知の広場〜理性と感性のスーベニア〜 partV

このエントリーをはてなブックマークに追加
726きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/04 23:49 ID:isRbKWYg
アレント/小林の言う「公」とはテーブルにおける徹底した討論でしょう。
そこで合意形成に向って血みどろの闘争をするわけだよね。
その際に好き/嫌いを持ち出して議論の範囲外に置く点を作ったのでは闘争にならない・・・。
学校でも、会社でも、夫婦でも、仲間でも・・・これらの問題は共通にあるよね。
受け入れ難い点だとは思うけども、お子さんのためにがんばってください。
俺ができるのは「盲点」(放置できないものが多すぎる!)をチクチクほじくりだす
お手伝いができるぐらいです。
727きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/04 23:50 ID:isRbKWYg
>>725
ネタキャラに逃げるのは反則w
728ぁゃιぃアズマ人:02/02/04 23:53 ID:5Fpmjun7
>>727

 まあ、そうなだけどね。この戦略でアズマは、いままで一年間、
時に煽り、時に荒しをさばいてきたからなあ(藁
729きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/04 23:56 ID:isRbKWYg
キャラが本物になったりして・・・w

キャラネタでないなら、いずれ伝統文化的な単位基づく「属地的な共同体」、
近代の機能分化に基づく「非属地的な共同体」かの問題に決着をつけなければ
ならないでしょう。

その辺、いつでもどうぞw。
730日本男児:02/02/04 23:58 ID:W7EOt4OV
>>725

地方分権の難しいところは、お金の配分なんだよね。
地方で暮らしていると痛感しているけど、東京に本社を構える会社が
全国で稼いだ金を東京の名義で税金を払っているのが今の構造なんだよね。
私の地方で名を馳せた会社も、とっとと東京に籍を移してしまった。こうなると
その地方では税収と出来ない。現状ではどうしても東京に籍を置いた方が効率いいからね。
地方分権である程度権力を分散させていくことには何ら抵抗はないけど
そのベースとなる税金の取り方と、配分の仕方は結構難しい問題だよね。


>>726
受け入れがたいんじゃなくて、人の意見を曲解されるのが、いい加減
イヤになっちゃたんですが・・・。
あなたも宮台さんにそれをやられてイヤになってるでしょ?あれに関しては
私別に宮台さんを擁護する気は全然ないですよ。

731UNION JAP:02/02/04 23:59 ID:FhNPErWE
ところでアズマさんの考えでいくと今度は地域と家族、家族と個人
ってちっちゃくなってくと思うんですけど。その辺はどうなんですか?
732きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 00:03 ID:XRs4E/nF
>>730
僕は曲解していないと確信して発言していますよ。少なくも日本男児さんの投稿から
判断する部分においてはね、それ以外の部分は知りませんけど。

繰り返しますけど、日本男児さんの最大の隘路は「自分の主観のイデオロギー性に気付いていないこと」
なんだと思ってます。これは最大限の力を込めて強調したい。分かってください。

それによって、今まで議論の成果を台無しにすることがありうる・・・、僕が危惧しているのは、それです。
(最初から言ってますよね)
733右翼じゃない者:02/02/05 00:05 ID:VWy1aIUP
>ぁゃιぃアズマ人
>>487-489読んだぞ 実はあれって君の主張だったのか? 単に煽ってるのかと思ったがね 
インフォーマルな規範を定義付けたいなら それなりの機関が必要だろ
例えば今の政治家は政治力と倫理の両面を必要とされているが ぶっちゃけ政治家に倫理は要らん ただ国家への忠誠と政治力があれば良い 何をしようが結果 国益(国家的地位の向上)につながれば良いのだ
彼らに倫理面も強要するからおかしな事になるのであって 彼らとは別に倫理委員会を作り構成員はもちろん実績と選挙で決める
彼らの選挙区は君の思う地域ごとに選出しても良いし任期も定める 彼らに話し合いをさせて日本としての方向性を定義付けさせればある程度の規範は保てるだろ
是と思う方向性が地方ごとに決定的にかち合うとしたら大問題だが その場合隔離政策も必要になるかもしれん

