ここで、解き方の流れをまとめておく (1) 選択肢、挿入文をきめ細かく解析する (2) 挿入部までは流し読みしてパラグラフごとの大意を掴む (3) 挿入部前文を分析し、文法的な根拠を求め、適合するか否かを判断する (4) (3)で決定できないときは挿入部後文を分析し判断する (5) それでもだめなら文脈論。流れがおかしくないか考える。 ここまで書いて思ったが、面倒くさいね、これ。やりたがるやつなんていないよな。 だいたい細かい文法をグチグチいってるし。 まぁ、この方法が絶対じゃないから英語にそんな時間が割けない人は端から文脈論でいいと思うよ。 楽だしね。 今日は以上。お疲れさん。(  ̄▽)_皿~~ これから発言終了の目印は(了)とする。んじゃね。(了)
>>47 w
細かく解説してんじゃんw
こまかすぎてウゼェけどw
>>83 はまた弟が書き込んだ。
厳しくしつけときます。もう絶対俺のPC触らせない。
このスレに来る人、あんまりいないだろうけど煽りとかやめてね。(了)
今日は平成17年度センター試験本試験問題
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第3問 B 問1 解答番号28
挿入文を分析する
A: Some scientists suggest that a laser device fitted onto the front of a train might
solve the problem.
Some scientists が S, suggest が V, that は名詞節を導く接続詞。that節全体で suggest の O。
that節内をみると、 a laser device が S', fitted onto 〜 train は a laser device を後置修飾
する
過去分詞句で、全体として形容詞。 might solve が V', the problem が O'。
laser device, the problem が意味不明な語句。
訳:「laser device を列車の前面につければ the problem は解決するはず、と提案する科学者もい
る」
a laser device はよくわからない。というより単純に、イメージできない。光線を使う機器という
ことか?
the problem は前文に指示内容があるはず。単純に名詞ではない可能性も考えに入れておく。
B: In spite of such efforts, trains are sometimes delayed for long periods of time.
In spite of 〜, は副詞句。 trains が S, are sometimes delayed が V, for long periods of
time が M。
in spite of 〜: 〜にもかかわらず。 instead of 〜(〜のかわりに)と混同しやすい。
不明な語句は such efforts。
訳:「such efforts にもかかわらず、列車はたびたび長時間にわたって遅れる。」
such に関しては以前(
>>55 )にもでてきたので解説省略。such efforts にあたるような語句があれば
いいのだが、最悪ない場合も覚悟しておく。
C: In some areas, those leaves have to be removed by an army of cleaners. In some areas, は副詞句。those leaves が S, have to be removed が V, by an army of cleaners が M。 不明な語句は those leaves, an army of cleaners。 訳:「ある地域などでは an army of cleaners が those leaves を取り除く必要がある」 受動態はそのままでは意味がとりにくかったり、訳しにくいときがある。こういった場合、能動態に 直すとすっきりわかったり、訳しやすくなったりする。ここではそれを使った。 those leaves の指示内容に注目する。〜 leaves という語句があればまさにそれになるはず。 an army of cleaners はわからない。まさかそのまま「清掃者の軍隊」ではないだろう。 an army of 〜 で熟語なのだろうか? ここまで挿入文の解析をしてみたが、今回はこれだけでは決定できない。次の手順に進んで 挿入部の前文の分析をおこなう。
