ついでにアンチがよく「英作文では使えない!」とかコピペしてる「be to 不定詞」についても言っておこうか。
小倉教本 §44 <be to 不定詞>(赤p.147、黒p.201...etc)
「be to 不定詞」=「第三者の意志」
「be to 不定詞」の本質は背後に第三者の意志が隠れていること。ここを間違わなければ普通に英作文で使ってもいい(現に小倉は模範解答で使ってる)。
例えば、教本p.147の例文。
Shinji was to be hanged tomorrow morning.
「新二は明朝、絞首刑にならなければならない」→絞首刑は新二の意志でなく第三者(この場合、裁判所)の意志。
You are not to smoke here.
「ここでタバコを吸ってはならない」→発言者本人の意志でなく第三者(この場合、ルール、決まり事)の意志。
これは第三者の伝聞を伝えてるから、それらしく訳すと「ここでタバコを吸ってはいけないことになっている」と小倉は説明。
で、700選の例文を見ると、
No.17 You are to stay here till the police arrive.
「警察が来るまで君はここにいなくてはならない」→小倉教本の理屈と同様に、これは第三者(この場合、万引き等の罪など)の意志。
警察に連絡を済ませた後だから、警察に「犯人の身柄を確保しとくように」とでも言われたんだろう。まさに上記のタバコの例文と同じくこれも伝聞的だ。
No.38 I hear he is to go abroad....
「彼は卒業するとすぐ留学することになっているそうです」→やっぱりこれも第三者(この場合、彼)の意志。
しかも日本文もちゃんと伝聞らしく「〜そうです」となっている。