450 :
名無しかましてよかですか?:
>>450 そりゃあ勿論ユ○クロとかダ○エーとかで買える肌着でしょう。
値段は手頃だが、産地は中国産がほとんど。
しかし、ファッションに全く無頓着なコヴァが自分で買いに行くはずはなく、
母・秋子が買ってきた物をそのまま着用している模様。
よってコヴァに中国産である事はバレていない。
が、首の後側にたまに製品情報として「中国産」等と書いてある場合は、
コヴァが着る前に秋子がわざわざハサミで裁断している。
以上、勝手な妄想設定でした。
とすると、スーパーの安売り肉とかも
原産地をマジックで塗ってたりするかもw
G県T市 午後十一時半
H湖方面から市内に向かって一台のタクシーが疾走する。
日曜日深夜の地方都市の郊外。この時間帯はほとんど人も車もいない。
運転手はややスピードを飛ばし気味にタクシーを走らせていた。
その時、前方でちらっと何かが動いた。次の瞬間
ドン
強い衝撃
運転手はすぐにタクシーを止め、外に出た。
犬なら良いのだが・・・・。だが、動物より遙かに大きな衝撃。運転手は覚悟を決めた。
・・・・
タクシーの前方は潰れていた。血が付いている。だが、その跳ねられたはずの物体は
影も形もなかった。運転手はバンパーに触れてみる。粘り着く生臭い白い液体が付着していた。
運転手は嫌悪感を抱きズボンの裾でそれをすぐに拭う。その時だった、彼は奇妙な声を聞く
「ううう〜〜〜ん、ひくんひくんひくん」
公安調査庁特別捜査第三課
国民には知られていない、いや、庁内でも上層部の極一部の人間しか知らない
トップシークレットの部署である。ここは通常の公安調査では扱われない国家に危害を
与える存在、ようするにデムパを調査し、取り締まるための部署なのである。
まあ、表向きは資料室扱いとされているが・・・。
課内には一人の男と一人の女が配属されていた。
男は茂留田富士夫、東大卒のキャリアだが、デムパに関する調査にのめり込み過ぎた挙げ句
ここに飛ばされた男である。女は須狩アサヒ、今年配属された新人である。父親は優秀な警察官僚で
本人も優秀、かつ一見上品なお嬢様に見えつつも芯はしっかりした活発な女の子である。
しかし、警察キャリアとしての内示を受けた一週間後、ここに転属になって内心不満だらけのようだ。
朝
茂留田「さて、今日も資料を整理して午後からは昼寝をしよう」
アサヒ「そんなのでいいんですか、茂留田さん」
茂留田「だってすることない・・・」
その時、電話が鳴った。
茂留田「はい、三課ですが」
茂留田は気楽な気分で電話を取った。どうせまた新しい資料が来たから引き取りに
来てくれ、とでも言うような業務電話だろうと。
上司「・・・茂留田君かね?いますぐG県に飛んで欲しいんだ。身分は例のようにこっちが
保障する。奇妙な事件が起こった」
茂留田の顔がすぐに真剣な表情になる。
茂留田「はい・・・はい」そして受話器を置くと茂留田はアサヒにこう言った。
茂留田「捜査だ。すぐにG県へと向かうぞ」
新幹線の車中
茂留田「はい、これ身分証明書」
アサヒ「って警視庁の警視じゃないの!いいの。これ?」
茂留田「こっちも隠密行動が基本だからねえ。いつもこうやって適当な身分で捜査
してるのさ」
アサヒ「・・・・」
茂留田「それにしてもG県か。三年前の事件みたいな事件かなあ」
アサヒ「三年前の事件って?」
茂留田「ああ、君は知らないか。前世を信じるサイキック同人少女との死闘・・・」
アサヒ「・・・何、それ」
茂留田「おっと、向こうに着いたらダルマ弁当を買わないとねえ。アレは名物だし」
アサヒ「・・・」
G県警
県警の人は何故か歓迎してくれた。インチキ名刺の威光だろうか、とアサヒは
思った。そして事件の話に移ろうとすると、県警の人は口ごもった。
警部「・・・、女性がいるところではちょっと・・・」
茂留田「どうするんだ、須狩。別に嫌ならボク一人で見るけど」
アサヒ「いえ、見てみます。性犯罪なんですか?」
警部「ええ、そうなんですが・・・。本当に宜しいんですね」
そういうと警部は部下に資料を持ってこさせる。
アサヒ「こっちも警察官。そういうムゴいモノには耐性あるわよ。それに
女性の方が血には強いんだから」
茂留田「なら頼もしいな。ボクもネットのグロ画像には慣れているから強いけどね」
警部「・・・資料は、こちらです」
