核の抑止力論>>>>>社会主義理論

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1特厨非FAN ◆AntiT24WoA
アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国の五大国、
そして近年、インド・パキスタン・北朝鮮が核兵器保有国の仲間入り。

・・・それなのに日本だけが核武装してはいけないと言うのはおかしいと思います。
特に核武装国が、他国に核武装してはいけないと言う権利はないはず!
(非核国が他国の核保有を批判するのはまぁともかくとしても

公平じゃないし、まさにジャイアン的発想じゃない?

例えて言うなら、
「俺は車を持ってもいいけど、お前は車は持っちゃいけないよ?」
と言ってるのと同じことです。

少なくとも、日本が核兵器を持つことに道義的な問題はあまりないと思います。
2特厨非FAN ◆AntiT24WoA :04/11/23 21:49:26 ID:A3m3S3ai
さて、ここでこういう意見があると思います。
「核保有国を含めて、全ての国が核武装をすべきじゃないし、
 核保有国も核を段階的に削減して、最終的には廃絶すべきだ」
と。

しかしここで僕はこう反論します。

核兵器と通常兵器を区別する理由はいったい何なのか?
両方とも、人を殺す点においては同じじゃないでしょうか。
(まさか、通常兵器の迫撃砲や焼夷弾やトマホークミサイルが人道的な兵器とは言いませんよね?

威力が強い?
(でも、通常兵器を大量に使ったら核兵器と同じ効果が得られますよね?

放射能汚染が残る?
(中性子爆弾みたいに、汚染が短期間でなくなる“核”兵器ならいいの?

というわけで、道義的な観点から考えると、
通常兵器と核兵器を区別する理由は僕には思いつきません。
3特厨非FAN ◆AntiT24WoA :04/11/23 21:50:05 ID:A3m3S3ai
さて、道義的な視点の話とは別に、現実的視点からの問題があります。
確かに現在、日本が核武装して得られるメリットは薄いと思います。
というよりも、デメリットの方が大きいと思います。

もし仮に日本が核武装したら、
アジア非核化構想を進める東南アジア諸国でいっせいに反日感情が高まるでしょうし、
EU各国やアメリカも下手したら日本に制裁措置を加えるかもしれません。
60年前みたいに日本が孤立する危険性が大だと思います。

イラクみたいなことにならない為にも、
最低限、事前にアメリカのお墨付きをもらっておくことが必要でしょう。
(イラクは湾岸戦争直前までアメリカの同盟国で、フセイン氏はクウェート侵攻時、アメリカの支持が得られると思っていたらしいです。

さらに、日本一国がいきなり核武装したら国際的なイメージが悪すぎるので、
他の数カ国と同時に、いっせいに核保有宣言してしまうといいでしょう。
そうすれば、制裁のリスクが低くなるし、批判を分散させる効果も期待できます。

例えばスペイン・ポルトガル・イタリア・アイルランド・ポーランド・台湾・モンゴル・ネパール・バングラデシュ・
イラン・トルコ・サウジアラビア・カザフスタン・ウクライナなどと組んで、いっせいにみんなで核武装してしまうとか。
赤信号もみんなで渡れば怖くありませんよw
4特厨非FAN ◆AntiT24WoA :04/11/23 21:50:36 ID:A3m3S3ai
また、「核の抑止力理論」は、この60年間で証明されました。
核兵器保有国同士では、

 6 0 年 間 一 度 も 全 面 戦 争 を し て い ま せ ん

一方、「社会主義理論」は、ソ連邦の崩壊によって機能しないことが証明されました。
また、中国も実質的に社会主義国ではありませんね?せいぜい社会民主主義。
このことから、

核の抑止力理論>>>>>>>>>>社会主義理論

ということも証明できます。

というわけで、
現時点では日本にとって核武装は時期尚早ですが、長期的には必要になることもあるでしょう。

したがって日本は国際情勢の変化しだいで、すぐ核武装ができるように、
原子力発電を推進することによって、核技術を維持するべきだと考えます。
5名無しかましてよかですか?:04/11/23 23:52:14 ID:PhQCsJKk


6名無しかましてよかですか?:04/11/24 00:30:44 ID:qz9ZM0Gt
ソ連崩壊の大きな要因は、アメリカとの軍拡競争による軍事費負担の増大。
また、アメリカの慢性的な「双子の赤字」も、冷戦による軍事費負担の影響大。
ソ連は冷戦で滅んだとも言えるし、ひとつ間違えばアメリカのほうが滅んでいたかもしれない。
ま、核で滅びるよりは、増しだったか。

