センター祭りでスレが落ちました。 ということでとりあえず建てました。 皆様お疲れ様です。
2 :
大学への名無しさん :05/01/18 07:32:19 ID:aSXMXB/D0
東大生がクソスレ認定
さて、センターを以て消えるのも何か後味が悪いので、 長らく見守って頂いた皆さんに結果をお伝えして、 私は二次勉強へと去りたいと思います。 国語 175 数学TA 100 数学2B 75← 化学 100 生物 86 英語 191 倫理 84 小計 813/900?ぐらい
>>2 俺もそう思います。マジ糞みたいな一年でした。
仮にも赤チャスレの主が2B75点ってありえませんよね。面汚しですよ。
はっきり言ってこんな点数晒したくもない。
思考訓練やら赤チャートやらをダラダラと、一年遊んでたようなものですし、
当然と言えば当然の成績でした。これじゃ医学部はダメです。
過去問も解いてみましたが、数学が0点でしたorz
理科も高々2〜3ヶ月の勉強で二次で高得点が取れる程甘くは無かった。
英語も基礎があやふやなのがよくわかりました。
っていうか今になって過去問解き始めてる時点で終わってますよね。
と言う訳でセンター9割も全く自信にならず、絶望感は深まるばかり。 あんまり絶望してると本当に死にたくなるんで、 無心で二次対策をしたいと思います。残り一箇月、 琉球、宮崎、旭川、秋田、山形、信州、その辺の医大目指して死力を尽くして頑張ります。 皆様、数々の応援(嘲笑?)ありがとう。 皆さんも悲喜こもごもでしょう、ですがどうか栄光を手にして下さい。 それではまたお会いしましょう。と言いつつたまには戻ってくるかも。では。
6 :
†kunnys† ◆XksB4AwhxU :05/01/18 12:01:40 ID:Lq7X4CPa0
スレ立てZ センター9割か。もしや来期も、思っていたが、3月には終了の公算大DEATHね。
ていうかすごいじゃん。 志望校こだわるならわからないけど普通に国立医いけそう
8 :
40 :05/01/18 20:12:58 ID:B5hUmNHr0
>マゾ氏
やるじゃん。てゆーかこのスレもう終了すんの?
俺としてはまだ活用したいんだが。
>>6 =kunnys氏
>もしや来期も、思っていたが、3月には終了の公算大DEATHね。
そのようで。3月に残されているのが俺だけという可能性が…。
できることなら二次で数学頼みにするようなことはしたくなかった…。
9 :
40 :05/01/18 20:17:12 ID:B5hUmNHr0
10 :
40 :05/01/18 21:09:03 ID:B5hUmNHr0
前スレで出した問題↓ [44] (1)tan(45°/2) の値を求めよ。 (2)tan25°の小数第一位の数は4であることを示せ。 [解答] (1){tan(45°/2)}^2=(1-cos45°)/(1+cos45°)=3-2√2=(√2−1)^2. tan(45°/2)>0 なので tan(45°/2)=√2−1.■ (2)f(x)=tanx ( 0<x<π/2 ) とおくと f´(x)=1/(cosx)^2=1+(tanx)^2(>0) f´´(x)=2tanx{1+(tanx)^2}>0. だから y=f(x) のグラフは 下に凸の増加関数。 ∴tan(45°/2) = √2-1 <tan25°< 2/3tan(45°/2)+1/3tan30°= (√3+6√2-6)/9 <0.47 ∴0.4<tan25°<0.5 ゆえに題意は示された。■ [出題元 「東大」「才能」「全教科」ver2.0 ] なお、原題は 「tan2005°の小数第一位の数を求めよ」 でした。
11 :
40 :05/01/18 21:18:56 ID:B5hUmNHr0
[45] 実数 a 、b (0≦a<π/4 、0≦b<π/4 )に対し次の不等式の成り立つことを示せ。 √{(tana)*(tanb)}≦tan{(a+b)/2}≦(tana+tanb)/2
12 :
40 :05/01/18 21:30:44 ID:B5hUmNHr0
[化学1] 2C(固)+H2(気)=C2H2(気)+Q1 kJ C(固)+O2(気)=CO2(気)+Q2 kJ C2H2(気)+H2(気)=C2H4(気)+Q3 kJ C2H4(気)+H2(気)=C2H6(気)+Q4 kJ C2H4(気)+H2O(気)=C2H5OH(気)+Q5 kJ H2(気)=2H(気) -Q6 kJ O2(気)=2O(気) -Q7 kJ H2O(気)=2H(気)+O(気) -Q8 kJ H2O(気)=H2O(液) +Q9 kJ (問) C2H5OH(気)の燃焼熱(kJ/mol)を求めよ。 ただし、生成した水は液体とする。
13 :
40 :05/01/18 21:32:32 ID:B5hUmNHr0
[化学2] 四酸化二窒素 N2O4 と二酸化窒素 NO2 との混合物があり、次の平衡状態にある。 N2O4 ⇔ 2NO2 問1.N2O4の解離度をα、平衡状態にある混合気体の全圧をP とするとき 各成分の分圧p(N2O4), p(NO2) をαおよびPを用いて表せ。 問2.(i)圧平衡定数Kp をPおよびαを用いて表せ。 (ii)αを PおよびKpを用いて表せ。 問3.P(NO2)をKpとPを用いて表すと次のようになる。[ア][イ]にあてはまる数字を答えよ P(NO2)=√Kp * {√(p+ Kp/[ア]) - (√Kp)/[イ] }
14 :
40 :05/01/18 21:35:40 ID:B5hUmNHr0
[46] 3次関数y=x^3+axのグラフをCとし、 C上の異なる2点P,QにおけるCの接線が平行になるとする。 (ただし、Pのx座標>Qのx座標)。 直線PQと、PにおけるCの接線とのなす角が45°となるPが 1つしかないような実数aの値を求めよ。 [出題元 2ch模試の問題をお借りました。&氏作]
みなさんお疲れ様でした。 突然ですが、 マゾヒストさん滋賀医大はいかがですか? たしかセンター重視だったような。 私が受験生だった5年程ほど前の話ですが。 変わっていたらすみません。
やっぱ孤独に耐えかねて戻って参りました...orz
>>kunnys氏
そう思いたいです・・・しかし本当に二次力ゼロなんです。
必死こいてしこしこと知識を拾い集めてますけど、かな〜り厳しいです。
パニックも沸点に達しようかと言うところです。
>>7 二次はみんな取れないのかなぁと思って合格者の平均点とか見たら、
二次なのにかなり取ってるんだこれがorz 駅弁医でですよ?こんな難しい問題をですよ?
すいません。俺馬鹿にしてました。過去問も見ずに。自分の実力も直視せずに。
>>15 滋賀医大ですか。ちょっと調べてみます。
しかし我が地区にもいくつか医大がありまして、そこもセンター比率が1:1ぐらいと
かなりセンター重視なので、そこに受からなきゃ滋賀も無理だと思います。
あとは自分の二次力のみ、上げていくだけであります。
そして
>>40 氏
お疲れ様です。40氏は後期狙いでつか?貴方は絶対に行けます。
今までに積み重ねてきた量も確実さも他人を凌駕していますから。
俺みたいにまぐれ当たりで下手に可能性が出てきてパニくってる輩とは違いますよ。
あとここに来る人がいる限りスレは存続しますよ。
ましてや活用したいとおっしゃってくれるなら続けなければなりますまい。
と言う事で質問:[44]の2番、
tan25°< 2/3tan(45°/2)+1/3tan30°= (√3+6√2-6)/9 <0.47
この数値は一体どこから出てきたんです?面食らってしまいました。
あと一箇月、英数理の二次力をつけるためには何をやるのが一番なんですか?
とりあえず過去問やってますが、他になにか即効性があるのがあったら教えて下さい。
お願いします。なめた質問だとは重々承知しています。
18 :
†kunnys† ◆XksB4AwhxU :05/01/19 15:21:13 ID:KL+1R7pf0
>>17 >あと一箇月、英数理の二次力をつけるためには何をやるのが一番なんですか?
できなかった問題を翌日解き直すと計算練習にもなっていいと思うよ。あと、暗記物は
覚えやすくなってるはず。
焦って何も手がつかないときは専ら復習をすること。
19 :
40 :05/01/19 18:22:32 ID:e3W7RtTM0
>17 tan25°< 2/3tan(45°/2)+1/3tan30°= (√3+6√2-6)/9 <0.47 この数値は一体どこから出てきたんです? 45°/2=π/8 25° =5π/36 30° =π/6 だから、 f(π/8)<f(5π/36)<{2f(π/8)+f(π/6)}/(1+2) ←(π/8、f(π/8))と(π/6、f(π/6))を結ぶ線分を1:2の比に内分する点のy座標。
20 :
40 :05/01/19 18:51:55 ID:e3W7RtTM0
訂正 45°/2=π/8[ラジアン] 25° =5π/36[ラジアン] 30° =π/6[ラジアン]
21 :
40 :05/01/19 19:01:52 ID:e3W7RtTM0
>17 あと一箇月、英数理の二次力をつけるためには何をやるのが一番なんですか? 化学は 石川正明著「新理系の化学問題100選(駿台文庫)」がいいと思う。
>>kunnys氏
復習ね。俺も2週間前、復習の重要性に生まれて初めて気付きました。
わからなかった問題、英文、英作対策に和文英訳の修行の暗誦例文←これは気違い!、
全て暗記カードに書きまくって連日眺めてます。これって勉強だよなぁ・・・と感動しつつ。
>>21 化学百選!?なんとまぁ・・・それって伝説のあれでしょ?
うむ・・・熟考致します。示唆感謝します。しかし新演習もあやふやな俺ですぜorz
俺も焦って色々と医学部特攻作戦を練ってみた。
そして某医大の前期総合問題を解いてみた。
物化生三教科が絡んでいる総合問題なので、生化しか知らない俺は敬遠していたのだが・・・
メチャメチャ簡単じゃねーかよ!!ある意味センター以下だってこれ!
こんな俺が6〜7割取れてしまった。物理絡みの所は白紙だったにもかかわらずだ。
これってもしかしたら・・・もしかするかも!!!急に希望が見えてきたぞ!!
面接と調査書、あと物理の進み具合によっては行ける!勝機!!!!
と言う訳で明日速攻、2週間で完成物理シリーズを買ってこよう!(何かお勧めあったら教えて!)
マジで公式を運用出来れば100文字記述以外は全部解けるかもです。
化学も生物も2ヶ月弱でモノにした俺だ、出来る!俺は出来る!!(マインドコントロール)
急に躁状態になったぞ。やる、俺はやるぞ!
>>22 旭川目指してがんばってくれや
24 :
40 :05/01/20 19:54:38 ID:GKDAzC5w0
前スレで出した問題↓ [42] 長さ L の線分が、その両端を放物線 y=x^2 の上にのせて動く。 この線分の中点 M が x 軸にもっとも近い場合の M の座標を求めよ。 ただし L≧1 とする。 [解答] Mの座標を(x。,y。), 弦の両端のx座標を α , β とおくと、条件は α + β =2x。 , α^2 + β^2 =2y。 ……………………………………………………………@ (α - β)^2 + (α^2 - β^2)^2 =L^2 ⇔ (α - β)^2*{1 + (α + β)^2}=L^2 ………A @より (α + β)^2 −2αβ=2y。 ∴−2αβ=−4x。^2 +2y。 (α - β)^2 = α^2 + β^2 -2αβ = 4(y。−x。^2). これらによって A から α , β を消去すれば、 4(y。−x。^2)(1 +4x。^2)=L^2 ⇔ y。={4x。^2 + L^2/(1 +4x。^2)}/4. ここで、相加平均と相乗平均の大小関係により、 (1 +4x。^2) + L^2/(1 +4x。^2)≧2L ⇔ {4x。^2 + L^2/(1 +4x。^2)}/4≧(2L−1)/4. 等号成立は (1 +4x。^2)=L^2/(1 +4x。^2) ⇔ x。=±{√(L−1)}/2. のときであり、 L≧1 よりこれは可能である。 よって、 x 軸にもっとも近い場合の M の座標は (±{√(L−1)}/2 , (2L−1)/4 ) である。■ [出題元 1974年東大] 難易度 C**
実数 a 、b (0≦a<π/4 、0≦b<π/4 )に対し次の不等式の成り立つことを示せ。 √{(tana)*(tanb)}≦tan{(a+b)/2}≦(tana+tanb)/2 tan{(a+b)/2}≦(tana+tanb)/2 d/dx tanx = 1/cos^2 x d^2/dx^2 tanx = sin2x/cos^4 x これより区間[0,π/4]において下に凸だから以下略でtan{(a+b)/2}≦(tana+tanb)/2 等号成立はa=bのとき f(x)=log(tanx) とすると d/dx f(x) = 1/(tanx・cos^2 x) d^2/dx^2 f(x) = (2sinxcosxtanx-1)/(tan^2 x・cos^4 x) = (2sin^2 x-1)/(tan^2 x・cos^4 x) よって、区間(0,π/4] において上に凸 √{(tana)*(tanb)}≦tan{(a+b)/2} について @a=0またはb=0のとき この時明らかに上式は成立、等号成立はa=b=0 A0<a<π/4 、0<b<π/4のとき 上記f(x)は区間(0,π/4] において上に凸であるから、 {f(a)+f(b)}/2 ≦ f{(a+b)/2} すなわちlog[√{(tana)*(tanb)}] ≦ log[tan{(a+b)/2}] 底はe(>1) だから √{(tana)*(tanb)} ≦ tan{(a+b)/2} 等号成立はa=b 結局、実数 a 、b (0≦a<π/4 、0≦b<π/4 )に対し√{(tana)*(tanb)}≦tan{(a+b)/2}が成立 がんばれ!マゾ氏他今年受験組の皆様。 高校内の試験の問題って著作権あるんだっけ?
>>23 いきなりばれました?
旭川か宮崎か秋田、そんなところぐらいしか狙えないので・・・。
でもやっぱダメポ。2週間で物理をモノに出来るとは到底思えない・・・。
これはもう物理を完全に棄てて化生で6割取るしか道はない。
物理重視の問題だったら完全にアウトだ。
あとは運のみか・・・あぁ〜どないしよ。
>>25 ありがとう。やるだけやります。
27 :
40 :05/01/21 18:29:07 ID:CKGVNX6G0
>>25 お見事です。
[45] [出題元 1991年京大前期]
難易度 D***
>高校内の試験の問題って著作権あるんだっけ?
オリジナルな問題ならあるだろうけど、営利目的でない限りはまず大丈夫だと思う。
28 :
40 :05/01/21 18:38:27 ID:CKGVNX6G0
>25 あと、そういう応援はうれしいです。 (・∀・) 最後まで諦めず進むのみ。
スレが落ちて、ようやく見つけることが出来ました…。 センターは…一時はセンター足切り確定となって沈んでいたところですが…。 一応理2はレベルダウンだそうで足切りクリアの見込みとなっております。 英語135 数学(1)95 数学(2)84 国語97 ←←← 物理88 化学97 生物76 地理68 現社89 東大型597、5-7理系685 東大前期1本勝負です。18年分の過去問を用意しております。 一生に1回の思い出だと思えば…。 落ちれば北海道薬科大に進学です。 こちらはセンター利用で十分合格可能の見込みです…。
>>29 おかえりなさい。待ってましたよ。お疲れ様。
しっかし完全に理系な点数ですねぇ〜。物理とかうらやましいです。その知識欲しい!!
とりあえず足切りはクリアしたと言う事でこちらもほっとしています。おめでとう!
東大はセンター比率が小さいので点はあまり気にする事もないでしょう。
あとはもう東大一直線!思い出などと言わず、夢を現実にするべくあと一箇月、お互い死ぬ気でやりましょう!
くれぐれも北海道には行かないように頑張りましょうや。(俺は旭川に行きたいですが)
うぅ〜胃に穴が空きそうだ・・・センター終わって以来吐き気と胃痛が全く止まない・・・。
これが受験病か・・・初めて味わってますこの苦しみ・・・。
もともとは誘導があってずいぶん楽だったので誘導問題消去してみた xを自然数とし、x = a(n)*10^n + a(n-1)*10^(n-1) + a(n-2)*10^(n-2) + ・・・・・ + a(1)*10 + a(0) とする。 ただし、a(n)、a(n-1)、・・・・、a(1)、a(0)はすべて0〜9の整数である このときf(x) = a(n) + a(n-1) + a(n-2) + ・・・・・ + a(1) + a(0)^3 とする。 たとえば x = 347 ならば a(2)=3、a(1)=4、a(0)=7 であり、f(x) = 3+4+7^3 = 350である。 このとき、f(x) = xの解をすべて求めよ。
32 :
40 :05/01/23 15:12:03 ID:LTAPMko10
>29 おひさ。 >31 考えてみます。
33 :
40 :05/01/23 17:50:20 ID:jpbtlAGN0
>>31 とりあえず、解だけ書いてみます。
x=1、518、739 でこれ以外ないことを論証しなきゃいけないんですよね?
はい、論証をお願いします。 ※原題はこの点に関して誘導がありました。
35 :
40 :05/01/23 22:11:15 ID:JX7QY3w20
答案として表現しにくいな…。 ニ〜三日以内に書きます。
保守age
37 :
40 :05/01/24 23:01:07 ID:t+k1Zelf0
>>31 [解答]
( i )
xが一桁のとき
f(x)=x^3 だから、
f(x)=x ⇔ x^3=x ⇔ x(x+1)(x-1)=0 ⇔ x=-1 , 0 , 1
xは自然数だから x=1.
(i i)
xがニ桁のとき
2^3=8. 3^3=27. 4^3=64. だから、
xの十の位を□とすると、次の三つの場合がありうるが、
一の位に注目するとそれぞれについて一通りしか可能でないので、一つずつ調べる。
x=□2 ⇒ f(x)=8 + □ , □=4 ∴f(x)≠x(不適)
x=□3 ⇒ f(x)=27 + □ , □=6 ∴f(x)≠x(不適)
x=□4 ⇒ f(x)=64 + □ , □=0 ∴f(x)≠x(不適)
38 :
40 :05/01/24 23:02:13 ID:t+k1Zelf0
(iii) xが三桁のとき 5^3=125. 6^3=216. 7^3=343. 8^3=512. 9^3=729. だから、 次の五つの場合がありうるが、百の位と一の位に注目すると それぞれについて一通りしか可能でないので、同様に一つずつ調べる。 x=1□5 ⇒ f(x)=125 +1 +□ , □=9 ∴f(x)≠x (∵125に、任意の一桁の自然数を2つ加えたところで、繰り上がり計算は 起こり得ないため、百の位は1に決まる。以下同様の理由でそれぞれ百の位が決まる。) x=2□6 ⇒ f(x)=216 +2 +□ , □=8 ∴f(x)≠x(不適) x=3□7 ⇒ f(x)=343 +3 +□ , □=1 ∴f(x)≠x(不適) x=5□8 ⇒ f(x)=512 +5 +□ , □=1 ∴f(x)=x(適する) x=7□9 ⇒ f(x)=729 +7 +□ , □=3 ∴f(x)=x(適する) (iv) xが四桁のとき x=□□□9 ⇒ f(x)=729 +□ +□ +□ であるが 729に任意の一桁の自然数を3つ加えたところで、繰り上がり計算は起こり得ないため、 解xが四桁の値になることはない。 五桁以上のときも同様に不可能である。 ( i )〜(iv)より x=1、518、739 ■
39 :
40 :05/01/24 23:07:56 ID:t+k1Zelf0
こんなんでいいのかな (;´Д`)?
40 :
40 :05/01/24 23:08:47 ID:t+k1Zelf0
40 (σ・∀・)σ ゲッツ !!
41 :
大学への名無しさん :05/01/24 23:09:56 ID:RESb6DUhO
東大行く人は本当に凄いね!改めて思ったよ。赤茶は東大志望者にとって必要なのか??ってか東大志望者ならこれくらい解けないといけないのかぁ???
原題の誘導 (1)n≧3のとき次の式が成り立つことを数学的帰納法で示せ。 9^3 + 9n < 10^n (2) (1)を用いて、x≧1000 のときf(x) < x であることを証明せよ。 (1)は問題ないので省略 (2) x≧1000 より、xをk+1桁(k≧3)の自然数とすると f(x) = a(k) + a(k-1) + ・・・・・ + a(1) + a(0)^3 ≦ 9n + 9^3 < 10^n ≦ x すなわちf(x) < x よって、(2)より、x=100a+10b+c (a,b,cは0から9までの整数)とおくと、f(x)=xのとき 100a+10b+c = a+b+c^3 9(11a+b) = c(c-1)(c+1) c,c-1,c+1のいずれかが9の倍数になり、また二つ以上同時に9の倍数にはなりえない。 (i)c-1 が九の倍数のとき cの条件よりc=1 このときa=b=0 x=1 (ii)cが九の倍数のとき cの条件よりc=0,9 c=0のときa=b=0 x=0 で不適 c=9のとき11a+b=80 a=7,b=3 x=739 (iii)c+1が九の倍数の時 cの条件よりc=8 この時11a+b=56 a=5,b=1 x=518 ∴f(x) = x の解はx=1,518,739
化学の出来があまりよくなくむしゃくしゃしていた。 解いたときにおもしろいなと思って書きこんでみた。 今は反省している。 誘導がないと厳密にやるのは無理な気配が20ペソ。 (ii)のxが二桁の時、一応一の位が1でもf(x)が二桁になりうる点だけ少し気になります。(結局x=91のf(x)=10で不適)
44 :
40 :05/01/25 14:43:32 ID:mMpoNRZB0
>42-43 thx. 誘導がなくても 「x≧1000 のとき f(x) < x 」となることの証明は数式を用いて ちゃんとやっておくべきだった気がします。(書き込んでから気付いた。) 「x≧1000 のとき f(x)とxのオーダーが違うから f(x) < x は明らかである」 ということが頭にあったので上のように書いたんですが、その「明らかであること」 を厳密に示すことがこの問題では必要だったように思います。 >(ii)のxが二桁の時、一応一の位が1でもf(x)が二桁になりうる点だけ少し気になります。 はい、その通りです。書き忘れました。 問題投下に感謝。よかったらまたいつでも来てください。
45 :
40 :05/01/25 15:13:36 ID:mMpoNRZB0
>41 ここより東大スレの方が遥かにレベルが高いです。(投下される問題が、という意味です。) 書き込んでいる人はもちろんですが、ROMってる人も、多分、おそろしく数学ができる人でしょう。 あそこにいる方々は頭良すぎです。
東大スレは知りませんが、このスレには約一名数学アレルギーがいます。 赤チャスレだと言うのに。 うぉぉぉぉ間にあわねぇ〜〜〜
47 :
40 :05/01/25 20:07:34 ID:nq5l5VZ/0
一問投下してみる。 [47] 20^2000 で、一の位から数えて2001桁目の数を求めよ。
20^2000=(2^2000)*(10^2000)となるので 2000桁目までは0が続く。つまり2^2000の一桁目を求めればよい ここで 2^k (kは自然数) の一桁目の数は @) k=4m-3 (mは自然数) のとき 2 A)k=4m-2 のとき 4 B)k=4m-1 のとき 8 C)k=4m のとき 6 となる。 2000=4*500 なので 2^2000の一桁目の数は6となる 以上より20~2000 の2001桁目の数は6
[47] 20^2000 で、一の位から数えて2001桁目の数を求めよ。 20^2000 = (2^2000)*(10^2000) よって、20^2000の2001桁目の数は2^2000の一の位と同じである。 2^nの一の位について調べてみると n→一の位 1→2 2→4 3→8 4→6 5→2 6→4 7→8 8→6 ・・・・・ 一の位が同じなら、2倍したあとの一の位も同じであるから、 nを4であった余りで一の位は決まる。 余りが1なら一の位は2 余りが2なら一の位は4 余りが3なら一の位は8 余りが0なら一の位は6 2000は4で割り切れるから、2^2000の一の位は6 よって20^2000の2001桁目の数は6 100!を一の位から数えて初めて0でない数がででくるのは何桁目か?(楽
更新して確かめるべきだったorn ゆうやく振り切って確認すべきだった
52 :
40 :05/01/26 00:06:17 ID:cJLjGBEb0
>>48-49 初めまして!正解です。
>>50-51 かぶるのはよくあることですよね。
100!を一の位から数えて初めて0でない数がででくるのは何桁目か?
[解答]
P=100! とする。P が10(=2*5)で何回割り切れるかを考えればよい。
100/5=20
100/5^2=4
5^3=125>100 だから、P は 5 で20+4=24(回)割り切れる。
また、2では明らかに 24回以上割り切れるから、P は10で24回割り切れる。
したがって一の位から数えて初めて0でない数がででくるのは 24+1=25(桁目).■
保守
[化学2] 四酸化二窒素 N2O4 と二酸化窒素 NO2 との混合物があり、次の平衡状態にある。 N2O4 ⇔ 2NO2 問1.N2O4の解離度をα、平衡状態にある混合気体の全圧をP とするとき 各成分の分圧p(N2O4), p(NO2) をαおよびPを用いて表せ。 問2.(i)圧平衡定数Kp をPおよびαを用いて表せ。 (ii)αを PおよびKpを用いて表せ。 問3.P(NO2)をKpとPを用いて表すと次のようになる。[ア][イ]にあてはまる数字を答えよ P(NO2)=√Kp * {√(p+ Kp/[ア]) - (√Kp)/[イ] } 初めN2O4がn(mol)あったとすると、平衡で解離度αの時 N2O4はn(1-α)(mol) NO2は2nα(mol)存在する。 (1)p(N2O4)=P*n(1-α)/{n(1-α)+2nα} = P(1-α)/(1+α) p(NO2)=P*2nα/{n(1-α)+2nα} = 2αP/(1+α) (2)(i)Kp= {2αP/(1+α)}^2/{P(1-α)/(1+α)} = 4Pα^2/(1+α)(1-α) (ii) (i)より、α^2 = Kp/(Kp+4P) α=√Kp/√(Kp+4P) (= √(Kp^2+4PKp)/Kp+4P ) (3)p(NO2)= 2α(1-α)P/1-α^2 に(2)の(ii)を代入(計算略) p(NO2)=√Kp * {√(p+ Kp/4) - (√Kp)/2 } A. [ア]=4 [イ]=2
55 :
40 :05/01/27 16:40:05 ID:3TosxZoY0
>>54 解いてくれてありがとう。すべて正解です。問3は計算がかなり大変だったかと思います。
この問3では「平衡式と物質収支の条件の関係式を用いる」という方針でやると計算が遥かに楽です。
問3[別解]
平衡式 Kp =p(NO2)^2 / p(N2O4) ………@
物質収支 p(NO2) + p(N2O4) = 全圧P …A
x= p(NO2)とする。
A式より p(N2O4)=P- x .これを@に代入し、0<x<P の条件の下でxについての二次方程式を解く.
x^2 /(P-x) =Kp ⇔ x^2 + Kp*x -pKp=0 ⇔ x={-Kp + √(Kp^2+4PKp)}/2 ⇔ x=√Kp * {√(p+ Kp/4) - (√Kp)/2 }.■
[出題意図]
平衡問題では
(i)媒介変数を使う.
(ii)平衡式と物質収支+電気的中性条件の関係式を用いる.
の2種の解き方があって、それぞれの特性を生かして、どちらの方法論を選択すべきか、ていうことを聞きたかった。
特に2種以上の平衡が成り立つときは絶対(ii)でやったほうがいい。
今回の出題は平衡1つだが、混合物全体について考察するときは(i)を、ある成分だけ考えるときは(ii)を使うべし。
[出題元 2ch 孔雀氏作]
[出題意図]も引用させて頂きました。m(_ _)m
そんな解答なんて想像もつきませんでした。(iii)はチラシの裏でカリカリと。 何をやればそんな素敵な解法を考えられるようになるんだろう。まずは重問やるか・・・ [46]3次関数 がんばり中。
[46] 3次関数y=x^3+axのグラフをCとし、 C上の異なる2点P,QにおけるCの接線が平行になるとする。 (ただし、Pのx座標>Qのx座標)。 直線PQと、PにおけるCの接線とのなす角が45°となるPが 1つしかないような実数aの値を求めよ。 y'=3x^2 + a Pのx座標をp、qのx座標をqと置くと平行だから紆余曲折の末p=±q Pのx座標>Qのx座標 より、p>0として、q=-p ここで、PQの傾きは紆余曲折の末p^2+a また、PにおけるCの接線の傾きは3p^2+a PQ(かその延長)がx軸の正の方向となす角をθ1 PにおけるCの接線(かその延長)がx軸の正の方向となす角をθ2とおく (θ1、θ2ともに-90°より大きく、90°より小さいものをとる。) p^2+a<3p^2+aだから、θ1<θ2 よって、直線PQと、PにおけるCの接線とのなす角が45°だからθ1+45°=θ2 tanθ2 = 3p^2+a だからtan(θ1+45°)が定義されないものであることはない。 tan(θ1+45°) = (p^2+a+1)/(1-p^2-a)、tanθ2 = 3p^2+aより (p^2+a+1)/(1-p^2-a) = 3p^2+a 整理すると3p^4 +2(2a-1)p^2 +a^2 +1 = 0
3p^4 +2(2a-1)p^2 +a^2 +1 = 0 p^2=tとおくと(p>0よりt>0) 3t^2 +2(2a-1)t +a^2 +1 = 0 これがt>0にただひとつの解をもてばよい。 f(t) = 3t^2 +2(2a-1)t +a^2 +1 とおくと、f(0)>0なので、そのための条件は (i)軸 t = -(2a-1)/3 >0 (ii)D=0 (i)より、a< 1/2 (ii) D/4 = (2a-1)^2 -3(a^2+1)=0 a^2 -4a -2 =0 a=2±√6 a< 1/2よりa=2-√6 A.a=2-√6 不安要素:そもそも答えがあっているのか・・・ tanがらみの処理が十分に適切だったのかとか説明はもっとしたほうがいいのかとか。
ほしゅあげ 数Vオリジナルで、y=e^(-x^2) に二重接線が引けないことを示そうと七転八倒中
gj
>>59 面白そうなのでちょっと考えてみた。現役受験生の物理の勉強の息抜きだというのは秘密。
y = e^(-x^2)に二重接線が引けないと仮定し、2つの接点を
(p,e^(-p^2)), (q,e^(-q^2)) とする(p,qは実数で、p≠q)
y' = -2xe^(-x^2)であることから、接線の傾きの式
-2pe^(-p^2) = -2qe^(-q^2) から、
p/q = e^(p^2 - q^2) -@
また、点(p,e^(-p^2)) における接線 y = -2pe^(-p^2)(x - p) + e^(-p^2) は
点(q,e^(-q^2))を通ることから、これを代入し、
e^(-q^2) = -2pe^(-p^2)(q - p) + e^(-p^2)
2pe^(-p^2)(p - q) = e^(-q^2) - e^(-p^2)
2p(p - q) = e^(p^2 - q^2) - 1
@より、
2p(p - q) = p/q - 1
2pq(p - q) = p - q
2pq = 1 (∵p≠q)
よって、q = 1/2p
2点(p,e^(-p^2)), (1/2p,e^(-1/4p^2)) を通る直線の傾きは、
(e^(-p^2) - e^(-1/4p^2)) / (p - 1/2p) = 2p(e^(-2p^2) - e^(-1/4p^2)) / (2p^2 -1)
これが接線の傾きなので、
2p(e^(-2p^2) - e^(-1/4p^2)) / (2p^2 -1) = -2pe^(-p^2)
e^(-p^2) - e^(-1/4p^2) = -e^(-p^2)(2p^2 - 1)
1 - e^(p^2 - 1/4p^2) = 1 - 2p^2
2p^2 = e^(p^2 - 1/4p^2)
この式を満たすpが存在しなければ(A)、最初の仮定が間違っており、
ゆえにy = e^(-x^2)に二重接線はひけない。
となると思うんだけど、最後の証明(A)ができない。それ以前もあまり自信がない。
×二重接線が引けないと仮定し ○二重接線が引けると仮定し 訂正、訂正…
よく考えたら(1/2)^(-1)代入したらAは成り立っちゃうなぁ。 だめだ。 もうちょっと考えてみよう…
間違った。(1/2)^(1/2)だ。 無駄レスごめん。
5連続投稿だ。 まずいなぁ… 2p^2 = e^(p^2 - 1/4p^2) この式を満たすpは、±√(1/2)である。 しかしこのとき、p = 1/2p となり、p≠q に反する。 よって、この式を満たすpは存在しない。 これは最初の仮定が間違っているためである。 ∴y=e^(-x^2) に二重接線は引けない。 こんな感じでどうだろう?不十分?
やっぱりそれしか手はないのかな・・? ある区間で2回微分可能で変曲点が一つ以下なら二重接線は引けない って言えればいいんだけどなあ。
67 :
266 :05/01/28 00:41:47 ID:1a1heBQb0
>>3-4 おめでとう
大成功じゃないですか・・・。
そんな点数、受験を趣味にしても一生取れない気がする
というわけで消えるね
二次試験過去モンなんて一ヶ月もあれば十分ですよ(数学だけならたとえ医型であっても
68 :
40 :05/01/28 03:20:11 ID:zYhhyaXg0
>>57-58 大正解です。なかなかやりますね。
あなたの説明で特に不備はないと思います。
>59-66
保守感謝。俺も考えてみようかな。てゆーかもう寝なきゃいけない。
>67=266
おっしゃるとおり、マゾ氏はやはりただものではありませんでしたね。
またいつでも来てください。
69 :
40 :05/01/28 10:11:31 ID:SVfZvsER0
[48] 3桁の素数pの百の位の数字をa , 十の位の数字をb , 一の位の数字をc とする。 このとき、2次方程式 ax^2 +bx +c=0 は整数解をもたないことを証明せよ。
>>66 う〜ん、難しい…
>>69 早速解いてみた。
また背理法。
ax^2 + bx + c = 0 が整数解を持つと仮定し、2つの解をm,n(ともに整数)とおく。
すると、この方程式は
a(x - m)(x - n) = 0
ax^2 - a(m + n)x + amn = 0
となる。
ここで、aは1以上9以下の整数、b,cは0以上9以下の整数であるから、
-a(m + n),amnがともに0以上9以下の整数であるという条件を満たしている時、
係数比較により、b = -a(m + n), c = amn となる。
以下、m,nが条件を満たす整数であるとして考える。
(i)a≠1のとき、
p = 100a - 10a(m + n) + amn = a{100 - 10(m + n) + mn}
となり、このpはaで割り切れ、pは素数ではない。
(ii)a=1のとき、
p = 100 - 10(m + n) + mn
mかnのいずれかが偶数の場合、pも偶数になり、不適。
そこで、m≧nであり、どちらも奇数である場合について考える。
m=-1,n=-1の時、p=121=11*11
m=-1,n=-3の時、p=143=11*13
m=-1,n=-5の時、p=165=11*15
m=-1,n=-7の時、p=187=11*17
m=-3,n=-3の時、p=169=13*13
これ以外の場合はmnが10以上となり、不適。
いずれにせよ、pは素数ではない。
(i)(ii)より、条件を満たすm,nは存在しないことがわかる。 これは最初の仮定が間違っていることを示す。 よって、題意は示された。 どうだろう? 最後はどうせ組み合わせが少ないので列挙してみましたが、 m=-1の場合はどうにかすればまとめられそうな雰囲気も。
最初でm≧nと定義すべきだったかな、と投稿してから思う。 英語もやらないとね。
>>69 @100a+10b+c=pである。
また、与式が整数解kを持つとすると、
Aak^2+bk+c=0
a,b,c≧0より-10<k<10
@とAの辺々を引いて、
(100-k^2)a+(10-k)b=p
B(10-k){(10+k)a+b}=p
(@)k=9
(10+k)a+b=19a+b<100a+10b+c=p 矛盾
(A)otherwise
10-kが素数となるのは、k=-9,-7,-3,-1,3,5,7,8
その時p=19,17,13,11,7,5,3,2
いずれの場合もBに矛盾する。
横から失礼して、当ってるか自信はないですが一応解いてみました。
強引でかつ恐ろしくいい加減な解答です。w
74 :
40 :05/01/28 15:03:23 ID:Bs4VesT20
結局寝ないで化学と数学をやってた。
最近よくレスがついてる(・∀・)イイ!!
他人の解答(答案)を読むのは面白いのだ。
>>70-72 (ii)a=1のとき、 がちょっと説明不足な気がします。
「m、nが正の数をとるときは p<100 となって不適」
くらいのことは説明or軽い証明があったほうがよいかと思います。
あとは問題ないです。
>>73 いいですね。正解です。@〜Bの式をよく眺めて少し工夫すると、場合分けなしで矛盾が示せます。
k<0 とBより (10-k) は素数pの10以上の約数である。
よって、(10-k)=p , (10+k)a+b=1.
この二式からkを消去すると、 b=a(p-20)+1>81. (∵p>100 , a≧1. )
となって 0≦b≦9 に矛盾。 よって題意は示された。■
75 :
40 :05/01/28 15:05:58 ID:Bs4VesT20
俺も英語やらねば
76 :
40 :05/01/28 15:51:22 ID:Bs4VesT20
[化学3] 0.1[mol/l]のHCLaq を10^6倍にうすめたときの[H+]を求めよ。
>>74 m,nが正の数の場合を軽く説明しないと駄目か。
うっかりしてました。
ためになります。
>>76 英語の次は化学。
10^6倍に薄めた時、HCl → H+ + Cl- の電離によって生じるH+の濃度は1.0*10^(-7)[mol/l]
これが著しく小さい値のため、水の電離の影響を考慮しなければならない。
H2O ⇔ H+ + OH- の電離によって生じるH+とOH-の濃度をともにx[mol/l]とおくと、
Kw = [H+][OH-] = 1.0*10^(-14)[(mol/l)^2]より、
x(x + 1.0*10^(-7)) = 1.0*10^(-14)
x^2 + 1.0*10^(-7)x - 1.0*10^(-14) = 0
この2次方程式を解くと、x = (-1.0*10^(-7)±(√5)*10^(-7))/2
x > 0 よりプラスの方の値をとり、求める値は
[H+] = 1.0*10^(-7) + ((√5 - 1)*10^(-7))/2
= ((√5 + 1)*10^(-7))/2
≒1.6*10^(-7)[mol/l]
これでどうかな?
