横浜国立大学を目指す人へ part19

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742大学への名無しさん
昭和40年前後の経済学部の陣容が残っていました。

教授  大塚久雄     西洋経済史     松田智雄     西洋経済史
    山口和雄     日本経済史     安藤良雄     現代日本経済史
    中川敬一郎    経営発達史     鈴木鴻一郎    経済学原理 マルクス経済学
    横山正彦     経済政策  マルクス経済学
    木村健康     近代経済学 経済学史  大石泰彦     近代経済学 経済統計
    宮沢光一     数理統計学       舘竜一郎     金融財政 金融論
    武田隆夫     財政学         遠藤湘吉     財政学 日本経済
    隅谷三喜雄    工業経済 労働経済   大内 力     農業経済
    今野源八郎    交通経済        木村重義     会計学
    江村稔      会計学 会計監査    中村常次郎    経営学 経営管理
    諸井勝之助    経営学 経営財務
助教授 小宮隆太郎    国際経済学 
    根岸 隆     近代経済学 経済学史
    竹内 啓     統計学 計量経済学
    土屋守章     経営学
    
  当時の印象としては経済史、マルクス経済学(大内派)が頑張っていたが
  近代経済も木村、大石教授、小宮龍太郎、根岸 隆助教授を中心になっていましたが
  木村先生は健康を害して休講が多く、小宮助教授に注目が集まっていましたね!
  かなり挑発的な議論で驚いたものです。現在の陣容に比してやや手薄の感じがありますね
  当時は余り意識していませんでした。横浜国大経済学部の隆盛期でもあり、宮崎義一、
  長州一二(小宮ー長洲論争もありました。)が活躍されていましたね。また、
  会計学分野では、黒澤 清 山辺六郎 沼田嘉穂教授など横浜の陣容に押されていたようですね。
  当時、宮崎義一・伊東光晴先生の”ケインズ一般理論コンメンタール”が我々のバイブルになっていました。
  明快な解釈すっきりした気分でした。東大の吉川 洋教授は高く評価されているようです。