げんだいぶんをほどく
1が暇を見つけて勝手に様々な入試現代文を講義調で解いていくスレです。
ネタ元は各種参考書・過去問から。
当たり前っちゃ当たり前だが、参考書のレビューとか勉強法の紹介はあっても、
内容に踏み込んだものをネットで見たことがなかったので自分で立ててみた。
そんな1の動機はきちんと人に教えられるようになるための訓練です。
γ´⌒`ヽ
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,@ミA=Aツ@ ( ミ=A=彡. ) 売国奴め!これでも食らえ
@((´^ω^`))@ ヽ(´・ω・`)彡ノ
ゞ つ。 。つ くノ0。 。0ゞ
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Σ ヽoノ て
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Σ > て >>
とりあえずみんなが解くだろうセンター試験から。
問題文は貼り付けられないので勝手にご参照ください。
1
◎狩野敏次「住居空間の心身論――『奥』の日本文化」
◎2008センター本試1 評論
◎難易度:★☆☆☆☆ とっても簡単
†どういう話か
遠近法の問題。
西洋近代の建築は、明るい空間を実現する過程で、空間を視覚的=均質的なものに変換していった。
ミンコフスキーは、視覚的には捉えられない「夜の闇」の積極的な価値に注目する。そこにあるのは「深さ」であり、それこそが近代の失ってきたものだった。
しかし深さとは単に空間的=距離的なものではない。深さには時間的な意味があり、日本では「奥」という言葉に象徴されるようにこの文化が洗練されていった。
槇文彦が言うように、日本における「奥」の深さは「見えざる中心」に向かうものとして、西洋近代が見落とした人間の身体感覚(心身感覚)を支えている。
†チェック
ユークリッド幾何学の比喩があるように、ポイントは均質性。
最初は西洋内部において、均質性の批判が現れたのだが(光vs闇)、
さらにその上位の対立が後から覆いかぶさってくる(空間vs時間[+空間]、西洋vs日本)
†1 漢字
省略
†2
傍線部A「闇は『明るい空間』とはまったく別の方法で私たちにはたらきかける」とあるが、そのはたらきかけは私たちにどのような状況をもたらすか。
もしも記述だとすれば、
「闇のなかでは、視覚にかわって、明るい空間で抑制されていた身体感覚がよびさまされ、その身体感覚による空間把握が活発化する」
活発化? ↓
「私たちの身体は空間に直接触れ合い、空間が私たちの身体に浸透するように感じられる。空間と私たちはひとつに溶けあう。それは「物質的」で「手触り」のあるものだ」
の二部分をまとめればよい。
これに応じて即答すれば@が正しい。
Aは「浸透する共感覚的な体験も抑制」で反対だから×。そもそも共感覚はこういう意味ではない。
Bは「もっぱら視覚的な効果によって」ではないから×。
Cは「空間と間接的な関係」ではなく直接的な関係だから×。
Dは「視覚のもつ距離の感覚がいっそう鋭敏に」ならないから×。
†3
傍線部B「視覚を中心にした身体感覚の制度化がすすんだ」とあるが、それはどういうことか。
空間が均質化されたということ。
ユークリッド的に、全てが同じ基準=距離で測られるようになったということ。
それは「物質的」な感覚を削ぎ落としている、ということは†2からも分かる。
@は、「視覚が身体感覚の中に吸収」されてないので×。むしろ視覚だけになった。
身体感覚というのは「物質的」=「手触り」的なものも含んでいるはずだが、それを排除している。
Aは正しい。統御とは、触覚が視覚にコンバートされたことを指している。
B「退化を余儀なくされてきた」が強すぎる。強すぎるワードはセンター現代文の選択肢では排除が鉄則。
もっときちんと言えば、「退化」とコンバート=変換は異なる。退化では、そもそもその感覚器官が無くなったことになってしまうが、
別に遠近法的世界の中でも実際にものに触ったりすることはできる。
C共感覚という言葉がおかしい、ということでも切れるが、視覚以前にそもそも五感全体を貫く何かがあったのかというと、
そんなことは言われていない。
D視覚の特権性を人々が「自発的に享受」というのが違う。Bの直前に「明るい空間が実現するにつれ」とあるが、
この「つれ」が重要で、「つれ」=連れというのは付随的にそうなったということ。自発的なのではなく、なりゆきでそうなったのである。
†4
傍線部C「奥は空間的、時間的、心理的なさまざまな意味を含みながらひろく日本の文化を支えている」とあるが、[…]
(その例としての)神社の参道における体験のどのような点に筆者は注目しているか。
参道は曲がりくねっていて、しかも要所要所に寄り道スポットがあり、辿りついてみてもその本尊は(仏像のような偶像はなく)
神の依代の鏡くらいしかない、従ってむしろ奥の体験におけるメインは参道、または参道を歩くことそのものであるである。
