>>4 ●ポンペイの落書き その05
都市文明には、「富裕層」と「富裕層を憎悪する人々」とがいる。
ポンペイの古代遺跡には「豊かな生活をする人々を描いた壁画」と「富裕層を呪う落書き」との両方が多数残っている。
「富裕層」と「富裕層を憎悪する人々」とが、互いに商売で得をするのなら別だが、信頼関係を作るのは、原則、不可能だ。
「富裕層」と「富裕層を憎悪する人々」との深刻な対立は、古代ローマ時代のポンペイでも現代の東京でも同じ掟だ。
中瀬ゆかり症候群の田舎娘たちだ。
女子大生やキャリア女性は、ピチピチ娘の時期なら、チョイブス女でも、男選びで「不良」か「金持ちか」どちらかを選べる。
「不良の金持ち」が中瀬ゆかり症候群にとって理想男性だ。しかし、娯楽テレビの中の男性であり、東京の日常には居ない。
「不良の金持ち」を探した時間と労力は、ピチピチ娘の貴重な時期をドブに捨てるのと同じで無駄になる。
彼女たちは「不良の金持ち」を求める代償的な心理で、「富裕層」と「アンチ富裕層」という水と油の人脈を二兎追いする。
(「二兎人脈追いしたほうが良い。」と心理学、社会学専攻の特定インテリは、第三者の立場で緻密な理論武装しウソを言うから注意。)
彼女たちにとっては、妥協の代償的な心理で二兎を追うのに、「二兎人脈追い」は東京という土地柄では原則として禁忌だ。
ビジネス人脈なら、風俗顧客リストと同じで、ある意味、客層が広いと高評価されるが、子孫繁栄なら無節操だと嫌われる。
その「中瀬ゆかり症候群の田舎娘たち」の「東京花婿探し」は、「富裕層」と「アンチ富裕層」の二兎追いで、台無しになる。
中瀬ゆかり症候群は「それはウソ」と思うでしょ。いいよ、ウソだから。
「富裕層とアンチ富裕層という水と油の人脈を二兎追いする。」
坊ちゃん向けに、そういう自爆女が東京の田舎者の中で大量に存在すると伝えたいだけだから。
地元女に二兎人脈追いする女なんかいないから、別世界の珍獣の習性を記述している。
田舎娘向けメッセージなら絶対に必要な「どうして東京の禁忌、タブーなのか」の説明も手を抜いているしね。
「富裕層」と「アンチ富裕層」の二兎人脈追いする女はいるし、その女の破滅に巻き込まれるなよ、と坊ちゃん向けに書いている。
web-n15-00321 2014-02-12 03:47