僕のレスです
>>294
山本七平(イザヤ・ベンダサン)「日本教について」を宮崎哲弥著作で紹介していて、
これを僕も書こうと思っていましたが、ちょっと流れと違うかなと思っていて出さずじまい
でしたが、せっかくなので書いておこうと思います

『日本という社会は、一種の天秤の世界であると考えています。そしてこれの支点
 となっているのは「人間」と言う概念で、天秤の皿のほうにあるのが
 「実体語で組み立てられた」世界で、分銅になっている方が「空体語で組み立てられた」
 もう一つの世界です』

例としては、
・実体語(お皿)に対応するのが、@幕末の開国論A無条件降伏論B安保、自衛隊容認
・空体語(分銅)に対応するのが、@幕末の攘夷論A一億総玉砕B安保廃棄、非武装中立

一見、実体語が「現実主義」であり、空体語が「理想主義」に応対しているかのように
見えるが、実体語には賢慮と良識による現実認識が欠けており、空体語には精緻な論理と
戦略性が抜けている どちらも虚構に過ぎない そして必要なのは「両者の平衡」である
ところが、空体語が積み上げられ、やがてバランスを崩し、両者がこぼれおちて初期の
平衡状態に戻る、と言うのが少なくとも戦前の日本に起こった事である(明治維新、大東亜戦争)
そして、戦後、山本は同じ事が繰り返されるだろう、と言っている つまり、空体語に
該当する「安保廃棄、非武装中立、絶対平和」を叫ぶ勢力が分銅を積み上げすぎて
また失敗するぞ、と言う警告である ただし、この書は1972年発刊であり、幸いにして
この警告が功を奏し、上手く日本人は分銅を下ろすことに成功したようです
ただ、そこにはソ連邦及び共産主義国家の崩壊という事実が大きいのですが、
つまり、この論は未だに有効であり、今後も気をつけなくてはいけません 今でも
実体語 日米同盟保持 国連尊重 空体語 アジア共同体 絶対平和主義
などという形で(これは例です)この論は生きていると思います 大事なのは「両者の平衡」
だと思います 
320一人一察 ◆78eZQJ5cpU :2005/08/01(月) 06:45:53 ID:RaETNb/u
   「親米保守派の研究@」 (猪瀬のパクリw内容は僕のオリジナル)

現代の日本人はアメリカ合衆国というものをどう捉えているのだろうか?
唯一の同盟国?ハリウッド映画の本拠地?メジャーリーグ?戦争した相手?
最近の共同通信の調査にこんなものがある

広がる対米不信52% 日米合同世論調査

共同通信社とAP通信社は今月初め、戦後60年を機に日米両国の国民意識を
比較するため、電話方式による合同世論調査を実施した。それによると、
日本国民の過半数の52%が米国政府を「信頼できない」と答え、対米不信感が
国民レベルで広がっている実態が明らかになった。逆に米国民の59%は
日本政府を「信頼できる」と答えた。湾岸戦争直後の1991年の同種調査に
比べると、日本国民の対米不信感は26ポイントも高くなっており、イラク戦争に
代表される米ブッシュ政権の「一国主義」的な外交・安保戦略への懸念が強いとみられる。

すこしリベラルがかった機関のものであるが、狂牛病問題や郵政民営化への
アメリカの悪意などが喧伝される事によって、日本人の対米感情が悪化しているとしても
余り疑問は無い しかし、日本には、とにかくアメリカへの信頼を疑わない種類の人が
多く存在するのも事実である そういう人達は一般に「親米派」または「親米保守」
と呼ばれる 彼らはアメリカ合衆国を深く信頼し、同盟を結ぶに相応しいパートナーと
認識し、アメリカの執る政策を支持し、アメリカを非難するような論調を否定する
例えば、アメリカは2000年に採択された気候変動枠組み条約、通称京都議定書を
批准しなかった アメリカは色々な理由を説明したが、中国やインドも批准しないからとか、
自国の産業を守る為と言った、地球全体の環境よりも自国のエゴを優先させると言った
横暴とも言える選択をしたのだが、親米派はこういった事を批判しようとしないのである

一体彼らのような人々は歴史のどこから誕生してきたのであろうか? 
黒船来航で太平の眠りを醒まされるまで、日本人はアメリカのことなど
ほとんど知らなかったと言ってよい じっくり維新前後からの日本史、世界史を
紐解いて、彼らの正体に迫っていこうと思います 長期に渡ると思います