@は×。「距離の長さを実感できる」が間違い、というか弱すぎる。距離の長さは西洋的なものだ。
レス冒頭のまとめにもあるが、終着点が見えないことが重要。
A×。「信仰を求める心が優しく包み込まれている」なんてどこにある? 包みこむ主体がいるとすればそれは神だが、
むしろ神が見えてこないことにこそ要点があったはずだ。また、「信仰を求め」ていない人であっても参道の体験は「触感的」に
人を取り込んでしまうはずで、その点からも間違い。
Bが○。昂揚感はある。だがそれは距離的なのではなくむしろ手順的=プロセス的なものだ。
参道の体験はプロセス的だからこそ「奥」を体現している。
C×。「自然と人間の精神とが調和した環境に身を置く充足感」というが、ここにはプロセスがない。また、「聖なるもの」は
別に「自然」とイコールでもない。一応、「神」社が重要なのである。
D「最終的な建物である正殿」というが、それが最終的でないというのが「奥」の真髄なので×。
†5
傍線部D「案内された瞬間から、すでに奥の体験がはじまっている」とあるが、それはどういうことか。
プロセス≒儀式・演出が始まっているということ。
@が○。全部正しい。即答できる。到達しがたさ、そこに至る過程、などのキーワードも正しい。
A×。「空間的な意味を持つ『奥』」が違うし、「限定された時間」も違う。到達点が見えないとは、限定されていないということ。
B×。「数量に還元できる対象」ではない。
C×。「不安にさせられる『奥』」も相当に怪しいが、「同じ対象物をめざして」がもう駄目。対象が見えないんだって。
D×。「奥」は「神秘的な儀式が行われている空間」ではない。「奥」の体験は、そこに至る過程として経験される。
本当に儀式が行われているわけもないだろ。そもそも「空間」に区切っている段階で相当に怪しい。
†6
論の進め方の意図の説明として適当なものを選べ。
表現の特徴を捉える。最近のセンターはこういう文体論が出るんですな。びっくり。
A
@「近代建築の価値観の妥当性」を批判しているので、×。
A「近代建築の技術的進歩を評価」するのではなく、その見落としたものを評価しようとしているので×。
Bは○。近代建築の問題点を取り上げている。
C「誤りの重大さを証明」は強すぎる。一種の歴史的過程を事実として説明しているものだ。歴史は正誤で捉えられるものではない。ただし戦争犯罪なんかの問題だと微妙になる。
B
@ミンコフスキーの話は、西洋内部における対立であって、西洋と日本の対立の話ではない。×。
A辞書にニュアンスが表されているので、×。
B上田の見解に反対しておらず、援用しているので×。
C正しい。槙の議論が「先駆的」だと本文でも言われている。
以上。
明快な構造もあり、設問も簡単な割に、現代思想っぽい常識が詰め込まれた教育的な文章ですな。
こういうのを前提に村上隆のスーパーフラットとかは考えられないといけないね。
続きはまた今度。
現代文とはそもそもどのような科目なんだろう。
考えてみた結果、それは「和文和訳」の科目なのだという結論に行き着いた。
英語ではよくやるのに、現代文では忘れられがちだ。
ある英文を直訳し、それをなめらかな形に翻訳・意訳する。
そのとき起きているのは日本語から日本語への変換だ。
そのような変換はなぜ可能で、そして妥当なのか。
それを考えるのが現代文という科目の目的なのだと思う。
12 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 00:28:16 ID:ser8AAHvO
なんか浅くないですか(笑)
和文和訳でいいのは古文だろ(笑)
>>12 古文は和文じゃなくて古文だからなあ。
現代語を現代語に変換するのとは違う。
14 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 03:24:56 ID:+JkKqa7xO
つブログ
15 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 09:32:19 ID:ser8AAHvO
浅いんですよね
現代語を「どのように」現代語に変換するのか、考えたことすらないと
現代文あまくみないで
16 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 10:53:35 ID:UHakIeGI0
>11
ちがいますね。英文を直訳したものは、日本語として不自然。
それをあなたのいう「なめらかな」日本語に直すもの。
現代文は不自然ではないですよ。
たどりついた結論がその程度なら教壇は無理です。
>>15 まあまあ。そう言わずに。
>>16 本当に現代文って不自然じゃないのかな?
英文直訳が日本語として不自然っていうのは本当に正しいのかな?
18 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 11:34:25 ID:/GMyJyEb0
現代文という科目は高校で習う全ての科目に影響しますか?