いろいろ出してもらったので、何か問題を投下できるといいんだけれどね。
特に出せそうな問題は今無い。
問題を練るような時間の余裕も無いし…
何か思いついたら書きましょうかねぇ。
電離前[HCl] = 10^(-7) (mol/l)なので、水の電離は無視できない。 [OH-] =x (mol/l) とすると [H+] = x+10^(-7) (mol/l) Kw = 10^(-14) (mol/l)^2 より x^2 + 10^(-7)x - 10^(-14) =0 (10^14)*x^2 + (10^7)*x - 1 =0 x=[5*10^6 ±√{25*(10^12) + 10^14}]/10^14 =(5*10^6 ±10^6*5√5) /10^14 ≒5*10^(-8) ±5*2.2*10^(-8) x>0だから =5*10^(-8) + 11*10^(-8) = 1.6 * 10^(-7) (mol/l) [H+]= 1.6*10^(-7) +10^(-7) =2.2*10^(-7) = 3*10^(-7) (mol/l) 結構解答回数増えてきたなあ。
あ、マイナス忘れた。
ありゃ? 思いっきり間違えたかな… 見直そう。
81 :
40 :05/01/28 18:31:02 ID:z1QzR3ag0
答えは [H+]= 1.6*10^(-7) [mol/l] です。 眠いのでレスは起きてからします。(つД`)
82 :
40 :05/01/28 18:33:15 ID:z1QzR3ag0
仮眠をとります。おやすみ。
私が解の公式間違えただけです。 あと、有効数字一桁じゃないの?
85 :
73 :05/01/28 21:48:08 ID:+V9p+/FW0
>>74 a=0の時は二桁の数字とみなしてました。
a≧1と仮定しちゃっていいんですね。
それにしたって(A)の場合分けは投げ槍ですが。
もしかして
>>57 はθ1+135°=θ2 の場合も考えなきゃいけないんじゃ?とか後になって思ったり。
そうするとa=-2-√6 って答えも出てきたんだけど・・・・
87 :
40 :05/01/29 08:01:07 ID:LeXN3D0n0
>>86 その場合は考えなくてもいいでしょう。
θ1<θ2 ということが分かっているので、0°<θ1、θ2<90°として
tanθ と θ を一対一対応にしているので、わざわざそれを崩すことはないと思います。
0°<θ1<θ2<90°で直線と直線のなす角が45°となるときは θ1+45°=θ2 の場合しかないし。
88 :
40 :05/01/29 08:04:15 ID:LeXN3D0n0
なお、参考のために出題者&氏の解答を貼っておきます。
>>57 [46] [解答]
P(p,p^3+ap)、Q(q,q^3+aq)における
C の接線l、l’の傾きはそれぞれ 3p^2+a、3q^2+a
であるから、これらが一致する条件は
3p^2+a=3q^2+a ∴p^2=q^2。
q<p、q=−p(p>0)である。
このとき、直線PQの傾きは、
{p^3+ap−((−p)^3+a(−p))}/(2p)=p^2+a
x軸からl、PQへの回転角(左回りが正)をそれぞれ
α、βとすると、α−βはPQからlへの回転角で、
tanα=3p^2+a、tanβ=p^2+aだから、
lとPQのなす角が45°⇔tan(α−β)=±1⇔{3p^2+a−(p^2+a)}/{1+(3p^2+a)(p^2+a)}=±1、
分母を払い、p^2=t とおくと
3t^2+2(2a−1)t+a^2+1=0・・・@
3t^2+2(2a+1)t+a^2+1=0・・・A
t(>0)とp(>0)は1対1の対応だから、
題意の条件は、@またはAを満たすt(>0)が合わせて1個あること。
@の2解の積=(a^2+1)/3>0だから、@が異なる2実解をもつとき、それらの符号は同じで、
Aも同様だから、@、Aの少なくとも一方は正の重解をもつことが必要。
89 :
40 :05/01/29 08:05:01 ID:LeXN3D0n0
@について、D/4≧0⇔(2a−1)^2−3(a^2+1)≧0より a≦2−√6、2+√6≦a Aについて、D/4≧0⇔ (2a+1)^2−3(a^2+1)≧0より a≦−2−√6、−2+√6≦a a=2−√6のとき、 @の重解=−(2a−1)/3=(−3+2√6)/3>0 でAは実数解を持たないから適する。 a=2+√6のときAは重解を持たず、 @の重解=(−3−2√6)/3<0なので不適、 a=−2−√6のとき、@が異なる2実解を持ち、 その和が−2(2a−1)/3=2(5+2√6)/3>0なので、 @が異なる2個の正の解を持つから不適。 a=−2+√6のとき、@は重解をもたず、 Aの重解=−(2a+1)/3=(3−2√6)/3<0なので不適 以上より求める値はa=2−√6■
90 :
40 :05/01/29 08:20:02 ID:LeXN3D0n0
>>84 >あと、有効数字一桁じゃないの?
スマソ(;´Д`) 0.10[mol/l]と書くべきでした。
>>85 =73
>a=0の時は二桁の数字とみなしてました。
pは三桁の数なので、
100a+10b+c=p, 1≦a≦9 , 0≦b≦9 , 0≦c≦9 とおくのが普通だと思います。
91 :
40 :05/01/29 12:02:53 ID:GnykCGSm0
[49] (1)αが 0<α<1 をみたす有理数ならば、区間 0≦x≦1 の上で不等式 1 + αx/2 ≦(1+x)^α が成り立つことを示せ。 (2)2^200 の桁数はいくつか。またその最上位の数は何か。その理由を述べよ。但し、 log2≒0.3010 の数値を証明に用いてはならない。 (3)0.300<log2<0.302 であることを示せ。
92 :
40 :05/01/29 12:07:31 ID:GnykCGSm0
あと、
>>12 はまだ誰も解いてません。書くときは答えのみで Q1〜Q9 の順番に書いてください。
例 5Q1+7Q2−Q3−2Q6−Q7+Q8+Q9(kJ/mol)
数学すくないーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
ちょっと簡単すぎかもしれないけど。有名問題かな? (11,13),(17,19)のように、その差が2である素数の組の事を双子素数という。 これを応用して、差が2ずつの素数n個(nはn≧3の自然数)の組を、nつ子素数と呼ぶことにする。 (1)3つ子素数は(3,5,7)以外に存在しないことを証明せよ。 (2)n≧4の場合、nつ子素数は存在しないことを証明せよ。 (1)は調べてみたところ、同様の問題が'04早稲田にあるようです。 (2)はすぐわかるとは思いますが一応。
>>12 -Q1+2Q2-Q3-Q5-2Q6-Q7+Q8+3Q9(kJ/mol)
やってるうちに混乱してきた。
あっ、Q8じゃなくて2Q8かな。
97 :
40 :05/01/29 15:50:11 ID:v7DrQagM0
>>95-96 正解です。出題元はS台東大実戦の問題らしいです、かなり昔の。
(化学スレで拾った。)
>94
nつ子素数…
やったことないので考えてみます。
98 :
40 :05/01/29 16:24:47 ID:v7DrQagM0
3の倍数が入ってくるからダメ、っていうことだな。 (1)n ,n+2 ,n+4 がすべて素数となるのはn=1 のときだけになることを示せばよい。 kを1以上の整数とすると n=3k のとき、n が3の倍数. n=3k+1 のときn+2=3k+1+2=3(k+1) ∴n+2 が3の倍数. n=3k+2 のときn+4=3k+2+4=3(k+2) ∴n+4 が3の倍数. よってn ,n+2 ,n+4 がすべて素数となるのはn=1 のときの(3,5,7)だけ。■ (2)(1)の議論より n ,n+2 ,n+4 には必ず3の倍数があるので、n≧4の場合、nつ子素数は存在しない。■
99 :
40 :05/01/29 16:26:41 ID:v7DrQagM0
間違えた。n=3 ね。
100 :
40 :05/01/29 16:35:23 ID:v7DrQagM0
>>77 =月影タン
>いろいろ出してもらったので、何か問題を投下できるといいんだけれどね。
>特に出せそうな問題は今無い。
>問題を練るような時間の余裕も無いし…
>何か思いついたら書きましょうかねぇ。
来ていただけるだけで十分(・∀・)イイ!! でつよ。
このスレは基本的に人が少ないですから。
>>91 (1)f(x) = (1 + x)^α - αx/2 - 1 とおくと、
f'(x) = α(1 + x)^(α - 1) - α/2
-1<α - 1<0, 1≦1 + x≦2 であり、
f'(1) = α*2^(α - 1) - α/2 > 0 であるから、
0≦x≦1において、f'(x) > 0
よって、f(x)は0≦x≦1において単調増加。
さらに、f(0) = 1 - 1 = 0 であるから、f(x)≧0
以上より、1 + αx/2 ≦ (1 + x)^α (等号成立はx=0のとき)
(2)2^200 = (2^10)^20
= (1.024 * 10^3)^20
= 1.024^20 * 10^60
= (1 + 0.024)^20 * 10^60
(1)より、1 + 0.024 = 1 + (0.048 * 1)/2 ≦ (1 + 1)^0.048 であるから、
両辺を20乗すると、(1 + 0.024)^20 ≦ 2^0.96 < 2
また、(1 + 0.024)^20 > 1
以上より、2^200は最上位の数が1の61桁の数である。
(3) (2)より、
10^60 < 2^200
10^0.300 < 2
0.300 < log2
また、10^60.4 = 10^0.4 * 10^60
(2)より、2^200 = (1 + 0.024)^20 * 10^60
= {(1 + 0.024)^50}^0.4 * 10^60
1 + 0.024 ≦ 2^0.048
(1 + 0.024)^50 ≦ 2^2.4 < 2^3 = 8 < 10
よって、2^200 < 10^60.4
2 < 10^0.302
log2 < 0.302
以上より、0.300 < log2 < 0.302
かなり時間がかかりました。合ってるものやら…
まだまだ力不足ですね。
>>98-99 正解です。ただ、問題文でnを使ってるから、別の文字を使った方がいいかも。
この種の問題で、
(1)素数は無限に存在することを証明せよ。
(2)双子素数は無限に存在することを証明せよ。
という有名問題もあります。
(1)は知っていれば解けるかもしれません。(2)は未だ未解決問題だったと思います。
>>100 そうですか。
でも、何か他にも問題があれば書いてみますね。
しかし、1問解くのにこんなに時間かかったら、試験本番の時まずいな。 …頑張ろう。
104 :
40 :05/01/29 20:01:28 ID:sFi/zp4c0
>102
thx.
>>101-103 (1)では 「f´(x) は単調減少である」ということに言及しておくべきだと思います。
読んでいて説明不足というか、やや論理の飛躍を感じました。
(2)(3)は問題ないです。優秀ですね。
105 :
40 :05/01/29 20:04:49 ID:sFi/zp4c0
[49][出題元 1968年東大] 難易度 C***
>>104 f''(x) = α(α - 1)(1 + x)^(α - 2) < 0
(∵0≦x≦1でα(1 + x)^(α - 2) > 0, α - 1 < 0)
よって、f'(x)は単調減少。
これを加えればいいのかな?
確かにそうですね。説明不足だったかもしれません。
'01京大、後半3問難しい…
107 :
40 :05/01/29 20:19:44 ID:sFi/zp4c0
基本問題 [50] 次の方程式を解け。 sinx=sin(x/3) , (0≦x≦4π) 次にくるのは明朝7〜10時頃の予定。もう寝ますおやすみ。
108 :
大学への名無しさん :05/01/29 20:41:41 ID:+gfkAZut0
一番最初からつまづくおれって・・・・
>>107 3倍角の公式より、
sin3x = 3sinx - 4sin^3 x であるから、
sinx = 3sin(x/3) - 4sin^3 (x/3)
これを与式から引くと、
0 = -2sin(x/3) + 4sin^3 (x/3)
2sin(x/3)(2sin^2 (x/3) - 1) = 0
2sin(x/3)(√2 sin(x/3) + 1)(√2 sin(x/3) - 1) = 0
(i)2sin(x/3) = 0
x = 0, 3π
(ii)√2 sin(x/3) + 1 = 0
sin(x/3) = -1/√2
x = 15π/4
(iii)√2 sin(x/3) - 1 = 0
sin(x/3) = 1/√2
x = 3π/4, 9π/4
(i)(ii)(iii)より、
x = 0, 3π/4, 9π/4, 3π, 15π/4
という感じかな…
最近来たので、既出かどうかがわからない… ちょうど今'01京大理系を解いてるので、そこから1つ。(既に解いた人も結構いるのでは?) xyz空間内の正八面体の頂点P(1),P(2),…,P(6)とベクトルv↑に対し、 k≠mのとき P(k)P(m)↑・v↑≠0 が成り立っているとする。 このとき、kと異なる全てのmに対し、P(k)P(m)↑・v↑ < 0 が成り立つような 点P(k)が存在することを示せ。 ['01 京大理系 C***] 大数の軌跡のこの問題の解法、はたして試験場で思いつくものなのか?
111 :
40 :05/01/30 07:58:57 ID:lMOxvHOe0
>108
welcome.
>>109 正解です。参考までに別解を挙げておきます。
[別解]
nを整数として,
sinx=sin(x/3)
⇔x=2nπ + x/3. or x=2nπ + (π -x/3).
⇔x=3nπ. or 3(2n +1)π/4
0≦x≦4π だから x = 0, 3π/4, 9π/4, 3π, 15π/4 ■
(コメント)
このやり方の方が応用が効くのでお勧めです。月影タン のやり方では、例えば
sinx=(-1+√5)/4 のような値をとったとき処理が少し面倒です。
112 :
40 :05/01/30 08:01:28 ID:lMOxvHOe0
投下された問題はあとで書かせていただきます。
113 :
大学への名無しさん :05/01/30 09:45:34 ID:BnVAJwkeO
数学Tの展開公式を覚えるのめんどいのですが大学受験に問題ありますか?
114 :
40 :05/01/30 13:41:27 ID:skc+nmDg0
大数の2月号を買ってきた。 (1)素数は無限に存在することを証明せよ。 (2)双子素数は無限に存在することを証明せよ。 とりあえず(1)だけ。もちろん背理法ですね。 「ユークリッドの方法」というのを読んだことがあります。 [証明] 素数の数が有限個しかないと仮定する。任意の素数をpとし、 p以下のすべての素数 2 , 3 , 5 , 7 ,…,p の積に1を加えた数Qを考える。 Q=2*3*5*7…*p +1 (明らかにQ>p>1 である。) i)もしQが素数ならば、pより大きい素数が存在することになって矛盾。 ii)Qが合成数ならば、Qはある素数q をもつが、Qは 2 , 3 , 5 , 7 ,…,p のいずれの素数でわっても1余るので、 q はこれら2 , 3 , 5 , 7 ,…,p のなかにはない。∴q>p となって矛盾。 i)ii)より素数は無限に存在することが示された。■
115 :
40 :05/01/30 13:43:55 ID:skc+nmDg0
訂正 下から三行目 Qはある素数q を「因数に」もつが、
116 :
40 :05/01/30 13:59:14 ID:skc+nmDg0
xyz空間内の正八面体の頂点P(1),P(2),…,P(6)とベクトルv↑に対し、 k≠mのとき P(k)P(m)↑・v↑≠0 が成り立っているとする。 このとき、kと異なる全てのmに対し、P(k)P(m)↑・v↑ < 0 が成り立つような 点P(k)が存在することを示せ。 ['01 京大理系 C***] [解答] v↑の方向をx軸方向になるようにxyz座標をきめる。 x座標が最大の点の一つをP(k)とする。(x座標a) するとk≠mであるすべての点P(m)は平面x=a の片側にある。 (∵平面x=a 上なら P(k)P(m)↑・v↑ =0 となり題意の仮定に矛盾.) よって、P(k)P(m)↑ とv↑ のなす角は必ず鈍角になるので、P(k)P(m)↑・v↑ < 0. ゆえに題意は示された。■ この解法は大数の特集で取り扱われていた。2004年4月号
117 :
266 :05/01/30 14:03:24 ID:QdpGtpm90
大数って? 大学の数学??
118 :
40 :05/01/30 14:04:49 ID:skc+nmDg0
>113 2項展開ならその場でやればいいんじゃないですかね。 n=6 , 7 あたりまでならパスカルの三角形を書いた方が速いかな。 3乗の公式も覚えれるなら覚えた方がいいと思う。俺はやってるうちに勝手に覚えた。
下がりすぎなので上げ
120 :
40 :05/01/30 14:06:32 ID:skc+nmDg0
>117=266 違います。「大学への数学」という東京出版の月刊誌です。
121 :
40 :05/01/30 14:07:47 ID:skc+nmDg0
>119 thx.
123 :
40 :05/01/30 14:10:08 ID:skc+nmDg0
>122 かなり昔からあるらしいですね。昔はサイズが違ってたとか。 次は19時頃来る予定。英語やってきます。
125 :
40 :05/01/30 19:24:47 ID:qBKSjUuJ0
数学板にも行かれているんですね。俺、あそこはなんか馴染めなくて…。 スレは暇になったら読んでみます。
126 :
40 :05/01/30 19:41:42 ID:qBKSjUuJ0
[51] Nは正整数全体の集合とし f:N→N は以下の条件(1)(2)(3)をみたす関数とする。 (1)f(xy)=f(x) +f(y) -1. が任意の正整数 x , y について成り立つ。 (2)f(x)=1. をみたすx は有限個しか存在しない。 (3)f(30)=4. である。 このとき f(14400) の値を求めよ。
127 :
40 :05/01/30 19:44:26 ID:qBKSjUuJ0
眠いのでもう寝ますおやすみ。 次に来るのは明朝7〜8時の予定。
>>125 真相は、検索で引っ掛かったというだけだったり。
何度か行ったことがありますが、やはり大学の一般教養程度の最低限の知識さえないので、
なかなか辛いものがあります。
大学で学んでから色々見てみたいものです。
今日はこれから理科をやります。
なんだぁ〜っ!? 俺が留守にした間に随分延びてるな。複雑な心境だ。 先ず月影氏、ようこそ。あんた何か天才の臭いがする。40氏と同じ臭いが。 俺はもう目の前の対策に必死で、ここで解答したり雑談する余裕は無くなってしまった。 どうか40氏とここでハイレベルな討論を存分にして下さい。俺はこの活気に感謝しています。 次に266氏、ありがとう。しかし本当にこれは勘が当たりまくった末のミラクルです。 実際俺は本当に二次力皆無なのです。 しかしもう二度と取れないであろうこの奇蹟をみすみす無駄にはしたくない。 この機を逃すと俺は衰弱しきって二度と志気が高まらない、そんな気さえする。 これは俺にとって突然降って湧いた、最初で最後の医学部への挑戦なのだ。
つうことで今更某予備校の医系対策受けてみたり、 駿台文庫の医学部への英数を買ってきてやってみたりしてる。 はっきり言って英語は絶望的。センター英文が赤子の戯言の様に思えるよ。 何より語彙が絶望的。思考訓練で鍛えた和訳も語彙力が無いと試験場で力を発揮しない。 と言う事で毎日二百個を自分に課している。かなりの突貫工事だ。 数学も実際かなりひどい。とは言えこのスレにはやはり感謝をしている。 去年の今頃、俺は計算力が皆無だった。遙か昔に予備校の数学の授業を受けた事があるが、 その時ははっきり言って何を言っているのかすらわかんなかった。 無限にぶっ飛ばすとか挟み撃ちとか、なんの事かまっっったく理解出来なかった。 しかし今回の医系対策、我流のアラに目をつぶれば予習の段階でほぼ完答、講義も万事理解出来た。 これは本当に驚くべき事だ。これは全て40氏、kunnys氏、他、みなさんのおかげです。 本当に感謝している。未だに数学は得点源どころか穴だらけではある、公式は全く頭に入ってない。 しかしとりあえずどんな解法を出されても瞬時に理解して納得することが可能になった。 やっと受験勉強が出来るまでになったのだな・・・と感無量であります。 残りあと僅か、感動の大逆転サヨナラ満塁ホームランは飛び出すのでしょうか。新庄、俺に力を! と言う事で、スレの進行には一切関わりませんで去ることをお許し下さい。ではまた。
>>129-130 初めまして。
僕から天才の臭いがするというのはありえない話ですよ。
実際40氏の方が少なくとも二枚は上手だと思われます。
僕は今まで人一倍努力をしてきたというわけでもなく、それで京大を受けようという不届き者です。
実際そんな甘いものではなく、あっさりと返り討ちに遭うのではとかなり不安な今日この頃。
医学部頑張って下さい。自信を持って挑んでください。
今までそれだけ努力をしてきたのですから、きっと大丈夫…
>>126 少し考えてみました。
f(x)=1 となるxは1しかないことを示し、
f(14400)=4f(2)+3 になったところで、f(2)の値が求められずつまずく。
ここからどうするのだろうか?
何か根本的に間違っているのだろうか?
というわけで、再び理科へ。
ユーグリッドが行った素数の個数が無限であることの証明方法は 実はその背理法ではない。と、素数研究で有名なある大学の先生から聞いた気が。 高二東大レベル模試 英語と国語だめぽ。
>>126 11になりました。
今から記述作ってきます。
・・・はっきり言って自信なし。
[51] Nは正整数全体の集合とし f:N→N は以下の条件(1)(2)(3)をみたす関数とする。 (1)f(xy)=f(x) +f(y) -1. が任意の正整数 x , y について成り立つ。 (2)f(x)=1. をみたすx は有限個しか存在しない。 (3)f(30)=4. である。 このとき f(14400) の値を求めよ。 (1)、(3)式より f(14400)=2f(120)-1=2{f(30)+f(4)-1}-1=2{2f(2)+4}-1=4f(2)+3・・・(4) また(1)式においてx=1のときを考えると f(1*y)=f(1)+f(y)-1 f(1)=1 ここでxy≠1のときf(xy)=1と仮定すると f(x)+f(y)=2 題意よりf(x)≧1 f(y)≧1なので f(x)=f(y)=1 これは任意のx yについて成り立つことになるので(2)に矛盾する。 よってf(x)=1 となるのは x=1のときだけである ・・・@ (3)式を変形すると f(30)=f(10)+f(3)-1=f(5)+f(3)+f(2)-2=4 f(5)+f(3)+f(2)=6 @と題意よりf(5)、f(3)、f(2)≧2なので f(5)=f(3)=f(2)=2となる この値を(4)式に代入すると f(14400)=4*2+3=11 おしまい
135 :
長助 :05/01/31 01:08:02 ID:AlB98IeC0
136 :
長助 :05/01/31 01:09:06 ID:AlB98IeC0
過去すれ見て、ちょっと気づいたこと。代数学の基本定理って言うのは、解の存在を保証する定理です。 解の個数だけなら、高校の範囲でできますよ。 問題 n次多項式の相異なる根の数はn個以下であることを示せ。 あとそれから、9manのスレってなくなったんですか?
137 :
40 :05/01/31 10:14:35 ID:RxKcgwqg0
同じく寝すぎた
>>136 本物の天才の方がいらしてくれたもようですね。
東大数学のスレに以前いらっしゃった方ですよね…?
さてこの問題の解答でも…。
n次多項式f(x)がn+1個の根を持つ。
すなわちn+1個以上の値に対してf(x)=0
が成り立つとする。
ここでf(x)=Σk=0,n(a_nx^n)とすると、
n+1個以上の値に対してすべてf(x)=0となる。
これはn+1本以上の相異なるn元1次連立方程式が成立しているので
a_n=0でなければ成り立たない。
よって、n次多項式の相異なる根の数はn個以下である。
ってどうなんでしょうか…。
やっぱりこれだと説明してなさすぎかなぁ…。
今日は最後の登校日でした…。
3年登校日なので、満員バスに揺られて行って来た。
はっきり言って疲れた。
>>134 >f(5)、f(3)、f(2)≧2なので
これが気が付かなかった。
f(2) + f(3) + f(5) = 6 まではわかっていたのだけれど。
なるほど。言われてみれば確かにそうだ。
・f(x)=1 となるxは1しかないことの証明。
xがf(x)=1を満たす正整数であるとする。
x=1のとき、
f(1) = f(1*1) = 2f(1) - 1 = 1 となり、条件を満たす。
x≠1のとき、nを2以上の整数とすると、
f(x^n) = f(x) + f(x^(n-1)) - 1 = f(x^(n-1)) = f(x^(n-2)) = … = f(x) = 1
これは、f(x)=1となるxが無限に存在することを示し、不適。
よって、f(x)=1 となるのは x=1のときだけである。
みたいに考えた。不十分かな?
……写像の問題をほとんどやったことがなくて、復習してからやったのは秘密。
>>132 へぇ。
本見ても、検索かけてもユークリッドの方法として載っているから、信じていました。
じゃあどんな方法で解いたんだろう?
>>136 何だかよくわからないけどすごい人みたい。
初めまして。
>>137 数学オリンピックですか。
あの大会はレベルが高すぎるなぁ…
東大スレの方もレベルが高いみたい。
僕はこのスレのレベルでさえ危ういような気がする。
>>139 初めまして。察するに3年生でしょうか。
最後ということは、あとは卒業式だけですね。
僕も卒業式前日の登校と卒業式当日の2日だけとなりました。
嬉しいような寂しいような、複雑な気分。
n次多項式の問題は少し考えてみましょうか。
142 :
40 :05/01/31 13:51:29 ID:rvyE/uqV0
問題 n次多項式の相異なる根の数はn個以下であることを示せ。 因数定理で矛盾を導く。 [解答] 背理法を用いて示す。n次多項式f(x)がn+1個以上の相異なる根を持つ、 すなわちn+1個以上の相異なる値 a_1 , a_2 ,……,a_n+1,a_n+2 ,… に対してf(x)=0 が成り立つと仮定する。 f(x)=n次多項式 (但し、x^n の係数≠0)とすると、 f(a_1)=0 であるから、因数定理によって、f(x)=(x-a_1)f_1(x) (但し、f_1(x)はn-1次以下の整式) 次にf(a_2)=0 であるから、(a_2-a_1)f_1(a_2)=0 となるが、a_2≠a_1 であるから f_1(a_2)=0. したがって、因数定理を用いて f_1(x)=(x-a_2)f_2(x) (但し、f_2(x)はn-2次以下の整式) ゆえに f(x)=(x-a_1)(x-a_2)f_2(x) これを x=a_3 , a_4 ,… ,a_n に繰り返し用いて、 f(x)=c(x-a_1)(x-a_2)…(x-a_n) (但し、cは定数)とかける。 さらに、f(a_n+1)=0 より c(a_n+1−a_1)(a_n+1−a_2)…(a_n+1−a_n)=0 a_n+1 は a_1 , a_2 ,……,a_n とすべて異なるから c=0 となって矛盾。 したがって、n次多項式の相異なる根の数はn個以下であることが示された。■
143 :
40 :05/01/31 14:05:28 ID:rvyE/uqV0
>140 それで合っています。解答もそのやり方で証明してましたし。
私も数学板にはなじめずここに居座っております・・ あそこで馴染めるのは高校生の質問スレくらいでした。(最近読んでません〜〜。
>>142 で良さそうかな?
>>139 は、
>これはn+1本以上の相異なるn元1次連立方程式が成立しているので
のあたりにもう少し説明があるといいような気がする。
>>143 そうですか。わかりました。
今日も理科。あと英文和訳。
まちがった。和文英訳だ(英文和訳もやるけど) どうでもいい訂正御免。
147 :
40 :05/01/31 14:58:40 ID:rvyE/uqV0
[52] n個(n≧3)の実数 a_1 , a_2 ,……,a_n があり、各a_i は他のn-1個の相加平均より 大きくはないという。このような a_1 , a_2 ,……,a_n の組をすべて求めよ。
148 :
40 :05/01/31 15:18:20 ID:rvyE/uqV0
[53] つぼの中に(2n-3)個(n≧2)の白球と3個の赤球が入っている。AとBの2人がAから始めて 交互に球を1球ずつ取り出していく。ただし、取り出した球はもとに戻さないものとする。 (1)A , B 2人の取り出した球の個数の合計がk個になったとき、はじめてつぼの中が白球 だけになる確率p(k)を求めよ。ただし、3≦k≦2n とする。 (2)最後の赤球を取り出した人を勝者とするとき、Aが勝者となる確率p_A とBが勝者となる 確率P_B のどちらが大きいか比較せよ。
[52] n個(n≧3)の実数 a_1 , a_2 ,……,a_n があり、各a_i は他のn-1個の相加平均より 大きくはないという。このような a_1 , a_2 ,……,a_n の組をすべて求めよ。 a_1≦a_2≦……≦a_nとして問題はない。(a_nがこれを満たすよう並べ替えればよい) 条件よりa_n≦Σ[i=1,n-1]a_i /n-1 また、a_1≦a_2≦……≦a_nよりΣ[i=1,n-1]a_i ≦(n-1)*a_(n-1) よって、Σ[i=1,n-1]a_i /n-1 ≦a_(n-1) すなわち、a_n≦a_(n-1) よってa_(n-1) = a_n 同様にして繰り返すと、a_1 = a_2 = …… =a_n また、この時実数a_1 , a_2 ,……,a_nは与えられた条件を満たす。 よって与えられた条件を満たすa_1 , a_2 ,……,a_n の組は a_1 = a_2 = …… =a_n=k(kは任意の実数)である。 なんで神が増殖しているのでしょう。 名無しはもう用済みでしょうか。
150 :
40 :05/01/31 20:00:34 ID:8vU/A/hQ0
>>149 正解です。名無しの方々ももちろん大歓迎です。
[52][出題元 1989年京大前期]
難易度 C***
151 :
40 :05/01/31 20:08:10 ID:8vU/A/hQ0
次に来るのは明朝7〜10時の予定。 一旦age
>>149 お見事です。
>>148 とりあえず正解だけ。あまり自信なし。
(1) p(k) = 3(2n - k)(k - 1)(k - 2)/2n(2n - 1)(2n - 2)
(2) P_A < P_B
記述は長いのでこれから。
合ってるものやら…
(1) p(k)は、k-1回目までに赤球を2個取り、k回目に3個目の赤球を取り出す確率と等しい。 ただし、k=2nのときは白球が残らないのでp(2n)=0 となる。 k-1回目までに赤球を2個、白球をk-3個取り出す組み合わせはC[k-1, 2]通りあるから、 p(k) = (C[k-1, 2]・P[2n-3, k-3]・3・2/P[2n, k-1])(1/(2n - k + 1)) = (k - 1)(k - 2)・(2n - 3)(2n - 4)…(2n - k)・3・2/2・2n(2n - 1)…(2n - k + 1) = 3(2n - k)(k - 1)(k - 2)/2n(2n - 1)(2n - 2) (2) Aは奇数回目、Bは偶数回目に球を取り出すことから、3≦k≦2nより P_A = p(3)p(5)…p(2n - 3)p(2n - 1) P_B = p(4)p(6)…p(2n - 2){1 - p(2n - 1) (∵(1)で述べた通り、p(2n)=0 である。そのため、2n回目にBが赤球を取り出す確率は 2n-1回目で3個目の赤球が取り出されない確率、すなわち 1 - p(2n - 1) と表される) P_A、P_Bをそれぞれ{2n(2n - 1)(2n - 2)}^(n-1)倍したものをQ_A、Q_Bとして大きさを比較すると、 Q_A = 3^(n-1) (3-2)(3-1)(5-2)(5-3)…(2n-1-2)(2n-1-1)・(2n-3)(2n-5)…(2n-2n+1) = 3^(n-1) 2・3…(2n-3)(2n-2)・3・5…(2n-5)(2n-3) Q_B = 3^(n-1) (4-2)(4-1)(6-2)(6-1)…(2n-2-2)(2n-2-1)・(2n-4)(2n-6)…4・2・{2n(2n-1)(2n-2)-3(2n-2)(2n-3)} = 3^(n-1) 2・3…(2n-3)(2n-2)・2・4…(2n-6)(2n-4)(4n^2 - 8n + 9) Q_A/Q_B = 1・3…(2n - 5)(2n - 3)/2・4…(2n - 4)(4n^2 - 8n + 9) < 2・4…(2n - 4)(2n - 2)/2・4…(2n - 4)(4n^2 - 8n + 9) = 2(n - 1)/(4(n - 1)^2 + 5) = 2/(4(n - 1) + 5/(n - 1)) (∵n≧2より、n-1 > 0) 相加平均・相乗平均の関係より、 4(n - 1) + 5/(n - 1)≧4√5 > 2 ∴Q_A/Q_B < 2/(4(n - 1) + 5/(n - 1)) < 1 , Q_A < Q_B ⇔ P_A < P_B どうだろうか?
あら?(2)でどうして掛け算に… これは恥ずかしい。吊って来ます (´-`).。oO(何で今まで気付かないんだろう…)
何かもう無茶苦茶…
(2) Aは奇数回目、Bは偶数回目に球を取り出すことから、3≦k≦2nより
P_A = p(3) + p(5) + … + p(2n - 3) + p(2n - 1)
P_B = p(4) + p(6) +… + p(2n - 2) + {1 - p(2n - 1)
(∵(1)で述べた通り、p(2n)=0 である。そのため、2n回目にBが赤球を取り出す確率は
2n-1回目で3個目の赤球が取り出されない確率、すなわち 1 - p(2n - 1) と表される)
したがって、
P_A = 3{1・2(2n-3) + 3・4(2n-5) + … + (2n-3)(2n-2)・1}/2n(2n-1)(2n-2)
P_B = (3{2・3(2n-4) + 4・5(2n-6) + … + (2n-4)(2n-3)・2} + 2n(2n-1)(2n-2) - 3(2n-3)(2n-2))/2n(2n-1)(2n-2)
2n(2n-1)(2n-2)(P_B - P_A) = 3{2・3(2n-4) + 4・5(2n-6) + … + (2n-4)(2n-3)・2} - 3{1・2(2n-3) + 3・4(2n-5) + … + (2n-3)(2n-2)・1}
+ 2n(2n-1)(2n-2) - 3(2n-3)(2n-2)
> 3{2・3(2n-4) + 4・5(2n-6) + … + (2n-4)(2n-3)・2} - 3{2・3(2n-3) + 4・5(2n-5) + … + (2n-2)(2n-1)・1}
+ 2n(2n-1)(2n-2) - 3(2n-3)(2n-2)
= 2n(2n-1)(2n-2) - 3(2n-3)(2n-2) - 3{2・3 + 4・5 + … + (2n-2)(2n-1)}
= (2n-2)(4n^2 - 8n + 9) - 3Σ[k=1,n-1](2n(2n+1))
= 8n^3 - 22n^2 + 34n -18 -4n^3 + 3n^2 + n
= 4n^3 - 19n^2 + 35n -18
ここで、f(n) = 4n^3 - 19n^2 + 35n -18 とおくと、
f'(n) = 12n^2 - 38n + 35
= 12(n - 19/12)^2 + (420 - 361)/12
= 12(n - 19/12)^2 + 59/12 > 0
よって、f(n)は単調増加関数。
n≧2であり、f(2) = 32 - 76 + 70 -18 = 8 > 0 であるから、f(n) > 0
したがって、2n(2n-1)(2n-2)(P_B - P_A) > 4n^3 - 19n^2 + 35n -18 > 0
n≧2で2n(2n-1)(2n-2) > 0 より、P_B - P_A > 0
∴P_A < P_B
>>153 で混乱しちゃって、何か間違っているかもしれない(´д⊂
×{1 - p(2n - 1) ○{1 - p(2n - 1)} ×Σ[k=1,n-1](2n(2n+1)) ○Σ[k=1,n-1](2k(2k+1))
おや長助降臨かい。これは縁起がよいのう。。
159 :
40 :05/02/01 09:56:48 ID:K8cJbT6v0
おはようございます。 >152-156 惜しい。(1)は計算ミスです。 p(k) = (C[k-1, 2]・P[2n-3, k-3]・3・2/P[2n, k-1])(1/(2n - k + 1)) = 3(k - 1)(k - 2)/2n(2n - 1)(2n - 2) . (3≦k≦2n-1) p(2n) =0. (2)ではp(k)= 3(k - 1)(k - 2)/2n(2n - 1)(2n - 2) . (3≦k≦2n) として、 P_A = p(3) + p(5) + … + p(2n - 3) + p(2n - 1) P_B = p(4) + p(6) +… + p(2n - 2) + p(2n) です。ここからは、p(k)が(3≦k≦2n)で単調増加することを考えれば計算しなくて済みます。 すなわち、 p(3)<p(4) ,p(5)<P(6) ,…,p(2n - 1) <p(2n) よって、P_A < P_B ■
(ノ∀`)アチャー こりゃ散々だね… 問題を拾ってきてみました。 a > bである正整数a, b について、x_n = a^2 n^2 + 2bn とおく。 実数xに対して、記号 { x } は、xの小数部分(0≦{ x } < 1) とする。 このとき、lim[n→∞]{√x_n} を求めよ。
161 :
40 :05/02/01 12:30:24 ID:K8cJbT6v0
>160 とりあえず x_n を評価したいから… a^2 n^2 < x_n=a^2 n^2 + 2bn < a^2 n^2 + 2an +1= (an+1)^2. (∵ b<a ) ∴an < √x_n < an+1. ∴{√x_n}=√(a^2 n^2 + 2bn) -an =2bn/{√ (a^2 n^2 + 2bn) +an}=2b/{√(a^2 + 2b/n) +a}→2b/(a+a)=b/a.(n→∞)■
162 :
40 :05/02/01 12:35:51 ID:K8cJbT6v0
[53] 点O を中心とする半径1の円周上に異なる3点A , B , C がある。次を示せ。 △ABCが直角三角形 ⇔ |OA↑ + OB↑ + OC↑|=1.
