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大学への名無しさん:
さらにつづき
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同じ工業大学でそれぞれ独自性で光を放つのが室蘭工大vs金沢工大。
私立の金沢工大は資産規模で国立室蘭工大の5倍、学納金規模も6.5倍。
ちなみに国立で室蘭工大のように付属病院がない大学は借入金がほとんどない。
両校の違いは、教育研究費の多い金沢と人件費が多い室蘭という点に出る。
人件費を学納金と比較した人件費依存率を見ると、金沢工大は学納金の半分が人件費であり、
室蘭工大は人件費が学納金の2倍となっている。
金沢工大は私大の中でも低い水準ではあるが、学生当たりの教員数の差が国立と私立の間で出てきてもいる。
外部資金の獲得状況は両校でほとんど差はないが、室蘭工大は国立の中でも低い位置にあり今後の課題といえそうだ。
補助金比率はやはり国立の室蘭工大が金沢工大を大きく上回っている。