19 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 14:25:59 ID:UHakIeGI0
>>17 すりかえないで質問に答えなさい。
「現代語を『どのように』現代語に変換するのか」
のどのようにの作法を聞かれているわけでしょ。
根本的な応答をせず、予備校や参考書受け売りの選択肢消去解説に
何の価値がありますか。
>>18 「読む、書く、話す、聞くが全教科の中心ということについては、
自明なのでこれ以上触れない。」藤原正彦、祖国とは国語
20 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 14:33:02 ID:UHakIeGI0
>>17 現代文は和文和訳だ、なる珍説(笑)
いいですか?現代文とは、という問いに対する応答には
その教師の力量がすべてでてくるのですよ。
不用意にも和文和訳と書いてしまったのは仕方ありませんが・・・
なぜ和訳すべき和文があるのです?
あなたは、数字を数字に直すといった珍説を展開しています
習う子がかわいそう 合掌!
21 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 14:37:41 ID:UHakIeGI0
受験生が現代文を下の引用のような矮小なものと受け取らぬように
しつこいが3連続で書き込ませてもらう。
現代文は、こいつの言っているようなちんけで矮小なミクロ読解でない!!
声を大にして現代文の面白さ・深さを主張する!
11 : ◆ckey2opSo. :2010/11/15(月) 23:13:10 ID:AJwZsYO60
現代文とはそもそもどのような科目なんだろう。
考えてみた結果、それは「和文和訳」の科目なのだという結論に行き着いた。
英語ではよくやるのに、現代文では忘れられがちだ。
ある英文を直訳し、それをなめらかな形に翻訳・意訳する。
そのとき起きているのは日本語から日本語への変換だ。
そのような変換はなぜ可能で、そして妥当なのか。
それを考えるのが現代文という科目の目的なのだと思う。
22 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 16:29:52 ID:te9oj1iw0
>>21 とおりすがりだけど
NHKのオオコシ直球解説は視点が斬新で聞いていて面白い。
ところが、受験現代文の設問ではそのどこが斬新かを問うてはこない。
NHKOBが民放で挿絵交じりでタレント相手に説明するしぐさが受けている国では
ことばの近似値探しこそが求められている。
受験現代文を和文和訳だと言い切った
>>1を俺は支持する
23 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 22:48:12 ID:ser8AAHvO
>>22 あなたのいう和文和訳は、和文和訳程度のレベルといういいかたでその通りかと思います。
1は、現代文教授方を考える立場で、現代文を和文和訳という次元でしか捉えられなかったわけです。
1の和文和訳という言い方は1の到達点の低さを露呈しており、22の和文和訳という言い方は22の見識の高さを象徴しているわけです。
24 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 22:52:55 ID:ExqCI37I0
スレとしては面白いんだけど、中身はホント解説を書いてるだけだからな。だったら赤本黒本を読んでればいいということになるし。
受験生のいる板なのだから、どうすればこう解けるようになるのか考え方や発想法を書くとかそういう風にしたら?
25 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 22:54:58 ID:ExqCI37I0
26 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 22:56:00 ID:ser8AAHvO
はっきり言いますが1のセンター「解説」とやらを見れば、1が現代文を傍線「和訳」としか捉えていないことが自明です。
なんと、この人に現代文を教えられる(一貫性なき机上の消去方を押し付けられる)生徒のかわいそうなこと。
現代文の地平を狭い坪庭に押し込むのはやめなさい。
27 :
大学への名無しさん:2010/11/16(火) 23:08:50 ID:DTEhVQxcO
英語教えようか?
って以前あったスレに似てるな
28 :
大学への名無しさん:2010/11/17(水) 10:46:39 ID:QtOHaCbHO
現代文講師など「遊び」にすぎぬ。大学の学問からみれば子供の戯言、社会から見れば子供相手のイージーな営業。
しかし、1ほどの低レベルではない。受験生がここを見て数学や英語と比べ現代文は「和文和訳」なのか。なんと浅く単純なと思ったらどうするのか。
だんまりを決めこんだが、見ているであろう。いますぐ業界から去れ。闘志なきものは去れ。文章を扱う身でありながらおのれの低さを認識せず高所から稚拙ななにかを垂れ流した罪は消せぬ。
習うことを知れ。
29 :
大学への名無しさん:2010/11/17(水) 11:09:21 ID:e5I/Gn+o0
キリッ
30 :
大学への名無しさん:2010/11/17(水) 18:19:05 ID:FVE0PPLA0
現代文の最高の講師は有坂誠人だった。
31 :
大学への名無しさん:2010/11/18(木) 09:27:17 ID:ly6YSWsyO
>>1 続きお願いします
現代文は難しい科目だと思います
だから初心者の先生はすごく叩かれて大変だと思います
でもここでくじけたらだめ
和文和訳とかたたかれているけどみつきはまず和文和訳のやり方をしりたい
がんばってお互いレベルアップしようね
>>31 「・」は何なの?
