学園物語★KOVA 17歳★2

コヴァの高校に新しく先生が来た。全校集会で紹介されると早速歓声が挙がった。
その先生はとっても美人な女の人だったのだ。
教頭「えー、永らくサーズの影響で来日が遅れていました中国語のネイティブの
先生が先日来日し、今日から選択授業の中国語の授業を担当することになりました」
生徒１「うはぁ、美人だなあ。ウチの高校が男子校と言うことを差し引いても充分美人だ」
コヴァ「うっぽおおっぽぽおお、ﾁｬｿは反日！！！！スライディングしてやるＱ！！」
生徒２「いいじゃん。そんなの美人だし」
コヴァ「ボクは大和撫子が好きなんだ！うおおおっぽぽぽういおいおいお」
教頭「････先生は台湾から来日なされ、日本文化に大変興味があるそうです。
みなさん仲良くしてあげて下さい」
単「私ハ、台湾かラきますた単美ミンです。よろしクおねがいします。
台湾では「ビたみん」と呼ばれてましタ。よかったラみなさんもソう呼んでくださイ」
コヴァ「･･･････」

担任「さて、今日の日本史入試対策演習は鎌倉時代だが。おや？コヴァはどうした？」
生徒３「そう言えばさっきコヴァのヤツ、『中国語の授業は何処だ！うおおおお』とか
周りのヤツに聞きまくっていましたけど」
担任は、とてつもなくイヤな予感がした。

中国語の授業が行われている教室
単「イー、アー、サン、スー････」
その時いきなり教室の引き戸が開いた
コヴァ「うおおぽぽっぽおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！
びたみんさんびたみんさんびたみんさびたみんさん！！！！うおいおいおいおいい！！！」
生徒達「あーっ、あいつはＢ組の基地外のコヴァ！」
単「なんのヨうですか？質問はヤすみ時間にして下さい。授業中の勝手な行動ハいけマせん」
コヴァ「うおおおおおおぽぽぽぽおおお！！！そんなことよりもこんなサヨンボ学校抜け出して
靖国に参拝しましょう！！あと、打倒中共の相談を･･･」
単「こマります。わたシは中国語を教えにきたノです。貴方のオ友達ではありません」
コヴァ「うおいっぽいぽぽいっっっっっぽおおいおおおおおお！！！」

学校の保健室。保健医に鎮静剤を打たれたコヴァはすやすやと眠っている。
単「台湾帰りたいヨ。ニホンは台湾よりズっと安全なクニだと思っていたのに････」
教頭・担任「申し訳ありませんでした････」

教頭と担任が謝罪と賠償を済ませた後も毎日のようにコヴァの台湾人美人
中国語教師、びたみんに対するストーキング行為は続いた。毎日続くコヴァの
異常なラブアタックに学校側も業を煮やしとうとう今まで突きつけてなかったのが
謎なぐらいだが停学処分をコヴァに言い渡した。復学の条件はびたみん先生に
対するつきまとい行為を止めること。コヴァはｼﾞｮﾝｲﾙパパと秋子さんにも説得され
しぶしぶとその条件を飲んだかに見えたが。

午後からいきなり大雨が降り出したある日。
単「こまりマした。傘を忘れてしまイました。」
担任「あ、家は確か私の家の近所でしたよね」
単「そうでス。デムパ小僧の担任の先生」
担任「･････（まあ、間違ってはないが）。じゃあ、私が車で家まで送りますよ」
単「ありがト、ございます。先生」
二人は担任の車に乗り込み、ゆっくりと校門を出て車は走り出した。
その時「うぽおぽぽっっっっぽおおおおお！！やっぱりか！サヨンボﾆｯｷｮｰｿ！！！」
二人「まさか！」
担任がバックミラーをのぞき込むと雨に濡れて髪がざんばらになったコヴァが････
コヴァ「うっぽおおおおおおお！！！！台湾人を反日に染めようとしたなﾆｯｷｮｰｿ！
ボクの精神注入棒を入れて再教育だ！！！」
そしてびたみん先生の前にカチカチﾎﾟｰｸﾋﾞｯﾂを晒すコヴァ
単「きゃあああああああああ」

翌日、びたみん先生は台湾に緊急帰国した。