ちょいと思うままかいてみたから電波&非現実的かもしれんが 叩き台としてどうよ?
734きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 00:08 ID:XRs4E/nF
ウヨガクさんの場合は自分のイデオロギー性を分かった上で発言しているので、

突っ込まれると・・・、「ああ、そうか」

なんですよ・・・w。
僕らも僕らで安心して現代の抱える問題の二重性を背景にして議論ができる。
「そうも言えるけど、実はこうなんだ・・・」←これが「公」です。

日本男児さんにしても、宮台にしても「そうも言えるけど・・・」がない、
単層の「無垢な」主観では本当に危ういと思いますよ。

しかし、「日本文化の見直し」に何の異論もありません。だから、言っているのは、
議論の内容ではなくて、姿勢なんですよ。
735ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 00:09 ID:O/maoXk/
>>729

 社会のあるべき形と言うものを決めるのは、その時代、社会の
生産のあり方だから、最終的に非属地的な単位がいいのか、
規模がどの程度のものがいいのかと言うことは、生産のあり方と
言うもので決まっていくんだろうね。
 結局、国家がここまで力を持ったのも、国民経済というものが
前提にあるからで、それが変りつつあるからなんらかの社会変容を
迫られている。だから、経済問題に疎い俺には、現在、近い将来の
あるべき社会像は描けても、より先の社会像は描けないしね。
 そこら辺をふまえた意見と言うのは過去にないの?
736ひっきー吉田 ◆22svdmW. :02/02/05 00:12 ID:5brOhvRo
>>733
政治家の定義が反サヨ先生+さらにガイシュツ(アズマさんのスレで)
よって語る余地なし
737ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 00:15 ID:O/maoXk/
>>730

 税の配分の問題だろ。しかしなあ、平等性をいくら逝っても、地域的に経済的な
偏りは必ず生じるわけで、それを無理やり補填してきたのが現状。
 自主財政を進め、さびれる地方がさびれていくのはある程度しょうがないよねえ。

>>731

 社会規範醸成機能と言う視点から、郷土と言うものを俺は設定するから。
つまり、意図するものがあって、それに利用できる存在として「郷土」と言う
ものを考えるから、極端に小さく分解することはない。
738右翼じゃない者:02/02/05 00:17 ID:VWy1aIUP
>>736
政治家の定義付けなどしていない 単に役割を分担させたらどうかと提案しているのだ
政治力ある政治家が下らないスキャンダルで失脚して行くのは損失だとは思わないか?
739きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 00:17 ID:XRs4E/nF
>>735
>社会のあるべき形と言うものを決めるのは、その時代、社会の
>生産のあり方だから、最終的に非属地的な単位がいいのか、
>規模がどの程度のものがいいのかと言うことは、生産のあり方と
>言うもので決まっていくんだろうね。
俺が過去に繰り返し述べてきたこともそれにつきます。
良い/悪いでなく人間が「何によって」生きているのか、という部分に定位せよ、というところでした。

>そこら辺をふまえた意見と言うのは過去にないの?
一応、「ウェッブ的生産関係」という概念でSF的に提出しました。これに何の責任も持ちませんがw
ここでは無責任にこういう話がしたかった。映画で言えば「ブレードランナー」の世界とかね。
740ひっきー吉田 ◆22svdmW. :02/02/05 00:21 ID:5brOhvRo
アズマさ〜ん、きゅりおさ〜ん、今から清掃作業に入ります(w

