京都府立医科大学8

このエントリーをはてなブックマークに追加
909大学への名無しさん
▼旭川医科大学 住友先生の記述から抜粋。

なぜ、医師が地域を去るのでしょうか?
北海道の地方自治体の中には「医師が居てくれれば良い」と言うところが少なくないように感じます。医師の専門性、
モチベーションは問わないのです。自治体側からは、”贅沢は言えないから”と言う 反論が有るかも知れませんが、
本当にそうでしょうか?私の経験上、彼らが期待することは病院赤字を削減する事であって、住民の健康増進を
お願いしますと 言いながら”新規の健康づくり事業提案”や”新規の事業投資”には非協力的だったりします。
つまり、その言葉は、入院・外来(患者)を増やして病院赤字を削減して下さいと言う裏返しなのです。
しかも、設備投資をせずに・・・。

医師の使命感を逆手に低待遇で重労働を強いることも無いわけではありません。職場環境が荒廃(人的、 職員
の気持ち、設備的)している場合があり、標準的な診療、治療に支障が出る場合もあります。また、コンビニ受診
や地元の医療機関を信用せず、低く扱う住民の意識にも少なからず問題があります。私が知る限りそういう地域は
医師の離職とその後の招聘で苦労をしています。その教訓が次に活かされると良いのですが・・・。
このような環境は、長年、そこの地域に何らかの医療問題があることを知りながら放置し続けた結果です。