4月、新入生の入ってくる季節・・・
新入生に一の瀬ことみに似た美少女、理系たんがあらわれた。その娘は、肝井に話しかけた。
理系たん「そういや前に、熱力学について話そうとか言ってたわよね。
カルノーサイクルにおける各ステージのエントロピーとエンタルピーとエネルギーのそれぞれの変化と
それが意味することについて語ってなの。」
そこへ、クラスの彼女のいないヤツラから嫉妬の嵐が巻き起こった。
男子A「どうせ検索エンジンで見つけたサイトをコピペするだけだから相手にしないように
というか、肝井が、理系たんのような美少女と話すのが気に食わない」
男子B「相手にするな、返答をするな 男はだまって無視、な?」
男子C「肝井はレポート書いた事、あんの?」
放課後の誰もいない図書室
理系たん「まあ、あの設問は専門課程の教科書で数十ページくらい費やして
解説されるような内容なの。回答できたらあなたを部員です。化学サークルの御誘いなの。」
理系たん「それに・・・・私の未来の旦那様になって欲しいの。」
肝井「それは告白と受け取っていいのかな・・・・」
理系たん「言葉通りなの・・・・・・・・・・・・・・・」
瞬間、無言になる二人・・・・・恥ずかしそうにうつむく理系たん!
肝井は、まっすぐ理系たんを見つめて言った。「理系たん! 君を絶対、ボクのものにして見せるから! 」