>>738
もう、「アズマ史観」スレで「最高執行機関としての地域代表者会議」と
それを監視するシステムとしての「国家」っていう話はアズマ主義国家の
グランドデザインとして、オレが提出したのだが?
741UNION JAP:02/02/05 00:25 ID:ohl3KbWo
>>737
でも、例えば日本男児さんのようなジプシー生活のひとにたいしては、
郷には入っては郷に従えってことですよね。
それではそれがかきまわされて混在してきた時はどうするんですか?
742右翼じゃない者:02/02/05 00:28 ID:VWy1aIUP
>>740
清掃作業だと 失礼だな しかもアズマやらきゅりおやらに媚び売ってるしw

それにオレは政府とは別に倫理的集団を設けよといっているのであって
地域代表者に最高執行機関を担わせよとは言っていない
君 根本的にずれてるよw
743むっちょ:02/02/05 00:28 ID:jiME4sEY
>>737
ある個人が複数の社会規範意識を内包していたらどうする?
結局、どの社会規範に従うかは個人の選択によるものだとしたら、
それは規範として弱くないか?
もう一つ。「郷土」の社会規範というが、
例えば「統一的なアズマ規範」というものは可能なのか?(w
744ひっきー吉田 ◆22svdmW. :02/02/05 00:29 ID:5brOhvRo
>>738
アズマさんのスレからのオレの発言からのコピペじゃ。
ちなみにアズマさんとは基本的に「そーゆー社会になるんだろうな」という点で
合意している。

514 :ひっきー吉田 :02/01/01 22:52 ID:/QyQdl6s
>>507
現実的に「アズマ」を考えると、必要最低限の仕事(外交・防衛等)のみ
を国の権限として残し、あとは徹底的に地方分権をする形になろう。
これに伴い、中央官庁の大幅なリストラ(そして地元に戻って政府作り)
も図れ、容易に構造改革ができるw
権力は天皇制というシステムを残す形なら、天皇・首相・そして都道府県ごとの
代表者会議を設置する形がベストだ。勿論、都道府県代表者会議に最高の権力を
与える。天皇制を廃止するなら、そのかわりに今上天皇を初代大統領とする権力の
弱い大統領制を導入するのがいいだろう。
745ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 00:32 ID:O/maoXk/
>>733

 だから、俺は >>487-489 で、インフォーマルな社会規範というものを国家の
それと郷土のそれに分割するわけ。そして、国家のそれを、憲法的価値と位置
付けて、民主主義の例外におくわけさ。理由はめんどうくさいから説明しないけど。
 なんで、こんなめんど臭いことをするかと言えば、国家戴く規範で、きちんと
民主主義の例外と言うものを設定しておかないと、個人の自由と言うものが
担保できないから。
 そして、国家のインフォーマルな社会規範は、自然法などの裁判所や学者が
定義するものだからある程度定義可能なものになるし、郷土の持つ規範は、
ある程度定義できなくても、国家の憲法秩序で枠をはめられているから、
漠然としていてもなんとかなるんだよ。
 右翼じゃない者さんの言うやり方は、民主主義的な要素しか考えていないだよ。
国家において重要なのは何より、個人の自由と言うものを担保し、権力の暴走を
防ぐとためのシクミなんだよ。
 そのためこそに、国家自身を拘束する非民主的な普遍的規範と言うものの必要性と
言うものがでてくる。非民主的な普遍的規範と言ってもそれは、時の権力、政府が
決めるものではなく、現状の制度を例にすれば、それは裁判所の裁判官、学者が、
公的、私的な議論を通して形作っていくものなんだよ。
 倫理委員会、倫理と言う文脈で言えば、俺が念頭においているのは、裁判所の
判例や学者の学説だし、自然法や憲法解釈と言った既存のものなのさ(藁
 俺は、政治というものを考える上で、既存の材料を使って、それを組み合わせたり、
改良したりして、いかにベターな社会が作れるかしか考えないから(藁
746ひっきー吉田 ◆22svdmW. :02/02/05 00:34 ID:5brOhvRo
>>742
スマンスマン、基本的にオレ強い方につく人間だから(w