茂留田とアサヒはいくつか資料を手にとって見てみる
二人「・・・・こ、これは」
被害者の写真は筆舌に尽くしがたかった。被害者(全て女性だ)はみな全裸に剥かれ、
乳房も局部も丸見えになっている。そして局部には失禁した跡。血が滲んでいるものまである。
更に髪はザンバラに乱れ、顔は殴打されたように膨れあがり、眼球がこぼれだしているものも
ある・・・。
茂留田「地獄絵図だな・・・」
アサヒの方を見ると下を向いてうずくまっている。その様子を見て、G県警の警官は洗面器を用意した。
警部「もっとむごいことがあります。この被害者達は・・・、みな生きているのです。しかし・・・、
精神面の打撃がひどく・・・まるで幼児のように・・・」
茂留田「・・・・」
警部「被害者は主に二通りに分かれます。一つ目のグループはいわゆる
『市民運動をしている女性』、もう一つは『女子小中生』。当初は私たちも
全くターゲットが異なるので別人の犯行説を取っていたのですが、あまりにも
手口や被害者の様子が酷似しているので恐らく共通の犯人でしょう」
茂留田「・・・なるほど分かりました。捜査に尽力します」
警部「いえいえ、本庁からまさか応援が来るとは。こちらも精一杯支援しますよ」
アサヒが気づいたとき、アサヒは宿舎のベットに寝かされていた。
アサヒ「あれっ?どうしてこんなところに」
茂留田「君は写真を見て気を失っていたんだ」
アサヒ「・・・・」下を向くアサヒ
茂留田「まあ、無理にみろとは言わないよ。あと、被害者の人の様子もボクは
見てきた」
アサヒ「どうだった?」不安げなアサヒ、被害者のことが心配なのだろう・・・。
茂留田「精神的にダメージを受けていて、回復までには時間がかかるって」
さすがに、自我が破壊されて赤子までに人格が後退しているとは彼女の前ではいえまい。
アサヒ「そう・・・」
茂留田「今日は無理せずにもう寝な。明日から本格的に捜査が始まるんだし」
うなづくアサヒ、そしてポツリとこんなことを言う
アサヒ「女の人、女の子にあんなこと出来る男の人ってどういう人なんだろう」
茂留田「さあ、ただ。ボクも男として嫌悪感を覚えたことは確かだ。お休み、アサヒ」
(続く)
|
| せっかくもりあがっていた
|
| ∧∧:::
\ (゚Д゚,,):::::
(| |):::: スレが、・・・・
(γ /:::::::
し \:::
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458 :
名無しかましてよかですか?:04/03/06 17:50 ID:Z9e6CCVz
【コヴァが朝日新聞に載せた反戦メッセージ】
誰にも奪えないものがある。
彼らの家族を、
彼らの恋人を、
彼らの親友を、
彼らの故郷の青空を、
彼らの思い出の場所を、
彼らの笑顔を、
彼らの希望を、
彼らの夢を、
そして彼らの新世紀を、
CHILDREN IN THE WAR
戦争はすべてを奪ってしまう。
そこに理由はない。
そこに正義はない。
459 :
名無しかましてよかですか?:04/03/06 18:10 ID:OQQMQfAF
♪
, -‐- 、 ♪
♪ /,ィ形斗‐''' ´  ̄`''‐- 、
//ミ/─- _ ヽ ♪
, - 、!({ミ//`ヽ - 、`ヽ ヽ
/ 、ヽ⊂!´/ ヽ ヽ 「i「i}i、
/冫┐ i'´.l '´゙ "ヽ ゙ー、,,{ ノ
 ̄ l l l ⊂ ーゝ 'ヽ、
! l ', ,r /ヽ \
l ヾ,、 `''' ─ ' / -‐、‐ヽ >
t /` ー- 、___,ォュ'´ ヽ、 /
` ー-! 、`ーi 「´ , -‐'´
` ー- 、l l」 <
ヽ ヽ
460 :
日出づる処の名無しさん:04/03/06 18:12 ID:TGiST3lU
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>>456・・・・・・」と、終了!ザマーみやがれブサヨ!コヴァ板なんて
所詮だれもいねー隔離板なんだよ!(ブワハハハ!!」と
午前4時、コヴァは興奮しながらPCに向かっていた。ほぼ毎日
常駐している彼にとっての楽しみであった。
反面、担任は疲れ切っていた。あるコヴァが欠席した日、クラスの