最近そういうのはやってるの?個人的興味ね。
33 :
大学への名無しさん:2010/11/18(木) 11:11:33 ID:nuPL5TPN0
>>26 >現代文の地平を狭い坪庭に押し込む
なかなかうまい表現だねw
入試現代文の内容に突っ込んだスレッドがなかったのは事実
このままダット落ちさせるのは惜しい・・・・・
高校1、2年が入れるような内容で、なにか名案ないかね?
35 :
大学への名無しさん:2010/11/19(金) 16:44:41 ID:6WpEYQfV0
1は撤退か
批判されてひるむならはじめからやるなよ
まあ参考書以下のウンコ解説見ても仕方ないがな
36 :
大学への名無しさん:2010/11/20(土) 09:05:13 ID:ZFHxBfq9O
1が放棄したので再興しませんか…
まずは基本である傍線部内容説明問題あたりから
1による説明を一応挙げておきます
「傍線部内容説明問題とは和文和訳である!」
37 :
大学への名無しさん:2010/11/20(土) 09:24:33 ID:dvI6kdwY0
>>36 再興しようしよう!
再興するにあたって
テクストをどう引っ張るか?
どのレベルで行くか?
38 :
大学への名無しさん:2010/11/22(月) 08:41:31 ID:P19mIgbGO
>>1 は自身の国語力をつけたほうがいい
なぜここまで反感を買うのか
>>1 の内容の構成や言葉から、社会経験の程度が知れる
別に和文和訳云々は間違いではないだろ
「現代文」の目的というより手段や過程だとは思うが
受験に限って言えば八割くらいはそれで済むかと
40 :
国語講師:2010/11/26(金) 01:27:27 ID:iFJysPy80
こういう試みは好きです。
42 :
試しに出題w:2010/11/29(月) 17:30:58 ID:SjBKy42G0
日露戦争に関する次の論評を読んで問いに答えよ
日本の勝利の要因の多くは、作戦、指揮の練度の高さであったかもしれない。
それに、ロシアには劣ったとはいえ、日本なりに血のにじむような努力で軍備を
整えてきた。後の日本は、作戦の拙劣さや兵器の貧弱さを、兵士それぞれにおいて
精神性、つまりは根性なるもので補わしめようとした。明治のこの時点においては
それがあまり見られない。逆に、常態的な兵力不足、砲弾の欠如を作戦面でカバー
してきた。負けるであろう戦いも仕掛けなかった。そのあらわれに日本は、兵力の
大きく上回るロシア軍と戦いながらも、常に相手より死傷者の数を少なく抑えて
勝利を収めてきた。武士道精神がまだ生きている時代であったが、その効能を
もってして兵士に無駄な死を強制するような作戦は忌まれた。
問題
1。拙劣・忌まれた、はそれぞれ何と読むか?
2。最終行の「その効能」に当たるものを文中から抜き出して書け。
1.せつれつ いまれた
2.作戦?
44 :
大学への名無しさん:2010/11/29(月) 21:20:42 ID:d4qoV7EwO
解説よりどうやって解いていくのかのがありがたい
解説なんか黒本読めばおけ
>>44 「解くこと」と「解説」の違いをどう捉えてるか、教えてほしい。
46 :
試しに出題w:2010/11/30(火) 08:20:27 ID:5V4/3lmz0
>>43 1。ともに正解
2。論旨を対比して箇条書きにすると、
@「明治のこの時点」(日露戦争の時期)→貧弱な装備を作戦面でカバー
A「後の日本」(多分、太平洋戦争の時期を含意)→貧弱な装備を武士道精神でカバー
「その効能」の「その」=「武士道精神」だから
後の日本で使われた武士道精神によるカバーは、日露戦争の時期には避けられていた、
ということですね。
答え: 根性なるもので補わしめ
この論評の読みどころは、江戸時代に近い明治時代のほうが武士道精神
というものが除外され、近代化が進んでいったはずの後の時代のほうが
逆に武士道精神が珍重された、という視点です
すでに多くの受験参考書に書かれていることなので恐縮ですが、
入試に出そうな現代文の問題は、
「何かと何かを対比して論じる」
「読者の常識的な予想をくつがえす」
この2点を予め覚悟してから文章を読むと良いのではないでしょうか
出題としては文章が短くて不適切な面もありましたね
>>43様、おつかれさまでした
47 :
大学への名無しさん:2010/12/03(金) 20:53:05 ID:sL5lHeSm0
>>46 2番目の問題の解答違いますよ(笑)
「その効能」はスキーマを使って書かれています。
すべて文中に根拠がある、を過信しすぎちゃあいませんか?
あきれた
48 :
大学への名無しさん:2010/12/03(金) 21:25:36 ID:h8N5NatwO
>>46 そもそも「効能」=「補わしめ」が成立してない
名詞なんだから答えも名詞にしろよとマジレス
とりあえず
>>42が馬鹿だってことはわかった
てす