多分、君の主張だと、江戸時代ヨロシク「地域住民」が相当の倫理的集団になると
思う。いくら対外的に優秀な政治家であっても、その地元から反発を食えば退陣
せざるを得ない。これは最近ではそういう風潮が強くなってるね。
747ひっきー吉田 ◆22svdmW. :02/02/05 00:37 ID:5brOhvRo
つまり地域住民に政治に対する責任を直で負わせる効果があるんだよ。
748ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 00:42 ID:O/maoXk/
>>741

 そこが俺の保守・ウヨクたる由縁でしょ。公教育などを通して、郷土の
守るべき規範と言うものを正面に打ち出して、心理的に圧迫する(藁
 そして、あらゆる合法的な手段を用いて一定の方向性に向けさせる。
ただし、人権とか国家の定める規範に触れない範囲内ということになるけど(藁
 まあ、社会規範醸成機能を郷土に求める以上、なんらかの不利益が郷土の
慣習にしたがわない個人に及ぶのは感受しなければならないことだよねえ。
ただ、下支えの部分は、きちんと国家が保障することになるが(藁
749UNION JAP:02/02/05 00:46 ID:ks2lfYqY
>>747-746
横レスですが、地域住民の利益と国益が合致しないことは多々あると思います。
そのとき、地域優先になっちゃやっぱり駄目ですよね。
750むっちょ:02/02/05 00:46 ID:jiME4sEY
>>748
つまり、「節操の無い個人」の
連帯社会を目指す私とは相容れないわけですね(w。
751ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 00:52 ID:O/maoXk/
>>743

 まあ、社会的コストをなるべく減らしつつ、社会的アノミーというものを
地域的社会規範を使って、ある程度終息させることを目的にしているからねえ。
それはとりもなおさず、個人の内心に一定の方向性を強いるものであって、
それが弊害を伴うのは当たり前だろ。俺は、国家や社会全体が持つ規範と言う
ものに対して、郷土による社会規範というものを唱えるのだから、別の視点から
見れば当然批判はでるだろ。でも、それ以外の代わりを出せといわれもなあ。
とりあえず、国家や社会全体で道徳とか倫理とか言うよりましだろ(藁
 郷土単位だから、統一的なアズマ規範なんてないさ。実際に機能する規範は、
地方地自体の条例やら、教育委員会が決める規範になるだろ。だから、郷土を
地方公共団体とすれば、それごとの規範と言うものは存在しても、統一的な
アズマ規範なんてないだろうね、恐らくは(藁
752ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 00:56 ID:O/maoXk/
>>750

 そう言うことになるね。俺は、社会的コストを重視する点で
違ってくるからね(藁
 節操のない個人の連帯社会なんて、ユートピアではないのかね?
まあ、俺が人間に懐疑的だからかもしれないけど。どうしても、
民衆に対する動機付けとかインテリの役割とを期待してしまうよねえ。
まあ、発想が古いのかもしれないけど、まあ極右・封建主義者だし(藁
753ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 01:00 ID:O/maoXk/
>>749

 連邦政府的国家を郷土の上に置くわけだから、理論的にはそうなるけど、
前提として国益とは何かと言う議論が必要だね。
 限りなく権限を郷土におろしていくから、国益と言うものも縮小していくん
だろうがね(藁
754むっちょ:02/02/05 01:03 ID:jiME4sEY
>>752
ご指摘の通り、ユートピアですな(w。
まあ今は、「あんま価値観とか文化とかについて、固定的になるなよ」
程度のことを思ってるだけですんで(w。
755ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 01:04 ID:O/maoXk/
>>747

