純朴だった!カンニング浪人生 杜の都“歓楽街”の誘惑が…?
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110303/dms1103031151001-n1.htm 山形でも有数の積雪で知られる地元を離れ、杜の都・仙台で過ごした約1年の浪人生活。
いったい何が、純朴な青年の倫理観を狂わせてしまったのか。予備校生を知る関係者は2日夜、突然の疑惑浮上に
「ずるいことをする子じゃないのに」と戸惑いを見せた。
予備校が発表した首都圏の有名私大の合格者一覧には、すでに名前が記載されている。
母親名義の携帯から問題が投稿されていたことが分かったこの予備校生は、山形県北部の出身。
地元では有数の進学実績を誇る県立高を優秀な成績で卒業した後、
大手予備校の仙台校に入校し、仙台市内で寮生活を送っていたという。
この予備校生の素性について、出身高校のOBで、仙台市内で家庭教師を務める男性(36)は、
「一浪で京大を第一志望にするくらいなら、高校時代の成績も常に上位だったのは間違いない。
(出身高校は)県立上位校の中でも、ここ数年は進学実績が停滞気味で、
学校は国公立への進学を勧めていることから、予備校生も本気で京大進学を考えていたのだろう」と話す。
一方で、こんな落とし穴も指摘する。
「地元は山形県内でも雪深い地方都市で、娯楽が少ないことから、
大都会の仙台で1人暮らしを始めた途端、誘惑に負けてしまう卒業生も多い。
この予備校生も、勉強以外にそうした葛藤と戦う中で、ストレスを抱えていた可能性がある。
もちろん、悪質なカンニングの言い訳にはまったくなりませんが」
予備校生が所属していた大手予備校仙台校の関係者は、
「京大文系クラスに入り、十分合格を狙えるだけの成績をキープしていたのに…」と、衝撃の事実の発覚に落胆を隠さない。