163 :
40 :05/02/01 12:37:44 ID:K8cJbT6v0
間違った、上の問題番号は[54]です。
三角形ABCは直角三角形より三辺のうち一辺は半径1の円の直径である。よって今かりにABが直径であるとすると、 |OA↑+OB↑+OC↑| =|2{(OA↑+OB↑)/2}+OC↑| =|2OM↑+OC↑| [ABの中点をMとする] =|3{(2OM↑+OC↑)/3}|=3|ON↑| [CMを2:1に内分する点をNとする] よって直角三角形において、AM=BM=CM=1より 3|ON↑|=1 ■
↑初めてこのスレに来たものです。ここは他と違ってなかなかのインテリ軍団がそろってますね。ただ携帯からなので答案打つのだるいですorz
166 :
大学への名無しさん :05/02/01 13:16:53 ID:YjZFuDEaO
↑↑MはO結局一致するからわざわざMと書かなくてもよかったですねorz
俺だけインテリではない圏について
>>161 正解です。
[出題元 日本数学オリンピック1994年予選] らしいです。
同じ記号を用いた問題。
負でない実数a に対し、0≦r<1で、a - r が整数となる実数r を{ a } で表す。
すなわち、{ a }は、a の小数部分を表す。
(1) { nlog2 } < 0.02 となる正の整数n を1つ求めよ。
(2) 10進法による表示で2^n の最高位の数字が7となる正の整数n を1つ求めよ。
ただし、0.3010 < log2 < 0.3011, 0.8450 < log7 < 0.8451 である。
169 :
40 :05/02/01 17:51:52 ID:mf3EQl6K0
>164-166 初めまして。逆もやってみてください。 >168 (1)n=10 (2)(;´Д`)? わかんない。
170 :
40 :05/02/01 18:20:04 ID:mf3EQl6K0
(2)n=46. 当てずっぽうw
>>169-170 数字は合ってます。
記述の方どうぞ。
(´-`).。oO(記述も何もないような気もするのだが…)
n=46のとき、2^n の最高位の数字が7となることを示す程度でOK、だと思う。
172 :
40 :05/02/01 18:58:23 ID:mf3EQl6K0
(2)13.8460 <log2^46=46log2 <13.856 ∴13<log2^46<14 ⇔ 10^13<2^46<10^14 よって 2^46 は14桁の数。 2^46=b*10^13 とおくと logb*10^13=log2^46 13+logb=46log2 log7 < 0.8451< 0.8460 <logb={46log2}<0.856<0.903< log8 ∴[b]=7 ∴2^46 は最高位が7の14桁の数。■
(i)7<=2^n<8 (ii)70<=2^n<=79 (i) 底を10にとる。底は1より大きいので、対数をとると log7<=nlog2<log8 log7<=nlog2<3log2 (ii) 同様にして考える。ちょっと考えてみただけだけど一般化できないかなぁ・・z
174 :
40 :05/02/01 19:03:34 ID:mf3EQl6K0
やり方も一応書いておきまつ。 0.8450 <log7 < {nlog2}< log8 < 0.9033 をみたす自然数n を求めて調べた。
>>172 ,174
正解です。
log(7*10^k)≦ nlog2 < log(8*10^k) を考えると、
k + log7 ≦ nlog2 < k +log8
0 < log7 < 1, 0 < log8 < 1 だから、結局
log7 < {nlog2} < log8
さて、ここから先ですが、一応(1)がヒントになってます。
0.010 < {10log2} < 0.011
さらに、2^6=64 と最上位の数が6になる。
1.8060 < 6log2 < 1.8066
0.8060 < {6log2} < 0.8066
0.8160 < {16log2} < 0.8176
…
0.8460 < {46log2} < 0.8506
0.8450 < log7 < {46log2} < log8 < 0.9033
∴n=46
……本当に本番ですぐにこれを思いつくのかと聞かれると、ちょっと疑問。
あてずっぽうでいったら時間がなくなりそうだし。
大数の受験報告にはこれを思いついた人は1人だけ。あとはみんな(1)○(2)×
僕も当然のように(2)は思いつかず。
[出題元 '01京大後期理系 C***]
>>173 全然関係ないけど、 <= って、なんかプログラミングみたいですね。
176 :
40 :05/02/01 20:31:30 ID:RjSYjKea0
>175 thx. 時間内には無理そうですね。調べてみたところ、 青チャートに一応類題がありましたが、明らかにそれよりムズイです。 京大後期( ゚д゚)
177 :
40 :05/02/01 20:37:43 ID:RjSYjKea0
一問投下して眠ります。次に来るのは明朝7時〜10時の予定。 今日は寒かった(((( ;゚Д゚))) [55] 3つの数 z , z^2 , z^5 の虚部が一致するような虚数 z をすべて求めよ。 但し、0 は虚数に含めないものとする。
>>177 なかなかうまくいかない。
もう眠いので寝よう。
僕も一問投下。
1 または -1 からなる数列 a_1, a_2, …, a_n において、そのうちのm個が 1 で、(n - m)個は -1 とする。
k = 1, 2, …, n に対し、b_k = (1/2)(k a_k + Σ[j=1, k] a_j ) とおく。集合{ b_k | 1≦k≦n } を求めよ。
b_k の取りうる値を列挙せよということですね。
z = 1/2 + (√11/2)i まだある?それともこれも間違い? 全然頭が冴えない…
ここは京大志望者が多いんですか?
それとも京大の過去モンが良問多いからかなー。
#
>>173 は途中まで自己解決しました
181 :
40 :05/02/02 11:34:54 ID:44jROl3g0
おはようございます。 >179 一つは z = 1/2 + (√11/2)i. で合ってますが、まだあります。 >178 むずい。物理やりながら考えます。 今日中にはなんとか解答を書き上げたいと思いまつ。
>>180 僕が京大志望なだけかも。
>>181 まだあるんですか。
もうちょっと考えてみようかな…
±(√11/2)i にすればいいのかな? z = a(cosx + isinx) とおく (aは正の実数, 0 < x < 2π, x≠π) ド・モアブルの定理より、 z^2 = a^2 (cos2x + isin2x) z^5 = a^5 (cos5x + isin5x) これらの虚部が一致するから、 asinx = a^2 sin2x = a^5 sin5x ⇔ sinx = asin2x = a^4 sin5x これは、sinx = asin2x と sinx = a^4 sin5x の連立方程式となる。 sinx = asin2x = 2asinxcosx cosx = 1/2a (∵sinx≠0) aは正の数だから、cosxも正の数。よって、0 < x < π/2, 3π/2 < x < 2π (x=π/2, 3π/2 の時は2乗するとzが実数となるため、不適となることは自明) 0 < x < π/2 のとき、sinx = √(1 - 1/4a^2) 3π/2 < x < 2πのとき、sinx = -√(1 - 1/4a^2) ここで、 sin5x = sin2xcos3x + sin3xcos2x = 2sinxcosx(4cos^3 x - 3cosx) + (3sinx - 4sin^3 x)(2cos^2 x - 1) = 8sinxcos^4 x - 6sinxcos^2 x - 6sinxcos^2 x - 3sinx - 8sin^3 x cos^2 x + 4sin^3 x = sinx(8cos^4 x - 8sin^2 x cos^2 x + 4sin^2 x - 3) sinx = a^4 sin5x より、 sinx = a^4 sinx(8cos^4 x - 8sin^2 x cos^2 x + 4sin^2 x - 3) ⇔ a^4 (8cos^4 x - 8sin^2 x cos^2 x + 4sin^2 x - 3) - 1 = 0
以下、cosx, sinx を代入した計算を省略… 0 < x < π/2 のとき、 a^4 - 3a^2 + 1 - 1 = 0 a^2(a^2 - 3) = 0 a > 0 より、a = √3 cosx = √3/6, sinx = √33/6 z = √3(√3/6 + (√33/6)i) = 1/2 + (√11/2)i 3π/2 < x < 2πのときも、 a^2(a^2 - 3) = 0, a = √3 cosx = √3/6, sinx = -√33/6 z = 1/2 - (√11/2)i 以上より、z = 1/2 ±(√11/2)i これでどうでしょう?まだ不足かなぁ…
理論化学の標準問題の誘導を消してみると… ともに1価のカルボン酸である酢酸と酪酸の電離定数をK_AC, K_BUとすると、 それらの値は K_AC = 1.75 * 10^(-5) mol/l, K_BU = 1.51 * 10^(-5) mol/l である。 いま酢酸0.20mol/l と酪酸0.10mol/l とをともに含む水溶液があるものとする。 この溶液のpHを求めよ。 必要なら、log2 = 0.3010, log3 = 0.4771, log7 = 0.8451 を用いよ。 これだけだと難しいだろうか? さて、勉強に戻るか。
186 :
40 :05/02/02 13:38:18 ID:44jROl3g0
>>183-184 乙。正解です。別解は後ほど紹介する予定。
[出題元 T大OP過去問] 平均得点率 52.5%
>185
やってみます!
187 :
40 :05/02/02 16:08:37 ID:44jROl3g0
[化学4] ZnS は水に溶けるとき Zn(2+) と S(2-) に分かれて溶けるが、純水にはほとんど溶 けない。しかし、水中の H+ 濃度を上げていくと溶解度が増加していく。 ZnS の溶解度が 10^(-2)mol/l になるのは、 H+ 濃度(mol/l)がいくらになったときか。 有効数字1桁で求めよ。ただし、このとき、水溶液中では、各種イオン、分子の 濃度について、以下の関係式が成り立っている。 [Zn(2+)][S(2-)]=10^-22 (mol/l)^2 [H+][HS-]/[H2S]=10^-7 (mol/l) [H+][S2-]/[HS-]=10^-13 (mol/l)
188 :
40 :05/02/02 16:26:57 ID:44jROl3g0
>>185 水溶液中の酢酸(HA1)と酪酸(HA2) の電離度、濃度をそれぞれ、a , b , C1[mol/l] ,C2[mol/l] とする。
K_AC=[H+][A1-]/[HA1]=(C1a +C2b)*C1a/C1(1-a)=(C1a +C2b)*a/(1-a)≒(C1a +C2b)*a (← (1-a)≒1 と近似した。)
K_BU=[H+][A2-]/[HA2]=(C1a +C2b)*C2b/C2(1-b)=(C1a +C2b)*b/(1-b)≒(C1a +C2b)*b (← (1-b)≒1 と近似した。)
この二式より
C1K_AC +C2K_BU =(C1a +C2b)^2=[H+]^2
∴[H+]=√(C1K_AC +C2K_BU)=√(0.2*1.75*10^-5 +0.1*1.51*10^-5)=(√5.01)*10^-3≒(√5)*10^-3[mol/l].
∴pH=3-1/2*(1-log2)=2.5+1/2*0.3010=2.5+0.1505=2.6505≒2.65. ■
注)log5=log(10/2)=1-log2 の関係を用いた。
189 :
40 :05/02/02 16:37:56 ID:44jROl3g0
>>178 とりあえず m=0 のとき、と m=n のとき だけ調べました。
m=0 のとき、a_n=-1 なので、
b_k = (1/2)(k a_k + Σ[j=1, k] a_j )=(1/2)(-k-k)=-k.
∴{ b_k | 1≦k≦n }={-n ,-(n-1) , …, -1}.
m=n のとき、a_n=1 なので、
b_k = (1/2)(k a_k + Σ[j=1, k] a_j )=(1/2)(k+k)=k.
∴{ b_k | 1≦k≦n }={1 ,2 , …, n}.
残りはあとで。問題を投下したので、一旦age
190 :
大学への名無しさん :05/02/02 17:01:10 ID:XPbY1pQ1O
今日なんか数学から遠ざかってませんかw化学の方向に。。。
>>190 ここの人は数学がデキるからかも・・
とコテハンを捨てた人が言ってみる
>>188 正解、だと思う。
[H+] ≒ 2.24 * 10^(-3)
pH = 5 - log224
= 5 - 5log2 - log7
= 5 - 1.5050 - 0.8451
= 5 - 2.3501
= 2.6499 ≒ 2.6 (有効桁数2桁)
誤差の範囲で大丈夫…、たぶん。
[出題元 '98慶應・医]
なお、誘導は
>>188 の過程をいくつかに分けただけ。
>>189 そこまではOKです。
>>187 ZnSが10^-2mol/l溶解する時、電離により
[Zn(2+)] = [S(2-)] = 10^-2(mol/l) のイオンが溶液中に存在。
しかし、H2S ⇔ 2H+ + S(2-) の平衡反応により、H2Sが発生するため、
反応後には [Zn(2+)] > [S(2-)] となる。
[Zn(2+)][S(2-)] = 10^-22(mol/l)^2 だから、[S(2-)] = 10^-20(mol/l) となっていると考えられる。
最初のH+濃度がx(mol/l)であったとすると、平衡時には
[S(2-)] = 10^-2 - (10^-2 - 10^-20) = 10^-20 (mol/l) となるから、
[H+] = x - 2(10^-2 - 10^-20) (mol/l)
[H2S] = 10^-2 - 10^-20 (mol/l)
[H+][HS-]/[H2S]=10^-7 (mol/l)
[H+][S2-]/[HS-]=10^-13 (mol/l) より、
[H+]^2 [S(2-)]/[H2S] = (x - 2(10^-2 - 10^-20))^2 * 10^-20/(10^-2 - 10^-20) = 10^-20
10^-2 >> 10^-20 であるから、10^-2 - 10^-20≒10^-2 と近似し、
(x - 2*10^-2)^2 * 10^-20/10^-2 = 10^-20
x^2 - 4*10^-2 x + 4*10^-4 = 10^-2
x^2 - 4*10^-2 x - 9.6*10^-3 = 0
x = 2*10^-2 ±√(4*10^-4 + 3.84*10^-4)
= 2*10^-2 ±√7.84 * 10^-2
= 2*10^-2 ± 2.8 * 10^-2
x > 0 より、x = 4.8*10^-2
[H+] = 4.8*10^-2 - 2(10^-2 - 10^-20) ≒ 3*10^-2(mol/l)
どうだろう? (・∀・)ドキドキ
x = 2*10^-2 ±√(4*10^-4 + 9.6*10^-3) = 2*10^-2 ± 10^-1 x > 0 より、x = 0.12 [H+] = 0.12 - 2(10^-2 - 10^-20) ≒ 0.1(mol/l) 解の公式を間違えていた。
195 :
40 :05/02/02 20:17:37 ID:Qc9Y7y9i0
>190
平衡定数のあたりは数学っぽい気がします。
>192
さんくす。
書き込んでから「有効数字3桁」だとちょっとマズイかも、と思ったが、許容範囲内かな。
俺の頭はつねに有効数字2桁です。
>>193-194 正解です。
196 :
40 :05/02/02 20:23:20 ID:Qc9Y7y9i0
寝る前に1〜2問投下する予定。
197 :
40 :05/02/02 21:17:22 ID:Qc9Y7y9i0
[56] x の方程式 x^4 + (2p)x^3 + (p^2)x^2 - (2p)x -(2p^2) -1 = 0 に関する次の問いに答えよ。ただし、p は与えられた正の数とする。 (1)正の解は1つしかないことを示せ。 (2)(1)の解を α(p) とするとき、lim[p→∞]α(p) を求めよ。 [出題元 質問スレ]
198 :
40 :05/02/02 21:28:17 ID:Qc9Y7y9i0
>>162 [53]
△ABCが直角三角形 ⇒ |OA↑ + OB↑ + OC↑|=1.
(証明)
∠Aが90°として一般性を失わない。このとき、辺BC は円の直径となるから、
OB↑ + OC↑=0↑. また、3点 A , B ,C は点Oを中心とする円周上にあるから、
|0A↑|=|OB↑|=|OC↑|=1.
∴|OA↑ + OB↑ + OC↑|=|OA↑|=1.■
逆の証明はまだ誰もやってないので、どなたかどうぞ。
199 :
40 :05/02/02 21:42:59 ID:Qc9Y7y9i0
>>178 (続き)
m≠0 , n のとき
b_k = (1/2)(k a_k + Σ[j=1, k] a_j ) =(a_1+a_k)/2 +(a_2+a_k)/2 + … +(a_k+a_k)/2.
a_k=1 のとき、b_k は { a_k | 1≦k≦n } の中の1の個数.
a_k=-1 のとき、b_k=-{(-a_1 +1)/2 +(-a_2 +1)/2 +… +(-a_k +1)/2} と考えると、同様に、
b_k は { a_k | 1≦k≦n } の中の-1の個数を-1倍したもの.
∴{ b_k | 1≦k≦n }={-(n-m) ,-(n-m-1) , …, -1 ,1 ,2 ,…,m}. ■
200 :
40 :05/02/02 21:47:39 ID:Qc9Y7y9i0
今日はここまで。次に来るのは明朝8:50〜10:30 の予定。 問題を投下したので、一旦age
201 :
大学への名無しさん :05/02/02 21:49:08 ID:NX1/U40g0
赤茶って神の領域なんじゃ・・・
>>199 おぉ、すごい。
しかし、この問題良くできてるなぁ。
[出題元 '01京大後期文系 D***]
文系にこれを出すのは鬼としか…
>>201 実は告白すると僕は赤茶をやったことがない。
なんとなくスレを開いてみたら、面白そうな問題があって書いてみただけなので。
やったのは4STEPと、青茶を少しと、ハイ理を1周とちょっとぐらい。学校教材でプラチカI・A・II・Bもやった。
ハイ理は未だに理解できていない(= その程度のレベル)
40氏との演習量の差は明らか。
現在は京大の過去問を演習中。加えてここの問題。
浪人したら新数学演習でもやってみようか…
って、今から浪人を考えてどうするんだろう。
旧赤茶は近くの本屋でII・B・III・Cが売ってますが、どうも買う気にはならない。(I・Aはもう在庫僅少?)
京都へ出発20日前(雪の影響を考え早めに出る)。ラストスパートですね。
物理・英語のあと時間があれば上の問題をやってみましょうか。
長文失礼。
>>198 [53]
|OA↑ + OB↑ + OC↑|=1 ⇒ △ABCが直角三角形 を示す。
|OA↑ + OB↑ + OC↑|^2 = 1
|OA↑|=|OB↑|=|OC↑|= 1 より、
3 + 2(OA↑・OB↑ + OB↑・OC↑ + OC↑・OA↑) = 1
OA↑・OB↑ + OB↑・OC↑ + OC↑・OA↑ = -1
∠AOB = α, ∠BOC = β, ∠COA = γ とおくと、
cosα + cosβ + cosγ = -1
α+β+γ = 2π だから、 γ = 2π - (α+β)
また、三角関数の和積の公式を利用し、
2cos((α+β)/2) cos((α-β)/2) + cos(α+β) = -1
2cos((α+β)/2) cos((α-β)/2) + 2cos^2 ((α+β)/2) - 1 = -1
2cos((α+β)/2) (cos((α+β)/2) + cos((α-β)/2)) = 0
4cos((α+β)/2) cos(α/2) cos(β/2) = 0
よって、(α+β)/2 = π/2, α+β = π, γ = π
or α/2 = π/2, α = π
or β/2 = π/2, β = π
したがって、α, β, γ のうち、どれかはπであることがわかる。
これは、△ABCの3辺のうち、どれか1辺は外接円の中心を通ることを示す。
⇔△ABCは直角三角形。
以上より、命題は証明された。
>>197 [56]
(1) f(x) = x^4 + 2px^3 + p^2 x^2 - 2px - 2p^2 -1 とおくと、
f'(x) = 4x^3 + 6px^2 + 2p^2 x - 2p
f''(x) = 12x^2 + 12px + 2p^2
= 2(6x^2 + 6px + p^2) = 0
x = (-3p ± √(9p^2 - 6p^2))/6 = (-3 ± √3)p/6 < 0 (∵p > 0)
f''(x)は下に凸だから、f''(x)=0 の解が0より小さいことより、x > 0 において f''(x) > 0
⇔ x > 0 で、f'(x)は単調増加。
f'(0) = -2p < 0 より、f'(x)=0 は x > 0 で解を1つもつ。
この解をβとすると、f(x)は、
0 < x < β で単調減少 (∵f'(x) < 0)
β < x < 0 で単調増加 (∵f'(x) > 0)
f(0) = -1 < 0 だから、f(x)=0 は、x > β > 0 で正の解を一つだけもつ。
∴題意は示された。
(2)x = α(p) を代入すると、
{α(p)}^4 + 2p{α(p)}^3 + p^2 {α(p)}^2 - 2pα(p) - 1 = 0
{α(p)}^4/p^2 + 2{α(p)}^3/p + {α(p)}^2 - 2α(p)/p - 1/p^2 = 0
lim[p→∞]({α(p)}^4/p^2 + 2{α(p)}^3/p + {α(p)}^2 - 2α(p)/p - 1/p^2) = lim[p→∞]{α(p)}^2 = 0
∴lim[p→∞]α(p) = 0
(2)は全く自信無し。何か違う気がする。
訂正。 ×f''(x)=0 の解が0より小さい ○f''(x)=0 の2つの解が0より小さい ×β < x < 0 で単調増加 ○β < x で単調増加 ×x > β > 0 で正の解を一つだけもつ ○x > β > 0 で解を一つだけもつ。 では寝ます。
>>203 昨日寝る直前で気付いた訂正。
|OA↑ + OB↑ + OC↑|=1 ⇒ △ABCが直角三角形 を示す。
△ABCが鈍角三角形のとき、点A, B, C は全て点Oに対して同じ側にあるので、
|OA↑ + OB↑ + OC↑| > 1
よって、以下では△ABCは鈍角三角形ではないとして考える。
…以降同じ。
これがないと、α+β+γ = 2πとは限らないので不適だと思う。
しかし、僕訂正が多いな。まずいかも。
207 :
40 :05/02/03 10:00:36 ID:fJUzPfgI0
おはようございます。
とりあえず、すぐレスできるものを。
>>204 (2)やり方は合ってますが、計算ミスです。定数項は - 2p^2α(p) - 1 です。
x = α(p) を代入すると、
{α(p)}^4 + 2p{α(p)}^3 + p^2 {α(p)}^2 - 2pα(p)- 2p^2α(p) - 1 = 0
{α(p)}^4/p^2 + 2{α(p)}^3/p + {α(p)}^2 - {2α(p)/p} -2- 1/p^2 = 0
lim[p→∞]({α(p)}^4/p^2 + 2{α(p)}^3/p + {α(p)}^2 - {2α(p)/p} -2 - 1/p^2) = lim[p→∞][{α(p)}^2 -2] = 0
∴lim[p→∞]α(p) = √2. (∵α(p)>0) ■
「今日の1題」(2/25まであと22日)
f(x)を実数全体で定義された連続関数で、x > 0 で 0 < f(x) < 1 を満たすものとする。
a_1 = 1 とし、順に、a_m = ∫[0, a_(m-1)]f(x)dx (m = 2, 3, 4, …) により数列{a_m}を定める。
(1) m≧2 に対し、a_m > 0 であり、かつa_1 > a_2> … > a_(m-1) > a_m > … となることを示せ。
(2) 1/2002 > a_m となるm が存在することを背理法を用いて示せ。
>>207 やっぱり間違ってる…
もうだめぽ。
209 :
40 :05/02/03 10:50:50 ID:fJUzPfgI0
今日は図書館にいく日。問題を投下してから出かけます。レスは家に帰ってからします。 ■合同式の定義■ 2つの整数a,bがあり、a-bが自然数cで割り切れるときに、 aとbはcを法(ほう)として合同であるといい、a≡b (mod c)と書く。 例えば、12≡5≡-2(mod7) となる。 [57] 3以上の奇数a と自然数 x ,y に対して 2^x =a^y +1 が成り立つとき、次の問に答えよ。 (1)m を奇数、n を自然数とするとき m^n を4で割った余りを求めよ。また、y は奇数であることを示せ。 (2)y=1 であることを示せ。
210 :
40 :05/02/03 10:52:25 ID:fJUzPfgI0
>208 考えてみます。
211 :
40 :05/02/03 15:32:34 ID:ebA6Xrl60
>>208 (1)
(i)与えられた漸化式より、
a_2 = ∫[0, a_1]f(x)dx = ∫[0, 1]f(x)dx > ∫[0, 1]0dx =0. (∵x>0 でf(x)>0)
a_m>0 (m≧2) と仮定すると、与えられた漸化式より
a_m+1 = ∫[0, a_m)]f(x)dx >∫[0, a_m]0dx >0.(∵x>0 でf(x)>0)
∴2以上のすべての自然数 m について a_m>0 が成り立つ。■
(ii)
与えられた漸化式より、
a_m = ∫[0, a_(m-1)]f(x)dx <∫[0, a_(m-1)]1dx = a_(m-1) (∵x>0 で f(x)<1 )
a_1=1>0. であるから、m≧2 で成立する。
∴a_1 > a_2> … > a_(m-1) > a_m > … となることが示された。■
212 :
40 :05/02/03 15:51:10 ID:ebA6Xrl60
(2) 2以上のすべての自然数 m について a_m≧1/2002 が成立すると仮定する。 (1)より{a_m} は単調減少数列で、下に有界であるから収束する。極限値をαとすると a_m→ α.(m→∞) , α≧1/2002 .与えられた漸化式 a_m = ∫[0, a_(m-1)]f(x)dx で m →∞ とすると、 α= ∫[0, α]f(x)dx < ∫[0, α]1dx = α. (∵ x>0 でf(x)<1) となって矛盾。 よって 1/2002 > a_m となるm が存在することが示された。■
213 :
40 :05/02/03 15:57:46 ID:ebA6Xrl60
(2)では「単調で有界な数列は収束する」という定理を用いた。 大数 微積分基礎の極意 に、 『(上の定理は)教科書にはないが、感覚的に明らかなので 入試で使っても減点されないだろう』 と書いてあったので使わせてもらった。赤茶Vの主題25の右のページにも書いてあるし。
214 :
40 :05/02/03 16:10:14 ID:ebA6Xrl60
>>204-205 (1)正解です。が、少し回り道をしていますね。
x > 0 において f''(x)=12x^2 + 12px + 2p^2 > 0 は自明かと。(∵p>0)
俺も最初は月影タンと同じやりかたで示しました。が、あとで考えてみるともう少し簡潔に表現できました。それを書いておきます。
f(x) = x^4 + 2px^3 + p^2 x^2 - 2px - 2p^2 -1 とおくと、
f'(x) = 4x^3 + 6px^2 + 2p^2 x - 2p
f''(x) = 12x^2 + 12px + 2p^2>0 (x>0)
∴f(x) は下に凸. また、
f(0)=- 2p^2 -1 <0 (∵p>0) , lim[x→∞]f(x)=∞.
ゆえにf(x)=0 の正の解は1つしかないことが示された。■
また、質問スレの方は次のような痛快な変形をして直ちに結論を導いていました。
x^4 + (2p)x^3 + (p^2)x^2 - (2p)x -(2p^2) -1 = 0 ⇔ x^2(x+p)^2=2px+2p^2+1 .
左右のグラフを考えれば自明。 蛇足ながら説明をしますと、
y=x^2(x+p)^2 は x=0 ,p で x 軸に接する4次関数だから、増減表を書くまでもなくグラフの形が分かる。
一方 y=2px+2p^2+1 は傾きが正の直線だから、y=x^2(x+p)^2 と x>0 で 一点で交わる。
よって結論が言える。
215 :
40 :05/02/03 16:11:49 ID:ebA6Xrl60
訂正 x=0 ,-p で x 軸に接する4次関数だから、
216 :
40 :05/02/03 16:16:33 ID:ebA6Xrl60
残りはあとでレスします。 問題を投下しているので一旦age
>>211-213 問題なしですね。
よくある西暦にちなんだ問題(この場合数字はあんまり関係ないけど)
[出題元 '02名大前期理系]
「単調で有界な数列は収束する」 覚えておこう。
>>214 >x > 0 において f''(x)=12x^2 + 12px + 2p^2 > 0 は自明
言われてみれば当たり前だ。気付かないとは…。
もう少し注意深く書かないとね。
質問スレの別解は綺麗だ。思いつかないよ、普通。
218 :
40 :05/02/03 20:53:35 ID:7cqWZ53z0
>>203 , 206
△ABCが鈍角三角形のとき、「点A, B, C は全て点Oに対して同じ側にあるので」、
|OA↑ + OB↑ + OC↑| > 1
これは自明ではない気がするのですが。理由を以下に述べます。
今、単位円 x^2 + y^2= 1 を考えます。
例えば、極端な場合を考えて、
A(sin1°, cos1°)
C(sin178°, cos178°)
とすれば、点A, B, C を全て点O(0 , 0)に対して同じ側にあるようにして、
|OA↑ + OB↑ + OC↑| = 1 とするような点B がとれる可能性があるのでは?
(ベクトル和を作図してみて下さい。)
だから、鈍角三角形の場合も鋭角三角形と同じように、議論の対象となるように思います。
これに関してご意見いただけたらと。(俺の考えに絶対的な確信はないので。)
219 :
40 :05/02/03 20:56:30 ID:7cqWZ53z0
なお、
>>209 の [57] はまだ誰も解いていないようなので、今日は問題投下なしの予定。
寝る前にまた来ます。
220 :
40 :05/02/03 21:01:11 ID:7cqWZ53z0
>217 thx. 数学に関しては、どこまでも上に人がいるように感じます、大学受験の数学の範囲に限っても。 「そんなの、どうやったら思いつくんだ?」っていうのがしばしばありますからね。(;´Д`)
>>218 ある点について点A, B, C が同じ側にある
⇔ある点を通る直線が平面を2つに分ける時、点A, B, C が同じ平面上にある
ということでいいですよね?
この定義からいけば、△ABCが鈍角三角形となる場合は
点A, B, C は全て点Oについて同じ側にあるとしてもよいはずです。
では、以下40氏の疑問点について述べます。
点A, B, Cは原点Oを中心とする単位円上にある点とする。
まず、点A, Bを原点Oについて同じ側にとる。
そして、∠AOBを二等分するようにy軸をとり、原点でy軸と直交するようにx軸をとる。
このとき、点A, B のy座標はともに正となるようにする。
(この場合、点Oを通り平面を2つに分ける直線はx軸であることがわかるかと思います。)
すると、ベクトル OA↑ + OB↑ はx軸に垂直な、つまりy軸方向のベクトルになる。
よって、点C を原点Oについて点A, B と同じ側にとるとすると、点Cのy座標も当然正であるから、
原点Oを始点とした時、ベクトル OA↑ + OB↑ + OC↑ の指す点は必ず単位円の外側の点になる。
すなわち、|OA↑ + OB↑ + OC↑| > 1
だと思うのですが…
もしこれがあっていたとしても、自明とするのはまずいのだろうか?
(; ´Д`)ドウナンダロウ…
>>209 [57]は(1)まで解いてみたけど、今日はこのあと別の勉強をするので保留。
誰か解いてみたい人は是非どうぞ。
(´-`).。oO( (1)で合同式を使ってないのだが…。今まで、合同式の存在を知ってても全く使ったことがないというのもあるけど…)
222 :
40 :05/02/03 22:32:37 ID:tr2VyTMS0
今から読んで考えます。
なお、合同式を使うか使わないかは趣味の問題だと思うので、使わなくてもO.Kです。
>>203 , 206 ,221 については明日レスします。おやすみ。
「今日の1題」(2/25まであと21日) 2次関数 f(x) = -(3/2)x^2 + (5/2)x +1 は、f(a)=b, f(b)=c, f(c)=a (a, b, cは整数)を満たしている。 次の各問いに答えよ。 (1)a≠b, b≠c, c≠aを示せ。 (2){ x|f(x) > x }∩{a, b, c}≠φを示せ。 (3)a, b, c を求めよ。
濃い問題だなー
225 :
40 :05/02/04 10:53:20 ID:yckfYGuE0
>>221 なるほど。理解しました。
ただ、やはり説明は必要な気がします。
その文章と、図を書いておくといいと思う。
>>209 (2)がわからないので、(1)だけ。
[57]
(1) k, X を0以上の整数、l を自然数とする。
(i) m = 4k+1 のとき、
常に m^n≡1(mod4) であると予想し、数学的帰納法で証明する。
n=1 のとき、4k+1≡1(mod4) なので、予想は成り立つ。
n=l のとき、予想が成り立つと仮定すると、
(4k+1)^l = 4X+1 と表すことができる。
このとき、(4k+1)^(l+1) = (4X+1)(4k+1)
= 16kX + 4X + 4k + 1
= 4(4kX + X + k) + 1≡1(mod4)
よって、n=l+1 のときも予想は成り立つ。
これは全てのnに対して予想が成り立つことを示す。
∴m = 4k+1 のとき、m^n≡1(mod4)
(ii) m = 4k+3 のとき、
(4k+3)^2 = 16k^2 + 24k + 9 = 4(4k^2 + 6k + 2) + 1≡1(mod4)
よって、(i)より (4k+3)^(2l)≡1(mod4)
また、(4X+1)(4k+3) = 16kX + 4X + 4k + 3
= 4(4kX + X + k) + 3 ≡3(mod4) であり、
4k+3≡3(mod4) であるから、
(4k+3)^(2l-1)≡3(mod4) であることがわかる。
以上より、
m = 4k+1 のとき、m^n を4で割ると1余る。
m = 4k+3 かつ n = 2l-1 のとき、m^n を4で割ると3余る。
m = 4k+3 かつ n = 2l のとき、m^n を4で割ると1余る。
この結果から、yが偶数のとき、 a^y = 4X+1 の形で表すことができるが、これを 2^x =a^y +1 に代入すると、 2^x = 4X + 2 両辺を2で割って 2^(x-1) = 2X + 1 となり、右辺が奇数となってしまう。 左辺が奇数となるのはx=1 の時だけだが、 1 = 2X + 1 であり、x=1 は不適であることがわかる。(∵X=0となるのはa=1の時だが、a≠1) よって、yは偶数ではなく奇数である。 試しに合同式を使ってみましたが…
228 :
40 :05/02/04 13:02:21 ID:GsQn45Eg0
>>223 (1)
f(a)= -(3/2)a^2 + (5/2)a +1 =b …@
f(b)= -(3/2)b^2 + (5/2)b +1 =c …A
f(c)= -(3/2)c^2 + (5/2)c +1 =a …B
@-Aより -(3/2)(a^2-b^2) + (5/2)(a-b) =b-c …C
A-Bより -(3/2)(b^2-c^2) + (5/2)(b-c) =c-a …D
B-@より -(3/2)(c^2-a^2) + (5/2)(c-a) =a-b …E
a=b≠c と仮定するとC式より 0=b-c ⇔ b=c となって矛盾。
a≠b=c と仮定するとD式より 0=c-a ⇔ a=c となって矛盾。
a=c≠b と仮定するとE式より 0=a-b ⇔ a=b となって矛盾。
a=b=c と仮定すると@式より -(3/2)a^2 + (5/2)a +1 =a ⇔ a=(3±√33)/6.
となって a が整数であることに矛盾。
以上より、a≠b, b≠c, c≠a であることが示された。■
229 :
40 :05/02/04 13:10:55 ID:GsQn45Eg0
(2)以降が分かんない。 f(x) > x ⇔ -(3/2)x^2 + (5/2)x +1 >x. ⇔ (3-√33)/6<x<(3+√33)/6.…F で、f(0)=1 ,f(1)=2 , f(2)=0 だから {a , b , c} の要素に 0, 1 , 2 がある。 { x|f(x) > x }={ x|(3-√33)/6<x<(3+√33)/6}∩{a, b, c}={0 , 1} となった。 どこか間違ってる?(;´Д`)?
230 :
40 :05/02/04 13:14:40 ID:GsQn45Eg0
>>229 あってますよ。
{ x|f(x) > x }={ x|(3-√33)/6<x<(3+√33)/6}∩{a, b, c}={0 , 1} ⇔ { x|f(x) > x }∩{a, b, c}≠φ だし。
(3)の方をどうぞ。
{a , b , c} の要素に 0, 1, 2 があることがわかっているので簡単だと思います。
>>231 { x|f(x) > x }∩{a, b, c} = {0, 1} ⇒ { x|f(x) > x }∩{a, b, c}≠φ
だな…
皆さん大変恐れ入ります。 水を差すのも恐縮ですが、数学の質問お願いします。 更に恐縮してしまうぐらい低レベルの質問ですけど、どうかお願いします。 次の2つの不等式を証明せよ。 (1)sinπx≧πx(1-x) ただし0≦x≦1 (2)∫(0→1まで)cos(πx^p/2)dx>pπ/2(2p+1) です。(1)は普通にf(x)でおいてf''(x)まで求めればよいだけです。 問題は(2)、これもcosをsinに変換して(1)の結果を利用すれば良いのですが、 さて。何故結論が≧でなくて>なのでしょう。悩んでいます。 そう言うところは厳密にしないと行けないのでは・・・と思いつつ、 なぜ=が消えたのか理解に苦しんでいます。どうか助言お願いします。
更に同じような話しでもう一問、 f(x)=sinx +cosx (0≦x≦π/2)について、以下を証明せよ。 (1)方程式x=f(x)は、ただ一つの解を持つ。 (2)、(1)の解をx0とすると、1<x0<√2が成立する。 (3)s、tが1≦s<t≦√2を満たす時、 |f(s)-f(t)|≦|f'(√2)|・|s-t| が成立する。 これも同じような問題で、特に(1)(2)については問題ないと思います。 問題は(3)、これは平均値の定理ですが、 これまたどうして<でなくて≦になってしまったんでしょう? どうかんがえても=にはならないのでは・・・と頭を抱えています。 どうかみなさん、お知恵を貸して下さい。お願いします。 ちなみに一問目は和歌山医大、2問目は筑波大の問題です。
235 :
40 :05/02/04 16:40:28 ID:ybecj93A0
>>231-232 (2)は問題文を読み違えていた。
>>229 で合ってたのね。
(3)は
{a , b , c} = {0, 1, 2} 以外になさそうなんですが、証明が分からん。
give up.