 同意。つまり、そう言うことだよね。
 基本的に組織を小さくすれば、政治の波及効果はいい面でも
悪い面でも、地域住民によりダイレクトに作用するからねえ(藁
756右翼じゃない者:02/02/05 01:08 ID:VWy1aIUP
>>745
しかし国家の定義する規範と言うものを提示するとすればある程度フレキシブルに流れに添えないと拙いでしょ
逆にポピュリズムに迎合しても拙いしな 規範の必要性はまともな人間なら痛感している事であって個人の自由を担保にするとしても
その辺はオレの唱える処の倫理委員会への批判の自由ということで折り合いがつかないか?
もちろん一旦委員会の決めた規範には彼らの任期の間 無条件で従う必要が有るわけだが

どっちにしろ倫理をがんじがらめに動けなくしてしまってはそれこそ遺憾 学者や判例が民意から完全に乖離してしまう可能性や迎合してしまう可能性も多いに有るわけだしな
言って置くが学者や裁判官は倫理の面で優位に立っていることは認めるよ それを実績として評価すべきだとも思う

これらに反しない形で地域の伝統を守るべく新たな規範を地域ごとに定める事は別に構わないとは思うが
他のものも指摘している通り 移住にブレーキをかけてしまう効果はあると思うね


757ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 01:09 ID:O/maoXk/
>>754

 まあ、しかし目指す方向性は一緒でしょ(藁
個人の自由を保障し、社会の多様性を確保すると言う
前提は俺も指示するわけだし。
 ただ、そのような社会を維持するためにも、一定の
社会的コストを支払わなければならない。
 多様な価値観の弊害が、社会的アノミーなどだろ。
それに対して、俺は一定の処方箋として、郷土の
規範的役割・機能と言うものを打ち出すわけさ。
 まあ、保守・ウヨクを一定の方向性で誘引すると言う
キャラとしての戦略もあるわけだけど(藁
758ひっきー吉田 ◆22svdmW. :02/02/05 01:10 ID:5brOhvRo
>>755
ということで、政治に対する倫理的集団として地域住民を自覚させられることで、
政治に対する倫理性の問題はクリアできますね。
759右翼じゃない者:02/02/05 01:16 ID:VWy1aIUP
>>764
いや直で地域住民が倫理を司っちゃまずいでしょ今の段階でさ
だからこそ選挙と実績両面で委員会と言っている
実績ある者(学者やある判例を出した裁判官は良い例)の中から時代の流れに添う形(選挙)で委員を選びましょう
そして彼らに倫理面の先導をさせましょうと言う趣旨なわけだから

760ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 01:16 ID:O/maoXk/
>>756

 地域と国家で相互補完作用があるからそれでいいんだよ。
 学者や裁判官が現実の問題から遊離してしまう点は否めない事実
としてあるが、その辺は人事交流で実務に携わらせたり、民間から
起用するなどで、ある程度解決することは可能でしょ。
 地域ごとにある程度の差異がでるのはしょうがないよ。それで、地域が
競うことにもなるわけだし。
761むっちょ:02/02/05 01:19 ID:jiME4sEY
>>760
地域間の競争が、地域間の対立に繋がらないようにしなければ。
そのためには、個人が地域とある程度の距離を保つべきだと思う。
762ぁゃιぃアズマ人:02/02/05 01:24 ID:O/maoXk/
>>760

 まあ、それはあるね。日本史版アズマ板とその効果を見れば
その危険性の指摘は杞憂ではないね(藁
 郷土に社会規範醸成機能を与えるのは、あくまでも社会的コスト削減、
国家の機能低下のための手段であって、それ自体目的ではないのだから(藁
763日本男児:02/02/05 09:35 ID:e/Qf4Pez
>>737
どうもアズマさんとは時間帯が違うのでつらいなあ(笑)。
自主財政を進めるのは余り私としては異論がないところなんだけど、
現状だと必ずしも地方の経済規模と税収が反映されていないところが
あって、多くの会社が地方で稼いだ利益を東京本社に上納して、本社が
東京の税金として納めてしまっているので、経済規模の実態以上に東京に税収が
集中しているところがあるんだ。だから地方の経済規模に必ずしも比例した
税収になっていないのが問題。