前文 When leaves fall onto the tracks, they can cause wheels to slip and then the breaks may not work properly. A: the problem はこの文全体を指しているのだろうか。保留。 B: such efforts にあたるものはなさそう。たぶん× C: those leaves はどうやらこの文の leaves のよう。文法的にも主語で受け続けておりマッチする 。○ さらに次の手順、後文の分析をする。 後文 They claim that it could blast leaves away easily and quickly. 不明な語句は They(複数), it(単数)。これらの指すものがA,Bにあるかどうか検討する。 A: They → Some scientists, it → a laser device としてよさそう。○ B: They に相当しそうなものは such efforts, trains の2つ。どちらも claim できないから× したがって C→B→A の順となる。文脈に戻して流れがおかしくないか確認する。 以上から選択肢6 が正解。 今回の問題の文章ははっきり言って下手。文のつながりや話の流れが悪く、文法的な結合も 非常にゆるい。 内容もトンデモなもの。「レーザーで落ち葉を吹き飛ばす」なんて聞いたことがない。 全文訳はしようと思ったがやめておく。過去問集見れば載っているはず。
平成17年度センター試験本試験問題 第3問 B 問2 解答番号29 挿入文の解析 A: Without that sense, we could not feel any difference between rough and smooth surface. Without that sense, は副詞句。we が S, could not feel が V, any difference 以下が O。 不明な語句は that sense。 訳:「that sense がなければ、粗い面と滑らかな面の違いを少しも感じることができないだろう。 」 注目点 ・that sense(単数)の指示内容。面の粗滑の違いを感じるために必要な"sense"であることに注意。
B: Skin can even help us determin if someone is sick. Skin ⇒ S, can even help ⇒ V, us ⇒ O, determin ⇒ 原型不定詞, if someone is sick は determin の目的語。determin if someone is sick 全体で文の C。 help O 原型不定詞 : O が 〜するのを助ける。O が 〜するのに役立つ 不明な語句:なし 訳「皮膚は病気かどうかを知ることにさえ役立つ。」 注目点 ・even は強意表現であり、ある事柄に対しさらに付け加える、という意味がある。この文の前に 皮膚の機能について述べられているはず。 ここまでで B → A はないことがわかる。B に that sense の指示内容がないから。
C: Another function has to do with the sense of touch. Another function ⇒ S, has to do with ⇒ V, the sense of touch ⇒ O 不明な語句:なし 訳「もうひとつの機能は触覚に関係がある。」 注目点 ・another は one と対を成す。したがってこの文の前に one function にあたる記述があるはず。 つまり、どうやら皮膚についての話らしいので、皮膚の機能についての一番目の記述がこの文の 直前にある可能性が高い。 注目点を考慮すると B → C はない。B の注目点にあるように even が示唆しているから。 以上の解析結果を分析する。 B → A , B → C はないのだから、B は並びの最後になるしかない。 A,C についてだが、文法的には A → C を切り捨てる根拠はない。 C → A については C:the sense of touch を A:that sense が受けていると考えられ、こちらのほ うが 文法的に有利。また、A → C → B となると Another function についての記述がないことになり、 やや不自然。 しかし、これだけでは決められないので前文を分析する。
前文
For instance, the skin is where our bodies make the Vitamin D that we need.
A: that sense にあたるものがない。×
C: この文全体が one function に相当する。
よって C → A → B 。後文の分析と挿入後の文脈の流れを確認すると間違いないようだ。
正解は選択肢5。
お疲れ様でした。ここまで読んでくれた人、ありがとう <(_ _*)>
こんなウザイやり方、需要がないようなのでここまでにしときます。
第3問 C については上のほう(
>>15 ,16)にあるので参考にドウゾ。
それじゃあね (* ̄▽ ̄)ノ~~
あとはdat落ちをひたすら持つのみ……
なんか医学部行った友達も同じようなこと言ってたな。 そいつに説明されたときはここまで細かく言ってくれなかったらあいまいだったけど さっそく俺もこれ使って解いてみる。 ありがとう
94 :
大学への名無しさん :2005/12/03(土) 03:53:57 ID:v1j5W/o1O
佐々木和彦の英語長文が面白いほど解ける本をやれ。1週間もあれば他教科に時間割いてても終わるから。コレやって文法完璧なら過去問行ってよし。
良スレですね。最近190点台で安定してきた俺でもためになるし。しかしやっぱ本番は時間に追われるだろうから文脈の大意をつかんですっ飛ばしていくのか危険なのかな…やっぱ時間ちょっと食ってもいいから文法解釈すべきなのかな?