237 :
40 :05/02/04 18:01:29 ID:ybecj93A0
>>236 ありがとう。なんか余計なことばかり考えてたみたい。
お尋ねしたいのですが、(2)と(3)まとめて
>>229 の解答 でいいのではないでしょうか?
もう一度下に書きます。↓
[解答]
f(x) > x ⇔ -(3/2)x^2 + (5/2)x +1 >x. ⇔ (3-√33)/6<x<(3+√33)/6.…F
で、f(0)=1 ,f(1)=2 , f(2)=0 だから {a , b , c} の要素に 0, 1 , 2 がある。さらに、a , b ,c は整数だから、
{ x|f(x) > x }={ x|(3-√33)/6<x<(3+√33)/6}∩{a, b, c}={0 , 1} ≠φ. ■ ←(2)の証明
(a,b,c)=(0,1,2),(1,2,0),(2,0,1) .■ ←(3)の答え.
238 :
40 :05/02/04 18:03:10 ID:ybecj93A0
>マゾ氏 模範解答があったら(できれば全部)晒してほしい。
>>233 低レベルではないと思いますよ
医大の数学ですし
HNは捨てましたが共に勉強を頑張りましょう!
>>237 (2)が証明された時点で、{a, b, c}の要素として必ず0と1が存在することがわかるから
という1文が(3)の初めにあるともっと良いような気がします。
(2)では{a , b , c} = {0, 1, 2} があることを利用して証明しているだけなので、
この1文で {a , b , c} = {0, 1, 2} 以外にはないことがはっきりする。(
>>235 の悩みが解消される)
何か1日が過ぎるのが速いな、最近。
あれ?自分でもなんか言っていることがおかしいような気がしてきた。 いいのかな… f(0)=1 ,f(1)=2 , f(2)=0 これはf(a)=b, f(b)=c, f(c)=a の関係を満たしている。 よって、{a, b, c}={0, 1, 2} としても、これ以外にf(a)=b, f(b)=c, f(c)=a の関係を満たすものが存在するとして、 その{a, b, c} の要素の中に0, 1 が含まれていなければ、 { x|f(x) > x }∩{a, b, c} = φ になるような気が… う〜ん… 模範解答のようにいかないと駄目なのかな?
いや、いいのか。
仮にあったとして、その3数がp, q, r(整数で、0,1,2ではない)だとしても、
{a, b, c}={0, 1, 2, p, q, r}
{ x|f(x) > x }∩{a, b, c} = {0, 1} ≠φ
かな?
でも、そうなると(3)が…
何だかよくわからなくなってきた(おそらく基本がおろそかなせい)
誰か
>>240-242 のどこが間違っているのか指摘してください。
仮に関係を満たす3数が合ったとして です。
×合った ○あった 何故変換が… すいません。
245 :
40 :05/02/04 19:13:48 ID:ybecj93A0
>240-244
ちょっと他のところでも聞いてきます。
数日以内にその結果を書きます。
現段階ではやはり
>>237 の解答でいいと思ってるのですが。
以下の説明を
>>237 の解答に付け足して。↓
{ x|(3-√33)/6<x<(3+√33)/6}∩{a, b, c}
={x ,但しxは整数|(3-√33)/6<x<(3+√33)/6}∩{a, b, c}
={ 0 , 1 }∩{a, b, c}
246 :
40 :05/02/04 19:47:04 ID:ybecj93A0
待てよ。{a , b , c } の要素の中にかならず { x|f(x) > x } を満たすものが少なくとも一つあることを 言わなければ、(3)のa,b,c の組だけであることが言えないな。とすると、やはり a,b,cは異なる3つの整数だから、今、aが最大の数ならば、f(c)=aより f(c)>cとなり、{x|f(x)>x}にcは属する。 他も同様に、最大数に対して、f(x)>xを満たすものが存在する。 っていうことは言う必要があるな。これを(3)に書けばO.K.なのかな?
247 :
40 :05/02/04 19:52:15 ID:ybecj93A0
多分、そうだ。納得がいった気がする。
もう一度整理して書いてみよう。
>>223 (1)省略
(2)f(x) > x ⇔ -(3/2)x^2 + (5/2)x +1 >x. ⇔ (3-√33)/6<x<(3+√33)/6.
これを満たす整数はx=0 ,1 に限る。
ここで、f(0)=1 ,f(1)=2 , f(2)=0 だから {a , b , c} の要素に 0, 1 , 2 がある。
∴{ x|f(x) > x }∩{a, b, c}
={ x|(3-√33)/6<x<(3+√33)/6}∩{a, b, c}
={0 , 1} ≠φ. ■
(3)a,b,cは異なる3つの整数だから、今、aが最大の数ならば、f(c)=aより
f(c)>cとなり、{x|f(x)>x}にcは属する。
他も同様に、最大数に対して、f(x)>xを満たすものが存在する。
このことと、(2)と f(0)=1 ,f(1)=2 , f(2)=0 より、
(a,b,c)=(0,1,2),(1,2,0),(2,0,1) .■
これでどうだ。
>>247 それなら問題なさそうですね。
北海道高等学校数学コンテストは、おそらく数学オリンピックをかなり意識しています。
数学オリンピックほどではなくても、かなり難しい問題もありますので、
入試が終わって暇があれば挑戦してみては。
制限時間は5問で3時間半です。
http://www.nikonet.or.jp/spring/contest/contest.htm 僕が第22回に出場した(と言うよりも担任に半強制的に(ry)というのは秘密。
担任「こんなのあるんだけど参加してみない?…えっ、参加しないの?いや、ちょっと冬休み中に来るだけでいいんだよ。
勉強の息抜きになるからさ。どう?参加してみない?えっ?なんd(ry」
あとはマゾ氏の質問でしょうか。
249 :
40 :05/02/04 21:24:28 ID:ybecj93A0
>>248 おお、すごい。そんな大会に出場しておられたとは!
どうりでよくできるわけですね。北海道高等学校数学コンテストについては
大学への数学2004年5月号で問題と講評、生徒のコメントなどが紹介されてました。
以前、検索で引っかかったときに「このサイトは素晴らしいなあ」と思っておりました。
マゾ氏の質問については少し遅くなるかもしれない。今日は物理、英語、化学をやる予定だから。
>>249 その割には上の方で間違いまくっているわけですが。 orz
そういえば「大数に載せる」とかいうアンケートに答えた気が。
現物見てないからわからないけど、たぶん僕のは載ってないとは思うのだけれど。
(´-`).。oO(何て書いたか覚えてないや。かなり適当に書いた気が…)
東大スレの人たちは第22回の問題でも満点とか取って来るのだろうか?
1位の人でも160とちょっとしか取れてないのですが。
3番とか結構難しいですし。
基本問題ですが、どうぞ。
aを 0 < a < π/2 を満たす定数とし、
F(x) = ∫[0, x](t-a)sintdt (0≦x≦3π/2) とおく。
(1) F(x)の0≦x≦3π/2 における最大値と最小値をそれぞれaを用いて表せ。
(2) (1)で求めた最大値と最小値の積を最小にするaを求めよ。
[出題元 '05 関西大・工A]
私大の一般はもう始まってるんですね…
刻々と時間は過ぎていく…
「今日の1題」(2/25まであと20日)
双曲線 x^2 - y^2 = a^2 (a > 0) 上の点P(s, t) (s > 0, t > 0) における法線mが、
双曲線 y^2 - x^2 = b^2 (b > 0) に点Qで接するとする。
(1) s^2, t^2 をa, b で表せ。
(2) OQ/OP をa, b で表せ。また∠POQを求めよ。ただしOはxy平面の原点とする。
>>209 の(2)、誰か解かないんでしょうか?((1)は
>>226-227 )
僕はもうギブアップかな。いい方法が思いつかない。
252 :
40 :05/02/05 10:04:24 ID:o0SlAsQa0
おはようございます。
>>209 の(2)の解答を書いておきます。
これは難問です。[出題元 学コンの過去問]
>>209 の(2)
[解答]
(1)よりyは奇数なので、
a^y +1 =(a+1){a^(y-1) -a^(y-2)+ … +a^2 -a +1} と書ける。
{ }の中の各項は奇数で(∵aは奇数)、それらを y (奇数)個加えたものも奇数である。
一方、a^y + 1 =2^x なので、 {a^(y-1) -a^(y-2)+ … +a^2 -a +1} は
2^x の奇数の約数であるが、それは1しかない。以上により、
a + 1 =2^x =a^y + 1 ⇔ a +1 = a^y +1 ⇔ a=a^y ⇔ y=1.
ゆえに題意は示された。■
254 :
40 :05/02/05 19:04:50 ID:BOv1PhdJ0
レス開始。
>>234 やってみた。
(1)F(x)= f(x)-x =sinx +cosx -x (0≦x≦π/2) とおくと、
F'(x)=cosx - sinx -1 . (0≦x≦π/2)
F''(x)=sinx - cosx < 0. (0≦x≦π/2)
F'(x) は単調減少. F'(0) = 0 より、F'(x)≦0. (0≦x≦π/2)
F(x) は単調減少連続関数 で、F(0)= 1>0 , F(π/2)=1-π/2<0.
よって、中間値の定理より方程式 F(x)=f(x) -x =0 は 0<x<π/2 にただ一つの解をもつ。
ゆえに題意は示された。■
255 :
40 :05/02/05 19:13:41 ID:BOv1PhdJ0
>>234 (2)
F(x)=√2sin(x+π/4) -x . (0≦x≦π/2)
F(1)=√2sin(1+π/4) -1 > √2sin(π/2+π/4) -1 =0 .
F(√2)=√2sin(√2+π/4) -√2 < √2sin(π/4+π/4) -√2 =0.
よって、中間値の定理よりF(x)= f(x)-x =0 の解 x_0 は 1<x_0<√2 にある。■
256 :
40 :05/02/05 19:34:28 ID:BOv1PhdJ0
>>234 (3)
f(x) は微分可能関数だから、平均値の定理より
{f(t)-f(s)}/(t-s)≦f'(c). (1≦s<c<t≦√2) なる c がある。よって、
|f(t)-f(s)|≦|f'(c)||t-s|.
f(x)= sinx +cosx=√2sin(x+π/4). (0≦x≦π/2)
f'(x)=cosx -sinx=√2(cosx+π/4). (0≦x≦π/2)
∴y=|f(x)| のグラフを書くことにより(省略)
|f'(c)|≦|f'(√2)| だから、|f(t)-f(s)|≦|f'(c)||t-s|≦|f'(√2)||t-s|. ⇔ |f(s)-f(t)|≦|f'(√2)||s-t|. ■
257 :
40 :05/02/05 19:43:09 ID:BOv1PhdJ0
>マゾ氏 「A≦B」⇔「A<B or A=B」 (←これが ≦ の意味!) ∴「A<B」⇒「A≦B」■
258 :
40 :05/02/05 19:49:25 ID:BOv1PhdJ0
投下された問題は一応できたので、あとで書きます。
>>253 ですね。難易度はD# くらいだと思います。
理V志望の人でも「(2)を解くのに10時間以上もかかった」とのことです。
259 :
40 :05/02/05 19:58:59 ID:BOv1PhdJ0
もう問題がないようなので、一問投下。 [58] 関数f(x)がすべての実数上で連続かつ微分可能とする。 いま、|f'(x)|≦f(x) かつ f(0)=0 が成り立つとする。このとき次の問に答えよ。 (1)|f(x)| の区間 [0 ,1/2 ] における最大値を求めよ。 (2)f(x) を求めよ。
gjgj
>>259 両方0のような気がするが、うまく表現ができない…
262 :
40 :05/02/05 21:45:09 ID:BOv1PhdJ0
>261 値は合ってます。ヒントを。 (1)方針1:平均値の定理を使って|f(x)| を評価する。f(x_n) として極限を考えるといいです。 方針2:|f(x)| の [0 ,1/2 ] での最大値をMとして、f'(x) を 0からx まで積分して、条件を用いてMについての不等式を導く。 (問題文にはf'(x)の積分可能性が直接書いていませんが、「f'(x) は積分可能として解答しても受験生なら大目にみてもらえるだろう」と解説に書いていました。) (2)は(1)の結果を用いて、f(x)=0 (1/2≦x≦1)を示せば十分。(∵あとはそれを繰り返せば定義域を拡大していける。)
>>259 [58]
(1)平均値の定理より、
(f(x_n) - f(0))/(x_n - 0) = f'(c) (0 < c < x_n, 0≦x_n≦1/2) を満たすcが存在する。
|f'(x)|≦f(x) より、|f'(c)|≦f(c) であるから、
|f(x_n)/x_n|≦|f(c)|
|f(x_n)|≦|x_n||f(c)|
ここで、0≦x_n≦1/2 であるから、
|f(x_n)|≦|x_n||f(c)|≦|f(c)|
しかし、0 < c < x_n であるから、x_nよりも小さいx座標において、
|f(x)|は|f(x_n)|以上の値を取らなければならない。
初めにx_n = 1/2 から考え、これを繰り返していくと、結局
|f(1/2)|≦|f(1/2 - 凅)|≦…≦|f(0)|=0 だから、
|f(1/2)|=|f(1/2 - 凅)|=…=|f(0)|=0
よって、区間[0, 1/2] における|f(x)|の最大値は0。
(2)上のような考えを実数全体で考えていけば、
全てのxに対して、f(x)=0
こんなのじゃ駄目だろうか?
264 :
40 :05/02/05 23:09:43 ID:BOv1PhdJ0
>>251 [解答]
(1)
P における接線をlとすると、l: st-ty=a^2.
P における法線は t(x-s) +s(y-t)=0 …@
また、Q(u ,v) として、Qにおける y^2 - x^2 = b^2 の接線mは
m : -ux +vy = b^2 …A
@ ⇔ (1/2s)x +(1/2t)y =1. (∵st≠0)
A ⇔ -(u/b^2)x +(v/b^2)y = 1. (∵b^2≠0)
@とAは一致する ⇔ (1/2s)=-(u/b^2) かつ (1/2t)=(v/b^2) ⇔ u=-b^2/2s かつ v=b^2/2t .…B
これらを -u^2 +v^2 =b^2 に代入して
-b^4/4s^2 +b^4/4t^2 =b^2
⇔ b^2(-t^2 +s^2)=4s^2t^2. (∵s^2t^2≠0)
また、s^2-t^2=a^2 より、a^2b^2=4s^2t^2
t^2=s^2 -a^2 を代入して 4s^2(s^2 -a^2)=a^2b^2
⇔(2s^2)^2 -2a^2(2s^2) -a^2b^2 =0
⇔s^2={a^2 +√(a^4 +a^2b^2)}/2. (∵s^2>0)
t^2=s^2 -a^2 より
t^2={-a^2 +√(a^4 +a^2b^2)}/2.■
割り込むかもしれないけど…
>>263 >初めにx_n = 1/2 から考え
x_n = 0+凅 から始めていって、広げていったほうが良いかな?
266 :
40 :05/02/05 23:21:54 ID:BOv1PhdJ0
(2) Bより OQ^2=b^4/4s^2 + b^4/4t^2 =b^4(s^2+t^2)/4s^2t^2. また、s^2+t^2=OP^2 , 4s^2t^2=a^2b^2. より、 OQ^2=b^4*OP^2/a^2b^2 ∴OQ/OP=a/b. また、l⊥m より、 s(-u)+(-t)v=0 ⇔ su +tv=0 OP↑・OQ↑=(s , t )・(u ,v )=su +tv =0. ∴∠POQ=90°■
13秒ぐらい待てばよかったか…
>>264 ,266
たぶん打ち間違いだと思いますが、OQ/OP=b/a です。
あとはたぶん問題無し。
[出題元 '04阪大後期]
268 :
40 :05/02/06 00:08:20 ID:hydtpbtm0
>>263 ,265
模範解答を書いておきます。
|f'(x)|≦|f(x)| …(イ)
f(0)=0 …(ロ)
(1)
f(x) は [0 ,1/2 ] で連続、(0 , 1/2) で微分可能だから、0<x≦1/2 において
平均値の定理より、{f(x)-f(0)}/(x-0)=f'(x_1) (0<x_1<x≦1/2) なるx_1が存在する。
(イ),(ロ) より
|f(x)|=x|f'(x_1)|≦x|f(x_1)| (0<x_1<x) …@
再び平均値の定理より、
{f(x_1)-f(0)}/(x_1-0)=f'(x_2) (0<x_2<x_1) なるx_1が存在する。
上と同様に
|f(x_1)|=x_1*|f'(x_1)|≦x_1|f(x_1)| (0<x_1<x) …A
以下同様にして
|f(x_n-1)|≦x_n-1*|f(x_n)| (0<x_n<x_n-1) …B
@〜Bより、
|f(x)|≦x*x_1*x_2*…*x_n-1*|f(x_n)| <(1/2)^n *|f(x_n)|
ここでf(x_n)は、f(x) が[0 , 1/2] で連続だから、有界値をもつ。よって、
(1/2)^n *|f(x_n)| →0. (n→∞)
∴|f(x)|=0 (0≦x≦1/2) ■
(2)
(1)の結果f(x)=0 (0≦x≦1/2) を利用して、更にf(x)=0 (1/2≦x≦1)を示せば十分である。
x-1/2=t とおくと、@より|f'(t+1/2)|≦|f(t+1/2)|
f(t+1/2)=g(t) とおくと、
|g'(t)|≦|g(t)|
g(0)=f(1/2)=0. (∵(1) )
これらと(1)の結果より、g(t)=0 (0≦t≦1/2)
∴f(t +1/2)=g(t)=0 (0≦t≦1/2) ⇔ f(x)=0 (1/2≦x≦1)
この操作を繰り返すことにより、f(x)=0 (-∞<x<∞) ■
269 :
40 :05/02/06 00:12:39 ID:hydtpbtm0
>267 あ、ほんとだ。タイプミスです。さんくす。 あと、残りのレスは明日になります。 次に来るのは 朝8:40〜10:50頃 の予定。
>>268 どうやらx_nの意味を理解できていなかったようだ。
ダメダメですね。
「今日の1題」(2/25まであと19日)
1番から7番まで番号のついた席が番号順に一列に並んでいる。
客が順に到着して次のように着席していくとする。
(イ) 両端の席及び先客が着席している隣の席に次の客が着席する確率は、全て等しい。
(ロ) 両隣が空席の席に着席する確率は、隣の席に既に先客が着席している席または端の席に着席する確率に比べて2倍である。
このとき、
(1) 3人目の客が到着したときに、すでに1番と3番の席に先客が着席している確率を求めよ。
(2) 4人目の客が到着した時に、既に2番、4番、6番の席に先客が着席している確率を求めよ。
問題文が多少ややこしいですが、このスレ的には易問ということになるかと思います。
271 :
40 :05/02/06 10:29:07 ID:kPJtTc050
おはようございます。8:50 起床。 >270 両方とも 1/36 になったが、激しく自信なし。 おそらく俺には解けない気がする。 (;´Д`) すいませんが、解答お願いします。
272 :
40 :05/02/06 10:46:26 ID:kPJtTc050
[化学5] 鎖状のテトラペプチドAに塩酸を作用させて加水分解すると、グリシン、グルタミン酸、リシン、 の3種のアミノ酸の塩酸塩の混合物が生成し、これ以外のアミノ酸の塩酸塩は生成しなかった。 また、鎖状のテトラペプチドA 1mol 中の炭素をすべて二酸化炭素にしたところ、15mol の 二酸化炭素が生成した。鎖状のテトラペプチドAには、光学異性体も含めて何種類の構造が考えられるか。 ただし、アミノ酸の側鎖の部分は、アミノ酸分子間の結合に使われていないものとする。
確率は苦手ですかね?
>>270 (1)条件より、1人目が1番,7番に座る確率をそれぞれxとおくと、
2〜6番に座る確率はそれぞれ2xである。
これらの事象は互いに背反であるから、
2x + 5*2x = 12x = 1
x = 1/12
よって、1人目が1番の席に座る確率は1/12、3番の席に座る確率は1/6。
(i)1人目が1番の席に座った場合 ●○○○○○○
2人目が2番,7番に座る確率をそれぞれyとおくと、
3〜6番に座る確率はそれぞれ2yである。
これらの事象は互いに背反であるから、
2y + 4*2y = 10y = 1
y = 1/10
よって、2人目が3番に座る確率は1/5。
(ii)1人目が3番の席に座った場合 ○○●○○○○
2人目が1番,2番,4番,7番に座る確率をそれぞれzとおくと、
5番,6番に座る確率は2zである。
これらの事象は互いに背反であるから、
4z + 2*2z = 8z = 1
z = 1/8
よって、2人目が1番に座る確率は1/8。
以上より、求める確率は
(1/12)(1/5) + (1/6)(1/8) = 1/60 + 1/48 = 9/240 = 3/80
(2) (1)と同様に丁寧に場合分けをしていって求めます。
1人目が2番に座る場合と6番に座る場合は対称性より同じことだとわかるので、うまく利用すると計算を省けます。
過程は省略しますが、答えは25/324 となります。
[出題元 '95京大前期 B***] 40氏がこれを解けないというのは意外な気がしましたが… まあ、僕も簡単なはずなのに解けないとかよく(と言うよりも頻繁に)ありますからね…。
>>272 [化学5]
グリシン、グルタミン酸、リシンの炭素数はそれぞれ2, 5, 6 である。
3つのアミノ酸の炭素数の合計は13であり、テトラペプチドAの炭素数は15であるから、
もう一つのアミノ酸はグリシンであることがわかる。
側鎖は結合に使われていないから、アミノ酸の並びとN末端、C末端だけを考えればよい。
グルタミン酸とリシンはそれぞれ1つの不斉炭素原子をもつことから、このテトラペプチドは2つの不斉炭素原子をもち、
それぞれの構造異性体に対して4個の光学異性体を持つ。
1.N-Gly-Gly-Glu*-Lys*-C 2.C-Gly-Gly-Glu*-Lys*-N
3.N-Gly-Gly-Lys*-Glu*-C 4.C-Gly-Gly-Lys*-Glu*-N
5.N-Gly-Glu*-Gly-Lys*-C 6.C-Gly-Glu*-Gly-Lys*-N
7.N-Gly-Glu*-Lys*-Gly-C 8.C-Gly-Glu*-Lys*-Gly-N
9.N-Gly-Lys*-Gly-Glu*-C 10.C-Gly-Lys*-Gly-Glu*-N
8.N-Gly-Lys*-Glu*-Gly-C 7.C-Gly-Lys*-Glu*-Gly-N
11.N-Glu*-Gly-Gly-Lys*-C 12.C-Glu*-Gly-Gly-Lys*-N
注)7,8は180度回転すると同一のもの
よって、12*4=48種類。
ややこしいなぁ。
これでもし側鎖の結合も考慮せよとか言われたら ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
質問しておいて陰鬱のために数日姿を見せませんでした。本当にすいませんでした。
>>40 氏 本当にありがとう。
>>257 、クリティカルヒットです。
これが全ての元凶でした。本当に感謝。
>>239 氏
本当にありがとう。血を吐いて頑張ります。
今まで微妙に避け続けてきた受験戦争についにまともに巻き込まれてしまった。
凄い。本当に凄い。精神が崩壊寸前だ。覚悟が足りない。実力も足りない。
ふとした瞬間に『あぁ・・・もうどうでもいいや・・・誰か殺して・・・』
という方向に・・・ガクブル・・・
しかし。俺はやるぞ。最後の一秒まで糸を切らさない。大逆転勝利へ向けて。
277 :
40 :05/02/06 16:54:10 ID:yPgPALYC0
>273-274 かたじけない。 >275 正解です。[出題元 T大プレ過去問] >276 ( ´∀`)b
278 :
40 :05/02/06 17:15:21 ID:yPgPALYC0
次の2つの不等式を証明せよ。 (1)sinπx≧πx(1-x) ただし0≦x≦1 (2)∫(0→1まで)cos(πx^p/2)dx>pπ/2(2p+1)
279 :
40 :05/02/06 17:23:08 ID:yPgPALYC0
間違って書き込んでしまった。 「せっかくだから、マゾ氏のもってきた問題もやってみましょうか」と書きたかったのだ。 次の2つの不等式を証明せよ。 (1)sinπx≧πx(1-x) (ただし 0≦x≦1 ) (2)∫[0 , 1]cos{1/2*πx^p}dx>pπ/2(2p+1) (ただし、p>0) 俺は一応できたので、どなたかどうぞ。
gj
多少てこずってしまった。
結構難しいですよ、これ。
>>279 (1)
f(x) = sinπx - πx(1 - x)
f'(x) = πcosπx + 2πx - π
f''(x) = -π^2 sinπx + 2π = 0
sinπx = 2/π < 1
0≦x≦1 で、0≦sinπx≦1 であるから、
この方程式は2つの解をもち、その解をα, β (0 < α < 1/2 < β < 1) とすると、
sinπα = sinπβ = 2/π
cosπα = cosπβ = √(1 - 4/π^2)
f''(x) は下に凸であるから、f'(x) の0≦x≦1 における最小値は f'(0) or f'(β)
f'(0) = 0
f'(β) = πcosπβ + 2πβ - π
1/2 < β < 1 より、2πβ - π > 0, πcosπβ = π√(1 - 4/π^2) > 0
∴f'(β) > 0
これより、f'(x)≧0 であることがわかり、f(x)は0≦x≦1 で単調増加。
f(0) = 0 より、f(x)≧0
⇔sinπx≧πx(1 - x) (0≦x≦1)
>>279 (2)
(1)より、
cos((πx^p)/2) = sin(π(x^p + 1)/2)
≧ (π(x^p + 1)/2)(1 - (x^p + 1)/2)
= π(-x^(2p) + 1)/4
∴∫[0, 1]cos((πx^p)/2)dx ≧∫[0, 1]π(-x^(2p) + 1)dx/4
= [π(-x^(2p + 1)/(2p + 1) + x)/4]_[0, 1]
= π(-1/(2p + 1) + 1)/4
= π(-1 + 2p + 1)/4(2p + 1)
= pπ/2(2p+1)
題意は示された。
>>282 の最後の行
⇒∫[0, 1]cos((πx^p)/2)dx > pπ/2(2p+1)
題意は示された。
に訂正。(大して変わらないけど)
…って、(1)よく見たらおかしいし。 直そう。 cosπα = √(1 - 4/π^2) cosπβ = -√(1 - 4/π^2) f'(β) = πcosπβ + 2πβ - π = π(2β - √(1 - 4/π^2) - 1) …? もうちょっと考えてきます。
書き直し。
>>279 (1)
f(x) = sinπx - πx(1 - x) とおくと、
f(1 - x) = sinπ(1 - x) - πx(1 - x)
= f(x)
よって、f(x)は、x=1/2について線対称。…@
以下、0≦x≦1/2 について考える。
f'(x) = πcosπx + 2πx - π
f''(x) = -π^2 sinπx + 2π = 0
sinπx = 2/π < 1
0≦x≦1/2 で、0≦sinπx≦1 であるから、
この方程式は 0 < x < 1/2 において解をもつ。
f''(x) は0≦x≦1/2 において単調減少であり、f''(0) = 2π > 0 から、f'(x) の0≦x≦1 における最小値は f'(0) of f'(1/2)
f'(0) = 0
f'(1/2) = 0
これより、f'(x)≧0 であることがわかり、f(x)は0≦x≦1/2 で単調増加。
f(0) = 0 より、f(x)≧0 (0≦x≦1/2)
@より、f(x)≧0 (0≦x≦1)
⇔sinπx≧πx(1 - x) (0≦x≦1)
これならどうだろう?
×f'(x) の0≦x≦1 における最小値は f'(0) of f'(1/2) ○f'(x) の0≦x≦1/2 における最小値は f'(0) of f'(1/2)
of じゃなくて or ね。 訂正多すぎ。御免。 さて、理科をやります。
288 :
40 :05/02/06 20:36:16 ID:O9xj9h1s0
お見事です。
ご無沙汰しています。化学の得意な人が多そうなので質問です。 塩水で、鉄などの金属がさびやすくなるのはなぜでしょうか?当方数学専攻のため まわりの人に尋ねても誰一人分かりませんでした。よろしくお願いします。
290 :
40 :05/02/06 20:43:52 ID:O9xj9h1s0
今日から明日にかけて化学or物理の問題の投下を予定。 今日は23:00〜23:50頃までにまた来る予定。
aはある正の数であり、bはその小数部分(すなわち、b=a-[a] )とする。 a+b=√2 * a のとき、aの値を求めよ。
>>288 ありがとう。
>>291 b = a - [a] を代入すると、
2a - [a] = √2 * a
(2 - √2)a = [a]
a = [a] * (1/(2 - √2))
ここで、1.4^2 = 1.96, 1.5^2 = 2.25 より、
1.4 < √2 < 1.5
⇔0.5 < 2 - √2 < 0.6
⇔1.6 < 1/(2 - √2) < 2
なので、[a] = 1 のとき、1.6 < a < 2 であり適するが、
[a]≧2 のときは、1.6[a] < a < 2[a] となり、成り立たないことが明らかである。
よって、a = 1/(2 - √2)
適当でごめんなさい。
>>289 局部電池が関係あった気がしつつ、よくわからないので化学の新研究で調べてみた。
が、難しくてまとめられそうにない。
色々書いては見たけれど、出来が悪いのでばっさり削除し…
赤さびができる反応というのは、鉄と水、水中の酸素の間で、一種の小規模な電池が形成されることで起こります。
この電池のことを局部電池と呼びます。
湿った空気中ですぐに鉄が錆びてしまうのはこのためです。
で、この局部電池の反応は、水中にいくらかの電解質が存在する方が反応速度が速くなるようです。
(電離したイオンが攻撃を仕掛けて、とかなんだろうけど僕にはよくわかりません)
食塩水の場合は濃度が3%のときに反応速度が最大で、
これより濃度が大きくなると、酸素の溶解度が減少し、反応速度が低下していくらしいです。
結論:よくわからない(化学板の質問スレなどで詳しい人に聞いてみよう!)
40氏、わかるでしょうか?
「今日の1題」(2/25まであと18日) -1 < x < 1 で定義された微分可能な関数f(x) は、 f(0)=0, f'(x) = 1/√(1 - x^2) を満たすものとする。 (1) f(1/√2) を求めよ。 (2) 0≦x≦1/√2 における y=f(x) のグラフとx軸および直線 x=1/√2 で 囲まれた図形をx軸のまわりに1回転してできる立体の体積を求めよ。
295 :
40 :05/02/07 10:46:30 ID:GVh+mdC50
おはようございます。昨日はそのまま眠ってしまった。
今日は用事があるので問題投下はできないかもしれません。
>294
(1)∫[0 , 1/√2]f'(x)dx=[f(x)]_[0 , 1/√2]=f(1/√2)-f(0)=f(1/√2). (∵f(0)=0)
また、∫[0 , 1/√2]f'(x)dx=∫[0 , 1/√2]1/√(1 - x^2) dx=∫[0 ,π/4]dθ=π/4.
(x=sinθ (-π/2<θ<π/2) と置換した。dx=cosθdθ , √(1 - x^2)= √(1-sin^2θ)=|cosθ|)
∴ f(1/√2)=π/4.■
(2)がわかんない。 (;´Д`)?
あとのレスは後ほど。とは言っても、
>>293 以上の説明が俺にできるかどうか…
鉄のさびについては1994年センター試験にも出題されてますね。
あと、横浜国大(精選に載ってた)。
296 :
40 :05/02/07 16:18:26 ID:qqfNFV7V0
>>259 >>268 [58]
(1)[別解] 方針2
|f(x)| の [0 ,1/2 ] での最大値をMとすると、|f(x)|≦M. (0≦x≦1/2)
|f(x)|=|∫[0 , x]f'(t)dt| (∵f(0)=0)
≦∫[0 , x]|f'(t)|dt
≦∫[0 , x]|f(t)|dt (∵|f'(x)|≦|f(x)|)
≦Mx≦M/2. (∵0≦x≦1/2)
∴0≦|f(x)|≦M≦M/2.
∴M=0
ゆえに、|f(x)|の最大値 0 ■
>>295 (1)は正解です。
解答は後で。
わかった方がいればどうぞ。
298 :
40 :05/02/07 17:27:00 ID:qqfNFV7V0
>>187 [化学4] (別解)
ZnS の溶解度 10^-2 (mol/l) ………@
[H+][HS-]/[H2S]=10^-7 (mol/l) ………A
[H+][S(2-)]/[HS-]=10^-13 (mol/l) ………B
[Zn(2+)][S(2-)]=10^-22 (mol/l)^2 ………C
ZnS は水に溶けるとき Zn(2+) と S(2-) に分かれて溶け、S(2-) はさらに HS- ,H2S にも変化している。
今、ZnS は 10^(-2)mol/l 溶けている。よって、次式が成り立つ。
10^-2=[Zn(2+)] …@’
10^-2=[S(2-)] +[HS-] +[H2S] (← S の物質量の保存関係) …@’’
@’をCへ代入すると、
[S(2-)]=10^-20 …C’
これを、Bへ代入して
[HS-]=10^-7*[H+] …B’
これをAへ代入して
[H2S]=[H+]^2 …A’
以上のC’B’A’を@’’に代入して、[H+]>0 の条件のもとで以下の二次方程式を解く。
10^-2=10^-20 +10-7*[H+] +[H+]^2
⇔[H+]^2 +10-7*[H+] +10^-20 -10^-2=0
⇔[H+]=[-10^-7 +√{10^-14 -4(10-20 -10^-2)}]/2≒{-10^-7 +√(4*10^-2)}/2 (∵10^-2
>>10 ^-20)
≒{-10^-7 +2*10^-1)}/2 ≒1*10^-1. (∵10^-1
>>10 ^-7)
よって、[H+]=1*10^-1(mol/l).■
299 :
40 :05/02/07 19:36:49 ID:qqfNFV7V0
>>234 >>254-256 探してみたらやっぱり(4)もあった。
(4) a が 0≦a≦π/2 を満たすとき、a_1=a , a_n+1=f(a_n). (n=1 , 2 , 3 ,…) で
数列 {a_n} を定めると、lim[n→∞]a_n = x_0 が成立する(ことを示せ)。
[解答]
ある a_n について a_n=x_0 となるなら、与えられた漸化式より、
a_n+1=f(a_n)=f(x_0)=x_0
a_n+2=f(a_n+1)=f(x_0)=x_0
……………………………………
となり、lim[n→∞]a_n = x_0 となるから、
a_n≠x_0 (n=1 , 2 , 3 ,…)の場合を考えればよい。
0≦a_1=a≦π/2 , a_2=f(a_1)=f(a) ,これらと
f(x)=√2sin(x+π/4). (0≦x≦π/2) のグラフを考えることにより、
帰納的に 1≦a_n≦√2 (n≧2). (←グラフを書けばすぐ分かる。)
次に、(3) から
|a_n+1 -x_0|=|f(a_n)-f(x_0)|≦|f'(√2)||a_n-x_0|. (n≧2) ………★
|f'(√2)|=|cos√2-sin√2|
|f'(√2)|^2=1-sin2√2 <1 (∵π/2<2√2<π より sin2√2>0 )
よって、|f'(√2)|<1 .
このことと★より
0≦|a_n -x_0|≦|f'(√2)|^n-2*|a_2-x_0|→0 (n→∞)
はさみうちの原理より、
lim[n→∞]a_n = x_0 が成立する。■
300 :
40 :05/02/07 20:21:12 ID:qqfNFV7V0
301 :
40 :05/02/07 21:01:14 ID:qqfNFV7V0
>>294 (2)
求める体積(V とする)は、「x=π/4 と, y=1/√2とx軸とy軸で囲まれた部分
をy軸周りに回転した時に得られる体積(=半径π/4、高さ1/√2の円柱の体積)」から、
「y=sinx とx=π/4 とx 軸で囲まれた部分を、y 軸のまわりに回転したときに得られる体積」を引いたものである。
V=π(π/4)^2*1/√2 -∫[0 , π/4]2πxsinxdx.
∫[0 , π/4]2πxsinxdx =2π[-xcosx +sinx]_[0 ,π/4]= -π^2/2√2 +√2π だから、
∴V=π^3/16√2 + π^2/2√2 -√2π .
>>301 答えはあっていますが、
>求める体積(V とする)は、「x=π/4 と, y=1/√2とx軸とy軸で囲まれた部分
>をy軸周りに回転した時に得られる体積(=半径π/4、高さ1/√2の円柱の体積)」から、
>「y=sinx とx=π/4 とx 軸で囲まれた部分を、y 軸のまわりに回転したときに得られる体積」を引いたものである。
の根拠がはっきりしていません。
それが示せれば正解でしょうか。
303 :
40 :05/02/07 21:52:45 ID:qqfNFV7V0
>>294-295 >302
勝手に座標を変えちゃったところが説明不足かなあ、やっぱり。
いや、別に変えることなかったのか。
え〜と、(1)の置換積分で、置換する文字をθじゃなくてy にします。とすると、
x=siny がでるから、…。あとは
>>301 これでいいでつか?