これを是正するために「地方交付税」があるんだけど、確かに指摘の通り
これにも現状偏りがあるのも事実なんだよね。地方によって経済規模以上に
還元されているところが確かに多い。
このあたりをクリアにする手があればアズマ理論が強化できると思うんだが(笑)。

私の考えでは、アズマ理論に、首都移転を加えるとより良いかもしれない(笑)。
764日本男児:02/02/05 10:45 ID:e/Qf4Pez
>>763

首都移転というより、首都機能分散化かな?
この辺りも同時並行で進められれば案外現実的な話かもね。
以前そういえばこういった遷都議論が盛んだった時期があったけど
いつも間にかに立ち消えになったね・・・。それだけ余裕がなくなったって
ことかな・・・。
765宮台ばつ壱:02/02/05 11:47 ID:1LArDAzu
>>690
>生の志向性」←これは何て読むのー?

なんでこんな抽象的な文脈に沿う必要があるのかね。
甘え抜きに、沿う気なんか最初からないつってるのに(笑)
少なくとも俺はね。だから君に裁かれる理由なんか無いはずなわけ。

俺の視座は当然沿うべきであるみたいな「あまえ」があるんだよ、
きゅりおにこそね。

つっこむならつっこむで、その視座のあいまい性をなんとかするべきなんじゃないの?
こっちはそれなりに、わかりたくてこういってるんだって。

生への志向性とかいいながら、きゅりお自身の提案は
自分自身でSFだと言ってるじゃん。あまえてるのはどっちだって
話じゃないの?SFくさい具体性しかないくせに
何故そこまで偉そうに「生への志向性」は必ず沿うべき視座だといえるんだろうか?

SFだと思われない具体性を提出してから、裁いてください。割りに合わない
ぞ。マジでw




766宮台ばつ壱:02/02/05 12:11 ID:Hn8pICSP
>>765
「個と公」を考察する時に
「公から環境」へ 「環境から公」へって
これどちらも必要な視点でしょ?

きゅりおの生への志向って結局「環境から公」へ
で終了・思考停止してるんじゃないのか?偏狭な考察だよね随分。
公から環境への視点は、独りよがりな相対化で
終了させたつもりになっている。

環境から公へ、見たいな近代の行き詰まりを問題の端緒、切り口
とする考察は、70年代頃からずっとやってる事でしょうが。

ずっとやってるのに、いまだSFチックな回答しかないわけで、
だとしたら、「公から環境」を考察する視点も
切り口として規制緩和することも必要でしょ?結局、個と公の考察が「偏狭」になってしまうのは
切り口に勝手な限界を与えてしまう態度がある、あったからでしょ?

んで今きゅりおは、自分の切り口に反応が薄いので、「公から環境」への視点
をきりたがってる→ゆえに環境から公への視点として「生への志向性」を
くりかえし、くりかしえし、繰り返すんだろうな。ひとりで。
なんできゅりおの考える細胞から社会までの際限ない思考(構造主義、マルクス修正主義)に乗らなきゃ
ならない必然性があるのかもうちょい上手く説明くれんかね?

つまり、自覚的にSFの話がしたい、のみでなく全員がそれを
やるべきであると思っているのかね?


767きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 12:56 ID:XRs4E/nF
>>765
ま、少なくとも意味が分かってない奴にサービスする気はないんで、説明はしません。

あいまいだろうがなんだろうが、とりあえず、誤読した部分はきちんと謝罪してくれ、責任ある大人ならな。
「生」が持つある傾向性の論点は俺のこのスレにおける「個性」のようなもので、この主張こそがこのスレにおける
存在意義のようなものなのに、「全く」意味も分からないくせに偉そうに「俺なら・・・ここまで語るけどね」と言
われた身を考えてくれよ。

宮台の表現、読解が議論レベルに達していないのは他の参加者から指摘される点でも明らかだろう。自分が知らない用語
、概念を乱用して論点を混乱させて「いるにもいかかわらず」、何でそんなに態度でかいの?

