テンプレの選定基準は、選んだ者自身の都合に過ぎない。
既得権益を守ろうとしているだけのことだ。
英文解釈すなわち文法訳読しかできない教員は、いまや既得権益で得た職を失いつつある。
必死のステマをしたり、喧嘩を演出して目立とうとしたりするのは、職がなくなりかけているからだ。
月刊大学への数学などで有名なある塾の人の意見を紹介する。
http://www.seg.co.jp/tadoku/itou-kazuo.htm うさんくさい講師や、解釈を自慢したいマニアの売り込みはいまも昔も変わらない。
「たくさん」や「習うより慣れろ」を批判し、数学のできない生徒を脅して惑わせて解釈本や授業を買わせようとする。
しかしちょっとデータを分析してみれば、
「たくさん」というものの正体は、決して高校生が消化できない量ではないとわかる。
古い文法訳読教育をそのまま受け入れるほうが余計に時間がかかる。
参考までに、大学受験用の文法・解釈参考書の使用時間を拾ってみよう。
英語上達完全マップを10ヶ月やってみた
http://kanzenmap.nomaki.jp/ 文法問題集2冊が66hと127h
英文解釈教室が87h
計280hの投入は受験生にとってきつい。
しかも東大英語の中では、文法と解釈は合わせて1/5以下でしかない。
ここはもっと薄く終わるものを選ぼう。
一方、300万語を10ヶ月で読むとすれば速度を100words/minuteとして、
((3,000,000 / 100) / 60) / 300 = 1.66666667
一日当たり1時間40分である。2年生なら十分間に合う。
多すぎるほどの勉強量ではないので、既得権益を打倒することが妥当である。
東大1問と5問は多読系スキルでクリアできるし、
3問リスニング対策は音声を足せば多読と同時にできる。
3/5以上はカバーできるので、そっちのほうが断然よい。