◎日本史のメリット
1.日本人だから日本を知ろうというスローガン
2.古文の文学史に強くなります。
→センター試験で文学史が古文で出たら、日本史選択者が有利になります。
3.海外の人に、自国の紹介を迫られたときに有利。
ビジネスで知り合うかもしれない外国の人たちは、日本はどんな国かよく尋ねて来るそうです。そういうときに、渋い日本史の知識を逸話としてちょこっと話すだけで、イメージはUPするかも。
4.政経の知識にリンクしている
→センター政経の内容の多くは、政治学・経済学というより現代日本の政治経済史です。なので日本史を学んでいると、農業改革、雇用問題などが分かりやすくなります。
◎世界史のメリット
1.大学の社会科学の前提科目である
→上の文で書いたとおりです。
2.英語で出てくるキリスト教的世界観がわかる
→英語はキリスト教的世界観や価値観が強く出ている言語なので、英語の長文で出てくる考え方は世界史とリンクします。
3.現代文と小論文で出てくる「近代(モダン)」という考え方が分かる
→日本史は古文に役立ちますが、世界史は現代文に役立ちます。近代合理主義、理性主義、物心二元論、機械論などといった考え方は、近代世界史を学ぶことで明瞭になります。
4.外国人と問題意識・民族意識を共有できる
→世界史は一部の地域を除いて全地域を扱いますので、どんな外人と出会っても、政治的・民族的な問題意識を共有できる手助けに成ります。
◎地理のメリット
1、言うまでもなく、世界の地理に詳しくなれます。
2、覚える量が地歴のなかで最も少なく、常識力次第で無勉でも50〜60点狙うことができます。
3、環境問題、世界貿易、グラフの読取りについて他のどの地歴より学べるため、現社があるていどときやすくなります。
4、グラフの読取りが多いのでより多くグラフに接している理系に適している強化かもしれません。
●地理のデメリット
1、グラフの読取りが多い強化なので、グラフが苦手な人には適しません。
2、満点は他の地歴よりとりづらいと思います。