冷戦時代の核抑止力がいかにあやういもので、核戦争を回避できたのは幸運と努力のたまものだったことは、
周知の事実だと思ってたんだが...。

1の言う通り、人類のためを思うなら、最終的にはすべての兵器を破棄すべきだろう。
実現は不可能でも、目指すべきひとつの理想とするのは、悪い考えではない。
さしあたり、最も厄介な核兵器から始めるのは、これもやはり、悪い考えではない。
というだけの話。

ま、そんな考え方もある、ということで。
7特厨非FAN ◆AntiT24WoA :04/11/25 00:00:51 ID:228Cdk/h
>>6
>ソ連崩壊の大きな要因は、アメリカとの軍拡競争による軍事費負担の増大。
>また、アメリカの慢性的な「双子の赤字」も、冷戦による軍事費負担の影響大。

確かに軍産複合体の増殖はありえますね。

軍事費増える

軍事産業儲かる

その儲かった金で政治献金

政治献金もらった政治家が軍事費をさらに増やす

この繰り返し

この悪循環に歯止めがかからなくなっていつのまにか北朝鮮みたいな超膨張軍事予算になるかもしれないし。
でも、軍事産業からスピンオフされた技術が、民間に転用されて平和的な人類の発展に貢献する可能性もあるから、
あながち軍事費が悪いとも決め付けれられない。要は、バランスと透明性が大事ってことですかね?

ウヨは軍事費を増やすことが手段ではなく目的になっている。
サヨは軍事費を減らすことが手段ではなく目的になっている。
そうじゃなくって、ケースバイケースで、その都度その都度、合理的かつ現実的に判断できる視点が
必要だと思っています。
8特厨非FAN ◆AntiT24WoA :04/11/25 00:03:05 ID:228Cdk/h
>>6
>冷戦時代の核抑止力がいかにあやういもので、核戦争を回避できたのは幸運と努力のたまものだったことは、
>周知の事実だと思ってたんだが...。

それはある程度意識しています。
極端な話、核ミサイルのスイッチをヒトラーみたいな狂った独裁者がコントロール化に置くかもしれないし、
それによって人類が滅びるかもしれません。

僕は、その可能性は、千年に一回程度だと思っています。
つまり、このまま核を保有し続ければ、確率論的には千年後に人類は滅亡すると。

ただ、短期的には、やはり核があった方が大規模戦争は減ると思います。
狂った独裁者が大国の首相・大統領になる可能性はそんなに高いとも思えないので。

つまり結論としては、
自分達の世代のことだけを考えるなら、核があった方が安全。
子々孫々(自分の後、数十世代)のことを考えれば核がない方が安全。
という感想を持ってます。
9特厨非FAN ◆AntiT24WoA
>>6
>1の言う通り、人類のためを思うなら、最終的にはすべての兵器を破棄すべきだろう。
>実現は不可能でも、目指すべきひとつの理想とするのは、悪い考えではない。

そうですね。理想としてはそういうのはいいと思います。
この小さな星の上で、民族同士・宗教同士で戦争してるのは正直くだらないとは思う。
宇宙的視点から見たら、アリの喧嘩みたいなものだし。

ただ、生物学的に見ると、人間とチンパンジーのオスは、同じ生物種内で、多数集団VS多数集団の戦い、
つまり戦争をするようにできた生き物であるようです(ちなみにボノボやゴリラは違うようです)。
これが事実なら、戦争をゼロにすることは不可能かもしれません。

それと、よく宗教戦争や民族戦争なんて言いますが、
その実態は貧困や・経済的利害対立が主要因であることが多いようです。

これらのことを総合すると、
本当に戦争をなくしていくのは現状のままでは難しく、
あえて積極的解決方法を探るなら、世界中の経済的問題の解決(人類皆金持ちになるとか)、
もしくは何らかの(非強制的・自主的な)生物学的な方法に頼らざるを得ないでしょう。

>ま、そんな考え方もある、ということで。

そうですね。世の中にはいろんな考え方があっていいと思います。
僕も感情的な(ステレオタイプの)単純ウヨ・単純サヨの類が嫌だったので、この板にやってきました。
このゴーマニズム板は、他板よりも考え方の違いに対する許容度が高そうだと思ったので。