まだ落ちてないとは…
読み返して思ったが、最初のほうの解説はあいまいな点が多すぎる。
参考にするなら後のほうのやり方のほうがよいと思う。
>>95 人それぞれなのでなんとも言えない。
ただ、文脈の大意をつかんでから文法的に精査するというのはお薦めしない。
単純な思い違いや思い込みによってミスをする可能性が上がるからだ。
むしろ先入観のないまま、文法だけに絞ってはじめに挿入文をチェックしたほうがいいか
と思う。
文法的な解析もすべての文に対して行うわけではなく、挿入文とその前後文だけ行うように
している。
しかしやはり、最後はその人個人の考え方ということになると思う。
大意をすばやくつかんで正解の候補を絞っておいて、最後に軽くチェックする程度に
文法解釈を行うというのも、それはそれでひとつの方法だと思う。
それよりも時間が足りないということならその対策のほうが大事のようにも思える。
それから私事だが、プロバイダ乗り換えのため自宅から書き込めず、数日に1度くらいに
なる。といってもこのスレはかなり過疎ってるから問題ないだろうが。
誰からも書き込みなければ返答することもなくそのままdat落ちする。(了)
補足。 最初のほうの解説があいまいといったのは、ここで示している方法論を 同時進行で平行して行っているから、厳密さにかけるように見えるということ。 つまり、 (1) 挿入するべき文を文法的に解析する (2) 挿入部までを流し読みし、大意をつかむ (3) 挿入部(の候補)の直前の分を文法的に分析する (4) (3)で決定できないときは挿入部の直後の文を文法的に分析する (5) それでもだめなら文脈論で考える という流れをきっちり守らずに、文法で考えるのと文脈論で考えるのとを同時に 行っているので、わかりやすくはあるがなんとなくごまかされているような気がする人も いるのではないかと思う。 はじめは上に書いた手順を守ってやっていくようにして、慣れてくると次第に 文法論・文脈論で同時進行する、という思考になってゆく。 また、程度の差こそあれ、英語が得意な人、英語で高得点が取れる人というのは みなこうした思考をしているはずだ。 実際このスレの初めのころはそうしていて、解説をしているうちにだんだん厳密なやり方を 思い出したというのが本当のところだったりする。
このスレでは文法論・文脈論で同時に考えるための取っ掛かりとして文法から攻めるということを
提唱しているに過ぎず、文脈論不要といっているわけではない。
ただ文脈論オンリーでは「こういう意味のとり方もできるのではないか」という疑問が
常について回る。「解釈の違い」や「意味のブレ幅」ということが常に頭を悩ませる問題となる。
それに対し「多読すべし」とか「文章の意味の流れがつかめていない。現代文の力が足りない」
というのは何も答えていないことに等しい。
それらの回答は単に問題をすりかえているに過ぎない。
多読をするなら、その際どういうことを念頭に置いたら文脈を間違いなくつかめるようになるのか、
いやそれ以前になぜ多読をすれば文脈が正しく取れるようになるのか説明できていない。
おそらくは、英文に慣れることによって構文や文法構造が自然と取れるようになっていくからなのだが
そこまでわかっていたら「多読をしろ」ではなく「構文や文法構造をきちんと取れるようにしろ」
というはずで、単に「多読をしろ」というのは方法論が理解できていない人が何かの受け売りで
いっているようにしか思えない。
現代文云々というのも「じゃあどうすれば現代文の力が上がるのか」という疑問があがるはずで、
結局は、英語の問題を現代文にひっかぶせただけの詭弁である。
なんだか長々と書いたが要するに文脈論ではいずれ頭打ちになりますよ、文法で考えるということを
身に着けてくださいね、というのが主旨であったりする。
>>94 佐々木和彦は良いと思うが、文法バカっぽいところがあってやり込みすぎのところが目立つ。
それに注意すれば、現在書店に並ぶ参考書の中では、文法的に分析し解釈するということを主眼においた
本として一番の良書に類する。
またよく言われるが、富田は薦めない。「原則100」などがあるが100もあったら「原則」ではない。
原則っていうのはよくて10個ぐらいのもんだろ。それに各原則同士で矛盾することもあるので鵜呑みしてしまうと危険。
どちらにしても、これ以上いうのはこのスレの主旨に反するね。参考書については、とっくに受験生ではなくなっているから、
最近の物はまったく知らない。ほかのスレの方がいいと思う。
それでは(了)
>現在書店に並ぶ参考書の中では、 文法的に分析し解釈するということを主眼においた本として一番の良書に類する >参考書については、とっくに受験生ではなくなっているから、 最近の物はまったく知らない ?
