3.標準的な学習プラン
数学の入試問題を解けるようになるために必要な過程と、使用参考書例は以下の通りです。
(1)教科書レベル
A.「教科書」
B.「これでわかる」(文英堂)
C.「理解しやすい」(文英堂)
D.「白チャート」(数研出版)
Bは教科書が分かりづらい人、または、これまでサボっていて、慌てて教科書レベルをやり直そうとしている人向け。
Cは将来難関大学を狙っている1、2年生の先取り学習に適しています。
この他、いわゆる「講義系」と呼ばれる各種シリーズもあるので、別項を参照してください。
(2)入試基礎固めレベル
A.「チャート」シリーズ(数研出版)
B.「ニューアクション」シリーズ(東京書籍)
C.「1対1対応の演習」(東京出版)
D.「標準問題精講」(旺文社)
いわゆる「網羅系」と呼ばれる類の本をやります。
基礎から入試に向けてじっくり実力養成したい人はAかBをやればよろしい。チャートの色別評価などは別項を参照。
学校の授業を真面目に取り組み、「4STEP」や「クリアー」などの教科書傍用問題集を定期テストに合わせて真面目に
隅々までやってきた人は、CかDをやるといいでしょう。その場合、傍用問題集の中で忘れている部分がないように復習してから
取りかかると効果的。
これらの本は1シリーズだけやれば十分であって、「黄チャート→青チャート」のように"ステップアップ"していく類のものではないので、注意。