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名無しかましてよかですか?:
ゴーマニズム宣言12 誰がためにポチは鳴く 小林よしのり p168
さて、アメリカがイラク攻撃するにあたって、問題になるのは
極東アジアの安定である。北朝鮮は中国への脱北者も目立つし、
ついに配給制度も中止して、経済危機的状況にある。
今、北朝鮮が崩壊しても暴発しても困る。
アメリカもイラクと二正面作戦はとれない。
そもそも北朝鮮に戦費をつぎこむのはアメリカの国益には今や意味がない。
ここは日本に金を出させて北朝鮮を延命させるしかない。
過去の「謝罪」と「補償」をやらせよう。米国政府の試算では
1兆5000億円だ。ついでに、ミサイル開発の中止や核査察など、
アメリカ側の8項目を小泉に伝達させよう。
それがアメリカのイラク攻撃に対する日本の支援の形と
いうことでいいだろう。
かくして、アーミテージ米国務副長官は北京で、中国、北朝鮮の高官と
会談した後に平成14年8月27日、訪日し、小泉と会談。
「戦前の日本は悪」
アメリカにとっても中国にとってもロシアにとっても韓国・北朝鮮に
とってもそうでなければならない。
金を出すのは日本でなければならないのだから。
補償は経済支援の形ということになりそうだが、在日朝鮮人系の
信用組合、朝銀信組の破綻処理に、政府は9500億円に近い
公的資金を投入、小泉訪朝後はさらに4300億円、計1兆4000億円
投入するという。
しかも、朝鮮総連の傘下団体の元役員でも「受け皿信組」の役員に
なれると決定してしまった。
結局また、北朝鮮に不正送金する窓口を作り直してるのだ。