100 :
大学への名無しさん :2005/12/03(土) 23:39:04 ID:lhUS9BZ90
>>99 最近と現在は違うっしょ。俺もよく知らないが昔からあったやつを語ってるんじゃね?
100get
101 :
大学への名無しさん :2005/12/06(火) 00:47:22 ID:k2ABMY/jO
新情報と旧情報を使えば1分で解けるのに…
Cは挿入文読む前に各パラの第一文(ときどき第二文まで)を読んで話の流れを予想 →挿入文を読んでその方向性からどのパラに入りそうか予測→全文流し読み って解き方が自分には一番正解率高く、時間かからない方法だった 四分で解けて今までのマーク、過去問正解率100パーでした、これお勧め Bも整序箇所が真ん中部分なら整序部分以外を読んで話の流れを予測してから 整序部分を検証した方がいい 大事なのは挿入文を一番に見ないということと 五秒くらいでいいから自分の頭で流れを予想するということかな
今日は平成15年度センター試験本試験問題
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第3問 B 問1 解答番号28
挿入文を分析する
A: They believed that Sirius, the Dog Star, which rises with the sun during this time, added its heat to the sun's and caused the hot weather.
THey ⇒ S, believed ⇒ V, that以下 ⇒ O,
Sirius ⇒ that節内の S'
the Dog Star ⇒ 分詞構文による挿入節。Sirius を同格的に修飾。
, which rises 〜, ⇒ 継続用法の関係詞節。先行詞は Sirius, the Dog Star のどちらでも同じこと
added ⇒ that節内の V', its heat ⇒ that節内の O',
to the sun's ⇒ added を修飾する前置詞句。the sun's は直後に and 以下が来ていることから、
所有格を示しているのではなく、所有名詞を示していることがわかる。
たとえば my ではなく mine ということ。要するに the sun's heat の省略形。
and ⇒ 等位接続詞。『文法的に同じもの』を接続する。文法解釈の基礎だから知っている人は多いはず。
caused ⇒ and によって接続されていることに注意。added と並立する。「そんなの当然」と思った人は、なぜ rises や believed と並立しないのか考えること。
the hot weather ⇒ caused の目的語。the によって限定されていることに注意。
不明な語句: They, this time, the hot weather 訳:「they の信じていたことによると this time の間太陽と共に昇る天狼星、つまりシリウスが自らの熱を太陽に与えて the hot weather を引き起こしていた、というのだ」 注目点 ・They(複数): believed するのでたぶん人間を指している。前に来るはずの文(節)の主語の可能性に注意 ・this time: during の目的語となっているので「時点」ではなく一定の長さを持つ時間のようだ。 ・which 節の rises が現在形であるのに対し、added, caussed が主節の時制の一致を受けている。 したがって which節をのぞく that節内の叙述は事実に反することのようだ。 ・the hot weather: 定冠詞the によって限定されているのでありきたりの hot weather ではないよう。「夏だから暑い」とか「南に位置するから暑い」ということではなく「特別な暑さ」ということなのだろうか。
これまで平易になるように心がけて訳してきたが、今後は段々とインチキ訳を徹底してゆく。 つまり訳さずにすむことはできるだけ訳さず、そのまま理解する。こうすることの利点は以下の通り。 (1) 自分の誤訳に惑わされない。詳しくは前述した。特に、指示語や冠詞、限定詞を何も考えずに「こそあど言葉」に置き換えてしまう人は早くこうしないと、指示語などから文法的な手がかりを得るということの習得が難しい。 (2) いちいち日本語に変換する作業を省くことができるので時間的な短縮が図れる。 (3) 一般にはあまり強調されないことなのだが、ここでは声を大にしていっておく。今までのやり方と矛盾するようだが、 英文の語順どおりに理解することで、文法的にどうこうという小細工を弄するよりも 非常にシンプルかつ直感的に英文の構造と文脈を把握できる。 (3) については解説が必要だろう。と思ったが面倒臭くなったのでやめておく。 ウダウダいうより実際にやってみたほうが早い。 この A の文をインチキ訳すると以下。 「They は believed していた。that 以下を。Sirius、つまり the Dog Star、こいつは rises する。with the sun で。this time の間。そして added した。its heat を to the sun's に。それから caused した。the hot weather を。」 このとき「?」と思ったことが実はそのまま注目点になっている。つまりこんな感じ。 「They(誰?) は believed していた。