日本人が英語をできない理由は、「身の丈に合った学習をしない」から。
中学英語がガタガタなのに高校では基礎に帰らず高度なことをやり、大学も然り。
現場の高校教師達は「これは中学校でやった筈」という認識だが、生徒達に取ってみれば「そこはなんか感覚で乗り切ってしまったところだからよく分からん」ってなる。
余談だが、日本橋学館大学はこういう所を分かっている。
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日本橋学館大学というFランク大の授業内容が凄まじいと話題に ニュース2ちゃんねる
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1796.html ◇使用教材◇ 『学研 ニューコース 中学(1〜3年)英文法』 (学習研究社)
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でさ、高校生に『ジーニアス英和辞典』をすすめる英語教師なんか、生徒の実力を分かっていない典型例であって。ジーニアス英和は大変良い辞書であるが、しかし初学者には難しすぎて消化不良を起こしてしまう。
「実力に合った参考書・問題集でなければ、伸びない」という当たり前の事は、辞書にも当然当てはまる。
高校入学時にターゲット1900配るとか頭オカシイ、入学時ならまずはターゲット1100かせめて1400だろ。
福井一成は「大学受験にも中学生用の辞書で十分」と言ってるが、その通りだ。
そもそも、中学生用の辞書とはいえ収録語数は約1万語、英検1級合格に必要な語数も約1万語だから、中学生用辞書で大学入試はおろか英検1級まで対応。
「さすがに中学生用では不安だ」という人でも、高校基礎用である英和なら、英検1級までほぼ網羅。
●中学生用英和辞書(ネイティブ小学低学年国語辞典に相当)
→サンシャイン、ジュニアプログレッシブ、ジャンプ、ハウディ、ホライズン、チャレンジなどの英和辞典は、英検1級パス単を大体網羅、準1パス単はほぼ網羅。サンシャインやハウディは下手な高校基礎用英和より例文詳しい。
●高校基礎用辞書(ネイティブ中学生用国語辞典に相当)
→ビーコン、エースクラウン、ベーシックジーニアス、ニュービクトリーアンカーなど。英検1級パス単をほぼ網羅、準1パス単もほぼ網羅。ネイティブ中学生用に相当だから、これで十分な事が分かる。日本で言うと三省堂国語辞典、これは大人でも使えるよね。
学習英和辞典の収録語数
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/2008/05/16/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e8%be%9e%e6%9b%b8%e6%94%bb%e7%95%a5%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89-6/ ↑ちなみに上位辞書でさえセンター試験や英検準2級ですら100%の網羅でない