※※英語の勉強の仕方・17※※

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219いいめえる
>>216

>PT改めPT志望さん

> <存在する/見かけは簡単な/理由が/何故我々が忘れるのか/教えを/
<それら内的な/啓発研究機関の/・・・・>
>と訳したんですが、実際の本文の日本語訳では
>「人が内なる、啓発教育機関の教えを忘れてしまうには理由がある、
>その理由は単純そうだが、実はそうではない」 と訳されています。

ちょっと細かく分けすぎている気がします。一息で読める最大で分けたほうが効率的です。
There is a deceptively simple reason「あてにならないくらい単純な理由がある」
why we forget the lessons「それは私たちが教訓を忘れていることだ」
of these inner institutes of enlightenment : 「潜在能力開発期間における(教訓)」
it is because nobody taught us…「なぜなら、誰も...を私たちに教えられない」
機械的に意味できるのではなく、ひとまとめでつかめるところは一気に読んでください。

>この最後の部分「単純そうだが、実はそうではない」という所なんですが
>英文上では「〜ではない」というニュアンスを含んだ単語はないですよね?
>何故この様に否定の訳になるのかわかりません。

副詞には「話者の判断」をあらわすものがあります。
たとえば Fortunately he succeeded.という文で、
副詞fortunatelyを動詞にかけた訳「彼は幸運に成功した」ではおかしいですね。
fortunatelyは話し手の判断をあらわします。

これは、It is /was fortunate that he succeeded.と同じで
「彼は成功したが、そのことは幸運なことだったとボクは思うよ」ということです。

このように、「文修飾副詞」だと、かなりわかりやすくなりますが、
この「話者の判断」をあらわす副詞が文のなかにあるとわかりにくくなります。
There is a deceptively simple reason…のdeceptivelyがそれで、これは
「単純な理由があるがあるのだけど、それには騙されやいんだよね(=違うんだよね)」
という話者の判断であるわけです。
ですから、正確を期して訳そうとすれば上のようになる、というわけです。

>ついでにもうひとつ、スレッドの頭で各参考書の対応偏差値を
>目安として提示してますが、この偏差値は、何処の予備校の偏差値を
>参考にしているんですか? 駿台と予ゼミとでは同じ学校でも下手をすると
>5〜7ぐらい違ってくるので…河合塾なんでしょうか?

ご名答。河合模試です。
塾講師をやっていたときは、学生に河合模試を率先して受けてもらっていたので
いつのまにか、その感覚で偏差値を言っているようです。
明記すべきかとも思ったのですが、まあ、偏差値自体が絶対的なモノサシでもないし
自分の都合のいいように考えてもらえばいいので、とくに明記しませんでした。