>>303 それを書いてグラフを横にでも書いておけば大丈夫そうです。
[出題元 '04京大OP]
グラフから求める方法のほかに、
強引に部分積分で通す方法もあります。
しかし、これは多少面倒くさいですし、あまりすっきりしません。
なので、僕は当時3つ目の方法で解きました。
解答解説の方には別解として載っています。
このセットのときに、この問題で唯一満点の35点をもらいました。
言い換えると、あとは全部部分点だったわけで…
というわけで今から別解を書きます。
>>294 (1)
f(0) = 0 より、
f(x) = f(x)
= f(x) - f(0)
= ∫[0, x]f'(t)dx
= ∫[0, x]dt/√(1 - t^2)
ここで、-1 < x < 1 であるxに対し、x = sinθ (-π/2 < θ < π/2) とおくと、dx = cosθdθ…@
また、t = sin u と置換すると、dt = cos u du となるから、
f(x) = ∫[0, θ]cos u du/cos u (∵√(1 - sin^2 u = |cos u|, -π/2 < θ < π/2 で |cos u| = cos u)
= ∫[0, θ]du
= θ
@より、f(sinθ) = θ
sinθ=1/√2 のとき、θ=π/4
よって、f(1/√2) = π/4
(2)
(1)の@より、求める体積をVとすると、
V = π∫[0, 1/√2]{f(x)}^2 dx
= π∫[0, π/4]θ^2 cosθdθ
= π[θ^2 sinθ + 2θcosθ - 2sinθ]_[0, π/4]
= (√2/32)π^3 + (√2/4)π^2 - √2 π
f(x) = f(x) - f(0) = ∫[0, x]f'(t)dt です。 お分かりの通り、f(x) = arcsinx 、sinxの逆関数です。 なぜか授業でarcsinxに一度軽く触れてて(名前だけだけど)、模試を受けたときにニヤリとしました。 なかなか面白い問題です。
307 :
40 :05/02/07 22:47:30 ID:qqfNFV7V0
>>304-305 ありがと。なるほど〜。 ( ´д`)
あと、今日は問題投下できそうにないです…。
308 :
40 :05/02/07 23:01:55 ID:qqfNFV7V0
まだ誰も解いていない問題が一つありましたね。月影タンの投下した
>>250 ですか。
このスレに初参加の人などどうでしょうか。
では、俺は化学、物理、英語 の続きをやってきます。一旦age
「今日の1題」(2/25まであと17日) p を素数、a, b を互いに素な正の素数とするとき、(a + bi)^p は実数ではないことを示せ。 ただし i は虚数単位を示す。 難しいです。 (´・ω・`)ショボーン
×正の素数 ○正の整数 「互いに素な正の素数」って、当たり前だ…
>>292 正解
aを 0 < a < π/2 を満たす定数とし、
F(x) = ∫[0, x](t-a)sintdt (0≦x≦3π/2) とおく。
(1) F(x)の0≦x≦3π/2 における最大値と最小値をそれぞれaを用いて表せ。
(2) (1)で求めた最大値と最小値の積を最小にするaを求めよ。
(1)d/dx F(x) = xsinx - asinx = (x-a)sinx ( d/dt∫[a,x]f(t)dt = f(x) )
よってF(x)は0〜aで減少、a〜πで増加、π〜3π/2で減少
F(0)=0,F(a) =sina -a ,F(π)=π-2a,F(3π/2)= -a-1
0<sina<1だから、F(a)>F(3π/2)
最大値はF(π)=π-2a,最小値はF(3π/2)= -a-1
(2)F(π)*F(3π/2)= (-a-1)(π-2a)
=(a+1)(2a-π)
=2a^2 +(2-π)a -π
=2{a-(π-2)/4}^2 -(π-2)^2/8 -π
0<(π-2)/4<π/2なので、F(π)*F(3π/2)を最小にするaは(π-2)/4
(このときF(π)*F(3π/2)=-(π-2)^2/8 -π )
初参加じゃないですけど。
312 :
40 :05/02/08 10:20:05 ID:itr7HJ/y0
おはようございます。 >309 考えてみます。
314 :
40 :05/02/08 15:42:02 ID:/n12GPQ00
>>309-310 p=2 のとき、(a + bi)^p =(a + bi)^2=a^2-b^2 +2abi.
ab≠0 だから、(a + bi)^p は実数ではない。
p≧3 のとき、pは奇数である。
a=b=1 のとき、(a + bi)^p=(1+i)^p={√2(cosπ/4 +isinπ/4)}^p=(√2)^p*(cosπp/4 +isinπp/4) (∵ド・モアブルの定理)
p は奇数だから πp/4 は πの整数倍になることはない、すなわち虚部が0になることがないので、(a + bi)^p は実数ではない。
とりあえず、ここまではできた。
315 :
40 :05/02/08 18:45:53 ID:UmYl5O4Q0
p=3 の場合は3の素因数の個数に着目してできた。 (虚部=0 と仮定すると素因数分解の一意性に矛盾。) この問題は二項定理がいいみたいね。 あとはもっと実験して… 明日ちゃんと書きます。 (;´Д`)
316 :
40 :05/02/08 18:57:55 ID:UmYl5O4Q0
[化学6] 1kg の水に 0.200mol のブドウ糖を溶かした液を -1℃にしたとき、 氷は何g 生じているか。ただし、水のモル凝固点降下は1.86℃ である。 おそらく今日はもう来れません。次に来るのは明朝8:50〜10:50 の予定。
317 :
大学への名無しさん :05/02/08 19:17:24 ID:wkPlR4Z20
新課程の赤チャートTA解いてるのですが、全部終わるのにどれくらいかかりますか?
[化学6] 1kg の水に 0.200mol のブドウ糖を溶かした液を -1℃にしたとき、 氷は何g 生じているか。ただし、水のモル凝固点降下は1.86℃ である。 x(g)の氷が生じるとすると 0.2*1000/(1000-x)*1.86=1 1000-x=372 x=628(g)
>>317 わからないとしか答えようがありません。
全てはあなた次第です。
ある参考書を1冊終わらせるのにどの程度時間がかかるのかということは、
それまでの理解度、勉強のスタイル、1ページを理解するのに要する時間、やる気、字を書く速度、
などなど、様々な要素によって決まります。
赤チャートを3日で完璧にすることができる、超人的な人がいる(かもしれない)かと思えば、
何年かかけてやっと完璧になるという人もいます。
あなたが今1年生なら2年間、2年生なら1年間、入試まで時間はあります。
とにかくこつこつ、先を気にせず頑張ってみてください。
ああ、「何年かかけて」と言う表現は極端な例だから、あんまり気にしないでね。
昨日は重すぎだったので、今日は軽めのを。
「今日の1題」(2/25まであと16日)
(1) 自然数mに対して、76^m ≡ 76 (mod 100) を証明せよ。
(2) 2^n ≡ 76 (mod 100) を満たす最小の自然数nを求めよ。
(3) 2^1001 を 100で割った余りを求めよ。
原題では中途半端に合同式を使っていたので、多少書き直しました。
合同式については
>>209 参照。
時間がどんどん過ぎていく…
322 :
40 :05/02/09 10:03:23 ID:+RgsqiiJ0
323 :
40 :05/02/09 10:55:26 ID:+RgsqiiJ0
p≧3 のときも、素因数分解の一意性から結論できた。
>>309-310 >>314-315 の続き
p≧3 のとき、
二項定理より、(a+bi)^p の虚部は、a の偶数乗の項を i で割ったものだから、
{pa^(p-1)*b +C[p.3]a^(p-3)*b^3*i^2 + … +C[p.p-2]a^2*b^(p-2)i^(p-3)} +b^p*i^(p-1) …@
a≧2 のとき、{ }内は a の倍数だが、b^p*i^(p-1) は a の倍数ではない(∵ a と b は互いに素)。
∴@は 0 にならず、したがって、(a+bi)^p は実数ではない。
a=1 かつ b≧2 のとき、(a+bi)^p の虚部は
pb +{C[p.3]b^3*i^2 + … +C[p.p-2]b^(p-2)i^(p-3) +b^p*i^(p-1)} …@’
となり、{ }内は b^3 の倍数だが、 pb は b^3 の倍数ではない。(∵p は素数なので b^2 を約数にもつことはない)
∴@’は 0 にならず、したがって、(a+bi)^p は実数ではない。
ゆえに題意は示された。■
>>314 ,323
お見事です。
[出題元 '00京大前期理系 D***]
325 :
40 :05/02/09 12:28:36 ID:+RgsqiiJ0
>324 ありがとう。
326 :
40 :05/02/09 12:30:01 ID:+RgsqiiJ0
[59] 数列 {a_n} は a_1=2 , a_n+1 = 2a_n +4^n -p . (n=1 , 2 , 3 , …) を満たすものとする。 a_n の最小値を与える n の値が 10 のみになるような実数の定数 p の値の範囲を求めよ。
>>326 [59]
a_n+1 = 2a_n +4^n -p
両辺を2^(n+1) で割ると、
a_n+1/2^(n+1) = a_n/2^n + 2^(n-1) - p/2^(n+1)
a_n/2^n = b_n とおくと、
b_n+1 = b_n + 2^(n-1) - p/2^(n+1)
b_n = b_1 + Σ[k=1, n-1](2^(k-1) - (p/4)(1/2)^(n-1))
= a_1/2 + (2^(n-1) - 1)/(2 - 1) - (p/4)(1 - (1/2)^(n-1))/(1 - 1/2)
= 1 + 2^(n-1) - 1 - (p/2)(1 - (1/2)^(n-1))
a_n/2^n = 2^(n-1) - (p/2)(1 - (1/2)^(n-1))
a_n = 2^(2n-1) - p(2^(n-1) - 1)
隣接2項間の差をとると
a_n+1 - a_n = 2^(2n+1) - p(2^n - 1) - 2^(2n-1) + p(2^(n-1) - 1)
= (4 - 1) 2^(2n-1) - (2 - 1)p*2^(n-1)
= 3*2^(2n-1) - p*2^(n-1)
= (3*2^n - p) 2^(n-1)
a_n の最小値を与える n の値が 10 のみになるための条件は、
a_10 - a_9 = (3*2^9 - p) 2^8 < 0
a_11 - a_10 = (3*2^10 - p) 2^9 > 0
2^8, 2^9 はそれぞれ正であることから、
3*2^9 = 1536 < p
3*2^10 = 3072 > p
∴1536 < p < 3072
b_n = b_1 + Σ[k=1, n-1](2^(k-1) - (p/4)(1/2)^(k-1)) いい加減訂正0に出来ないのかと…
なぜか京大の過去問ばっか^^; たまにプレとかオープンとか実践が入るのか〜?
京大の整数問題をすらすら解くなんてあなたたちは鬼ですか? といいつつ、夜明けのマゾに代わってあげ
331 :
40 :05/02/09 16:02:02 ID:5Tes8yKO0
>>327-328 正解です。ただ、
「 a_n+1 - a_n=(3*2^n - p) 2^(n-1) の符号変化は高々1回で、
p>3*2^n のとき a_n+1<a_n , p<3*2^n のとき a_n+1>a_n」というようなことを
書いておいたほうがいいかも。[出題元 学コン過去問]
>329
結構多いですね、確かに。
>330
thx .
>>309-310 これなんて京大数学(整数分野)の中でも相当難しい部類に入ってたはずだし。
こういうのが解けない私は逝って、赤チャートでもやってきます
>>329 東大関係とか、その他大学とか、数学オリンピック予選とか、学コンとかもたまにあるようです。
>>331 説明が少なすぎたでしょうか。
反省。
>>332 あれが解けたのは確かにすごいです。
ちょうどあれを書く直前に京大スレの方で同じ問題の話題が出てまして、
「解けない」と言う声がいくつかありました。
かく言う僕も解けません。
二項展開まではいけても、そこから先に進めないのですよ。
というわけで、40氏はすごいです。
334 :
40 :05/02/09 19:18:51 ID:dZTY2bX/0
そう言われて光栄ですが、確率ができなかったわけで… (;´Д`)
今、確率と場合の数の復習をやってます。
なお、
>>321 はまだ誰も解いていないようです。
どなたかどうぞ。(誰もやらないようなら俺が解答してみようと思います。寝る前or明朝にでも。)
(1) 自然数mに対して、76^m ≡ 76 (mod 100) を証明せよ。 (2) 2^n ≡ 76 (mod 100) を満たす最小の自然数nを求めよ。 (3) 2^1001 を 100で割った余りを求めよ。 (1)m=1の時成り立つ m=k(≧1)で成立すると仮定すると 76^(m+1) ≡ 76*76 = 75*4*19+76 ≡ 76(mod 100) (2)2^nは順に 2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024,2048,4096,8192,16384,32768,65536,131072,262144,524288,1048576 最小のnは20 (3)2^1001 = (2^20)^50*2 (2^20)^50 ≡ 76(mod 100)だから 2^1001 = (2^20)^50*2 ≡ 76*2 ≡ 52(mod 100) よって100で割った余りは52 あってんのかな?2^nはちょうど2^20までは覚えてたのでちゃんとやるにはどうすればいいのかさっぱり。
>>335 正解です。
2^10=1024までは覚えてますが、まさか2^20まで覚えてるとは。
(2)は普通は100で割った余りは下2桁であることに着目し、
下2桁を順に計算していけば十分です。
[出題元 '00名大後期]
「今日の1題」(2/25まであと15日) 複素数の数列 {z_n} が次の条件で定められている。 z_1 = 0, z_2 = 1, z_n+2 = (2+i)z_n+1 - (1+i)z_n (n = 1, 2, 3, …) (1) α = 1+i とする。z_nをαを用いて表せ。 (2) |z_n| ≦ 4 であるような最大のnを求めよ。
338 :
40 :05/02/10 10:56:14 ID:e0yRoQ270
[60] p を 3 以上の素数、α , β , を2次方程式 x^2 +ax +b = 0 の2解とする。 任意の自然数 n に対して α^n +β^n が p^n で割り切れるための整数 a , b に関する必要十分条件を求めよ。
>>338 色々試行錯誤してみましたが、よくわかりません。
k, l を整数として、
a = kp, b = lp^2, ただし、k^2 - 4l > 0
という予想を立ててみたけれど、証明できない…
>>309 の時みたいに二項展開すると根号が消えて、あとはp^nの係数が整数になることを示す、
とかそんな感じでいけるのだろうか?
他の勉強との兼ね合いもあるので、今日はこの辺にしておこうと思う。
解けた方がいればどうぞ。
>>337 ,338
341 :
40 :05/02/10 18:56:31 ID:vF51Lo6+0
今日は出かけてました。 >339-440 n=1 , 2 くらいで必要条件を導き、それが十分条件でもあることを示す、 という方針でいけると思います。少しヒントを。 k, l を整数として、 a = kp, b = lp^2, ただし、k^2 - 4l > 0 という予想を立てておられますが、後半の条件は不要です。つまり、k, l を整数として、 a = kp, b = lp^2, が十分条件でもあることを示せばよいです。 この問題は多少意地悪で、二項展開する方針でいくとおそらく解けません。 別のやり方でやってみて下さい。おそらく、上の予想が立っていれば、あとは そんなに難しくないと思うのですが…。
342 :
40 :05/02/10 19:06:23 ID:vF51Lo6+0
いや、言い回しが正確ではなかった。 α+β=-a ,(α+β)^2=a^2 -2b がそれぞれ p , p^2 で割り切れる条件は、 「a は p で割り切れ、b は p^2 で割り切れる」です。
343 :
40 :05/02/10 20:13:48 ID:vF51Lo6+0
どっちでも同じことか。妙なことを書いてしまった。
「k, l を整数として、 a = kp, b = lp^2 と書ける」と
「a は p で割り切れ、b は p^2 で割り切れる」 は同じ内容だわ。
>>337 はおそらく明日になります。
344 :
40 :05/02/10 20:15:22 ID:vF51Lo6+0
一旦age
345 :
大学への名無しさん :05/02/11 08:02:58 ID:RMJM9/Z40
意味もなく上げる だがそれがいい。
346 :
大学への名無しさん :05/02/11 09:24:58 ID:INkQNzWu0
みなさん、新課程赤茶についてどう思いますか?
347 :
大学への名無しさん :05/02/11 09:36:46 ID:OL+MWZrj0
新課程赤チャ=旧課程青チャ
新過程赤チヤ≦旧課程青チヤ (あえて↑誤字にしてみた)
349 :
40 :05/02/11 11:00:20 ID:meZt3jrW0
>>337 (1)与えられた漸化式より、
z_n+2 -z_n+1 = (1+i)(z_n+1 -z_n) = α(z_n+1 -z_n) . (n = 1, 2, 3, …)
ゆえに、
(z_n+1 -z_n) = α(z_n -z_n-1) = α^2(z_n-1 -z_n-2) = … = α^(n-1)(z_2 -z_1) = α^(n-1) . (∵z_1 = 0, z_2 = 1)
n≧2 のとき、
z_n = z_1 + Σ[k=1 ,n-1](z_k+1 -z_k) = 0 + Σ[k=1 ,n-1]α^(k-1) ={a^(n-1)-1}/(a-1) .
これは n=1 のときも成立する。したがって、z_n = {a^(n-1)-1}/(a-1) . ■
350 :
40 :05/02/11 11:30:21 ID:meZt3jrW0
打ち間違えた。a を α にして読んで下さい。
>>337 (2)
|z_n|=|α^(n-1)-1|/|α-1| =|α^(n-1)-1| .(∵|α-1|=|i|=1)
ここで、三角不等式より、
|z_n|=|α^(n-1)-1|≧||α^(n-1)|-|1||≧ (√2)^(n-1) -1 .(∵α=1+i=√2(cosπ/4 +isinπ/4) )
n≧6 のとき、
|z_n|≧(√2)^5 -1 =4√2 -1 > 4*1.4 -1 = 4.6 > 4 .
n=5 のとき
|z_n|=|{√2(cosπ/4 +isinπ/4)}^4 -1| =|-4 -1|=5 > 4
n=4 のとき
|z_n|=|{√2(cosπ/4 +isinπ/4)}^3 -1|=|2√2{(-1/√2) +i/√2}-1|=|-2+2i-1|=|-3+2i|=√13<4=√16
∴|z_n| ≦ 4 であるような最大のn は 4. ■
もう一度考え直してみたら数分でわかった。
昨日のはなんだったんだ…
>>338 [60]
x^2 + ax + b = 0 の解は、
x = (-a ±√(a^2 - 4b))/2 であるから、
α = (-a + √(a^2 - 4b))/2, β = (-a - √(a^2 - 4b))/2 とおくことが出来る。
n = 1 のとき、
α + β = -a これがpで割り切れるための必要条件はa = kp (kは整数)
α^2 + β^2 = k^2 p^2 - 2b これがp^2で割り切れるための必要条件はb = lp^2 (lは整数)
このとき、α^3 + β^3 = (k^3 + 3kl)p^3 となり、p^3で割りきれることから、
必要条件は、「aがpで割り切れ、かつbがp^2で割り切れる」であると予想される。
a = kp, b = lp^2 とおくと、
α = (-k + √(k^2 - 4l))p/2, β = (-k - √(k^2 - 4l))p/2 となる。
このとき、α^n も β^n も因数にp^nをもつから、
α^n + β^n は当然p^nで割り切れる。
よって、これは十分条件でもあることがわかる。
以上より、求める必要十分条件は、「aがpで割り切れ、かつbがp^2で割り切れる」である。
>>351 「n=2のとき」「n=3のとき」と書くのを忘れた。
まあいいか。
>>337 [出題元 '01一橋大・後]
「今日の1題」(2/25まであと14日)
A =
[[a, b],
[c, d]]
は実数を成分とする行列であり、実数s, 正の実数t, および2次の正方行列Bがあって、
次を満たすとする。
A = sE + tB, B^2 = -E
ここで、Eは2次の単位行列である。
(1) 不等式 (a - d)^2 + 4bc < 0 が成り立つことを示せ。また、sおよびtをa, b, c, d を用いてそれぞれ表せ。
(2) 複素数 s + it を解にもつ実数係数の2次方程式
x^2 + px + q = 0
を考える。pおよびqをa, b, c, d を用いてそれぞれ表せ。
たまには行列の練習です。
354 :
40 :05/02/11 17:19:05 ID:SJlpVyVW0
>>351 解答の後半部分
>a = kp, b = lp^2 とおくと、
>α = (-k + √(k^2 - 4l))p/2, β = (-k - √(k^2 - 4l))p/2 となる。
>このとき、α^n も β^n も因数にp^nをもつから、
この部分をもう少し説明して頂けませんか?
αやβは整数とは限らないので「α^n も β^n も因数にp^nをもつ」とは
言えない気がするのですが…
>>354 …もしかしてものすごく馬鹿な発言をしちゃった? (・∀・ ;)
そうだよ、昨日そこで悩んでたんだよ。
どうも考えているうちにおかしくなったらしい。
書き直し。十分条件の部分のみ。これでも不十分かな?
[60]
a = kp, b = lp^2 とおくと、
α = (-k + √(k^2 - 4l))p/2, β = (-k - √(k^2 - 4l))p/2 となる。
解と係数の関係より、α+β = -a = -kp, αβ = lp^2
このとき、nが偶数であれば、
α^n + β^n = (α + β)^n - (C[n, 1]α^n-1 β + C[n, 2]α^n-2 β^2 + … + C[n, n-1]αβ^n-1)
= (-k)^n p^n - (C[n, 1]αβ・α^n-2 + C[n, 2](αβ)^2 α^n-4 + … + C[n, 1]αβ・β^n-2)
= (-k)^n p^n - C[n,1]lp^2 (α^n-2 + β^n-2) + C[n, 2]l^2 p^4 (α^n-4 + β^n-4) + … + C[n, (n-2)/2]l^((n-2)/2) p^(n-2) (α^2 + β^2) + C[n, n/2]l^(n/2) p^n
同様に、nが奇数であれば、
α^n + β^n = (-k)^n p^n - C[n,1]lp^2 (α^n-2 + β^n-2) + C[n, 2]l^2 p^4 (α^n-4 + β^n-4) + … + C[n, (n-1)/2]l^((n-1)/2) p^(n-1) (α + β)
これより、α + β, α^2 + β^2 がそれぞれp, p^2 を因数としてもてば、全てのnに対してα^n + β^nがp^nを因数としてもつ、
すなわちα^n + β^nがp^nで割り切れるということが帰納的に示される。
α + β = -kp であるから、pを因数としてもつ。
k^2 - 4l ≧ 0 のとき、
α^2 + β^2 = (k^2 - 2l)p^2
k^2 - 4l < 0 のとき、
α^2 + β^2 = 2lp^2
いずれにしても、p^2 を因数としてもつ。
よって、a = kp, b = lp^2のとき、全てのnに対してα^n + β^n はp^nを因数としてもつ。
以上より、求める必要十分条件は、「aがpで割り切れ、かつbがp^2で割り切れる」である。
符号を間違えた。 偶数の時、 α^n + β^n = (-k)^n p^n - C[n,1]lp^2 (α^n-2 + β^n-2) - C[n, 2]l^2 p^4 (α^n-4 + β^n-4) - … - C[n, (n-2)/2]l^((n-2)/2) p^(n-2) (α^2 + β^2) - C[n, n/2]l^(n/2) p^n 奇数の時、 α^n + β^n = (-k)^n p^n - C[n,1]lp^2 (α^n-2 + β^n-2) - C[n, 2]l^2 p^4 (α^n-4 + β^n-4) - … - C[n, (n-1)/2]l^((n-1)/2) p^(n-1) (α + β) あとは、組み合わせ数は当然のことながら整数であることを明記しておくべきか。
357 :
40 :05/02/11 20:07:34 ID:G9ZEB9e90
>>355-356 多分O.K だと思います。気になった点をいくつか。
>α + β = -kp であるから、pを因数としてもつ。
>k^2 - 4l ≧ 0 のとき、
>α^2 + β^2 = (k^2 - 2l)p^2
>k^2 - 4l < 0 のとき、
>α^2 + β^2 = 2lp^2
>いずれにしても、p^2 を因数としてもつ。
k^2 - 4l の正負で場合分けをしておられますが、これは不要かと。
(場合わけをおられる意味がよく分かりませんでした。)
単に、次のようにすればいいのでは?
解と係数の関係より、
α+β = -a = -kp, αβ =b= lp^2 であるから、
α^2 +β^2 =(α+β)^2 -2αβ= k^2p^2 -2lp^2= (k^2 - 2l)p^2 .
次に、模範解答を書きます。
358 :
40 :05/02/11 20:09:49 ID:G9ZEB9e90
文章が変だった。 (場合わけを「して」おられる意味がよく分かりませんでした。) です。
ああ、虚数のことを考えていました。
冷静に考えてみたら全く意味がないですね。
根号の中が正だろうが負だろうが2乗すれば関係ない。
>>339 の変な条件も同じ理由です。
関連部分を訂正、ということで。
(´-`).。oO(最初に試行錯誤をした段階で、根号の中が負の場合とか色々考えていたせいだな…)
360 :
40 :05/02/11 20:29:36 ID:G9ZEB9e90
>>338 [60][解答]
任意の自然数n に対して
「α^n +β^n が p^n で割り切れる」……@
とき、α+β = -a は p で割り切れるので、a は p の倍数である。また、
2b=2αβ=(α+β)^2 -(α^2+β^2 ) において、右辺は p^2 で割り切れるから、
p が3以上の素数であることから、b は p^2 の倍数である。したがって、
「a は p で割り切れ、b は p^2 で割り切れる」……A
ことが必要。
逆に、Aが成り立つとき任意の自然数 n に対して@が成り立つことを数学的帰納法で示す。
Aが成り立つとき、
α+β=-a は p で割り切れ、
α^2 +β^2 =(α+β)^2 -2αβ=a^2 -2b は p^2 で割り切れるから、@は n=1 , 2 で成り立つ。
そこで、ある n ,n+1 で@が成り立つ、つまり
α^n +β^n が p^n で割り切れ、
α^n+1 +β^n+1 が p^n+1 で割り切れる、
と仮定すれば、
α^n+2 +β^n+2 = (α+β)(α^n+1 +β^n+1) -αβ(α^n +β^n) =-a(α^n+1 +β^n+1) -b(α^n +β^n)
により、α^n+2 +β^n+2 は p^n+2 で割り切れ、@は次の番号 n+2 でも成り立つ。
よって、数学的帰納法より、任意の自然数 n で@は成り立つ。
以上により、求める必要十分条件は「a は p で割り切れ、b は p^2 で割り切れる」ことである。■
361 :
40 :05/02/11 20:32:24 ID:G9ZEB9e90
[出題元 京大プレ過去問]
362 :
40 :05/02/11 20:38:02 ID:G9ZEB9e90
>>353 一応できました。とりあえず答えだけ
(1)s=(a+d)/2 , t=√[{(a-d)^2}/4 +bc]
(2)p=-a-d , q=ad -bc/4.
合ってますか?
>>360 ふむふむ。
最初に数学的帰納法でやろうとした時、n=1 を示し nで仮定してn+1 でつまったのですが、
n=1, 2 を示し、n と n+1 で仮定して n+2 といかないと駄目なのですね。
言われてみれば
>>355 も同じですね。
う〜ん、色々と弱点を痛感した…
>>362 tがちょっとだけ違います。
そのせいかqも違います。
sとpは合っています。
tは正の実数です。
(1)の条件の前半をもう一度見ると…
旧旧課程+旧課程の赤チャで新課程の範囲は網羅できるのでしょうか?
365 :
40 :05/02/11 21:55:05 ID:G9ZEB9e90
>363 どうやら符号を反対にしていたようです。今度はちゃんとできたハズなので、 今夜か明日の夕方頃までに書きます。 >364 旧旧課程だけで網羅できるよ。
>365 ありがとうございます。 すると旧課程の複素数平面以外は旧旧課程の範囲内なのですね。 確率とかも旧旧課程の確率・統計(青チャ)でいいんですよね。 参考までにもう少し教えていただきたいのですが、旧旧課程のうち新課程では範囲外の単元ってどれなんでしょう? ってか、京大理系受験するなら旧旧課程でやってた方がいいのでしょうか?
http://www.kyoto-u.ac.jp/nyusi/H16/general/news/HP18kyouka.html >B上記Aの発展的内容,「数学U」の微分・積分で出題範囲とする一般の多項式や体積の内容,「数学V」で出題範
>囲とする微分方程式と曲線の長さの内容,及び「数学B」のベクトルで出題範囲とする直線・平面の方程式の内容
>に関しては,旧指導要領及び過去の指導要領(昭和57年度から平成5年度)の内容が目安となります。
ですよね。大変だなぁ(自分もどうなるかわからないけど)
「京大の数学25ヵ年」(僕は立ち読みしただけだけど)を既に持っているなら、
確かその辺の問題も最後の方に載っていたと思うので、参考に。
大数の軌跡のCD-ROM版なんかも、40年前の問題に触れたり出来て面白いのではないかと。
(こちらも僕は触れた事がない)
または有名なこことか(解答ないけど)
http://hw001.gate01.com/akiyoshi/ 旧旧課程についてはよく知らないので、その辺は40氏に。
私見ですが、旧旧課程でも新課程でもそんなに問題はないのではないかな、と。
京大が出題すると言えば、その辺を扱う参考書もこれから増えてくるでしょうし。
国立2次まで2週間を切った。ラストスパート! 「今日の1題」(2/25まであと13日) N個(N≧2)の箱の中に1回に1つずつ無作為に玉を入れてゆく。 玉が2つ入った箱が出来たら、そこでその手続きを中止する。 ちょうどk回目で玉が2つ入った箱が出来る確率をP(N, k)とする。 (1) 2≦k≦N+1 のとき、P(N, k)を求めよ。 (2)lim[N→∞](1/N)logP(2N, N+1) を求めよ。 注) (2)のヒントを削除。無くても察しがつくでしょう。
N個(N≧2)の箱の中に1回に1つずつ無作為に玉を入れてゆく。 玉が2つ入った箱が出来たら、そこでその手続きを中止する。 ちょうどk回目で玉が2つ入った箱が出来る確率をP(N, k)とする。 (1) 2≦k≦N+1 のとき、P(N, k)を求めよ。 (2)lim[N→∞](1/N)logP(2N, N+1) を求めよ。 (1)P(N,k)とはk-1回の間同じ箱に二個入れることなく、k回目で玉がすでに入っているものに入れる確率だから P(N,k)=N!/{(N-k+1)!*N^(k-1)} *(k-1)/N = (k-1)*N!/{(N-k+1)!*N^k} (2)lim[N→∞](1/N)logP(2N, N+1)=lim[N→∞](1/N)log{N*2N!/N!*(2N)^(N+1)} =lim[N→∞](1/N)[Σ(k=1,N){log(1+k/N)}-(N+1)log2] =∫[1,2]logxdx -log2 =2log2 -2 -log1 +1 -log2 =log2 -1
>>369 正解です。
なお、
P(N,k) = (k-1)*N!/{(N-k+1)!*N^k} = {N(N-1)(N-2)…(N-k+2)(k-1)}/N^k
と約分出来ます。
[出題元 '99名大・前]
(2)は、原題では「lim[N→∞](1/N)logP(2N, N+1) を区分求積法を用いて求めよ。」でした。
371 :
40 :05/02/12 11:10:35 ID:FZc8GfCH0
>>353 (1)ケイリー・ハミルトンの定理より、
A^2-(a+d)A+(ad-bc)E =O.
これに A = sE + tB を代入し、 B^2 = -E を用いて整理すると、
t{(a+d)-2s}B={ad-bc-t^2-s^2-(a+d)s}E
⇔gB=hE (t{(a+d)-2s}=g , {ad-bc-t^2-s^2-(a+d)s}=h とおいた)
(i)g=0 かつh≠0 と仮定すると
O=hE ⇒ E=O となり、矛盾。
(ii)g≠0 かつh=0 と仮定すると
gB=O ⇒B=O ⇒B^2=O となりB^2 = -E に矛盾。
(iii)g≠0 かつh≠0 と仮定すると
B=(h/g)E ⇒ B^2=(h/g)B=-E ⇒ B=-(g/h)E
ゆえに、B=(h/g)E=-(g/h)E ⇒ (h/g)=-(g/h) ⇒h^2+g^2=0⇒h=g=0 (∵h ,g は実数) となり矛盾。
以上より、g=h=0 である。
t>0 なので a+d=2s ⇔ s=(a+d)/2 ……(答)
{ad-bc-t^2-s^2-(a+d)s}=0 に上の式を代入して s を消去し、整理すると
4t^2= -{(a - d)^2 + 4bc} > 0 ∴ (a - d)^2 + 4bc < 0.
t=√[-{(a-d)^2 +4bc}/4] ……(答)
372 :
40 :05/02/12 11:19:34 ID:FZc8GfCH0
(2)実数係数の2次方程式がs + it を解にもつならば、s-it も解にもつ。 x^2 + px + q = 0 において、 解と係数の関係より 2解の和=(s+it)+(s-it)=-p . ∴p=2s=-a-d ……(答) 2解の積=(s+it)(s-it)=s^2+t^2=q {ad-bc-t^2+s^2-(a+d)s}=0 に a+d=2s を代入すると ad-bc=t^2 +s^2 . ∴q=ad-bc ……(答)
373 :
40 :05/02/12 11:22:43 ID:FZc8GfCH0
訂正 (1)h={ad-bc-t^2+s^2-(a+d)s} です。 ここの部分のs^2 の係数をすべて+にして読んで下さい。
375 :
40 :05/02/12 13:07:34 ID:FZc8GfCH0
[61] ∠AOB=∠BOC=∠COA=90° , OA=a ,OB=b ,OC=c であるような四面体OABC がある。 Oから平面ABC に下した垂線の足をH とするとき、定数 p ,q , r に対して、 pHA↑ +qHB↑ +rHC↑ =0↑ が成立した。このとき、p:q:r の比を、a , b , c を用いて表せ。 但し、(p , q ,r )≠(0 , 0 , 0) とする。
376 :
40 :05/02/12 13:08:16 ID:FZc8GfCH0
>374 thx .
京大の受験票が届きました。頑張るぞ。
>>375 [61]
∠AOB=∠BOC=∠COA=90°⇔ OA↑・OB↑ = OB↑・OC↑ = OC↑・OA↑ = 0 …☆
pHA↑ + qHB↑ + rHC↑ =0↑ を変形すると、
(p+q+r)OH↑ = pOA↑ + qOB↑ + rOC↑ =0
OH↑ = (pOA↑ + qOB↑ + rOC↑)/(p+q+r)
|OH↑|^2 = {(pa)^2 + (qb)^2 + (rc)^2}/(p+q+r)^2 (∵☆)
|OH↑| = √{(pa)^2 + (qb)^2 + (rc)^2} /(p+q+r) …@
ここで、四面体OABCの体積を求めると、
1/3 * ab/2 * c = abc/6 …A (∵∠AOB=∠BOC=∠COA=90°)
一方、△ABCの面積は、
1/2 √{|AB↑|^2 ・|BC↑|^2 - (AB↑・BC↑)^2}
= 1/2 √{(a^2 + b^2)(b^2 + c^2) - b^4} (∵☆)
= 1/2 √{(ab)^2 + (bc)^2 + (ca)^2} …B
△ABCを底面としたとき、四面体OABCの高さはOHとなる。
よって、@〜Bより、四面体OABCの体積に関する式
{1/(6(p+q+r))} √{(ab)^2 + (bc)^2 + (ca)^2} √{(pa)^2 + (qb)^2 + (rc)^2} = abc/6
が成り立つ。
この式を変形していくと、
abc√[{(pa)^2 + (qb)^2 + (rc)^2}(1/a^2 + 1/b^2 + 1/c^2)] = abc(p+q+r)
{(pa)^2 + (qb)^2 + (rc)^2}(1/a^2 + 1/b^2 + 1/c^2) = (p+q+r)^2
この式に p=1/a^2, q=1/b^2, r=1/c^2 を代入すると、両辺が等しくなることがわかる。
∴ p : q : r = 1/a^2 : 1/b^2 : 1/c^2
(p+q+r)OH↑ = pOA↑ + qOB↑ + rOC↑ 「=0」を消し忘れました。
379 :
40 :05/02/12 16:30:53 ID:cqYEIHYM0
>377-378 正解です。[出題元 学コン過去問] 別解はのちほど。
>>259 も
>>326 もハァハァできる問題みたいです。
パソコンが得意ならここに解答を書いて参加したい・・・。
あぁ、僕は夜明けマゾ氏よりなんて馬鹿なんだろう! 記:元266
382 :
40 :05/02/12 22:10:16 ID:cutsXHOT0
383 :
40 :05/02/12 22:21:41 ID:cutsXHOT0
[62] 数列 a_1 , a_2 , a_3 , … が a_1=c , (2-a_n)a_n+1 =1 (n=1 , 2 , 3 , … ) によって定義されるとき、 lim[n→∞]a_n = 1 を証明せよ。ただし、 0<c<1 とする。
>>382 どうも
九州歯大って・・・聞いたこともないやw
[62] 数列 a_1 , a_2 , a_3 , … が a_1=c , (2-a_n)a_n+1 =1 (n=1 , 2 , 3 , … ) によって定義されるとき、 lim[n→∞]a_n = 1 を証明せよ。ただし、 0<c<1 とする。 a_2 = 1/(2-c) = (2+c)/(4-c^2) >1/2 a_3 = 1/(2-a_1) = (2+a_1)/{4-(a_1)^2} > 2/3 これより、(n-1)/n < a_n < 1であることが推測できる。 これを数学的帰納法によって示す。 a_n≠2のもとで、a_n+1 = 1/(2-a_n) =(2+a_n)/{4-(a_n)^2}..........A n=1のとき、0<a_n<1なので、漸化式Aから 1/2 < a_n <1で確かに成立。 (∵(2+0)/{4-0^2}<(2+a_n)/{4-(a_n)^2}<(2+1)/{4-1^2}) n=k(≧1)で成立したと仮定すると (k-1)/k < a_k < 1 ここで、漸化式Aからn=1と同様の論法で [2+{(k-1)/k}]/[4-{(k-1)/k}^2]<a_k+1 <(2+1)/{4-1^2} [2+{(k-1)/k}]/[4-{(k-1)/k}^2] = k/(k+1)なので k/(k+1) < a_k+1 < 1 よってn=k(≧1)で成立したと仮定するとn=k+1でも成立。 よってすべてのnに対し(n-1)/n < a_n < 1 ここで、lim[n→∞]{(n-1)/n} =1なので、はさみうちの定理から lim[n→∞]a_n = 1
386 :
40 :05/02/13 10:16:31 ID:B9y8+0Mr0
>>385 正解です。[出題元 1982年東京女大]
難易度 C**
「今日の1題」(2/25まであと12日) 関数f(x)をf(x)=∫[0, x](1/(1+t^2))dt で定める。 (1) y=f(x)のx=1における法線の方程式を求めよ。 (2) (1)で求めた法線とx軸およびy=f(x)のグラフによって囲まれる図形の面積を求めよ。
388 :
長助 :05/02/13 13:16:44 ID:n9+57k8O0
>>139 その方針でも出来ますね。もう少し厳密に示すなら、線形代数が必要ですが。
定数項も含めると、n+1元1次連立方程式なんですが、方程式系の行列式が、
ヴァンデルモンドの行列式というのになって議論が上手く行くはずです。
>>142 高校の範囲なら、このやり方が無難かな。
>>259 は以前「東大」スレでも取り上げられていました。
↓の2004/07/12 の問題です。
http://f23.aaa.livedoor.jp/~musou/math/new-2004-07.html 別解を挙げると、
x≧0のとき、g(x)=f(x)/e^x とおく。g ' (x) <0, g(0)=0 より、g(x)≦0.
