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大学への名無しさん:
受験生の中には 「政経・法・商なら、まだ何とか持ち堪えている(=入学の価値はある)」 と考えている者もいるようだが
それが 『学部教育の成果』 によるものであるのか、はたまた 『過去の栄光』 最後の煌きに過ぎないのかについては
十分に吟味しなければならない。 例えば、早大受験生あたりはスベリ止めにさえ受けない工学院大学でも、建築学科だけは
昔から定評があったのは有名な事実である。 芝浦工大や武蔵工大(現 東京都市大学)、電大等も、中堅大学ながら各企業から
堅実な評価を獲得し続けて来たが、いずれも大学や学部毎に行われる “教育” がシッカリしていた成果に他ならない。
翻って我が早稲田は、文系に関する限り全学的規模で栄光へ胡坐をかき続けたが故、ここまで没落させてしまった事実からも
如何に “教育” が、いい加減であったかについて議論の余地は無い。 それは、今回の 『大地震 “便乗”、一ヶ月にも及ぶ
“経費節約” 休校』 一つ取り上げても明らかであろう。 裏を返せば、「政経・法・商と言えども、もはや没落は時間の問題」 と
解する余地が十分過ぎるほどある、ということである。 現在は
『早稲田の政経・法・商 > マーチ “トップ学部” > 早稲田の教育・文構等 “下位学部” ≧ マーチ “中位学部” 』
と言ったところだが、これからは
『早稲田の政経・法・商 ≒ マーチ “トップ学部” >マーチ “中位学部” ≧ 早稲田の教育・文構等 “下位学部” 』
へ変化することも十二分に考えられるのだ。 そのあたりは、ひとえに今後の就職状況が決定して行くことになる。
今の早稲田のように上位2割しか就職先企業名が公表できず、残りの8割にも上る学生が 『中小・ブラック企業や就職浪人』
という惨憺たる結果を続けるようなら、受験生ばかりか御家族までもが 「早稲田ブランド」 を見限るのは、是非もなき
現実である。