1. 当てはまる訳語を引く。 たとえば、「世界を股にかける」だから international world-wideくらいが使えるかな、などと思いつくと思います。 実際引いてみますとinternational = existing between two or more nations (2カ国以上で存在する)となっており、例として international sport/trade/lawが出ています。 「おや、人間には使えないのか」とずっと見てみると 最後にa pianist with an international reputationというのがあり応用できそうか? でも、「評判」が「2カ国以上に存在してる」わけで「世界を股にかける」 とちょっと違うなあ、ということで、あきらめるわけです。 world-wideは形容詞(adj)がfound in or affecting the whole world (世界のあらゆる所に見られたり影響のある) 副詞(adv)がeverywhere in the worldで「こりゃあ駄目だ」とすぐ納得。
2 その定義が出てきそうな単語をひく←※これがおすすめです。 これができるようになれば、力がぐんぐんつくようになります。 「世界を股にかける」のはどんな人?と考えると外交官(diplomat)を思いつくでしょう。 で、引いてみますとa person whose job is to represent his/her country abroad 「職業が自国の代表活動をすることである人」となっています。
なんか、使えそうですね。 たとえば、問題の「彼」が会社員ならHe represents his company abroad なんてできそうですね。じゃあ、もっと簡単にHe works abroad for his company でもいいのかなあなどと、発想する元になる例を得ることができるわけです。 身近に添削してもらえる人がいない方にはこの方法はとくに効果があると思います。 OALDだと3500語、『ロングマン現代英英辞典』だと2000語で 訳語が定義されています。逆に言うと、それだけ語彙があれば たいていのことは定義できる、ということになります。