>>766 も、論点の「中心」を外した意味をなさない問いなんだよ、悪いけど。最初はそれにも付き合ってきたけどね
(分かってくれると信じて)。なのに、自分が知らないことにもムネヲみたいなでかい態度を平気されたら、誰だって
切れますわw

「生の志向性」が認められた瞬間に「名無しさん1」の「構造による権力化」の論点も、「名無しさん2」の「解釈学的
システム論」の論点も根本的に成立しなくなるか、大幅に見直しをせまられるある意味現代思想にとっては「殺傷力の高いウイルス」なんだよ。
だから、両者から「慎重な思索を」というアドバイスを受けたし、その意味はよく理解している。

「僕が理解できないのはお前のせい」←このスレでこの電波飛ばしてるのは宮台だけだぞ、ある意味希少生物w
768きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 12:59 ID:XRs4E/nF
面白いんで、リピート。宮台の主張の要約、

「俺が理解できないのは、お前のせいだ」

いいね、コレ。俺も使おうw
769きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 13:04 ID:XRs4E/nF
「従うべきだ」なんて1ミリも言ってない。

「俺ならここまで言うけどね」←「もう、言ってるですけど・・・」

この違いが分からないのも、俺のせい?w、典型的なコヴァ化してるみたいなんですけど>ひっきー君w

おまけに、俺がフーコーの論点の論点を「独力」で明示できないことを非難されてるし・・・。
頼むから、偉そうな電波撒き散らす前に、現代思想史(「初めての構造主義」<講談社現代新書>、題名あってるっけ?)
でいいんで読んでみてください。簡単なんで。
770きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 13:05 ID:XRs4E/nF
×フーコーの論点の論点
○フーコーの論点の乗越え
771きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 13:20 ID:XRs4E/nF
>>764
これは別に煽りでもなくて真摯な問いなんですけど、

日本男児さんが以前からおっしゃられている部分、

「意識、価値観」の変更による問題解決 ← 観念的アプローチ
「社会制度」の変更による問題解決 ← 政治的アプローチ

がこれまでなされてきました。
これに対して、僕などが繰り返し主張してきたのは、

「生産関係」の変更による問題解決 ← 経済的、唯物論的アプローチ

です。アズマさんやウヨガクさんを始め制度の背景にあるのは「経済」<下部構造でもいいし、システム、構造でも呼び方は様々ある>
だという部分を踏まえた上で語っているという部分を確認できています。

ところが、前半2つのアプローチでは近代の問題の根底にあると思われる「貫徹した私有財産制/機能分化」という現象をどうしても
克服できない。あるいは、射程外なんです。

そこで、日本男児さんとしては、経済的、唯物論的アプローチは意識的に無視・軽視しているのか、あるいは問題解決ための効果がない
と思っているのか、あるいは単に「盲点」で見えないのか・・・、もし盲点でないとしたら、理由を教えてください。僕が厳しく追及する
背景にはこの「盲点」の疑いがあるんですよ。その点どうなんでしょうか。俺からみると、不自然に「観念」に偏っている、と見えるんです。
<ウヨガクさんのように「分裂」するのもどうかと思うんですが・・・w>

※楽しく議論したいので、この点は放っておいてくれ、と言うなら、二度と触れません。
772日本男児:02/02/05 15:47 ID:e/Qf4Pez
>>771
出来る限り真摯にお答えしたいと思います。

>ところが、前半2つのアプローチでは近代の問題の根底にあると思われる
>「貫徹した私有財産制/機能分化」という現象をどうしても
>克服できない。あるいは、射程外なんです。

