いつものように、トキ・ニッポンはネットカフェで匿名掲示板「ひろゆきちゃんねる」にいた。
そしていつもどおりにコヴァ板にいた。
そこの掲示板のとあるスレへサヨクがいつもどおりに書きこんでいた。
外では雷鳴が鳴り響いた。
サヨ:「また、おまえか! いい加減にしろ。
我々に都合の悪いコピペをするからおまえをNGワードにする!」
トキ:「NGワードに指定するとは、まるでハルノートのような卑怯さだ!」
サヨ:「我々は戦勝国民だ。氏ねチョッパリ。」
トキ:「サヨは言論弾圧が好きだな!!」
などと、チャット状態で書きこみをしていた。もちろんサヨは反論できなかった。
そのとき、周辺が真っ白な光に包まれた。
すさまじい雷のような力がネットカフェを直撃したようである!!!
トキ:「うぁあああああああ」トキは気絶した。
気づいてみると、ネットカフェはなくなっていて、
その場に倒れていた。たちあがって、周辺を見渡した。どうも様子がおかしい。
あたりはどこか古めかしい様子の建物ばかりになっていた。
しかも、街行く人々はみな着物姿だった・・・・
それにトキは洋服だったので、まわりから不振な目で見られた。
トキは一つの看板を目にした。「祝 昭和十五年 皇紀ニ千二百六十年」
どうやら、タイムスリップしたらしい。
トキは感動した!! 「戦前の皇国、神国、日本ニ来られたなんて!!」
そういえば、トキは思い出した。タイムトラベルを研究している博士から、
タイムトラベル腕時計をもらったことを。
博士:「ふぉふぉふぉ。私がついにキップソーンの理論を現実の物にした。
タイムトラベルは、君にあげる腕時計で行なわれる・・・・
エネルギーは電磁気的に空中輸送される・・・きみにタイムトラベルしてもらい、
プランク空間を負のエネルギーで押し広げ、ワームホールをつくるんだよ。
トキ:「へぇー すごいね」。トキはとにかくタイムトラベル腕時計をもらった。
そのことを思い浮かべていた