that 以下を。Sirius、つまり the Dog Star、こいつは rises する。 with the sun で。this time(いつ?) の間。そして added(rises は現在形だったぞ?あ、時制の一致か) した。 its heat を to the sun's(the sun's 〜 じゃない。どういうこと?) に。それから caused(これも過去形) した。the hot weather(the がついてる) を」 これらの疑問点の手がかりを求めるべく、文法的な解析をおこなうという流れで考えている。 まぁ人それぞれであるから、こうでなくてはいけない、というわけではない。 このインチキな訳し方について興味がある人は同時通訳の教本を手にとって見ることをすすめる。 「とてもそんな時間はない」というならもちろん自分なりのやり方でかまわない。
B: This expression comes from Latin, the language used by the ancient Romans. This expression ⇒ S, comes ⇒ V, from Latin ⇒ M the language 以下は分詞構文。Latin を同格的に修飾。 ここでひとつ言っておきたいが、センターに限らず、入試の英語で高得点を狙う人は , the language 〜 を「名詞構文で Latin を同格的に説明している」という解釈はするべきではない。高得点ではなく、そこそこできればいいという人ならこの解釈でもOK。 理由は省略。どうしても気になる人は A で触れた、which rises 〜 の先行詞について考えてみること。 不明な語句: This expression, the ancient Romans インチキ訳 「This expression は comes している。from Latin から。the language は used されている(いた)。by the ancient Romans によって。」 重語云々のツッコミは要らない。 注目点 ・This expression の指示内容。次の動詞が comes と現在形なのでいわゆる「死語」ではなく、いまでも用いられる表現のよう。This expression に関する記述があれば、現在形である可能性が高い。 ・the ancient Romans は単なる古代のローマ人ではなく「特別な」ローマ人のよう。たぶん古代ローマ帝国時代のローマ人ということだろうが、文中に述べられているのだろうか。 ここでちょっと問題。 , the language 〜 は分詞構文であるが次のどちらの解釈が正しいか。文法的に根拠を挙げて考えよ (1) Latin ⇒ S, being ⇒ V,この2つは省略されている。the language ⇒ C, used 〜 過去分詞の後置修飾 (2) the language ⇒ S, used ⇒ V …簡単すぎたね。 ここまでで A → B はない。This expression の指示内容が A にはないから。
C: These periods, which occur in July, August, and early September, are called "dog days" in English. These periods ⇒ S , which occur 〜, ⇒ These periods を修飾する関係詞節。継続用法。 are called ⇒ V "dog days" in English ⇒ C 不明な語句: These periods インチキ訳というのは語感が悪いので素訳と呼ぶことにする。 「These periods は、それはつまりoccur するものなんだが。July, August, and early September に。そしてcalled されている。"dog days" と。English では。」 注目点 ・These periods の指示内容。
さて、挿入文だけでは決まらないので前文を分析する。 前文 People in mild climates in the northern hemisphere sometimes experience periods of very hot and humid weather. A: They → People, this time → periods of 〜, the hot weather → very hot and humid weather と対応しそう B: This expresssion にあたるものがない。 C: These periods → periods と対応しこれもよさそう。 A,C が並びの先頭にきそうだが、文法的な決め手がない。しょうがないから文脈論か、と思うが実はまだ手がある。 それは前文の People については現在形で語られているのに対し、A の文は過去形で語られているということである。 They → People だとすると「昔はそう信じていた。」となるが、ならば当然「今はどう考えているのか」が語られるべきであるが、それにあたるものはない。 補足しておくと、英語における過去形は現在とは関連性のない「過去の一点を指す」という性質から、 完了形ではなく単に過去形での叙述は「現在は違う」ということを暗示する。 また、文章の時制の流れは過去→現在→未来と順に流れるか、あるいはその逆であるのが普通。 したがって並びの先頭は C が有利。 すると後は A → B はないことがわかっているから B → A となり、 C → B → A が最有力。 A: They → the ancient Romans, this time → These periods, the hot weather → very hot and humid weather B: This expresssion → "dog days" と対応し、後文の Another reason に対する one reason もこの3つの文全体を指すとしてOK。 以上から選択肢4. 今回の問題で時制も文法的な決め手になることがわかったと思う。