あなたのこれに対するご提案は「WEB的生産関係」にあり、具体的には
SOHO等の形態かつ将来のブロードバンド化を想定したものだということ
は「何となく」理解しているつもりではあるのですが、私の現在行っている仕事上の
知識で言えば、どうしてもこれではデジタル・デバイドを始め、余りにも
大多数の人が淘汰されてしまうイメージがあります(私の単なる職業エゴから
言えば大歓迎の提案なんですが)。もう少し具体的にどんな姿なのかが
イメージできれば又話が違ってくるかもしれません。後、どうしてもこれが、現状の
日本の状態に対する処方箋足りうるところまでいくのかがピンとこなかったのが本音です。
773日本男児:02/02/05 15:47 ID:e/Qf4Pez
(続き)
又以前からお話ししているように、私のこの議論に対するスタンスは、自分の
事どうこうというより(こんなの自分で何とかするしかない)具体的に私の子供
を含めた次世代に、何が考えられるか、伝えられるかというのがテーマでして、
ゴー宣は私にとってもきっかけでした。その流れで「神道」だの自分でもどこまで
実践に結びつくかよく分かっていない話を提示してみたというのもあります。

あなたがいっていた「観察の観察」の意味も正直よく分かっていません。これを
クリアした何か発言が出来れば良かったんでしょうけど・・・。

ただ、私のイメージするところは、今日本そのものがガタガタになっているという印象が
強く、優先順位的にこの原因のコアとなるところはどこかと考えているんだと思います。

あまりいいたくなかったのですが、「マイノリティー」云々はアイヌのことです。
この電子辞書(ご存じの通りアイヌ語には文字がないですから音声辞書に
なります)作成に仕事柄ちょっと関わっています。当然こういった事も考慮するべきだと
私も考えていますが、アイヌの末裔もすっかり日本人化しています。つまり大きく見れば
日本文化に属していると一旦括弧付きで考えてもいいのではないかと私は考えたのです。

期待に添えられる回答になっているか分かりませんが、正直に話したつもりです。
774きゅりお@戦後民主主義擁護路線:02/02/05 16:23 ID:XRs4E/nF
>>773
ここが議論がかみ合わない部分の「肝」だと思いますので、繰り返します。
実はこの部分は以前から議題になった場合も必ず「語られなかった」部分なんですよ。今回もナチュラルに質問の
肝の部分は無視されました。要するに見える/見えない構造なんだと思います。

#貫徹した私有財産制/社会的機能分化の近代病の文脈で、それの処方箋を話し合っている場合に、その患部そのもの(私有財産制/社会的機能分化)に対する言及が
ないのはなぜなでしょうか。

これは「神道」の精神を掘り起こす行為が無駄だと言ってるんじゃありません。最大の「乗越え対象」である「近代病」の患部そのものを注視して、ここに処方箋
の効果を集中すべきではないのか、というのが僕の問いです。

その意味で「内臓疾患に対するバンソウコウ」という評価になってしまうわけです。
道徳教育改変→近代的人間像が克服される、政治制度改変→近代的人間像が克服される・・・、という戦略で本当に近代的人間像が変わるのだろうか?
それとも、人間が切実に「生きている場」(生活空間)において、まさに人間が生かされているもの(生産関係)まだ掘り下げないと近代的人間像の
克服は見えてこないんじゃないだろうか?

※近代病に対する処方箋はこのスレでは「ウェッブ的生産関係」を含めて有効なものは提出されていません。それほど「近代病」はそれほど「絶望的」な状況だと思われます。
その認識をまず共有したい。
775きゅりお@戦後民主主義擁護路線
「親密性」は、

(A)当人同士が「親密性」の重要さを認めることによって回復するのか。
(B)建築、仕事、家族など・・・「街のたたずまい」が変わらないと回復しないのか。

簡単に言うとズレの焦点はここだと思うんです。僕は「(A)がダメだ」と言ってるんじゃなくて、
「(B)を射程に入れないで(A)だけを主張してもダメだ」と言っているんです。

小林そのものはどう読んでも(B)が射程に入っているとは思えない・・・。