したがって、f(x)≧0であるためには、f(x)=0が必要。
x≦0のときには、h(x)=f(x)e^x とおくと、同様に示される。
389 :
40 :05/02/13 14:03:30 ID:0HHIVgyU0
神降臨! >387 考えてみます。arctan ですかね。 >388 ありがとう。とても参考になります。
390 :
40 :05/02/13 14:43:38 ID:0HHIVgyU0
[63] xy 平面上の2曲線 C : x^2 +y^2 = 1 P_k : y = x^2 +k が接するような k の条件を求めよ。
関数f(x)をf(x)=∫[0, x](1/(1+t^2))dt で定める。
(1) y=f(x)のx=1における法線の方程式を求めよ。
(2) (1)で求めた法線とx軸およびy=f(x)のグラフによって囲まれる図形の面積を求めよ。
(1)f(1)=∫[0, 1](1/(1+t^2))dt =π/4(計算略・t=tanθと置換)
dy/dx = 1/(1+x^2)なので、x=1における接線の傾きは1/2、よって法線の傾きは-2
法線の方程式はy-π/4 = -2(x-1)
y = -2x+2+π/4
(2)f(0)=0,d^2y/dx^2 =-2x/(1+x^2)^2で、x≧0でy=f(x)は上に凸なので
グラフ及び(1)の法線、囲まれる図形のおおよその形は
http://msibasho.hp.infoseek.co.jp/arctanx.png (水色部分が求めるべき図形)
よって、この面積は法線とx軸、y軸及びy=π/4で囲まれる台形の面積から
y軸、y=π/4及びy=f(x)で囲まれる図形の面積を引けばよいので
(1+1+π/8)*π/4*1/2 -∫[0,π/4]xdy
=π/4 + π^2/64 - ∫[0,1]x*(dy/dx)*dx
=π/4 + π^2/64 - ∫[0,1]{x/(1+x^2)}dx
ここで、∫[0,1]{x/(1+x^2)}dx = 1/2 *∫[1,2](1/t)dt (1+x^2 =tと置換)
=log2 /2なので、
図形の面積はπ/4 + π^2/64 - log2 /2
ペイントでグラフを書いてみた。
392 :
40 :05/02/13 18:24:00 ID:GEX61+6V0
>>387 (1)
「y=arctanx ⇔ x = tany , -π/2 < y < π/2 .」 とする。
このとき、dx/dy = 1/(cosy)^2 = 1 + (tany)^2 = 1+ x^2 より、
(arctanx)’= dy/dx =1/(1+ x^2) .
よって、f(x)=∫[0, x](1/(1+t^2))dt = arctanx .(∵f(0)=0=arctan0 )
f’(1)=1/2 .(∵f’(x)=1/(1+ x^2) ) より、法線の傾きは -2 .
f(1)=π/4 . よって、法線の方程式は y-π/4 = -2(x-1) ⇔ y = -2x+2+π/4. ■
(2)
y=f(x)=arctanx のグラフは y=tanx ( -π/2 < x < π/2 ) のグラフを y=x について
対称に折りかえしたものである。このことと前問より、求める面積(Sとする)は法線とx軸、y軸及びy=π/4で
囲まれる台形の面積から y軸、y=π/4及びx = tany(⇔ y=f(x)=arctanx )で囲まれる図形の面積を引いたものであるから、
S=(1+1+π/8)*π/4*1/2 -∫[0,π/4]tanydy
ここで -∫[0,π/4]tanydy =log(cosy)_[0 , π/4] = log(√2/2) = -1/2*log2 だから、
S=π/4 + π^2/64 - 1/2*log2 ■
>>390 Cは、点(0, ±1)で傾き0
P_kも頂点で傾き0であるから、
k=±1のとき、2曲線は点(0, ±1)で接する(複合同順)。
また、P_k を変形すると、x^2 = y - k
これをCに代入すると、y^2 + y - k - 1 = 0
接するための条件は、D = 1 + 4k + 4 = 4k + 5 = 0
k = -5/4
このとき、2曲線は2点(±√3/2, -1/2)で接する。
∴k = ±1, -5/4
何か不安…
395 :
40 :05/02/13 23:55:24 ID:NsoJUQ3O0
>394 おそらく正解になると思います。 この種の問題に対するその解法については、 少し説明したいことがあるので、明日またレスします。
「今日の1題」(2/25まであと11日) nを2以上の偶数とする。2つの曲線C_1: y=x^n と C_2: y=n^x について、次の問いに答えよ。 (1) C_1 と C_2 は x < 0 において、ただ1つの点P_n で交わることを示せ。 (2) C_1 と C_2 の交点の個数を求めよ。 (3) P_n のn→∞のときの極限の位置を求めよ。 (3)は、予想はすぐ立つんだけど、示すのが面倒くさい。
397 :
40 :05/02/14 11:51:09 ID:7chGHqGa0
説明の代わりにもう一題。 これができたら俺が説明することはないと思いますから。 [64] 円 x^2 +y^2 = 4 と放物線 y = ax^2 -b が2点で接するための条件を求めよ。
下がりすぎですた
399 :
40 :05/02/14 13:57:52 ID:+zXFaT9j0
>>396 (2)3個(x<0 に1個 , x>0 に2個)
(3)(? , 0) x 座標がどこになるのかわからない (;´Д`)?
>>397 [64]
放物線の頂点は(0, -b) で表される。
円と2点で接するためには、頂点が円外にあることが必要であるから、
|b| > 2
円上にある2曲線の接点を(s, t)とおく。
ただし、t=0のとき、接線の傾きは∞となるが、
放物線上で傾きが∞となる点はないため、t≠0
このとき、s^2 + t^2 = 4 が成り立つ。
円の方程式を微分すると、
2x + 2yy' = 0
y' = -x/y
よって、接点における接線の傾きは-s/t
一方、x座標がsの点における放物線の傾きは、
y' = 2ax より、2as となる。
放物線は(s, t) を通るため、t = as^2 - b
以上より、
s^2 + t^2 = 4 …(1)
-s/t = 2as …(2)
t = as^2 - b …(3)
の連立方程式が成り立つ。
(2)の式より、t = -1/2a これと(3)の式より、s = ±√(b/a - 1/2a^2) sが実数であるためには、根号の中は正であるから、b/a - 1/2a^2 ≧ 0 2a^2 > 0 より、両辺を2a^2 倍して、 2ab - 1 ≧ 0 |a| ≧ |1/2b| 求めたsとtの値を(1)に代入すると、 b/a - 1/2a^2 + 1/4a^2 = b/a - 1/4a^2 = 4 4ab - 1 = 16a^2 16a^2 - 4ba + 1 = 0 a = {2b ± √(4b^2 - 16)}/16 = {b ± √(b^2 - 4)}/8 -------------------- b > 2 のとき、 |{b + √(b^2 - 4)}/8| > |1/2b|, |{b - √(b^2 - 4)}/8| < |1/2b| b < -2 のとき、 |{b + √(b^2 - 4)}/8| < |1/2b|, |{b - √(b^2 - 4)}/8| > |1/2b| -------------------- 以上より、 b > 2 かつ a = {b + √(b^2 - 4)}/8 または b < 2 かつ a = {b - √(b^2 - 4)}/8 ----で囲んだところが不十分だと思われ。 証明するのは何だか面倒くさそう。 もっと楽な方法がある予感。
>>399 (2)は正解。
(3)は、n→∞のとき、
C_1 はx=-1 でy=1、-1 < x < 0 で y→0、C_2 はx=0でy=1、 x < 0 で y→0 になります。
ということは、グラフを描いてみると交点は…
403 :
40 :05/02/14 15:17:45 ID:+zXFaT9j0
>>400-401 ほとんど合ってます。
(1)(2)(3)を満たす実数s(≠0), t , が存在するような
a , b の条件を求めればいいわけです。
s=0 の場合は不適なので、b/a - 1/2a^2 > 0
つまり、2ab - 1 > 0……@ です。
これと求めたsとtの値を(1)に代入した式
16a^2 - 4ba + 1 = 0 ………A
この二つが答えになります。
あとは不要です。
>402
(1/2 , 0 )?
やり方もよくわかんないな…
404 :
40 :05/02/14 15:30:25 ID:+zXFaT9j0
マイナスつけるの忘れた。 (-1/2 , 0 )?
(-1, 0)です。
407 :
40 :05/02/14 16:40:13 ID:+zXFaT9j0
>406 ありがとう。とりあえず、 できたところまで今から書きます。
408 :
40 :05/02/14 16:51:19 ID:+zXFaT9j0
>>396 (1)
x=0 のとき、2つの曲線は交点をもたないので、以下 x ≠0 で考える。
x^n , n^x は x ≠0 で 共に正なので、
x^n = n^x において、両辺の対数をとると
nlog|x|=xlogn .
y=nlog|x| と y=xlogn ……@ のグラフを考える。
y=nlog|x| は、x>0 で y=nlogx …A . x<0 で y=nlogx と y軸に関して対称なグラフ…B になる。
よって、傾きが正である直線@と 、Bは -1<x<0 で交点をただ一つもつ。
409 :
40 :05/02/14 16:59:37 ID:+zXFaT9j0
(2) x>0 において、@とAは 点(n , nlogn) を通る。 また、この点でのAにおける接線の傾きは1(≠logn)であり、(∵(nlogx)'=n/x ) Aは下に凸であることから、@とAはx>0 で二つの交点をもつ。これと(1) より、 C_1 と C_2 の交点の個数は3個。
こんな感じの類題が作れそう。 2つの曲線C_1: y=x^e と C_2: y=e^x について、次の問いに答えよ。 (i)2<e<3を示せ。 (ii)C_1 と C_2 の交点の個数を求めよ。
411 :
40 :05/02/14 17:05:29 ID:+zXFaT9j0
(3) (1)の解をαとすると、-1<α<0 である。設問(1)より、 P_n(α , α^n ).したがって、α^n →0 (n →∞) give up
>>408-409 (2)まではOKですね。
(3)
P_n はx < 0 の範囲に存在する点であるから、以下x < 0 について考える。
y = 1/n とC_1の交点のx座標は-(1/n)^(1/n)
x = -(1/n)^(1/n) とC_2の交点のy座標はn^-(1/n)^(1/n)
グラフより、P_n(x_n, y_n)とすると、位置関係から
-1 < x_n < -(1/n)^(1/n), 1/n < y_n < n^-(1/n)^(1/n)
lim[x→0]xlogx = 0 ⇔ lim[x→∞](1/x)log(1/x) = 0 であることを利用し、
lim[n→∞]-log(1/n)^(1/n) = 0 ⇔ lim[n→∞]-(1/n)^(1/n) = -1
lim[n→∞]1/n = 0
lim[n→∞]n^-(1/n)^(1/n) = 0
よって、はさみうちの原理より、
n→∞のとき、x_n→-1, y_n→0
求める極限は P_n(-1, 0)
グラフがあると説明がしやすいので、以下グラフ。
http://202.208.157.152/Fb/1_1046.jpg
414 :
40 :05/02/14 18:42:41 ID:+zXFaT9j0
>>412-413 thx. 東工大の問題か…
大数の受験報告を見ると、(3)は
nlog|x|=xlogn より、
log|x|/x=logn/n だが、 右辺=logn/n →0 (n →∞).
仮定より x<0 だから log|x|<0 ⇒ -1<x<0 .
これから、左辺=log|x|/x が収束するためには log|x| → 0 が必要。
x → -1 , y=n^x=e^(xlogn) → 0
と書いてあった。挟み撃ちを使うまでもなく、この解法をとったとのこと。このやり方は
新数学演習にも書いてるし、このスレでもやった(
>>197 [56] )じゃねーか、くやしい〜 。・゚・(ノД`)・゚・。
415 :
40 :05/02/14 18:47:10 ID:+zXFaT9j0
>>397 [64][出題元 2001年帝京大理工]
難易度 B***
「今日の1題」(2/25まであと10日) 無限数列{a_n}を a_1 = c a_n+1 = {(a_n)^2 - 1}/n (n≧1) で定める。ここでcは定数とする。 (1) c=2のとき、一般項a_nを求めよ。 (2) c≧2ならば、lim[n→∞]a_n = ∞ となることを示せ。 (3) c=√2 のとき、lim[n→∞]a_n の値を求めよ。 僕の問題投下は今日までにしておこうかな。 2次前期の10日前だし。 40氏の問題投下は、あればまだまだ解きますよ。
ここをよんでいるけれど、月影と40の馴れ合いスレになってきてるね?
>>417 40氏は最初のスレからいる方なので、おそらく僕の責任でしょう。
というわけで、スレ改善のために1つお選び下さい。
(1) 月影は名無しになるべきだ。
(2) 月影はこのスレからいなくなるべきだ。
(3) 月影は地獄の火の中に投げ込まれるべきだ。
どうぞ。
(4)他の名無しは参加しないほうがよい。
420 :
40 :05/02/15 13:05:44 ID:6RjN/iK80
>>416 (1)
a_n=n+1 であることを数学的帰納法で示す。
n=1 のとき a_1=c=2 で成立。
a_n=n+1 と仮定すると、与えられた漸化式より、
a_n+1 = {(a_n)^2 - 1}/n = {(n+1)^2 -1}/n =(n^2 +2n)/n=n+2 .
でn+1 のときも成立。よって、すべての自然数n に対して、a_n=n+1 が成り立つ。■
421 :
40 :05/02/15 13:11:27 ID:6RjN/iK80
(2) a_1 = c ≧2 a_2 = (c^2 -1)/1 ≧ 3 (∵c^2≧4 ) ……………………………… a_n ≧n+1 →∞ (n→∞) よって、追い出しの原理より、lim[n→∞]a_n = ∞ .
422 :
40 :05/02/15 13:13:51 ID:6RjN/iK80
(3)多分、a_n→0 (n→∞) なんだろうけど、うまく示せない…
423 :
40 :05/02/15 13:20:28 ID:6RjN/iK80
>417 名無しの方々を拒んでいるわけでは全然ないです。 過去スレを見ていただけるとわかると思うんですが…。
とりあえず名無し。
>>422 a_n→0 は合っています。
適当にa_nの範囲を推定→証明→はさみうち
でいけます。
425 :
40 :05/02/15 15:21:17 ID:6RjN/iK80
>424 コテでいいと思いますよ。 っていうか、俺が判別できない可能性があるので、 コテを名乗ってもらう方がいいです。 このスレには他にもコテさんがいらっしゃるし、 (†kunnys†氏や綾乃さん、266氏、それにスレ主であるマゾ氏)、 名無しの方からもレスをいただくこともあるし、特に問題はないと思います。 極限の方はさっきから考えてるんですがうまくいかない…
426 :
40 :05/02/15 15:36:44 ID:6RjN/iK80
[65] 関数 f(x) は閉区間[a , b] を含む区間で微分可能である。(a<b とする.) (1)この f(x) と a , b を用いて、平均値の定理を述べよ。(証明は不要) (2)f’(x) < 0 であるような区間では、f(x) は減少することを、平均値の定理を用いて証明せよ。
427 :
40 :05/02/15 20:26:35 ID:1PT478wW0
>>425 馴れ合いを嫌がる人もいるようなので、しばらく名無しでいきます。
特に困ることもないでしょうし。
判別が必要な際はつけるということで。
(´-`).。oO(慣れ合いしてるつもりはないのだが、ちょっと読み返したらそんな雰囲気もあるから仕方がないか…)
>>426 [65]
(1)
f(x) は閉区間[a , b] を含む区間で微分可能
⇔f(x) は閉区間[a , b] で連続であり、開区間(a, b) で微分可能であるため、
{f(b) - f(a)}/(b - a) = f'(c) (a < c < b) を満たすcが存在する。
(2)
いま、閉区間[a , b] でf'(x) < 0 が成り立っているとすると、(1)より、
{f(b) - f(a)}/(b - a) = f'(c) < 0 (a < c < b) を満たすcが存在する。
b > a より、b - a > 0 だから、
f(b) - f(a) < 0
f(a) > f(b)
∴このような区間ではf(x) は減少する。
429 :
40 :05/02/15 21:46:06 ID:1PT478wW0
>428
正解です。
>>416 (3)ができたと思ったらまだ不十分だった…
(i)1<a_n< 0 と
(ii)a_n < a_n+1 を示せたら {a_n} は収束するから極限値をαとおいて、
a_n+1 = {(a_n)^2 - 1}/n において n →∞ で
α=(α^2 -1)/n →0 とできるんだが、(ii) が示せない、、、
430 :
40 :05/02/15 21:48:17 ID:1PT478wW0
(i)-1<a_n< 0 ね。
431 :
40 :05/02/15 22:09:39 ID:1PT478wW0
あ、(i)だけでいいのか。 (3) n→∞ を考えるのだから、n≧4 としてよい。 1<a_n< 0 を示す。(n≧4) -1<a_4=-1/3 < 0 . n(≧4) で -1<a_n< 0 と仮定すると、 -1 < -1/n < a_n+1={(a_n)^2 - 1}/n < {(-1)^2 -1}n =0 . よって n+1 のときも 成り立つので、4 以上のすべての自然数n について -1<a_n< 0 が成立する。 よって、(0-1)/n<{(a_n)^2 -1}/n< (1-1)/n ゆえに-1/n < a_n+1 < 0 -1/n →0 (n →∞) だから、挟み撃ちの原理より a_n →0 (n →∞) ■
432 :
40 :05/02/15 22:12:29 ID:1PT478wW0
また間違った。 -1<a_n< 0 を示す。(n≧4) です
434 :
40 :05/02/15 23:55:00 ID:yv+EJqJ80
>433 thx. [66] (1)cos3θ , cos4θ をそれぞれ cosθ の多項式で表せ。 (2)α=cos(π/7) としたとき、F(α)=0 を満たす有理数係数の多項式 F(x) のうち、 次数が最小で最高次の係数が 1 であるものを f(x) として、f(x) を求めよ。 なお、α が無理数であることは前提としてよい。
435 :
40 :05/02/16 12:49:33 ID:n75Bpev90
[化学7] 200gの水に塩化バリウム0.01molを溶かした溶液と、200gの水に硫酸ナトリウム0.01molを 溶かした溶液とを混合した後、-0.46℃まで冷却した。このとき、氷は何g生じるか。 ただし、水のモル凝固点降下は1.86℃ である。
436 :
40 :05/02/16 12:50:18 ID:n75Bpev90
一旦age
>>434 [66]
(1)
cos3θ = 4cos^3θ - 3cosθ
cos4θ = 2cos^2 2θ - 1
= 2(2cos^2θ - 1)^2 - 1
= 8cos^4θ - 8cos^2θ + 1
(2)
三角関数の和積の公式を利用し、
cos(3π/7) + cos(4π/7) = 2cos(π/2)cos(π/14) = 0
また、(1)より、
cos(3π/7) + cos(4π/7) = 8cos^4 (π/7) + 4cos^3 (π/7) - 8cos^2 (π/7) - 3cos(π/7) + 1
と変形できるため、
8cos^4 (π/7) + 4cos^3 (π/7) - 8cos^2 (π/7) - 3cos(π/7) + 1 = 0
cos^4 (π/7) + (1/2)cos^3 (π/7) - cos^2 (π/7) - (3/8)cos(π/7) + 1/8 = 0
以上より、
F(x) = x^4 + (1/2)x^3 - x^2 - (3/8)x + 1/8 とおくと条件を満たす。
あとは次数が3以下のF(x)は存在しないことを示せればいいわけですが…
439 :
40 :05/02/16 18:27:22 ID:c7FeRppq0
>>438 8cos^4 (π/7) + 4cos^3 (π/7) - 8cos^2 (π/7) - 3cos(π/7) + 1 = 0
は因数分解できますよ。
440 :
40 :05/02/16 18:33:41 ID:c7FeRppq0
この問題はかなり難しいので、ヒントを。 まず、 f(x) は一次式ではないことを示して…
>>439 ありゃりゃ、気付かなかった。書いてみたけど、なにやら指摘される予感。
8cos^4 (π/7) + 4cos^3 (π/7) - 8cos^2 (π/7) - 3cos(π/7) + 1 = 0
(cos(π/7) + 1)(8cos^3 (π/7) - 4cos^2 (π/7) - 4cos(π/7) + 1) = 0
cos(π/7) + 1≠0 より、8cos^3 (π/7) - 4cos^2 (π/7) - 4cos(π/7) + 1 = 0
cos^3 (π/7) - (1/2)cos^2 (π/7) - (1/2)cos(π/7) + 1/8 = 0
よって、F(x) = x^3 - (1/2)x^2 - (1/2)x + 1/8 は条件を満たす。
ここで、f(x)が1次式であったとすると、aを有理数として
f(x) = x + a とおけ、 f(α) = α + a = 0
しかし、αは無理数なのでこの式は成り立たず不適。
f(x)は1次式ではない。
次に、f(x)が2次式であったとすると、a, bを有理数として、
f(x) = x^2 + ax + b とおける。
f(α) = 0 であるから、kをもう一つの解とすると、
f(x) = (x - α)(x - k)
= x^2 - (α+k)x + αk
となる。
よって、α+k, αkがともに有理数でなければならない。
α+kが有理数であったとすると、αが無理数であることから、m, nを整数として
k = m/n - α (n≠0)
と表される。
このとき、
αk = α(m/n - α)
m/nは有理数であり、αは無理数であるから、(m/n - α)は無理数。
無理数どうしで掛け合わせて有理数となるのは、
いずれかが0の場合か、ともに同じ値の平方根を因数に持つ場合であるが、
この場合はどちらでもないので、αkは無理数となり矛盾。
f(x)は2次式ではない。
よって、f(x) = x^3 - (1/2)x^2 - (1/2)x + 1/8
αkが有理数の場合も必要かな。
書いたところで、たぶん
>>441 ではだめだろうとは思うのだが。
>>435 [化学7]
塩化バリウム0.01molが電離すると、イオンが0.03mol生成。
同様に硫酸ナトリウム0.01molからもイオンが0.03mol生成。
合計0.06mol
水は全部で400g
氷がx(g)生じるとすると、
0.06*1000*1.86/(400 - x) = 0.46
11160 = 18400 - 46x
46x = 7240
x≒157(g)
444 :
40 :05/02/16 19:39:25 ID:c7FeRppq0
>>437 大学名だけでは問題のレベルは一概に決まらないような気がします。
というわけで、もう投下しない予定でしたが1題投下。
時間のある方、どうぞ。
関数f(x)はすべての実数xに対して定義され、全ての実数xで微分可能であるとする。
このとき、以下の命題について、正しければ証明し、正しくなければ反例をあげよ。
(1) x_1 < x_2 を満たすすべての実数x_1, x_2に対してf(x_1) < f(x_2) が成り立つとする。
このとき、すべての実数xに対して f'(x) > 0 である。
(2) f(0) = 0 かつ、すべての実数xに対してf'(x) > 0 ならば、lim[x→+∞] = +∞ である。
(3) f(0) = 0 かつ、すべての実数xに対してf'(x) > 0 ならば、lim[x→+∞]∫[0, x]f(t)dt = +∞ である。
>>435 [化学7]
BaCl2 + Na2SO4 → BaSO4↓ + 2NaCl
NaCl → Na+ + Cl-
なので、生じるイオンは 2*2*0.01 = 0.04mol
氷がx(g)生じるとすると、
0.04*1000*1.86/(400 - x) = 0.46
7440 = 18400 - 46x
46x = 10960
x≒238(g)
いろいろ考えないといけないのね。
注意深くならないと。
448 :
40 :05/02/16 19:48:47 ID:c7FeRppq0
>>441-442 k=-α であったときには
f(x) が有理数係数の2次式になる可能性があるのでは?
449 :
40 :05/02/16 19:50:12 ID:c7FeRppq0
>>448 α^2が無理数であることを証明しなければならないわけですか。
>>441 の論だと、αがm√nの形で表せたらα^2は有理数になってしまう。
α^2 = cos^2 (π/7)
= {1 + cos(2π/7)}/2
cos(2π/7)は無理数だから…
とかじゃだめなのかな?
とりあえず、
(; ´Д`)< 解答プリーズ
451 :
40 :05/02/16 20:41:48 ID:c7FeRppq0
>>434 [66] [解答]
(1)cos3θ = 4cos^3θ - 3cosθ .
cos4θ = 8cos^4θ - 8cos^2θ + 1 .
(2)θ=π/7 とおく。
cos3θ=cos(π-4θ)=-cos4θ に(1) を代入して、α=cosθ を用いて書くと
8α^4 +4α^3 -8α^2 -3α +1 =0
(α+1)(8α^3 -4α^2 -4α +1)=0
α≠1 より、G(x)=x^3 - (1/2)x^2 - (1/2)x + 1/8 とおくと、G(α)=0 を満たす。
i) αは無理数だから、f(x)は1次式ではない。
ii)f(α)=0 を満たす2次の有理数係数多項式f(x)が存在したと仮定する。各項の係数を2次の係数(≠0)
で割ることにより、2次の係数が1であるとしてよい。
452 :
40 :05/02/16 20:50:25 ID:c7FeRppq0
G(x)をf(x)で割った商をx-m , 余りをr(x) とおくと、m は有理数、r(x)は1次以下の有理数係数の多項式で、 G(x)=(x-m)f(x) +r(x) . と書ける。これに x=α を代入すると、 G(α)=(α-m)f(α) +r(α) . ∴r(α)=0 となり、(i) より、r(x)は多項式として0. これより、 G(x)=(x-m)f(x) が得られ、G(x)=0 は有理数解x=m をもつことを意味する。 しかし、G(x)=0 の有理数解になり得る±1, ±1/2 ,±1/4 ,±1/8 はいずれも解にならないから矛盾である。
453 :
40 :05/02/16 20:55:39 ID:c7FeRppq0
以上より、求めるf(x) の一つがG(x)であることが示された。次に、題意を満たすf(x)が 2つ存在したと仮定して、それをf_1(x) ,f_2(x) とする。 h(x)=f_1(x) -f_2(x) とおくと、h(x) は2次以下の0でない有理数係数多項式で、 h(α)=0 を満たすから矛盾が生じ、求めるf(x) はG(x)のみである。したがって f(x)=x^3 - (1/2)x^2 - (1/2)x + 1/8 .■
454 :
40 :05/02/16 20:57:23 ID:c7FeRppq0
[出題元 学コンの過去問]
455 :
40 :05/02/16 21:08:54 ID:c7FeRppq0
>>445 (1)正しい。
(証明)
平均値の定理より、
{f(x_2) - f(x_1)}/(x_2 - x_1) = f'(c) (x_1 < c < x_2) を満たすcが存在する。……@
x_1 < x_2 を満たすすべての実数x_1, x_2に対してf(x_1) < f(x_2) が成り立ち、
@の左辺は正であるから 、右辺=f'(c) > 0 が成り立つ。したがって、f'(x) > 0 .
自信なし
456 :
40 :05/02/16 21:12:06 ID:c7FeRppq0
>>445 (2)正しくない。
反例 f(x)=arctanx , これはf(0)=0 , f'(x)=1/(1+x^2)>0 だが、
arctanx →π/2 (x→∞) となるから。
(3)正しそう。
関数f(x)はすべての実数xに対して定義され、全ての実数xで微分可能であるとする。 このとき、以下の命題について、正しければ証明し、正しくなければ反例をあげよ。 (1) x_1 < x_2 を満たすすべての実数x_1, x_2に対してf(x_1) < f(x_2) が成り立つとする。 このとき、すべての実数xに対して f'(x) > 0 である。 (2) f(0) = 0 かつ、すべての実数xに対してf'(x) > 0 ならば、lim[x→+∞]f(x) = +∞ である。 (3) f(0) = 0 かつ、すべての実数xに対してf'(x) > 0 ならば、lim[x→+∞]∫[0, x]f(t)dt = +∞ である。 (1)正しい。 証明:f'(x)=lim[h→0] = f(x+h)-f(x)/h ここで、lim[h→+0] = f(x+h)-f(x)/h このときx+h>xなのでf(x+h)-f(x)>0、またh>0なのでlim[h→+0] = f(x+h)-f(x)/h >0 lim[h→-0] = f(x+h)-f(x)/h このときx+h<xなのでf(x+h)-f(x)<0、またh<0なのでlim[h→-0] = f(x+h)-f(x)/h <0 結局、lim[h→0] = f(x+h)-f(x)/h>0であり、f'(x)>0 (2)偽である。反例:y=-e^(-x) +1 f'(x)=e^(-x)>0であるが、lim[x→+∞]f(x) = 1 (3)正しい。 証明:∫[0, x]f(t)dt =F(x)とおく。f(0) = 0 かつ、すべての実数xに対してf'(x) > 0なので、x >0においてf(x)>0である。 ここで、f(1)=aとする。この時a>0 また、x>1に対してf(x) >a このとき、x>1に対しF(x) >a(x-1) lim[x→+∞]a(x-1) =+∞なので、im[x→+∞]∫[0, x]f(t)dt = +∞ (2)の問題は勝手にこうだったのだろうと解釈。 今まで何度も名無しで投稿しとったけど名無しは参加しないほうがよいと言われたのでコテ付けたほうが良いのか・・・
>>451-453 ありがとう。
難しいなぁ…
>>457 >名無しは参加しないほうがよい
あまり気になさらずに。
名無しの参加も歓迎するスレです(
>>423 )
さて、
>>445 について。
>>456 では(2)でf(x)=arctanxとしましたが、出題者の意図としては
おそらく高校範囲内の
>>457 f(x)=-e^(-x) +1の方でしょう。
(3)は
>>457 でOK。
残るは(1)です。
一見正しそうに見えますが…
条件では早い話が、すべての実数xに対してf(x)は単調増加だということなのですが、
このような場合でも f'(x) > 0 以外になることがなかったでしょうか?
459 :
40 :05/02/16 22:14:24 ID:c7FeRppq0
(1)正しくない y=x^3 はすべての実数xに対してf(x)は単調増加だが、 f'(0)=0 となるから。 これでいいのかな?
460 :
457 :05/02/16 22:27:10 ID:P7qMevkH0
書いてからf(x)=x^3に気づいた。時すでに遅し。 極限だと≧になるんだっけ。ロルの定理の証明とか考えてみればそうだもんなあ。
>>459 正解です。盲点ですよね。
[出題元 '03千葉大]
462 :
40 :05/02/17 16:53:15 ID:JNn4ZJ9I0
[67] a , b , c は実数とする。3次方程式 f(x)=x^3 +ax^2 +bx +c=0 において、 1つの解が1で他の2つの解はその絶対値が いずれも1であるための必要十分条件を求めよ。
463 :
40 :05/02/17 16:57:46 ID:JNn4ZJ9I0
[68] 2つの複素数 α , β が等式 α +β = |α| +|β| . を満たせば、α と β はいずれも負でない実数であることを示せ。
465 :
457 :05/02/17 22:09:46 ID:Z/E9dIv80
[67] a , b , c は実数とする。3次方程式 f(x)=x^3 +ax^2 +bx +c=0 において、 1つの解が1で他の2つの解はその絶対値が いずれも1であるための必要十分条件を求めよ。 f(1)=0なのでa+b+c+1=0が必要。 このとき、f(x)=(x-1){x^2 +(a+1)x +a+b+1} これより、x^2 +(a+1)x +a+b+1=0の二解の絶対値が1であることが必要。 (i)D>0のとき このとき、二解は異なる実数なので、どちらも絶対値が1とするとどちらかの解は1になる。 x=1が重解になり不敵 (ii)D=0のとき 重解を持つから不適 (iii)D<0のとき このとき二解は互いに共役な二虚数である。よって、それらの絶対値が1となるには その解の一つ -(a+1)/2 +√{4(a+b+1) -(a+1)^2}i/2の絶対値が1であればよい。 すなわち、(a+1)^2/4 + {4(a+b+1) -(a+1)^2}/4 =1 a+b+1=1 a+b=0 このもとでD<0となるには、(a+1)^2-4(a+b+1)<0 (a+1)^2<4すなわち-3<a<1 また、このときc=-1 逆に、-3<a<1,b=-a,c=-1とすると、逆にたとればx=1を解に持ち その他の二解も互いに異なり、どちらも絶対値が1であることは容易に調べられる。 よって、-3<a<1,b=-a,c=-1
466 :
457 :05/02/17 22:30:53 ID:Z/E9dIv80
[68] 2つの複素数 α , β が等式 α +β = |α| +|β|. を満たせば、α と β はいずれも負でない実数であることを示せ。 α +β = |α| +|β|が成立する以上、|α+β| = |(|α| +|β|)|が成立する。 |(|α| +|β|)| = |α| +|β|だから、|α+β| = |α| +|β| ここで、任意の複素数Z1,Z2について|Z1 +Z2| ≦ |Z1| +|Z2|が成立し 等号成立はその二つの複素数の偏角が等しいときであるから、 α、βの偏角は等しい。また、この偏角をθとするとα +β=( |α| +|β| )(cosθ +isinθ) ここで、 α +β = |α| +|β|が成立するから cosθ +isinθ=1 すなわちθ=0 これよりα、βはいずれも負でない実数。 任意の複素数Z1,Z2について|Z1 +Z2| ≦ |Z1| +|Z2|が成立することの証明 |Z1| =a,|Z2|=b、arg Z1=θ、arg Z2 =φとおくと、 ( |Z1| +|Z2|)^2 - |Z1 +Z2|^2 =a^2 +2ab +b^2 - | acosθ+bcosφ +i(asinθ +bsinφ)|^2 =a^2 +2ab +b^2 - (acosθ+bcosφ)^2 -(asinθ +bsinφ)^2 =2ab{1-cos(θ-φ) }≧0 等号成立はcos(θ-φ)=1、すなわちφ=θ+2nπ [67]の題意って三解がそれぞれ互いに異なるでよかったのかな? そうでないとしたら-3≦a≦1になって、それとは別に解が-1,1(重解)の場合がある。
467 :
40 :05/02/17 22:37:51 ID:6ngN5C280
>465 題意より、次の場合が考えられます。 3解が (1)1 ,1 , 1 (2)1 ,-1 , -1 (3)1 , 1 , -1 (4)1 , 絶対値1の共役虚数 (1)〜(3)も題意を満たすことに注意してください。
468 :
40 :05/02/17 22:45:53 ID:6ngN5C280
>>466 正解です。
[出題元 1973年お茶の水女子大]
469 :
40 :05/02/17 23:03:31 ID:6ngN5C280
明日18:00頃までに問題投下する予定。 解きたい人はどうぞ。
470 :
457 :05/02/18 00:14:35 ID:MXZWhF1D0
部分的に修正 (i)D>0のとき このとき、二解は異なる実数なので、二解は-1及び1。 このとき、解と係数の関係からa+1=0,a+b+1=-1 よってa=-1,b=-1(このときc=1) (ii)D=0のとき 重解を持つから 、その重解が1か-1 解と係数の関係からa+b+1=1 a+b=0 a+1=±2 a=1,-3 (a,b,c)=(1,-1,-1),(-3,3,-1) (i)(ii)(iii)をあわせると (a,b,c)=(-1,-1,1) もしくはkを-3≦k≦1なる任意の数として(a,b,c)=(k,-k,1) であることが必要かつ十分
471 :
457 :05/02/18 01:07:05 ID:BPMiX8KbO
PC消してから解が1,1,-1でない時に 三解を1,cosθ+isinθ,cosθ-isinθと置いたら楽なんじゃないかと気付いた。
472 :
40 :05/02/18 11:10:32 ID:FPSfAzLC0
>>470 正解です。
>>471 そうですね。f(x)=(x-1)(x-cosθ-isinθ)(x-cosθ+isinθ) とおいて、
展開して係数を比べて、-1≦cosθ≦1 から答えがでますね。
473 :
40 :05/02/18 15:52:20 ID:8dYmZvzu0
[69] 次の極限値を求めよ。 lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)
>>473 [69]
順列は自然数に対して定義されているから、
0 < n < n+1 < n+2 < … < 2n
として問題ない。
相加平均・相乗平均の関係より
{2n + (2n - 1) + … + (n + 1)}/n ≧ {2n(2n - 1)…(n + 1)}^(1/n)
= (P[2n ,n])^(1/n) > 0
0 < (1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) ≦ {2n + (2n - 1) + … + (n + 1)}/(n^2)
= 2/n + (2/n - 1/n^2) + … + (1/n + 1/n^2) → 0 (n→∞)
∴はさみうちの原理により、lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) = 0
これでいいのやら…
どうも試験日が近づくと自信が無くなってくる。
475 :
40 :05/02/18 18:02:59 ID:FpnA3dSp0
>474 一見すると正しそうですが、相加平均・相乗平均の関係の左辺に問題があります。 {2n + (2n - 1) + … + (n + 1)}=(n + 1)+(n + 2)+…+(n + n) = n*n + 1/2*n(n+1) ……@ なので、そのやり方だと、 0 < (1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) ≦ {n*n + 1/2*n(n+1)}/n^2 → 3/2 (n→∞) となるはずです。 つまり、@を n^2 で割る操作のところでミスってます。
476 :
40 :05/02/18 20:07:34 ID:FpnA3dSp0
今気付いたんだけど、
>>428 (2) では不十分な気がするので模範解答を書いておきます。
>>426 [65]
(2)[解答]
閉区間[a , b] を含む区間の任意の2点を x_1 , x_2 (x_1 < x_2) とすると、平均値の定理から
{f(x_2) - f(x_1)}/(x_2 - x_1) = f'(c) (x_1 < c < x_2) を満たすcが存在する。この区間で
f'(x) < 0 だから、{f(x_2) - f(x_1)}/(x_2 - x_1) < 0
x_2 - x_1 >0 だから f(x_2) - f(x_1) < 0 .