109 :
受験は5年前 ◆koCor5XapE :2005/12/10(土) 08:08:40 ID:PXqoqZhJ0
第3問 B 問2 解答番号29 挿入文を分析する A: However, there are some differences of opinion among these specialists. However, ⇒ 逆接。 there are ⇒ there is 構文。there は among 〜 を指す some differences 〜 ⇒ S 不明な語句: these specialists 素訳 「しかしまぁ、あるんだ。some differences of opinion が。among these specialists に」 注目点 ・However による接続。 ・some differences があるといっているから (the) others (differences) はないということ。つまり多くの部分で opinion は一致していると思われる。 ・these specialists(複数) の指示内容。
110 :
受験は5年前 ◆koCor5XapE :2005/12/10(土) 08:09:00 ID:PXqoqZhJ0
B: Economists generally agree on what influences economic growth. Economists ⇒ S generally agree on ⇒ V what 〜 ⇒ O influences ⇒ what節の V' economic growth ⇒ what節の O'。influences の目的語 不明な語句:なし 素訳 「Economists は generally に agree している。what 以下について。つまり何が influences するかということ。economic growth に。」 注目点 ・generally agree とあるので裏を返せば partially disagree であると考えられる。 A,B は互いの内容がマッチする。A → B, B → A どちらもありうるが今のところ B → A がやや有利。
111 :
受験は5年前 ◆koCor5XapE :2005/12/10(土) 08:09:24 ID:PXqoqZhJ0
C: They disagree, for example, about how they should measure economic growth. They ⇒ S disagree about ⇒ V , for example, ⇒ 挿入句。 how 〜 ⇒ O。関係副詞節。 they ⇒ how節の S' should measure ⇒ how節の V' economic growth ⇒ how節の O' 不明な語句: They 素訳 「They は disagree している。たとえば how以下について。どうやって they が should measure するのか。economic growth を。」 注目点 ・They(複数) の指示内容 ・, for example, があるから直前の文は They disagree に関する内容であると思われる。全く関係ない内容や、反対の内容から「例えば」などとは言い出せないはず。 したがって、C の前に A,B どちらかがくるとすれば A。B はあり得ないことが注目点からわかる。 また、C が並びの先頭であるとすると A:However から C → A はない。 まとめてみると A → C ⇒ B → A → C or A → C → B C 先頭 ⇒ C → B → A どれも文法的には切り捨てられない。
112 :
受験は5年前 ◆koCor5XapE :2005/12/10(土) 08:09:54 ID:PXqoqZhJ0
前文を分析 Economic growth refers broadly to an increase in wealth over a certain period of time. A:these specialists の指示内容なし。× B:特に問題なし C:They の指示内容なし。× よって B → A → C。選択肢6 が正解。 問2 は非常に素直。問1 とのバランスをとったということか? (了)
>>93 ,95
亀レスだが頑張ってほしい。
あともう少しだ。
115 :
大学への名無しさん :2005/12/10(土) 12:58:20 ID:V25oG9IHO
コレってかなり美味しい問題なんだぞ?解けない人はたいていが国語科目が苦手なんじゃないかな?
