★★★室蘭工業大学part2★★★

このエントリーをはてなブックマークに追加
28大学への名無しさん
週刊「東洋経済」2005年10月15日号)より

同大は日本能率協会等が開発した「大学経営評価指標」を国立大学で最初に導入。また、自己評価への積極的な取り組みは注目される。
そして、「工学系単科大学でアジアのトップ10入り」という具体的な目標を設定

香港誌「アジアウイーク」2000年度版大学ランキングでは工学系単科大として
研究力はアジア9位ながら全体では16位。
果たしてアジアトップ10入りなるか???

またこちらもご参照あれ
http://homepage3.nifty.com/katu-kobayashi/doppo/gyoumuhyouka2004.htm
29大学への名無しさん:2005/12/15(木) 06:53:57 ID:qbuR7XXa0
前スレに詳細キボンとの書き込みがあったような気がするので・・・
週刊「東洋経済」2005年10月15日号)で室蘭工大のことが書いてある部分を抜粋すると・・・

p56
室蘭工業大学も施設・安全がD評価。04年度に策定予定だった施設整備・施設環境の基本計画が検討段階にとどまったためだ。
ただ、現状では国立大のほとんどが自前で施設整備を行えず、国の予算などの動きを見定める必要があるために計画の策定が遅れた面もある。
一方、自己評価の項目ではBと高めだ。
実は同大は日本能率協会等が開発した「大学経営評価指標」を国立大学で初めて導入、
JABEE(日本技術者教育認定機構)認定も6学科中2学科で取得するなど、自己評価への取り組みでは有名だ。
佐々木眞・副学長は「年度計画を上回って進んだ面もあるが、課題を抱えているのは確かで、今回は厳密に自己評価した。
D評価は真摯に受け止めるが、もっと丁寧な解説が欲しい」と振り返る。
30大学への名無しさん:2005/12/15(木) 07:04:52 ID:qbuR7XXa0
つづき

p58
先述の室蘭工大も、自己評価への取り組みでは国立大では随一といわれる。
9月初めに札幌で開催された、私立大を中心に組織された大学行政管理学会の研究集会で、
トップを切って発表したのが室蘭工大だった。
「われわれが開発した大学経営評価指標を実行に移している様子は、感動すら覚えるほど」
と福島一政・同学会会長は話す。
同指標は、自ら設定した到達目標に対し、進歩度を数値化し検証していく点に特徴がある。
文言だけの定性的な自己点検となどとは違い、ごまかしが利かない。
たとえば、「社会に期待された活躍できる人材の輩出」では卒業生の国際感覚や語学力が十分でないとの結果が出た。
就職後に技術者として海外派遣される例を考えると、見過ごせない問題だ。
同大には「工学系単科大学でアジアのトップ10入り」という悲願もある。
香港誌「アジアウイーク」2000年度版大学ランキングでも、工学系単科大として研究力ではアジア9位ながら、
全体では16位とまだまだ。
さっそく英語のネイティブ教員を倍増したほか、カリキュラム改正の議論も進めている。
31大学への名無しさん:2005/12/15(木) 07:14:07 ID:qbuR7XXa0
さらにつづき

p67
同じ工業大学でそれぞれ独自性で光を放つのが室蘭工大vs金沢工大。
私立の金沢工大は資産規模で国立室蘭工大の5倍、学納金規模も6.5倍。
ちなみに国立で室蘭工大のように付属病院がない大学は借入金がほとんどない。
両校の違いは、教育研究費の多い金沢と人件費が多い室蘭という点に出る。
人件費を学納金と比較した人件費依存率を見ると、金沢工大は学納金の半分が人件費であり、
室蘭工大は人件費が学納金の2倍となっている。
金沢工大は私大の中でも低い水準ではあるが、学生当たりの教員数の差が国立と私立の間で出てきてもいる。
外部資金の獲得状況は両校でほとんど差はないが、室蘭工大は国立の中でも低い位置にあり今後の課題といえそうだ。
補助金比率はやはり国立の室蘭工大が金沢工大を大きく上回っている。
32大学への名無しさん:2005/12/15(木) 07:20:35 ID:qbuR7XXa0
       室蘭工業大学vs金沢工業大学(個性的な国立・私立地方工業大学対決:単位は100万円)
総資産    16,638 82,924
消費支出    5,147 13,306
学生納付金収益 1,750 11,383
借入金     316 5,198
教育研究経費比率 25% 39%
人件費比率    68% 42%
人件費依存率   200% 50%
事業収益比率   1.8% 1.6%
寄付金比率    0.1% 0.1%
補助金比率    56% 14%