よって、x_1 < x_2 である任意の2点でf(x_1) > f(x_2) .
ゆえに、f(x) は減少関数である。■
[出題元 大分医大]
>>475 やはり一筋縄にはいかないのですね。
どうやら他科目の勉強をもっとやらないとやばそうなので、
誰か他の方、お願いします。
すいません。
凸5角形の面積をS,対角線でつくられる小5角形の面積をS'とするとき、 S'/S の最大値 きぼんぬ。
479 :
478 :05/02/18 22:08:29 ID:sx7TrEGF0
次の連立方程式を解け。 x+y+z=100, x^2+y^2=z^2, xy=300. (京都大)
次の連立方程式を解け。 u+v=1, uv+vy=2, ux^2+vy^2=6, ux^3+vy^3=22. (大阪歯大) x^2-yz=1, y^2-zx=2, z^2-xy=3. (東京医大)
平地に3本のテレビ塔がある。ひとりの老人がこの平地の異なる3地点、A,B,Cに立って、 その先端を眺めたところ、どの地点でもそのうちの二つの先端が重なって見えた。 このときA,B,Cは一直線上になければならない。この理由を述べよ。 (京都大) A地とその西1260kmにあるB地との間に旅客機が往復している。ある日毎時60kmの西風をついて A地を出発したが、帰り道には無風のときの速さに比べて17kmだけ遅かったという。もし風がなかったら、 A, B, 両地を何時間で旅行できるか。 (慶応大) 毎分一定の水量が湧き出る池を、満水のときから、いったん全部排水するのに、甲、乙2本の管がある。 甲管だけで排出すると、乙管だけの場合より、10分早く排水する。また10分間甲管を使用してから、甲 管を閉じ、直ちに乙管を使用すれば、その後15分で排水できる。ただし、各管の排水速度はそれぞれ 一定とする。 (大阪大)
二次以下の実数係数多項式 f(x)=a+bx+cx^2 全体で作る線形空間をVと定義する (1) Vの変換 T:f(x)→∫[-1,1](t-x)^2f(t)dt はVの線形変換であることをしめせ (2) 基底{1,x,x^2}に関してこの線形変換T をあらわす行列をもとめよ 「名工大」
1/a)+(1/b)+(1/c)=1/(a+b+c)であり、nが奇数であるときは (1/a^n)+(1/b^n)+(1/c^n)=((1/a)+(1/b)+(1/c))^nが成り立つことを証明せよ。 (関西学院大) a≧2, b≧2, c≧2, d≧2のとき、次の不等式を証明せよ。 abcd>a+b+c+d. (名古屋大)
正三角形ABCの頂点Aから辺ABとなす角がθ の方向に正三角形の内部に向かって出発した 光線を考える。この光線は正三角形の 各辺で入射角と反射角が等しくなるように 反射し、頂点に達するとそこで止まるものとする 。また三角形の内部では直進するものとする (1) tanθ=√3/4のとき光線はどの頂点にとまるか? (2) tanθ=√3/(6k+2) のときこの光線はが 到達する頂点をもとめまたそこにいたるまでの 反射の回数をもとめよ
log2=0.3010, log3=04771から次の値を計算せよ。 (ただしlogは常用対数を表しているとする。) (1) log125. (2) log cos30°. (3) log (0.2)^(1/3). (原題では「3乗根0.2」という表記だった。) (東京大)
二次方程式x(x-a)+m(x-b)(x-c)=0がmのすべての正の値に対して実根をもつための必要十分条件を a, b, cの大小関係によって表せ。ただしa, b, cは相異なる正数とする。 (京都大) 4点A, B, C, Dがこの順に1直線上にあるとき AB・CD+AD・BC=AC・BDであることを証明せよ。 (岐阜大)
(1)平行四辺形ABCDが与えられている。この中に最大面積の三角形PQRがはいっている。三角形PQRの位置について、次のことを証明せよ。 (イ)頂点P,Q,Rは平行四辺形ABCDの周上にある。 (ロ)三角形PQRの少なくとも一辺は、平行四辺形ABCDの一辺と一致する。 (2)面積が1の三角形は、面積が2より小さい平行四辺形の中には、はいらないことを証明せよ。 (京都大)
488 :
457 :05/02/18 22:38:33 ID:MXZWhF1D0
[69] 次の極限値を求めよ。 lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) (P[2n ,n])^(1/n) は正なので自然対数をとると log{(P[2n ,n])^(1/n)}=(1/n)*Σ[k=n+1,2n]logk logxは単調増加なので、Σ[k=n+1,2n]logk<∫[n+1,2n+1]logxdx<∫[n+1,2n+2]logxdx ∫[n+1,2n+2]logxdx =2(n+1)log(2n+2) -2(n+1) -(n+1)log(n+1) +(n+1) =(n+1)log(n+1) +2(n+1)log2 -(n+1)<2nlog(2n) +2nlog2 =2nlogn +4nlog2 よって、(1/n)*Σ[k=n+1,2n]logk<2logn +4log2 すなわち、(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) <2logn/n +4log2/n ここで、0<(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)は明らか また、lim[n→∞](2logn/n +4log2/n) =0 ∵lim[n→∞](logn/n)=0(これはn>0のとき√n >lognから証明可能) よってはさみうちの定理より、lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) =0
東大は図形大スキ見たいのなので演習問題を3つ @与えられた四面体の6つの2面角(即ち隣り合う面の間の角)の内5つが等しいときこの四面体は正四面体であるかどうかを示せ。 A1辺の長さが2の立方体の内部(表面とは限らない)に立方体の最も遠い2つの頂点を結んでいる折れ線がある。折れ線の頂点は立方体の表面にあり折れ線を構成する各辺の長さは3である。このような折れ線の辺の数の最小値を求めよ。 B平行で相違なる2枚の平面Π1,Π2上に各々凸多角形α=A1A2...Am,β=B1B2...Bnがある。点P,Qが各々多角形α,β上を動くとき線分PQが動いてできる立体Tをα,βを底面とするプリズム体と呼ぶ。Π1とΠ2の丁度中央(両平面から等距離)にある平面Π3によるTの切り口をμとする。 α,β,μの面積がa,b,mであり,Π1とΠ2の間の距離がhであるときプリズム体Tの体積をa,b,m,hを用いて表せ。
490 :
457 :05/02/18 22:58:37 ID:MXZWhF1D0
次の連立方程式を解け。 x+y+z=100, x^2+y^2=z^2, xy=300. z=100 -(x+y)より x^2+y^2=10000 -200(x+y) +(x+y)^2 整理すると 200(x+y) =10000 +2xy これにxy=300を代入して 200(x+y)=10600 x+y=53 よって、x,yはt^2 -53t +300=0の二解 どちらにせよz=47 x,y=53/2 ±√(1609)/2
491 :
457 :05/02/18 23:08:54 ID:MXZWhF1D0
平地に3本のテレビ塔がある。ひとりの老人がこの平地の異なる3地点、A,B,Cに立って、 その先端を眺めたところ、どの地点でもそのうちの二つの先端が重なって見えた。 このときA,B,Cは一直線上になければならない。この理由を述べよ。 (京都大) 3本のテレビ塔の先端をそれぞれX,Y,Zとすると、条件からA,B,Cは平面XYZ上にある。 また、平地を平面Gとすると、A,B,Cは平面G上にある。平面Gと平面XYZは異なる。 また、平面Gと平面XYZが交わる部分はある一直線である。 よって、平面G及び平面XYZにあるA,B,Cはこの直線上にある。
[問い] (1) cos4θを cosθ の整式で表わせ。 (2) cos11°>0.98 を証明せよ。
xy平面上の 円C: x^2+y^2=1 の周上または内部を通る直線lを考える。 lを軸としてCを回転させてできる立体をKlとするとき、Klとして考えられ る全ての立体の共通部分の体積を求めよ。
494 :
457 :05/02/18 23:24:18 ID:MXZWhF1D0
a≧2, b≧2, c≧2, d≧2のとき、次の不等式を証明せよ。 abcd>a+b+c+d. (名古屋大) a≧2, b≧2のとき、ab≧a+bを示す。 ab-(a+b)=(a-1)(b-1)-1 a≧2, b≧2より(a-1)≧1, (b-1)≧1 よって(a-1)(b-1)≧1なので(a-1)(b-1)-1≧0 よってab≧a+b 等号成立はa=b=2 これを用いると abcd ≧(a+b)(c+d) ≧a+b+c+d (a+b≧2かつc+d≧2は明白、また各項は正) 等号成立はa=b=c=d=2かつa+b=c+d=2 すなわち等号成立はない。 よってabcd>a+b+c+d
座標平面上の単位円Cの内部は鏡になっているものとする。 いま、C上の点P_1からC上の点P_2にむかって光線を発射した。 P_1を出た光線はP_2で反射し、さらにC上の点A_1, A_2, A_3, …で反射しながら進む。 A_1, A_2, A_3, …がすべて有理点(各座標がいずれも有理数であるような点)となるための必要十分条件は P_1, P_2が共に有理点であることを証明せよ。
496 :
457 :05/02/19 00:47:54 ID:/Dr7gmQo0
[69] 次の極限値を求めよ。 lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) 今見てみたら全く意味不明の解答になってた。何じゃコリャ。減点-100。やり直し。
497 :
40 :05/02/19 18:07:36 ID:TJK8aoWh0
>>492 (1)
cos4θ = 2(cos2θ)^2 -1 = 2{2(cosθ)^2 -1}^2 -1 = 8(cosθ)^4 -8(cosθ)^2 +1 .
(2)
cos44°=cos4*11°> cos45°=√2/2
ここで、(1)において θ=11° とし、cos11°=x とおいて上の式に代入すると、
8x^4 -8x^2 +1-√2/2 > 0
x^2 < {4 - √(8 + 4√2)}/8 , x^2 > {4 + √(8 + 4√2)}/8
498 :
40 :05/02/19 18:16:07 ID:TJK8aoWh0
2 > 1.99996164 = (1.4142)^2 ⇒√2 > 1.4142 ⇒4√2 > 5.6568 ⇒8 + 4√2 > 13.6568 > 13.56596224 = (3.6832)^2 ⇒√(8 + 4√2) > 3.6832 ⇒{4 - √(8 + 4√2)}/8 < 0.0396 x=cos11°> cos30°=√3/2 ∴x^2 > 3/4 = 0.75 だから、 x^2 > {4 + √(8 + 4√2)}/8 の方だけを考えればよい。
499 :
40 :05/02/19 18:24:39 ID:TJK8aoWh0
√(8 + 4√2) > 3.6832 ⇒{4 + √(8 + 4√2)} > 7.6832 ⇒{4 + √(8 + 4√2)}/8 > 0.9604 = (0.98)^2 ∴x = cos11° > √[{4 + √(8 + 4√2)}/8] > 0.98 ■ 2乗計算が死ぬほど面倒だった。別のもっとうまいやり方がきっとあると思うんですが、わかんなかった。
500 :
40 :05/02/19 18:31:35 ID:TJK8aoWh0
上の方に問題がたくさんあるようなので、age
>>492 の(2) うまい方法があったら誰か教えてください。
501 :
40 :05/02/19 20:38:54 ID:oZXsvQB90
>>483 (1/a)+(1/b)+(1/c)=1/(a+b+c)であり、nが奇数であるときは
(1/a^n)+(1/b^n)+(1/c^n)={(1/a)+(1/b)+(1/c)}^n が成り立つことを証明せよ。
[解答]
(1/a)+(1/b)+(1/c)= 1/(a+b+c)
⇔(ab + bc + ca)/abc = 1/(a+b+c)
⇒(a + b + c)(ab + bc + ca) = abc (←両辺に abc(a + b + c) を掛けた)
⇒(b + c)a^2 +(b + c)^2*a + bc(b + c) = 0
⇒(b + c){a^2 +(b + c)a + bc} = 0
⇒(b + c)(a + b)(a + c) = 0
⇒b + c = 0 or a + b = 0 or c + a = 0
b + c = 0 のとき、c = -b ⇒ c^n = -b^n . (∵n は奇数) このとき、
左辺 = (1/a^n)+(1/b^n)+(1/c^n) = (1/a^n)+(1/b^n)-(1/b^n) = 1/a^n
右辺 = {(1/a)+(1/b)+(1/c)}^n = {(1/a)+(1/b)-(1/b)}^n = (1/a)^n = 1/a^n
したがって、(1/a^n)+(1/b^n)+(1/c^n)={(1/a)+(1/b)+(1/c)}^n が成り立つ。
同様に、a + b = 0 のときは、両辺は 1/c^n , c + a = 0 のときは両辺は 1/b^n になり、
いずれの場合においても等式は成り立つ。■
[出題元 関西学院大]
(2)
θ=11°とおくと
cos44°=8(cos11°)^4-8(cos11°)^2+1>1/√2
整理して
8√2(cos11°)^4-8√2(cos11°)^2+√2-1>0
解の公式を用いてとくと
(cos11°)^2=(2±√(2+√2))/4≒0.961(プラスのほう)
よって
cos11°≒0.9803>0.98
>>499 これはどう?
503 :
457 :05/02/19 21:32:16 ID:/Dr7gmQo0
[69] 次の極限値を求めよ。 lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) (1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) は正なので自然対数をとると log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}=(1/n)*Σ[k=n+1,2n]logk -logn logxは単調増加なので、Σ[k=n+1,2n]logk<∫[n+1,2n+1]logxdx<∫[n+1,2n+2]logxdx ∫[n+1,2n+2]logxdx =2(n+1)log(2n+2) -2(n+1) -(n+1)log(n+1) +(n+1) =(n+1)log(n+1) +2(n+1)log2 -(n+1)=nlog(4n+4) +log(4n+4) -(n+1)<nlog(4n+4) +log5n -(n+1) (n≧1とした。) また、Σ[k=n+1,2n]logk<∫[n,2n]logxdx =2nlog2n -nlogn -n =nlog4n -n これよりlog4n -1<(1/n)*Σ[k=n+1,2n]logk<log(4n+4) +(1/n)*log5n -(1+1/n) よって、log4 -1/logn<log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}<log(4+4/n) +(1/n)*log5n -(1/logn +1/nlogn) ここで、lim[n→∞](log4 -1/logn)=lim[n→∞]log(4+4/n) +(1/n)*log5n -(1/logn +1/nlogn) =log4なので lim[n→∞]log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}=log4 logxは連続関数なので、lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) =e^(log4) =4 こんどこそ。
504 :
40 :05/02/19 22:35:15 ID:UyaIp4QE0
>>502 約分できたのね。気付かなかった.さんくす。
それでやってみると、2乗計算は一桁減らせた。
それでも、4桁*4桁 は面倒だなあ。
>503
惜しいですね。最初に相加相乗平均の不等式を用いて、直接値は求まらなかったとはいえ、(
>>475 )
正しい評価は得られているので、(下の不等式ね)
0 < (1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) ≦ {n*n + 1/2*n(n+1)}/n^2 → 3/2 (n→∞)
極限値が 3/2 以下であることが分かりますね。
したがって、求める極限値は 4 とはなりません。
505 :
大学への名無しさん :05/02/19 22:38:32 ID:bY7ITFXFO
ここの人等は受験組じゃないのかな?直前になってもまったく流れがかわってないし。
506 :
457 :05/02/20 00:12:34 ID:q5F0+aTH0
ひでぶ。計算ミスってる。
(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) は正なので自然対数をとると
log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}=(1/n)*Σ[k=n+1,2n]logk -logn
logxは単調増加なので、Σ[k=n+1,2n]logk<∫[n+1,2n+1]logxdx<∫[n+1,2n+2]logxdx
∫[n+1,2n+2]logxdx =2(n+1)log(2n+2) -2(n+1) -(n+1)log(n+1) +(n+1)
=(n+1)log(n+1) +2(n+1)log2 -(n+1)=nlog(4n+4) +log(4n+4) -(n+1)<nlog(4n+4) +log5n -(n+1) (n≧1とした。)
また、Σ[k=n+1,2n]logk>∫[n,2n]logxdx =2nlog2n -nlogn -n =nlog4n -n
これよりlog4n -1<(1/n)*Σ[k=n+1,2n]logk<log(4n+4) +(1/n)*log5n -(1+1/n)
よって、log4 -1<log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}<log(4+4/n) +(1/n)*log5n -(1 +1/n)
ここで、lim[n→∞](logn)/n=0なので、lim[n→∞]{log(4+4/n) +(1/n)*log5n -(1 +1/n)}=log4 -1
よってはさみうちの定理より
lim[n→∞]log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}=log4 -1
logxは連続関数なので、lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) =e^(log4 -1) = 4/e
三度目の正直。4/eは3/2より小さいからきっと大丈夫。
>>505 自分は来年。
507 :
40 :05/02/20 10:27:40 ID:Bp2BnZME0
>506 正解です。 [出題元 1968年東工大]
>>505 夜明けのマゾ氏(と月影さん)は受験組ですよ。
その証拠に来てませんし
グッドタイミングで現れましたよ〜。 お医者さんになろう☆医学部への数学をこの半月、 200時間かけてしゃぶり尽くし(3周)ました。余りの難しさに発狂寸前でした。 って訳でアマゾンで今度は河合の二次対策シリーズでも買って引き続き解きまくるつもりっす。 英語もお医者さんになろう☆医学部への英語を終えました。 しかし依然駄目。数学は全く苦手意識が抜けないし、 公式は未だ一つも暗記したとは言えない。解法もまだ少なくとも数百習得する必要があると痛感する。 自由英作は壊滅(これは恐らく俺自身中身のない人間だって事ッスね)だし、 空欄穴埋め問題は見事に外しまくりだし、単語は覚えたそばから忘れるし、駄目だこりゃぁ〜。 あ〜あ。来月の今頃にはあれですかね。 『夜マゾ、東北花巻港の缶詰工場に就職内定!春から工員!』と言うエンディングを迎えそうな気が・・・orz 否、缶詰工場にすら拾ってもらえなさそう・・・もうホームレス一直線か・・・ あぁぁぁぁ厭だぁぁぁそんなのいやぁぁぁぁ さ〜勉強しよ。 ところで40氏、貴方は受験されるのですかい? 何故にそこまで余裕でいられるんですか?俺は本当に発狂の一歩手前だと言うのに・・・ うらやましいよ・・・その自信・・・その実力。堅実な人生設計の成せる業ですね。
俺もフリーターだからなぁ
偉そうな事言えない。ごめん
>>509 今年受験でないから・・・。
511 :
457 :05/02/21 00:13:08 ID:+2gyNfQ60
もう一度考え直してみたらもっと単純であることに気づいた。 [69] 次の極限値を求めよ。 lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) (1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) は正なので自然対数をとると log{(1/n)*(P[2n ,n])^(1/n)}=log[{P[2n ,n]/(n^n)}^(1/n)] =(1/n)*Σ[k=1,n]log(1+k/n) ここで、lim[n→∞](1/n)*Σ[k=1,n]log(1+k/n)=∫[1,2]logxdx=2log2 -2 +log1 +1 =log4 -1 logxは連続なので、lim[n→∞](1/n)*(P[2n ,n])^(1/n) =e^(log4 -1) = 4/e
512 :
大学への名無しさん :05/02/21 05:57:57 ID:nxOeUypK0
513 :
40 :05/02/21 16:53:32 ID:S7xj83G/0
>>511 乙。[類題 2004年東北大前期B]
なお、区分求積法を用いるときは、「区分求積より…」の一言を明記しておいた方がいいようです。
東北大の教授によると、この問題の減点ポイントの一つらしいですから。
(もう一つのポイントは 「logx の連続性 」でこれは457氏はクリアしてます。)
>>509 もちろん受けるよ。
>>512 俺も思った。
514 :
40 :05/02/21 17:02:09 ID:S7xj83G/0
515 :
40 :05/02/21 17:07:33 ID:S7xj83G/0
[70] 自然数 n = 1 , 2 , 3 , … に対して、(2 - √3)^n という形の数を考える。 これらの数はいずれも、それぞれ適当な自然数 m が存在して √m -√(m-1) という表示をもつことを示せ。
516 :
457 :05/02/22 01:08:36 ID:V6xnHEw30
[70] 自然数 n = 1 , 2 , 3 , … に対して、(2 - √3)^n という形の数を考える。 これらの数はいずれも、それぞれ適当な自然数 m が存在して √m -√(m-1) という表示をもつことを示せ。 (2-√3)^n はa_n,b_nを自然数としてa_n -b_n√3という形になる。(これは二項定理から容易に示せる。) よって、これは√a_n^2 -√(3b_n^2)とかける。 よってすべてのnに対し、a_n^2 =3b_n^2 +1......@を示せば十分である。 これを数学的帰納法により示す。 a_(n+1) - b_(n+1)√3 =(a_n -b_n√3)(2-√3)=(2a_n+3b_n) -(a_n +2b_n)√3 a_(n+1),b_(n+1),a_n,b_nは自然数なので、a_(n+1)=2a_n+3b_n b_(n+1)=a_n +2b_n n=1のとき、@は確かに成立している。 n=k(k≧1)で@が成立すると仮定すると、a_k^2 =3b_k^2 +1 ここで、a_(k+1)^2=(2a_k+3b_k)^2 =4a_k^2 +12a_k*b_k +9b_k^2 3b_(k+1)^2 +1 =3(a_k +2b_k)^2 +1=3a_k^2 +12a_k*b_k +12b_k^2 +1 これらより、a_(k+1)^2 -(3b_k^2 +1)=a_k^2 -3b_k^2 -1=0 すなわち、a_(k+1)^2 =3b_(k+1)^2 +1 よって、n=k(k≧1)で@が成立すると仮定すると、n=k+1でも@が成立する。 すなわち、すべての自然数nに対し@が成立。 よって、(2-√3)^n=a_n -b_n√3に対し、ある自然数m=a_n^2が存在し、√m -√(m-1)という表示を持つ。 おお。なんか上手くいった。この問題はおもしろいですね。
517 :
40 :05/02/22 11:26:29 ID:nKnWABbI0
>>516 正解です。[出題元 1994年東工大後期A]
難易度 C***
元ネタは「ペル方程式」というやつの特別な場合です。
なお、次のようにやれば帰納法を用いずに示せます。
[別解]
(2 +√3)^n = a + b√3 (a , b は自然数) とおけ、このとき、
(2 -√3)^n = a - b√3 . これらを辺々掛けると
1 = a^2 - 3b^2 . よって、
(2 -√3)^n = a - b√3 = √(a^2) - √(3b^2) = √(a^2) - √(a^2 -1) .
ゆえに題意は示された。■
518 :
大学への名無しさん :05/02/22 12:39:58 ID:A3YAYwZP0
>>480 u+v=1, uv+vy=2, ux^2+vy^2=6, ux^3+vy^3=22. (大阪歯大)
は
u+v=1, ux+vy=2, ux^2+vy^2=6, ux^3+vy^3=22. (大阪歯大)
の間違いと思われる。
u+v=1とux^2+vy^2=6の積からux+vy=2の二乗を引いて
uv(x-y)^2=2
u+v=1とux^3+vy^3=22の積からux+vy=2とux^2+vy^2=6の積を引いて
uv(x+y)(x-y)^2=10
uv(x-y)^2=0とすると矛盾が生ずるのでx+y=5
以下はv, yの消去によりux^2+(1-u)(5-x)^2=6
ux+(1-u)(5-x)=2
これら2式からuを消去してx^2-5x+4=0 以下略
(x,y,u,v)=(1,4,2/3,1/3)or(4,1,1/3,2/3)
519 :
大学への名無しさん :05/02/22 12:42:47 ID:A3YAYwZP0
x^2-yz=1, y^2-zx=2, z^2-xy=3. (東京医大)
それぞれの式を辺辺引いて
(x-y)(x+y+z)=-1 , (y-z)(x+y+z)=-1 , (z-x)(x+y+z)=2
1, 2番目の式より
(x+z-2y)(x+y+z)=0 ∴x+z=2y
以下yを消去して
x^2-z(x+z)/2=1 , z^2-x(x+z)/2=3
定数項を消去して(x-z)(7x+5z)=0を得る
x=zとするとx=y=zとなり最初の式を満たさない
∴(x,y,z)=(5√2/6,-√2/6,-7√2/6)または(-5√2/6,√2/6,7√2/6)
>>481 慶応大の問題は設定が少なすぎて解けないと思う。
西風(偏西風?)なのに帰りも向かい風というのもなんだか?
gj
521 :
40 :05/02/22 18:33:35 ID:qqUdcpNq0
[71] (1)2次関数 f(x) に対して {f(t) - f(s)}/(t - s) = f’{(t + s)/2} ………(★) が成立することを示せ。 ただし、t , s は t ≠ s なる任意の実数とする。 (2)t ≠ s なる任意の実数 t , s に対して (★) が成立するような関数 f(x) をすべて求めよ。
522 :
40 :05/02/23 13:18:21 ID:6PzE8eJ40
>>463 [別解]
α = p + qi , β = r + si (p , q , r , s は実数) とおけて、題意の等式は
(p + r) + (q + s)i = √(p^2 + q^2) + √(r^2 + s^2) . …………@
左辺の虚部は 0 で、 q + s = 0 . ∴ s = -q .
よって、 α = p + qi , β = r - qi .
@は p + r = √(p^2 + q^2) + √(r^2 + q^2) . …………A
となる。ここで、
√(p^2 + q^2) ≧ | p | ≧ p , √(r^2 + q^2) ≧ | r | ≧ r ……B に着目して、
∴ √(p^2 + q^2) + √(r^2 + q^2) ≧ p + r ……………C
今はCの等号が成り立つ場合であるから、Bの等号が成り立ち、
q = 0 , p ≧ 0 , r ≧ 0 .
よって、α = p ≧ 0 , β = r ≧ 0
ゆえに題意は示された。■
保守?
524 :
40 :05/02/24 16:27:55 ID:odZVNIza0
そんなとこです。
医学部かな?、失礼!そうならば大学名は結構です
527 :
457 :05/02/25 02:35:11 ID:86hs+hHZ0
ほしゅあげ [71] は(2)お手上げ。平均値の定理?なんとなくf'(x)=ax+bになりそう。
528 :
40 :05/02/26 20:05:19 ID:gwfH+OEw0
>525-526 すいません。 >527 今から(2)の解答を書きます。 f(x)’’’ が存在することを示して、次にそれが 0 になることを示すと f(x) が決定できます。(そのために(1)がある!)
529 :
40 :05/02/26 20:16:25 ID:gwfH+OEw0
>>521 [解答]
(2) まず、f(x)’’’ が存在することを示します。
{f(t) - f(s)}/(t - s) = f’{(t + s)/2} ………(★) において
t = x + h , s = x - h とおくと、
f’(x) = {f(x + h) - f(x - h)}/2h . となる。
この式は f’(x) が存在することを前提としているので、
右辺は x に関して微分できる。よって、左辺のf’(x) はx に関して微分可能である。
同様の議論を繰り返すと f’’(x) も微分可能である。したがって、f(x)’’’ が存在する。
530 :
40 :05/02/26 20:30:00 ID:gwfH+OEw0
次に、f(x)’’’ = 0 となることを示す。 (★)の分母を払うと、 f(t) - f(s) = (t - s)f’{(t + s)/2} s を定数と見て、t に関して両辺を微分すると f’(t) = f’{(t + s)/2} + (t - s)f’’{(t + s)/2}*1/2 さらに t を定数と見て、s に関して両辺を微分すると、 0 = f’’{(t + s)/2}*1/2 - f’’{(t + s)/2}*1/2 + (t - s)f’’’{(t + s)/2}*1/4 ∴ (t - s)f’’’{(t + s)/2} = 0 . (t + s)/2 は全実数値をとり得るから、任意の実数 x に対して f(x)’’’= 0 を得る。 よって、 f(x) はたかだか2次関数である。逆にたかだか2次関数は (★) を満たすので、 f(x) = ax^2 + bx + c . (a , b , c は任意の定数) ■
531 :
40 :05/02/26 20:38:57 ID:gwfH+OEw0
[出題元 昔のt大実戦模試]
532 :
457 :05/02/27 02:53:09 ID:lUij1u7t0
なんとそんな方法が。見た目の形にとらわれて 他のアプローチを考えることができなくなっていたか。 ところで今年のが終わったらこのスレはどうするのでしょう? 単純廃棄?勿体無い気もする。
京大受けてきました。 さて、肝心の数学ですが… 易化したくせに撃沈しました。 ありえないミスを連発し、もうだめぽな予感。 おそらくこれが実力なのでしょう。 英語と化学は出来たけど、物理で大失敗しました。 いくら工学部といえども、合格は厳しい気がします。 とりあえず祈りつつ後期に向け勉強します。
534 :
40 :05/02/27 20:50:42 ID:7tV5Ac9k0
>533 乙。俺も後期に向けて勉強です。中期も一応受けますが…。 >532 そう言ってくれる人がいるのなら、続けていってもいいかなと思う。 前期は多分落ちているので、このスレはとりあえず続けます。 自分は来期に突入する可能性が大です。 (;´Д`) さしあたって、(今までどおり)一日一問くらいのペースで問題投下する予定。 今日は投下できるかどうかは分かんないけど。 以下どうでもいい独り言 英語にもっと時間をかけなきゃいけない。 英語の勉強に毎日3時間はあてたい。
535 :
40 :05/02/27 21:19:51 ID:7tV5Ac9k0
[72] 関数 f(x) に対し F(x) = ∫[0 , x]f(t)dt とおく。ある定数 a , b , c が存在して F(x) = x^2 + ax|x - b| + cx . が常に成立し、さらに3つの条件 (i) f(x) は連続 (ii) F(1) = 0 (iii) f(0) = 1 がみたされているとする。このとき f(x) を求めよ。
536 :
457 :05/02/27 23:09:20 ID:lUij1u7t0
[72] 関数 f(x) に対し F(x) = ∫[0 , x]f(t)dt とおく。ある定数 a , b , c が存在して F(x) = x^2 + ax|x - b| + cx . が常に成立し、さらに3つの条件 (i) f(x) は連続 (ii) F(1) = 0 (iii) f(0) = 1 がみたされているとする。このとき f(x) を求めよ。 F(x)=x^2 + ax^2 - abx + cx(x≧b) x^2 - ax^2 + abx + cx(x<b) よって、f(x)= 2x + 2ax - ab + c(x>b) 2x - 2ax + ab + c(x<b) f(x) は連続なので、x=bにおいても連続でなければならないから 2b +2ab -ab +c = 2b - 2ab + ab + c すなわちab=0 このときF(x)=x^2 + ax^2 + cx(x≧b) x^2 - ax^2 + cx(x<b) f(x)= 2x + 2ax + c(x≧b) 2x - 2ax + c(x<b) このもとで、f(0)=1より、bの値にかかわらずc=1 よってF(x)=x^2 + ax^2 + x(x≧b) x^2 - ax^2 + x(x<b) f(x)= 2x + 2ax + 1(x≧b) 2x - 2ax + 1(x<b)
537 :
457 :05/02/27 23:19:04 ID:lUij1u7t0
(i)b>1のとき F(1)= -2a+3 よって、a=3/2 このときb=0これはb>1に反する。 (ii)b≦1のとき F(1)=2a+3 =0 よってa=-3/2 このときb=0これはb≦1を満たしている。 よって、a=-3/2、b=0、c=1 これより f(x)= -x +1(x≧0) 5x+1(x<0)
538 :
40 :05/02/28 09:48:53 ID:wDVcaxL10
>>536-537 一番最後でミスってます。
F(x)=x^2 + ax^2 + x(x≧b)
F(x)=x^2 - ax^2 + x(x<b)
だから、
(i)b>1のとき
F(1) = -a + 2 = 0 より a = 2 このときb=0これはb>1に反する。
(ii)b≦1のとき
F(1) = a + 2 = 0 より a=-2 このときb=0これはb≦1を満たしている。
よって、a=-2、b=0、c=1
これより
f(x)= -2x + 1(x≧0)
f(x)= 6x + 1(x<0)
となります。
539 :
40 :05/02/28 09:51:15 ID:wDVcaxL10
[出題元 1994年東工大後期] 難易度 C***
gj
541 :
40 :05/02/28 20:26:31 ID:X9Qen2h70
[73] 方程式 √(x^2 - p) = x - √(1 - x^2) が実数解をもつための p の条件を求めよ。
一応保守
543 :
40 :05/03/01 16:26:43 ID:7cTX9poE0
>542
thanks.
>>487 (1)
(イ)
一つの頂点、たとえば P が平行四辺形の内部にあるとすると、QP を P のほうに延長し、周と交わる点を P’ とすれば、
△PQR < △P’QR
となり、△PQR が最大であることに反する。ゆえに、三頂点は平行四辺形の周上にある。■
(ロ)
三頂点がすべて平行四辺形の頂点と一致すれば、三角形の二辺が平行四辺形の辺と一致する。
つぎに、一つの頂点たとえば P が辺AB の A と B のあいだにある場合、対辺QR は辺CD と一致することを示す。
P から辺AD に平行な直線をひき、CD との交点を S とする。
△PQR ≦ 四角形PQRS = △PQS + △PRS = △PCS + △PDS = △PCD
∴ △PQR ≦ △PCD
△PQR は最大であるから、等号がなりたち、 Q , S , R は一直線上にある。
すなわち QR は辺CD と一致する。ゆえに題意は示された。■
(2) (1)により、平行四辺形にはいる最大面積の三角形では、その一辺が平行四辺形の一辺と一致し、
これに対する頂点は平行四辺形の対辺上にある。よって、最大三角形の面積は平行四辺形の面積の 1/2 に等しい。
ゆえに、面積が 1 の三角形は、面積が 2 より小さい平行四辺形にははいらない。■
544 :
マゾ :05/03/01 19:15:39 ID:YBXUo+Wx0
>>40 氏
あんたが来期に突入!?なんじゃそりゃぁ!?
日本のトップ医学部三傑でも受けたんですかい?
勿論俺も撃沈でごわすorzこのまま消えてしまいたいっす。死んじゃいたい。
40氏でもう1年かかるなら・・・俺はあと3年・・・激鬱。絶対無理。
546 :
457 :05/03/02 01:12:34 ID:1Mv0bTKf0
いろいろ考えてもこんな汚い解法しか思いつかなかった。
[73]
方程式 √(x^2 - p) = x - √(1 - x^2) が実数解をもつための p の条件を求めよ。
まず、(左辺)=(右辺)=ある虚数 となることはない(右辺が虚数のとき|x|>1 このとき左辺は純虚数、右辺はそうでない)
左辺が実数であるxについて左辺は0以上なので、右辺も0以上
右辺が0以上となるのは1/√2≦x≦1であることは容易に確かめられる。
1/√2≦x≦1 で左辺が実数となるのは p≦1/2ならば範囲すべて、1/2<p≦1ならば√p<x≦1、1<pならば実数とならない。
よってまずp≦1
x=sinθ(π/4≦θ≦π/2 かつ1/2<p≦1ならば√p<sinθ≦1)とおくと
√(sin^2 θ -p) = sinθ -cosθ 両辺正なので二乗して
sin^2 θ -p = 1 -2sinθcosθ 半角の公式などを用い整理すると
2sin2θ -cos2θ = 2p+1
√5 sin(2θ+α) = 2p+1(ただし、αはcosα=2/√5、sinα= -1/√5なる角)
sin(2θ+α) =2p/√5 +1/√5
よって、左辺の取りうる値の図を描くと
http://msibasho.hp.infoseek.co.jp/sin.png これより、1/√5≦2p/√5 +1/√5≦1ならばsin(2θ+α) =2p/√5 +1/√5は解を持つ。
整理すると、0≦p ≦(√5-1)/2
これじゃ1/2<p≦1ならば√p<x≦1の条件の検討ができないよ。うう・・・
微分じゃないよねきっと。二次に持ち込めるのかね?
547 :
40 :05/03/02 17:55:48 ID:W9is6KuH0
>>546 答えは合ってます。√内が正かどうか場合分けで悩んでおられるようですが、一般に次のことが成り立ちます。
(以下は実数のみを考えることにし、√A は2乗して A になる 0 以上の実数とする。)
√A = B ⇔ A = B^2 かつ B ≧ 0 ………@
(説明)
√A = B ⇔ A = B^2 かつ A ≧ 0 かつ B ≧ 0 .
これはすぐ分かると思います。ここで、 A = B^2 があれば、 B が実数である限り A = B^2 ≧ 0 が成り立つので、
A ≧ 0 は不要になり、@が成り立つことになります。この機会に覚えておかれるとよいかと。
この問題では、
√(x^2 - p) = x - √(1 - x^2)
⇔ x^2 - p = 1 - 2x√(1 - x^2) かつ x - √(1 - x^2) ≧ 0
となることから答えがでます。この同値変形を確認するための問題でした。
[出題元 1997年東京理科大・理工]
548 :
40 :05/03/02 19:49:30 ID:LRC0gryG0
[74] 三角形ABC において、BC = 32 , CA = 36 , AB = 25 とする。この三角形の二辺の上に両端を持つ線分PQ によって、 この三角形の面積を二等分する。そのようなPQ の長さが最短となる場合の、P と Q の位置を求めよ。
549 :
40 :05/03/03 16:56:25 ID:yKonjWbV0
>>485 (1) log125 = log5^3 = 3log5 = 3log(10/2) = 3(1 - log2) =3(1 - 0.3010) =3*0.699 = 2.097 .