>>115 英語を離れて、日本語をこねくり回してわかった気になっていると
妙な意味論をひねり出さねばならなくなり、結局英語は上達しない。
これまで何回か言ってきたし、たくさんの先達がそう語っている。
ラフ訳してうまいこと文脈をつなぎ合わせればそれでいいのなら
ここを除く必要はないのでは?
そういうやり方を否定はしない。センターだけできればいい、という人もいるだろうし
そもそもセンターにそんなに勉強時間などのコストをかけられない、という人は
文脈論のみでもいい、と
>>82 で言ってある。
文脈論のみでは答えを絞りきれない、あるいは単純なことを見落として不正解になってしまう
人にこのスレを立ててみたのであって、「こんなやり方じゃなく、この方がもっと簡単だ」
などと言い合うことには何の益もない。
ここで紹介しているやり方は極端ではあるが、文法的に手がかりを探るということは
大いに参考になるはず。
117 :
大学への名無しさん :2005/12/11(日) 09:08:04 ID:9mmJz5FtO
富田or佐々木で一発解答可能ですよ
118 :
大学への名無しさん :2005/12/11(日) 18:53:09 ID:qaGBFsMu0
age
119 :
大学への名無しさん :2005/12/11(日) 22:58:44 ID:hpEx3ffl0
sage
120 :
大学への名無しさん :2005/12/11(日) 23:45:57 ID:JYF02Jm0O
受験は5年前さん居ますか?
121 :
大学への名無しさん :2005/12/13(火) 00:33:35 ID:VnOIPjZpO
にゃ
122 :
大学への名無しさん :2005/12/13(火) 07:35:02 ID:GH0wsISJ0
つーかセンターなんて英語が読めるようになれば中学生の国語みたいなもん 小手先のテクニックにたよってる用ではまだまだ偏差値75以下のアホ。 読めば一瞬でわかるだろ。
123 :
大学への名無しさん :2005/12/13(火) 12:44:41 ID:t5TbGoDZ0
俺はセンター試験筆記60分ぐらいでやって190〜200です。自分のやった勉強はとにかく長文を 前から読んで頭に入れていく。帰り読み?は絶対にしない。英語のまま頭に入れる。こうなるのに英文 を読みまくった。わからなければその都度、辞書と文法書を引きまくった。そうこうしているうちに 自然と読めるようになった。語彙力がないのは致命的。結局語学なんで言葉の意味をしらなくては 話にならない。類推なんて程度もの。読みまくれ。
124 :
大学への名無しさん :2005/12/14(水) 20:58:52 ID:dqlNY7sh0
頭の中で訳してますか。 そうでなければどうしてます?
125 :
大学への名無しさん :2005/12/14(水) 22:39:23 ID:HQ9YSyeXO
英語を心の中で発音しながらよんでる
>>122 ,123
二人とも正論かつ王道だと思う。そこまでたどり着くまでのやり方がいろいろあると思うわけで
そのひとつとしてこんなやり方を紹介してみた、というスレのつもり。
また何か意見があれば書き込んでほしい。
128 :
大学への名無しさん :2005/12/17(土) 01:16:18 ID:ki3XqVbh0
面白いスレだな。俺は最近ミスらなくなったが、参考にしたい
130 :
大学への名無しさん :2005/12/21(水) 12:16:59 ID:Xq/qmnGi0
あげとこう
131 :
大学への名無しさん :
2005/12/21(水) 15:58:00 ID:jNAYULhR0 ためになるスレだ