ホームルームで担任は生徒に切り出した。
担任「・・・・・・・・・なあオマエら、コヴァのことどう思う?」
クラスは水を打ったように静まる。
担任「・・・・・・・・・正直、先生疲れた。警察経由で病院に介添えする
のも、今年に入ってから100回は超えてる。都の教育委員の
方針で、問題のある児童が授業に支障を与えている場合、
本人の意思に関わりなく特殊学級に編入換えできるらしいんだ」
クラス委員の太田が口を開いた
太田「先生!それはやめてください!」
担任「・・・・・・・・・・・・・・・・?太田、オマエらコヴァには少なくとも
いい思いはしてないだろ。たしか『クラス委員はサヨク』とか
罵倒されてたし」
太田「たしかにそうかもしれません。でもコヴァはボクに教えてくれた
んです!最初ボクは転校生で、クラスになじめずシンナーに走って
いたどうしようもない生徒だったんです。ある日、ボクはコヴァの姿
を見ました。毎日毎日、念仏のように『国家に奉仕しろ!』と唱えて
いる割には一切自分では行動せず、近所のボランティアをサヨク
呼ばわりして馬鹿にしている。・・・・・・そんな彼がボクの心に訴えた
『 ああなったら人間オシマイだな 』常に「サヨク」という言葉を使って
怠惰な自分を正当化して現実から逃げる、そんな人間になったら
終わりだと、コヴァはボクに教えてくれたんです!」
江川「ボクにも言わせてください!ボクも最初は学校の成績は最悪でした。
仲間からは『365歩のマーチ』と揶揄される始末、それもこれも
国語の問題にしても『こういう解き方があるじゃないか・・としたら
教科書の解釈の方が違っているかもしれない』という傲慢さからでした。
ある日、コヴァが『ブサヨ!皇紀で書いたのに違っている』『南京大虐殺
は 無 か っ た 』という姿をみて、いくら悲しい言葉で飾ったところで
【ナルシシズムこそ自滅への道】と、気づかせてくれたんです!」
早川「私も!コヴァ・・・の兄貴なんだけど、近所歩いてたの・・そしたら、
昼間っから酒臭くて『公共心が日本人にはない!』とかブツブツ唱えながら
目もうつろに歩いているの・・・どうせ”職安帰り”だろうな・・・って感じで
ページがめくれアガって付箋いっぱいの『国民の道徳』抱えて・・・、もう
片方の手には火のついたタバコを通行人に向けてプラプラ。こんな
公共心なんてない、もっといえば勤労意欲の片鱗もない、マトモに暮らして
いけない『国家のゴミ』みたいな寄生虫が、『道徳心』『公共心』を唱える
ことの滑稽さがよく分かりました・・・・人間には地に足の着いた生活が必要
なのよ!それを飛び越して天下国家を騙るなんて、説得力以前の虚構だって
コヴァの一家は教えてくれてるの!」
担任は涙ぐみながら語り始めた
担任「・・・・・・・・・・・そうか、先生が悪かった。実はな、先生もコヴァに関わる
前は平凡な教師だった。研究日は毎日昼間で寝ていて、ボーナスが少ない
だの休みがどうだのと、言いたい放題だった。コヴァの面倒みるようになって、
我 慢 す る こ と の 大 切 さ
が分かった。措置入院から児童福祉法、精神衛生法まで
社 会 の 仕 組 み と そ の 歪 み
が分かった。昔の自分がここにいたら、おそらく今の先生みて驚くだろうな・・・
その意味では、オマエたち同様コヴァには感謝している」
担任と生徒はひしと抱き合った。コヴァは『よき(反面)教師』として、クラスで
その地位を確固たるものにしている。
G県T市 深夜
美少女がすやすや眠っている。
だが、そこに近づく一つの黒い影。
影「・・・フーフーフー」
黒い影は興奮を抑えきれずに荒い息づかいを始める。
影「・・・全て・・・フェミ・・・悪い」
ボソボソと呟く黒い影。その時、気配に気づいたのだろうか美少女が目を覚ます
美少女「きゃああああ、誰なの」
叫ぶ美少女、その瞬間黒い影は全身から触手を伸ばし彼女を包み込む
影「・・・逆らう・・・全て・・・ボク・・・敵」
小一時間ぐらい経った頃だろうか、影はいなくなっていた。
そして、残されたのは変わり果てた彼女
「ひくん、ひくん、しゃ〜」
朝、茂留田とアサヒが県警本部へ向かうと本部はバタバタしていた
「また被害者がでたぞ」
「今度はT市だ」
警部「あっ、茂留田さんと須狩さん、また被害者が出ました」
