ループの構図を繰り返さないために以下のような議論をされる場合は、
確実に相手を論破できるか、ループに陥らないように注意してください。
1、南京にいたのは便衣兵ではなく【便衣兵の容疑者】だ(肯定派)
2、南京戦は一個の独立した作戦行動ではなく、上海から継続している戦闘であり、
である以上、南京以前に国民党軍が便衣戦術を取っている。であれば、便衣した
時点で日本軍が便衣兵とみなし、治安維持と便衣活動の予防のために摘発する
のは当然である。これはハーグの占領軍の義務にも係わる(否定派)
3-a、摘発自体に問題は無いとしても、裁判をせずに便衣兵として処刑するのは
問題ある。(肯定派)
3-a-1、便衣兵は摘発時即処刑というのが各国軍において「常識」であり「慣習」と
して成立している。(否定派)
3-a-2、南京にいたのは便衣兵ではなく【便衣兵の容疑者】だ(肯定派)ループ開始
3-b、間諜と便衣兵は同じだろう。過去に軍律裁判において、間諜は裁判にかけ
られている(肯定派)
3-b-1、間諜と便衣兵(ゲリラ)は違う。作戦行動としても諜報活動は軍事行動と
して認められても、民間人を巻き込むゲリラとそれを当時は同一に扱っていなかっ
た、でなければ、ジュネーブ条約で慣習外ではあるが人道主義に則ったゲリラの
取り扱いの成文法が出来るわけが無い。(否定派)
3-b-2、南京にいたのは【便衣兵の容疑者】で便衣兵ではないからその定義は的はず
れだ(肯定派)ループ開始。