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名無しかましてよかですか?:
『しんぶん赤旗』 7月3日付書評欄「背表紙」より一部引用
本書は全体として、沖縄に米軍基地の70%が集中する実態を細かく告発、その対比で日本政府の
アメリカ追随ぶりを批判。「左翼」嫌いで有名な著者ですが、沖縄の現実に触れるにつれ、
「わしが『反戦平和』に与したわけではない」「奇しくも左翼と同じ意見になってしまうが…」
といっているのが面白い。新しい歴史教科書をつくる会を立ち上げた著者。その反動的主張の一角が
崩れてきたことを自己表明する本として興味深い。