統一/数学の参考書・問題集・勉強の仕方/Part71
171 :
大学への名無しさん:
質問です
僕は数学の勉強のときほとんど自力で解かずに
解答を読んで理解し、復習もそんな感じでただ写してるだけ
みたいな状態です 問題だけみて自力で解答つくれるのは
3、4回目くらいからで新しい問題みたらほとんどまた
同じことします
これは普通なんでしょうか またダメなら何か解決法ありませんか
数学得意な人教えてください
>>171 解答を読んで理解するところまではいい。
その後、ノートに写すのではなく、本を閉じてノートに解答を再現してみる。
(その際、書いてあったことを思い出そうとするのではなく、どうすれば解けるか、を意識して。)
途中で詰まったら解答を復習して、その詰まったポイントをチェックして理解しなおす。
「何が分かっていなかったせいで解けなかったのか」
「何を忘れたせいで途中で詰まったのか」
「どの点を覚えておけば次から似た問題が自力で解けるか」
といったことを頭の中でじっくり噛み砕いて、
「よし、頭に入ったぞ。この問題、OK」と思えたら次の問題に進む。
暗記数学で失敗する人は、この「ポイントの噛み砕き」ができてない。
書いてあることを「ふーん、そうなんだ」と感心しているだけでは身につかない。
173 :
172:2006/03/05(日) 04:29:05 ID:2HfYB7Ds0
復習する際には、問題を見て、
「この問題は、〜がわかっていなかったせいで解けなかった」
「○○ということを覚えておけば解ける」
「詰まってしまいやすいのは△△の部分で、そこを乗り切るコツは〜〜だ」
といったことを頭の中に描くこと。
逆に言えば、復習の際に、こういったことが頭に浮かんでくるように勉強すること。
また、最初の段階で理解しきるのに苦労した問題は、
頭の中で復習するだけではなくて、ノートにもう一度きちんと解いてみるとよい。
174 :
172:2006/03/05(日) 04:31:05 ID:2HfYB7Ds0
基本的な方針としては、自力で問題が解けなくてもよい。
参考書の例題はすべて「解答を読んで理解することが勉強」という態度で。
例題の下の練習や、単元ごとの練習問題は自力で解けないか考えてみる。
それでも5分ほど考えて手がつけられなければ、解答を読んで勉強する。
その時は、例題でやったのと同じ作業をするのに加えて、
「この問題は例題の類題のはずだが、どの点が同じで、どの点が異なるのか」
「類題なのに解けなかったのは、何を理解していなかったせいか」
という"反省"をすること。
「解けて然るべきなのに、解けなかったのはなぜか」という追求をすれば成長する。
こういう学習を続けていれば、
「問題のパターン的には見たことあるのに、どこか違う」という問題に対応できるようになります。
まずはその段階を目指すこと。
そうやって1種類の網羅系参考書を隅々までやったら、
その知識の復習・類題の経験・計算練習をかねて、標準問題集をやるとよい。
この目的に適しているのがチェクリピやチョイスなど。
その練習を終えて初めて、未知の入試問題を自力で解答する素地ができる。
次の段階でやるべきは、基本から一歩進んだ入試問題を、
自分の知識の範囲内で粘って解ききる練習をすること。
この段階で使用するのがプラチカや入試の核心。
やさ理やハイ理をやるのはさらにその後の段階なのであせらないこと。