茂留田「ああ、様子を見ているだけで分かるよ。で、ボクらはどうすれば」
警部「捜査はこっちでやりますから、分析をお願いします」
アサヒ「どういうことなの、茂留田」
茂留田「ボクらはお留守番だってさ、まあ君にとってもその方が良いだろうしね」
昨日、倒れてしまったことを思い出しすまなそうな顔をするアサヒ
警部「いいえいいえ、どうぞお気になさらずに」
県警会議室
二人と捜査責任者がいる中、テーブルの上にG県の地図が広げられる。
責任者「このように被害者は県の山間部を除き全県的に分布しており、かなりの
広範囲に渡っています。ただ、特に多いのは県警があるM市の西部からT市、そして
H町やY市にかけてですね。丁度、30年以上前に起こった婦女暴行連続殺人事件に
似た被害者の分布状況になっています」
責任者がそう説明すると、茂留田はあることを聞いた。
茂留田「被害者が二通りいると言ったね、被害者ごとの分布図はあるかな」
くすくす
コヴァが必死でつ(w
二種類の、女性という共通点以外は全く見いだせない被害者達。ここに茂留田は
事件の謎を解く鍵があると睨んだ。早速新しく地図を二つ用意し、一つを美少女の
被害者、もう一つを女性プロ市民の被害者と分けてポイントを打っていく
一時間後、二つのマップが完成した。
責任者「これは・・・・」
女性プロ市民の被害者についてのマップにはコレという傾向がなかった。ただし、もう
一つのマップには露骨にある傾向が見えた。
茂留田「県内国公立大学半径4km圏内、だな。例外は一部あるが、それは犯人の
本拠地と考えた方が良い」
その時、さらに責任者の携帯電話の呼び出し音が景気良くなる
責任者「はい、県警の伊藤ですが。・・・はい、はい・・・。えっ、どういうことですか」
茂留田「一体どうしたんですか」
責任者「いや、DNA検査を行った医大の方から報告がありまして・・・被害者の体内から
未知のタンパク質が発見されたそうです」
茂留田「いこう、アサヒ」
県内の某医大
医師「こんにちわ、茂留田さん、須狩さん。警察医をやっているナカムラです」
茂留田「で、単刀直入に聞くんだが・・・。その未知のタンパク質が発見されたとは
本当のことかね」
医師「はい、こちらも未知の物質なので恐らくとしか言いようがないのですが、
そのタンパク質が被害者に何らかの影響を与えたことは充分に考えられます。」
アサヒ「茂留田・・・」
茂留田「本格的にボクらでないと手に負えない事件になってきたかも知れない。
ああそうだナカムラ医師。」
医師「はい?」
茂留田「被害者に共通する外見上の変化、それがそのタンパク質の影響だという
可能性は」
医師「低くはないと思います。あ、あともう一つ聞きたいことが」
茂留田「なんだね、一体」
医師「コトリって何なのですかね。被害者達の腹や背に「コトリ」と読める
傷跡が付けられているんですよ」
続く
472 :
名無しかましてよかですか?:04/03/07 23:10 ID:+WPJqKp4
ばつファイルガムバレ!
473 :
名無しかましてよかですか?:04/03/08 04:08 ID:XWcGIzf6
モルダーage
148 :学生さんは名前がない :04/03/04 19:08 ID:X9QeKpkj
>>110 うまいね。 それの別バージョンもつくって見た。
「巫女たんハアハア」
「ブサヨ氏ね」
うっとうしい朝の参拝が、澄み切った青空にこだまする。
神社の拝殿に集う自称愛国者たちが、今日もブタのような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、ユニクロのTシャツ。
息は乱さないように、巫女さまを怒らせないように、落ち着いて歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、朝日を購読するなどといった、はしたない愛国者など存在していようはずもない。
靖国神社。
明治二年創建のこの神社は、もとは戊辰戦争戦没者のためにつくられたという、伝統ある神道系神社である。
東京都千代田区。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、
神に見守られ、明治維新から大東亜戦争までの国のために戦った人を祀る英雄の園。
しかし時々場違いな集団も・・・