★ 理系の生涯賃金は、文系よりも5200万円低い ★
文系出身者と理系出身者の生涯所得の差が、最大で一戸建て1軒分に相当する5,000万円になりうることが、
約1万5千人の大学卒業生を対象にした調査で分かったのだ。
松繁寿和・大阪大大学院国際公共政策研究科助教授(労働経済学)らが実施した。
集計したところ、22〜30歳という若い世代の平均年収は理系529万円、文系452万円と理系が上回っていた。
それが31〜40歳になると、平均年収の文理逆転が起き、文系が理系を230万円上回る969万円になった。
この格差は定年まで続く。41〜50歳では理系が1,112万円、文系が1,325万円、51〜60歳では理系が1,462万円、
文系が1,616万円と、各年代で文系がそれぞれ200万円前後上回った。
大学卒業後の22歳から60歳まで働くと仮定して各年代の平均年収を合計してみると、
理系の総収入が3億8400万円、文系の総収入は4億3600万円で、5200万円の差が出た。
http://www.rikei.info/about/kyuyo.php