(2) log cos30°= log(√3/2) = log√3 -log2 =1/2*log3 -log2 = 1/2*0.4771 -0.3010 = -0.06245 .
(3) log (0.2)^(1/3) =1/3*log0.2 = 1/3*log2/10 = 1/3*(log2 - log10) = 1/3*(0.3010 - 1) = 1/3*(-0.699) = -0.233.
550 :
457 :05/03/03 22:17:28 ID:9KC+HMQJ0
[74] 三角形ABC において、BC = 32 , CA = 36 , AB = 25 とする。この三角形の二辺の上に両端を持つ線分PQ によって、 この三角形の面積を二等分する。そのようなPQ の長さが最短となる場合の、P と Q の位置を求めよ。 AB上にP、CA上にQがあるとし、AB→ = b、AC→ = cとおく。 このときAB上にP、CA上にQがあるので、p,qを0以上1以下の実数として AP→ =pb、AQ→ =qcとおける。△APQ=1/2 △ABCより、pq=1/2(これより、p,qはともに1/2以上である) ここで、PQ=|pb-qc| PQ^2 = p^2 |b|^2 + q^2|c|^2 -b・c/2 ≧2√{(pq|b||c|)^2} -b・c/2 =|b||c| - b・c/2 等号成立はp^2 |b|^2 = q^2|c|^2すなわちp= q*|c|/|b| これよりq^2=|b|/2|c| これが1/4 以上1以下であれば等号は成立 これはP、QがそれぞれAB、BC上のとき、及びP、QがそれぞれBC、CA上のときにも同様である。 最小値が存在する条件はすべての辺同士の組み合わせが満たしている。 (∵どの辺も他の辺の二倍よりは小さいのでq^2=|b|/2|c| が1/4 以上1以下が成立している) よって、AB上にP、CA上にQ があるときのPQ^2 の最小値は 25*36 - 897/2 =903/2 これをP、QがそれぞれAB、BC上のとき、及びP、QがそれぞれBC、CA上のときにも同様にすると P、QがそれぞれAB、BC上のときのPQ^2の最小値は 25*32 - 353/2 =1247/2 P、QがそれぞれBC、CA上のときのPQ^2の最小値は 36*32 - 1695/2 =609/2 このうち、もっとも小さいのは609/2なので、PQ^2の最小値は609/2 このとき、PQも最小値をとりPQ=√1218 /2 CP→ =p*CB→ 、CQ→ =q*CA→とおくと、 このとき、q^2= |CB→|/2|CA→| = 32/2*36 =4/9 q=2/3 p=3/4 すなわち、PはCBを3:1に内分する点、QはCAを2:1に内分する点
551 :
40 :05/03/04 12:35:00 ID:wx+Y1dxA0
>>550 正解です。解答の5行目に3箇所タイプミスがありますが、問題ないでしょう。
b・c の係数は 1/2 ではなく 1 ですね。正しくは↓
PQ^2 = p^2 |b|^2 + q^2|c|^2 -b・c ≧2√{(pq|b||c|)^2} -b・c =|b||c| - b・c
[出題元 1975年東大、他類題多数]
552 :
40 :05/03/04 12:37:11 ID:wx+Y1dxA0
難易度 B**
553 :
40 :05/03/04 19:13:18 ID:KK1VcHuP0
[75] 辺の長さがAB=3、AC=4、BC=5、AD=6、BD=7、CD=8 である四面体ABCDの体積を求めよ。
[問題] 一辺aの正四面体の各辺に接する球の半径を求めよ
555 :
40 :05/03/04 23:57:54 ID:9wzseQ060
>554 √6a/12 .
556 :
457 :05/03/05 17:39:55 ID:2aGNj19f0
[75] 辺の長さがAB=3、AC=4、BC=5、AD=6、BD=7、CD=8 である四面体ABCDの体積を求めよ。 三角形ABCは∠BACが90°の直角三角形なので、 Aを原点、AからBの方向をx軸正の方向、AからCの方向をy軸正の方向とする座標を考える。 ここで、z軸は点Dのz座標が正になるものをとる。 点D(x,y,z)とおくと、 x^2 +y^2 +z^2 = 36 (x-3)^2 +y^2 +z^2 = 49 x^2 +(y-4)^2 +z^2 = 64 これより、(x-3)^2 -x^2 =13, (y-4)^2 -y^2=15 これらを解くと、x= -2/3, y=1/8 これより、z^2 = 36 -4/9 -1/64 = 20471/576 z=√20471 /24 体積は 3*4*1/2*(√20471 /24)*1/3= √20471/12
557 :
40 :05/03/05 18:51:26 ID:tPBHg+zN0
>>556 惜しい!
解答8行目は
(y-4)^2 -y^2 = 28 になりますから、y = -3/2 で
答えは √1199/3 . です。
[出題元 2003年京大後期(文系)]
難易度 B***
しかし、この座標設定ができるのは流石ですね。
(なお、この問題は「東大」「才能」「数学」スレで投下されていました。)
558 :
40 :05/03/05 20:56:34 ID:fTRLDNT40
[76] (1) 1/x + 1/y + 1/z = 3/2 . をみたす自然数 x , y , z の組 (x , y , z) をすべて求めよ。 (2) n を自然数、r を正の有理数とする。このとき Σ[k=1 , n]1/x_k = r . をみたす自然数 x_k の組 (x_1 , … , x_n) の個数は有限であることを示せ。
559 :
大学への名無しさん :05/03/06 10:56:42 ID:FdTLSW+s0
>>553 ベクトルでヤルのは?
第一観ベクトルだと思った。
560 :
40 :05/03/06 16:40:14 ID:9OC8bK6Q0
>>559 俺も最初はベクトルでやりました。
>>556 のような座標設定は思いつかず。 (;´Д`)
ベクトルを用いた解答は、時間があれば書きます。
561 :
457 :05/03/06 17:15:06 ID:ZjLImnK60
[76] (1) 1/x + 1/y + 1/z = 3/2 . をみたす自然数 x , y , z の組 (x , y , z) をすべて求めよ。 (2) n を自然数、r を正の有理数とする。このとき Σ[k=1 , n]1/x_k = r . をみたす自然数 x_k の組 (x_1 , … , x_n) の個数は有限であることを示せ。 (1)まず、x≦y≦zとする。 このとき、3/2 = 1/x + 1/y + 1/z ≦3/xであるから、x=1,2 x=1とすると、1/y + 1/z = 1/2 このとき、 1/2≦ 2/yであるから、y=1,2,3,4 このうちzが自然数になるのはy=3,4 このとき、(x,y,z)=(1,3,6)(1,4,4) x=2とすると 1/y + 1/z = 1 このとき、1≦ 2/y であるから、y≧xよりy=2、このときz=2 よって、これらの組み合わせとその並べ替えが条件を満たし、 (x,y,z)=(1,3,6)(1,6,3)(3,1,6)(3,6,1)(6,1,3)(6,3,1)(1,4,4)(4,1,4)(4,4,1)(2,2,2) (2)まず、x_1≦x_2≦… ≦x_nとすると、 Σ[k=1 , n]1/x_k ≦ n/x_1 であるから x_1 ≦ r/nであり、x_1は有限個の値しかとりえない。 同様にして、x_1の値それぞれに対して、x_2にも同様にすることにより、x_2も有限個の値となり、 x_3,x_4・・・・と繰り返すことによりすべてのx_k(k=1,2,・・・・,n)は有限個の値しか取り得ない。 よって、x_1≦x_2≦… ≦x_nとしたとき自然数 x_k の組 (x_1 , … , x_n) の個数も有限である。 これを並べかえたものの個数は当然有限であるから、 条件を満たす自然数 x_k の組 (x_1 , … , x_n) の個数は無論有限である。
562 :
40 :05/03/06 21:01:39 ID:S8RfyM720
>561 お見事です。 [出題元 1997年東工大前期B(改) (1)だけ2変数だったのを3変数にしました。] 原題の難易度 C***
563 :
40 :05/03/06 21:36:37 ID:S8RfyM720
[77] x についての不等式 (5x - 3)/3 ≦ m ≦ (5x - 3)/2 . を満たす整数の解が ただ1つになるような整数 m の最大値を求めよ。
564 :
457 :05/03/06 23:22:10 ID:ZjLImnK60
[77] x についての不等式 (5x - 3)/3 ≦ m ≦ (5x - 3)/2 . を満たす整数の解が ただ1つになるような整数 m の最大値を求めよ。 (5x - 3)/3 ≦ m より 5x-3≦3m x≦(3m+3)/5 また、m ≦ (5x - 3)/2より、 (2m+3)/5 ≦x よって、(2m+3)/5 ≦x≦(3m+3)/5 これを満たす整数xがただひとつなので、少なくとも(3m+3)/5 - (2m+3)/5 が2より小さい。 (2以上のとき、ある整数解xがあるとして、x±1のうちどちらかは少なくとも解である。また、ひとつは解があることは明らか。) すなわち、m/5 <2これよりm<10 ところで、m=9について、21/5 ≦ x ≦ 30/5 =6で、x=5,6の二つの解がある m=8について、19/5 ≦x ≦ 27/5 、x=4,5 の二つの解がある m=7について、17/5 ≦x ≦ 24/5 、解はx=4 のみ よって、mの最大値はm=7 [75]は逆にベクトルでやる方法が思いつかない・・・。
565 :
40 :05/03/07 19:08:36 ID:m8zahaUY0
>564 正解です。
566 :
40 :05/03/07 22:19:32 ID:stpjJeaG0
今日は投下なしです。
567 :
457 :05/03/07 23:34:31 ID:6KcbIMNP0
投下されたのを解いてばかりで申し訳ないので、問題を自力で作って投下。 nは自然数とする。 曲線C_n:y=x^3/n とx軸、及び直線x=nによって囲まれる領域の面積をSn この領域の内部及び境界に存在する格子点の数をLnとするとき、 lim[n→∞]Ln/Sn を求めよ。 たぶん0か+∞発散以外になってるはず。
568 :
40 :05/03/08 18:35:39 ID:1AoJqNgf0
569 :
40 :05/03/09 09:48:45 ID:Ikzme0sp0
>>567 f(x) = x^3/n とおく。
S_n = ∫[0 , n]x^3/n dx = n^3/4 .
x = k 上の格子点数を l_k とおくと、 l_k = [f(k)] + 1
ここで、f(k) - 1 < [f(k)] ≦ f(k)
∴ f(k) < l_k = [f(k)] + 1 ≦ f(k) + 1
∴ Σ[k=0 , n]f(k) < Σ[k=0 , n]l_k = L_k ≦ Σ[k=0 , n]{f(k) + 1} . ………@
(i) Σ[k=0 , n]f(k) = f(0) + Σ[k=1 , n]k^3/n = 1/n*{1/2*n(n+1)}^2 = 1/4*n(n+1)^2 . (∵f(0) = 0 )
(ii) Σ[k=0 , n]{f(k) + 1} = 1/4*n(n+1)^2 + (n+1)
これらを@に代入して、S_n = n^3/4 で割ると、
n(n+1)^2/n^3 < L_n/S_n ≦ n(n+1)^2/n^3 + 4(n+1)/n^3 .
(左辺) = n(n+1)^2/n^3 = (1 + 1/n)(1 + 1/n) → 1*1 = 1 . (n→∞)
(右辺) = n(n+1)^2/n^3 + 4(n+1)/n^3 = (1 + 1/n)(1 + 1/n) + 4(1 + 1/n)/n^2 → 1 + 0 = 1 .(n→∞)
よって、挟み撃ちの原理より、lim[n→∞]L_n/S_n = 1 .
570 :
40 :05/03/09 10:49:14 ID:Ikzme0sp0
[78] n は 0 以上の整数とする。整数 x , y , z の方程式 x^2 + y^2 + z^2 = 2^n ………(★) がある。 (1) n ≧ 2 のとき、(★) をみたす整数 x , y , z はいずれも偶数であることを示せ。 (2) n ≧ 0 のとき、(★) をみたす整数 x , y , z の組 (x , y , z) で、x ≧ y ≧ z ≧ 0 であるものが ただ1組存在することを示し、この x , y , z を n を用いて表せ。
格子点の問題ってなにかコツがあるのかな〜? 苦手なんだよね。
572 :
457 :05/03/10 09:42:42 ID:5ExOgBMw0
>>569 正解です。
[78]
n は 0 以上の整数とする。整数 x , y , z の方程式
x^2 + y^2 + z^2 = 2^n ………(★) がある。
(1) n ≧ 2 のとき、(★) をみたす整数 x , y , z はいずれも偶数であることを示せ。
(2) n ≧ 0 のとき、(★) をみたす整数 x , y , z の組 (x , y , z) で、x ≧ y ≧ z ≧ 0 であるものが
ただ1組存在することを示し、この x , y , z を n を用いて表せ。
(1)n≧2のとき、左辺は4の倍数である。
(a)x,y,zのうち奇数が1個か3個のとき このとき左辺は奇数になり不適
(b)x,y,zのうち二つが奇数のとき
x=2k+1,y=2l+1,z=2m (k,l,m∈Z)とすると、
(左辺)=4(k^2 +l^2 +m^2 +k+l) +2であり、左辺は四の倍数でなく不適
よってx,y,zはすべて偶数。
(2)n≧2のとき、(1)よりx,y,zはすべて偶数なので、(★)の両辺を4で割ると
(x/2)^2 +(y/2)^2 +(z/2)^2 = 2^(n-2)
よってこれを繰り返し用いると、n≧2の(★)の解はn=0,1の解に対しx,y,zを二倍し
nに2を加えるという動作を繰り返すことですべて得ることができるのがわかる。ここで、
(i)n=0のとき このとき右辺は1、明らかに解は (x , y , z) =(1,0,0)のみである。
(ii)n=1のとき このとき右辺は2、明らかに解は(x , y , z) =(1,1,0)のみである。
よって、一般のnに対し
n=2k-1(k∈N)のとき、(x,y,z) = ( 2^{(n-1)/2} ,0,0)
n=2k(k∈N)のとき、(x,y,z) = ( 2^(n/2 -1) , 2^(n/2 -1),0)
573 :
40 :05/03/10 11:32:17 ID:l0A25P/c0
>>572 (1)○
(2)
>よってこれを繰り返し用いると、n≧2の(★)の解はn=0,1の解に対しx,y,zを二倍し
>nに2を加えるという動作を繰り返すことですべて得ることができるのがわかる。
ここの部分をもう少し詳しく書いて頂けませんか。
あと、答えは
n=2k (k∈N)のとき、(x,y,z) = ( 2^(n/2) ,0,0)
n=2k-1(k∈N)のとき、(x,y,z) = ( 2^{(n-1)/2} , 2^{(n-1)/2},0)
です。
574 :
40 :05/03/10 11:46:53 ID:l0A25P/c0
追加でもう一つ
>>572 では 『(★) をみたす整数 x , y , z の組が「ただ1組であること」』 が言えていないと思います。
575 :
40 :05/03/10 12:24:13 ID:l0A25P/c0
あれ、いいのかな。 574はスルーして下さい。
576 :
457 :05/03/10 17:36:45 ID:5ExOgBMw0
n≧2のとき、(1)よりx,y,zはすべて偶数なので、(★)の両辺を4で割ると (x/2)^2 +(y/2)^2 +(z/2)^2 = 2^(n-2) よって、n=k(k≧2)に対しある解(l,m,n)があったとすると、l,m,nはすべて偶数で、 n=k-2 に対しても解(l/2,m/2,n/2)が存在する。 また、任意のn=k'(k'≧0)に対して解(x,y,z)があったとすると n=k'+2に対し解(2x,2y,2z)が存在する。 すなわち、n=m(m≧0)に対し n=mの解とn=m+2の解は一対一に対応している。 よって、nが奇数の時の解はすべてn=1に対する解と一対一に対応し nが偶数の時の解はすべてn=0に対する解と一対一に対応する。 う〜ん、なかなか上手く言うのは難しい。 下がってきたのでage
577 :
40 :05/03/10 18:22:08 ID:1sqh+e9u0
>>576 やっぱり分かってましたね。
その説明があれば完璧かと。
寝るまでに問題投下する予定。
578 :
40 :05/03/10 20:42:18 ID:wE0lpH390
[78] [出題元 K大OP過去問] 正答率 41.7% [79] (1) n が正の整数のとき √(n+1) - √n < 1/(2√n) < √n - √(n - 1) . が成り立つことを示せ。 (2) n = 10^4 のとき 1 + 1/√2 + 1/√3 + … + 1/√n の整数部分を求めよ。
579 :
457 :05/03/10 23:16:45 ID:5ExOgBMw0
[79] (1) n が正の整数のとき √(n+1) - √n < 1/(2√n) < √n - √(n - 1) . が成り立つことを示せ。 (2) n = 10^4 のとき 1 + 1/√2 + 1/√3 + … + 1/√n の整数部分を求めよ。 (1)f(x)=1/2√x とおくと、x>0においてf(x)は単調現象 よって、任意の自然数nに対しf(n) >∫[n,n+1]f(x)dx すなわち、√(n+1) - √n < 1/(2√n)が成立 また、2以上の自然数nに対しf(n) <∫[n-1,n]f(x)dx すなわち、(2√n) < √n - √(n - 1) が成立。これはn=1に対しても成り立っている。 よってn が正の整数のとき √(n+1) - √n < 1/(2√n) < √n - √(n - 1) が成り立つ。 (2) (1)の結果から2√(n+1) - 2√n < 1/√n これの各辺をn=1からn=10000まで加えると 2√10001 -2 < 1 + 1/√2 + 1/√3 + … + 1/√n また、1/√n < 2√n - 2√(n - 1) の各辺をn=2から10000まで加え、そのうえで両辺に1をくわえると 1 + 1/√2 + 1/√3 + … + 1/√n < 199 ここで、2√10001 >200より 198< 2√10001 -2 であるから、 198<1 + 1/√2 + 1/√3 + … + 1/√10000 < 199 よって整数部分は198
580 :
40 :05/03/11 10:17:19 ID:SVjIpli/0
>>579 (1)では「 y = f(x) のグラフは下に凸である 」という一言が欲しいですね。
これがないと、論理的に不十分であると思います。
あとは全く問題ないです。
[出題元 1994年早大政経]
581 :
40 :05/03/11 17:21:29 ID:YhHRliKZ0
[物理] 水平な板の上方 H[m] のところから、小さい球を静かに落とすとする。 板で2回はねかえった後の最高点の位置は、水平板から h[m] のところであった。 (1)板と球との間のはねかえり係数はいくらか。 (2)はじめに落としたときから、球が板の上で静止するまでにどれだけ時間がかかるか。 (3)球が静止するまでに、球の上下した距離の和はどれだけか。ただし重力の加速度を g[m/s^2] とする。
582 :
457 :05/03/11 18:02:05 ID:gvFKo3qn0
別に下に凸でなくても狭義単調減少なら十分では? [物理] 水平な板の上方 H[m] のところから、小さい球を静かに落とすとする。 板で2回はねかえった後の最高点の位置は、水平板から h[m] のところであった。 (1)板と球との間のはねかえり係数はいくらか。 (2)はじめに落としたときから、球が板の上で静止するまでにどれだけ時間がかかるか。 (3)球が静止するまでに、球の上下した距離の和はどれだけか。ただし重力の加速度を g[m/s^2] とする。 (1)小球の質量をm(kg)、はねかえり係数をeとおくと 一回目の衝突の直前の速度はv=√(2gH) (下向き)なので、 二回目の衝突の直後の速度はe^2 √(2gH) (上向き) エネルギー保存則から 1/2*me^4*2gH = mgh よって、e^4 = h/Hすなわちe=(h/H)^1/4 (2)はじめの衝突までにかかる時間は√(2H/g) (H=1/2 *gt^2) n回目の衝突から(n+1)回目の衝突までにかかる時間をnであらわす。 n回目の衝突直後の速度はe^n*√(2gH) なので、この時間は 2e^n*√(2gH) /g =2e^n*√(2H/g) とあらわされる。(v=v0 -gt) よって静止までの時間は t=√(2H/g) +Σ[n=1,∞]{2e^n*√(2H/g)} =√(2H/g) +2e√(2H/g) /(1-e) =(3+e)/(1-e) *√(2H/g)
583 :
457 :05/03/11 18:09:47 ID:gvFKo3qn0
(2)つづき ={3+(h/H)^(1/4)}/{1-(h/H)^(1/4) } *√(2H/g) (3)n回目の衝突から(n+1)回目の衝突までにかかる時間をnであらわす。 まず、n回目の衝突から(n+1)回目の衝突までの最高点の高さを求めると 力学的エネルギー保存則より(最高点をh_nとした。) 1/2*me^(2n)*2gH = mgh_n e^(2n)H = h_n h_n = e^(2n)H よって総移動距離は L = H + Σ[n=1,∞]2h_n = H +2He^2/(1-e^2) = H*(1+e^2)/(1-e^2) = H*{1+(h/H)^(1/2)}/{1-(h/H)^(1/2)} 端折り過ぎたかも。
584 :
40 :05/03/11 19:24:25 ID:L95R+Vzz0
>>582 >別に下に凸でなくても狭義単調減少なら十分では?
その通りです。すいません、勘違いしてました。
585 :
40 :05/03/11 19:39:46 ID:L95R+Vzz0
[物理] (2)だけ計算ミスがあります。 正しくは t={1+(h/H)^(1/4)}/{1-(h/H)^(1/4) } *√(2H/g) となります。 >よって静止までの時間は >t=√(2H/g) +Σ[n=1,∞]{2e^n*√(2H/g)} >=√(2H/g) +2e√(2H/g) /(1-e) >=(3+e)/(1-e) *√(2H/g) ←ここでミスっています
586 :
40 :05/03/11 19:41:52 ID:L95R+Vzz0
今日はここまで。 もう寝ます、おやすみ。
587 :
40 :05/03/12 06:24:13 ID:md9e5MB90
[80] a を 2 以上の整数とする。 a が √a 以下の素因数をもたないとき、 a は素数であることを証明せよ。 [用語の説明] すべての自然数 (1 , 2 , 3 , …) は次のように分類される。 @ 1 A素数 … 1とその数自身の2つの数によってしか割り切れない2以上の数。 B合成数 … 2つ以上の素数の積で表される数。
588 :
457 :05/03/12 17:45:13 ID:eIZkCUKm0
[80] a を 2 以上の整数とする。 a が √a 以下の素因数をもたないとき、 a は素数であることを証明せよ。 背理法によって示す。 aが √a 以下の素因数をもたず、√aより大きくaより小さい素因数αを持つとする。このとき a =α*β(βはある数)とかける。ここで、aは√a 以下の素因数をもたないので、β≧α すると、a=α*β≧α^2 >aとなり矛盾。 すなわち、a が √a 以下の素因数をもたないとき、 a は素数である。 当たり前に思えることをきっちり言うのは難しい。byへろゆき
590 :
40 :05/03/12 20:25:45 ID:XJHtmyUa0
>>588 正解です。
>589
そのサイトは知らなかった。
参考になります。
今日は投下なしの予定 (((( ;゚Д゚)))
591 :
40 :05/03/13 09:29:50 ID:thPGXJSj0
[81] 実数または複素数の x , y , z , a について、 x + y + z = a , x^3 + y^3 + z^3 = a^3 の2式が成立するとき、 x , y , z のうち少なくとも1つは a に等しいことを示せ。
592 :
457 :05/03/13 22:34:42 ID:SaFeEnsN0
[81] 実数または複素数の x , y , z , a について、 x + y + z = a , x^3 + y^3 + z^3 = a^3 の2式が成立するとき、 x , y , z のうち少なくとも1つは a に等しいことを示せ。 まず、与えられた条件より、a^3 = (x+y+z)a^2 すなわちa^3 -(x+y+z)a^2 =0.......@ x^3 + y^3 + z^3 -3xyz = (x+y+z)(x^2 +y^2 +z^2 -xy -yz -zx) = (x+y+z){(x+y+z)^2 -3(xy +yz +zx)}なので、 a^3 -3xyz = a{a^2 -3(xy +yz +zx)} すなわち、a(xy+yz+zx) -xyz =0.......A @,Aを辺々加えると、 a^3 -(x+y+z)a^2 +a(xy+yz+zx) -xyz =0 -(x-a)(y-a)(z-a) =0 よってx , y , z のうち少なくとも1つは a に等しい。
593 :
40 :05/03/14 00:24:29 ID:bkqZPAH10
594 :
40 :05/03/14 00:33:25 ID:bkqZPAH10
[82] x の多項式 f(x) で、0 < t < 1 なるすべての実数 t に対し f(t) = √t …………@ なる f(x) は存在するか?
595 :
457 :05/03/14 00:48:10 ID:OfOQ1+c/0
[82] x の多項式 f(x) で、0 < t < 1 なるすべての実数 t に対し f(t) = √t …………@ なる f(x) は存在するか? f(x)をn次の多項式とする。 @が0 < t < 1 に対して成立すると仮定すると、両辺を(n+1)回微分して 0 = kt^(-1/2 -n) (kは0でないある数)が0 < t < 1に対して常に成立しなければならない。 しかしこれが成立しないことは明らかで、矛盾。 よってこのようなf(x)は存在しない。 こんなんでいいのか?
596 :
40 :05/03/14 10:27:56 ID:1FAjPSEr0
>>595 「@ が t についての恒等式であること」……(★) が言えて初めて>595 のような解法がとれるわけですが…。
(★)は言えないと思うので(少なくとも俺はできない)、多項式と多項式になるように変形してやると…。
[ヒント]
多項式の一致の定理
「2つの n 次以下の多項式 f(x) , g(x) が
(n + 1) 個 の相異なる値x_i (i = 1 , 2 , … ,n + 1)で、
f(x_i) = g(x_i) であれば、f(x) , g(x) は多項式として一致する」
597 :
40 :05/03/14 16:28:12 ID:H7YCf7OQ0
またおかしなことを言っていた悪寒、、、
>>595 でいいのか。
598 :
40 :05/03/14 16:39:36 ID:H7YCf7OQ0
とりあえず手持ちの解答かきます。
>>594 [解答]
多項式 f(x) = 0 (すべての係数 = 0) のとき、@は t = 1/2 に対して成立しないので、
以下 多項式 f(x) ≠ 0 としてよい。
@をみたす多項式 f(x) が存在したとする。
すると、f(x) = a_n*x^n + a_n-1*x_n-1 + … + a_0 . (ただし a_n ≠ 0) とおける。
@より、(a_n*x^n + a_n-1*x_n-1 + … + a_0)^2 = x …………A
が、0 < t < 1 なる任意の x = t で成立する。
Aの両辺の形は、(2n + 1) 次以下の多項式の形をしているので、Aが (2n + 2)個以上の
異なる x で成立していれば、実は、多項式としても一致する。従って、Aが
0 < t < 1 なる無数の x = t で成立していることから、Aは多項式としての等式でもある。
すると、左辺は偶数次 、右辺は奇数次で矛盾。
よって、そのような f(x) は存在しない。■
599 :
40 :05/03/14 16:45:00 ID:H7YCf7OQ0
しかし、どうもしっくりこないな。
>>595 でいいのかな?
600 :
40 :05/03/15 00:35:35 ID:Rg0uf4fd0
とりあえず保留。 [82] 0 < x < 2 で、 x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい x を求めよ。
601 :
457 :05/03/15 01:05:10 ID:oFHUHQz10
[82] 0 < x < 2 で、 x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい x を求めよ。 (i)0 < x < 1のとき このとき0 < x^2 < 1 xの小数部分とはx自身のことだからx=x^2 x=0,1 これらは0 < x < 1を満たさない。 (ii)1 ≦ x < √2のとき このとき1 ≦ x^2 < 2 この場合xの小数部分はx-1,x^2の小数部分はx^2-1 よって x-1 = x^2 -1 x=0,1 前提条件よりx=1のみが解として適する。 (iii)√2 ≦ x < √3のとき このとき2 ≦ x^2 < 3 この場合xの小数部分はx-1,x^2の小数部分はx^2-2 よって x-1 = x^2 -2 x=(1±√5)/2 前提条件よりx=(1+√5)/2のみが解として適する。 ( √5 ≒ 2.236 なので (1+√5)/2 = 1.618 √2 ≦ x < √3を満たす厳密な証明省略) (iv)√3 ≦ x < 2のとき このとき3 ≦ x^2 < 4 この場合xの小数部分はx-1,x^2の小数部分はx^2-3 よって x-1 = x^2 -3 x=(1±2√3)/2 前提条件よりどちらも解として適さない。 (1/2 + √3 >0.5 +1.7 =2.2) よってx=1, (1+√5)/2
602 :
マゾ :05/03/15 09:13:04 ID:i1UEEb4I0
お久しぶり。後期が終わっても勢いが全く衰えない40氏には頭が下がります。 俺も再浪人決定しました。。。結局前後期とも二次で撃沈です。 来年もこの数ヶ月の勢いを維持できるのだろうか。かな〜り厳しいっす。 最初で最後の勝機を生かせなかったのはでかい・・・でかすぎる。 あ〜。ちょっと流石に落ち込んで何も手につかない。 また気力が漲って来たら顔出しますんで。
>>602 >後期が終わっても勢いが全く衰えない40氏には頭が下がります。
私もです。当方受験もしてないのに・・落ち込んでます
604 :
40 :05/03/15 12:05:10 ID:N4ugxUGp0
>>601 正解です。
[出題元 1992年東海大]
>602-603
おひさ。とりあえず乙 (´Д`)ノ
605 :
40 :05/03/15 22:30:15 ID:zOLi/04S0
[83] x ≧ 0 , y ≧ 0 , x + y ≦ 2 を同時に満たす x , y に対し、 z = 2xy + ax + 4y . の最大値を求めよ。ただし、a は負の定数とする。
606 :
40 :05/03/15 22:35:20 ID:zOLi/04S0
なお、[82] に関してはもう少し一般的な問題になったときにも使える別解があります。 後ほど紹介する予定。余力があれば考えてみて下さい。 [82]’ 0 < x のとき、 x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい x をすべて求めよ。 一旦age
607 :
457 :05/03/16 19:06:20 ID:kR292cJJ0
(iv)√3 ≦ x < 2のとき このとき3 ≦ x^2 < 4 この場合xの小数部分はx-1,x^2の小数部分はx^2-3 よって x-1 = x^2 -3 x=-1,2 前提条件よりどちらも解として適さない。 ←ココ解き間違ってた。かなりの馬鹿ミス。 [82]’ は二次方程式x^2 = x +k(kは0以上の任意の整数)の解のうち 0 < xを満たすものすべてが解になるのは予想がついた。しっかりと示す方法は考え中。 [83] はz = 2(x+4)(y+a) -8a とでもするのかな?
608 :
40 :05/03/16 20:30:44 ID:swSXvl790
[82]’はもうほとんどできてますね。 x^2 = x + k (kは0以上の任意の整数) ⇒ x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい ⇒ x^2 - x = k (kは0以上の任意の整数) だから、結局457氏の予想は必要十分な言い換えなわけです。
609 :
40 :05/03/16 20:39:26 ID:swSXvl790
ちょっとミスった。 「x^2 = x + k (kは整数)」 ⇒ 「 x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい 」 「x の小数部分と x^2 の小数部分が等しい」 ⇒ 「x^2 - x = k (kの整数) 」 このように言い換えてから、0 < x の場合を求めればいいわけですね。
610 :
40 :05/03/16 20:40:43 ID:swSXvl790
k は整数、ね
611 :
40 :05/03/16 20:53:30 ID:swSXvl790
[83]については「一文字固定法」ができるかどうかを問いたかった。 z は2変数関数なので、「とりあえず、2変数のうち1変数を固定してしまう」のです。 (2変数のうち1変数を一時的に「定数」と思う、と言ってもいいかと思います。) そうして一旦、最大値を求めてから、あとでその変数を動かせば z の最大値が求まります。 これをヒントに考えてみて下さい。
612 :
40 :05/03/16 23:32:43 ID:tKBOvJbB0
[82]の類題 (3 + 2√2)^4 の小数部分は 1 - (3 - 2√2)^4 であることを証明せよ。 [出題元 京都教育大]
613 :
457 :05/03/16 23:38:29 ID:kR292cJJ0
最近某受験教科書で同じようなことをずばり見たのに 頭の引き出しから出てこなかったorz [83] x ≧ 0 , y ≧ 0 , x + y ≦ 2 を同時に満たす x , y に対し、 z = 2xy + ax + 4y . の最大値を求めよ。ただし、a は負の定数とする。 まず、x ≧ 0 , y ≧ 0 , x + y ≦ 2 なので、0≦x≦2 xを固定して考えると z =(2x+4)y +ax ここで、2x+4は正なのでyが大きければ大きいほどzも大きい。 y≦2-xであるから、y=2-xのときzは最大 これを代入して z = 2x(2-x) +ax +4(2-x) これの0≦x≦2における最大値がzの最大値である。 整理するとz = -2x^2 +ax +8 z = -2(x -a/2) +a^2/2 +8 上に凸で軸:x=a/2 aは負なので、zの最大値はx=0のときz=8 このときy=2 A.x=0,y=2のときzは最大値8をとる。
614 :
457 :05/03/16 23:44:25 ID:kR292cJJ0
[82]の類題 (3 + 2√2)^4 の小数部分は 1 - (3 - 2√2)^4 であることを証明せよ。 まず、0 < 3 - 2√2 < 1なので、0 < (3 - 2√2)^4 < 1 よって、0 < 1 - (3 - 2√2)^4 < 1 また、(3 + 2√2)^4 -( 1 - (3 - 2√2)^4 ) = (3 + 2√2)^4 +(3 - 2√2)^4 -1 =・・・・・・・・・・=1154 よって、(3 + 2√2)^4の小数部分は 1 - (3 - 2√2)^4 ・・・・・のとこなんとか楽にならないかな。
615 :
40 :05/03/16 23:48:24 ID:tKBOvJbB0
1153 ですね。
616 :
40 :05/03/16 23:50:56 ID:tKBOvJbB0
>>613 正解です。
[出題元 東京経済大・改]
617 :
40 :05/03/16 23:54:55 ID:tKBOvJbB0
なお、平方完成しなくても、a < 0 なので z = -2x^2 +ax +8 ( 0≦x≦2 )は減少関数であることが分かるから x = 0 で最大になる、 とする手もあります。
赤チャートが地元の本屋に売ってない件について
619 :
40 :05/03/17 18:44:30 ID:V9gcPsSG0
旧課程は絶版ですからね。
620 :
40 :05/03/17 19:00:32 ID:V9gcPsSG0
>>591 [別解]
x + y + z = a なので、 y + z , z + x , x + y のうち少なくとも1つは 0 に等しいことを示せばいい。
与えられた2式から a を消去すると
(x + y + z)^3 = x^3 + y^3 + z^3
⇔(x + y + z)^3 - (x^3 + y^3 + z^3) = 0
⇔3(y + z)x^2 + 3(y + z)^2*x + 3yz(y + z) = 0 (← x について整理した)
⇔3(y + z){x^2 + (y + z)x + yz} =0
⇔3(y + z)(z + x)(x + y) = 0
∴ y + z , z + x , x + y のうち少なくとも1つは 0 に等しいから、題意は示された。■
[出題元 1972年京大]
難易度 A**
621 :
40 :05/03/17 22:13:46 ID:9Ysj93tl0
>>614 >・・・・・のとこなんとか楽にならないかな。
要するに (3 + 2√2)^4 +(3 - 2√2)^4 -1 が「正の整数」になることだけを示せばいいので、
√がはずれることだけは示して、足し算はしないで済ますのもアリかな、もし時間が無かったら。
(3 + 2√2)^4 +(3 - 2√2)^4 -1
=2{3^4 + 6*3^2*(2√2)^2 + (2√2)^4 } -1 (∵2項定理)
=2(81 + 54*4*2 +2^6) -1 = (正の整数)
みたいに。
622 :
40 :05/03/17 22:18:51 ID:9Ysj93tl0
[84] 3つの式 cos3x = cos3y , sinx = siny , cosx ≠ cosy が満たされるとする。 このとき、sinx の値をすべて求めよ。
623 :
40 :05/03/17 23:23:31 ID:9Ysj93tl0
>>486 二次方程式x(x-a)+m(x-b)(x-c)=0がmのすべての正の値に対して実根をもつための必要十分条件を
a, b, cの大小関係によって表せ。ただしa, b, cは相異なる正数とする。
[解答]
b < c と仮定すると、三数の大小は
a < b < c …@ , b < a < c …A , b < c < a …B
の三つの場合に限られる。
A , B の場合、任意の正の数 m に対して、二曲線
y = x(x - a) ……(★)
y = -m(x - b)(x - c) ……(☆)
は 0 < x < b で交わり、与えられた二次方程式は実根をもつ。
(グラフを考えれば自明)
624 :
40 :05/03/17 23:33:28 ID:9Ysj93tl0
a < b < c の場合、(★) の x = a , (☆) の x = b における接線の傾きはそれぞれ [2x - a]x=a = a , [-m{2x -(b + c)}]x=b = (c - b)m であるから、 m = a/(c - b) (>0) なる 正の数 m に対して(★) のグラフと(☆)のグラフは交わらない。 よって、求める条件は b < a < c または b < c < a または c < a < b または c < b < a ■
625 :
40 :05/03/17 23:48:51 ID:9Ysj93tl0
>>486 4点A, B, C, Dがこの順に1直線上にあるとき
AB・CD+AD・BC=AC・BDであることを証明せよ。
[解答]
AB = a , BC = b , CD = c とおくと、
4点A, B, C, Dがこの順に1直線上にあるので、AC = a + b , AD = a + b + c , BD = b + c となる。
(左辺) = AB*CD + AD*BC = ac + (a + b + c)b = ac + ab + b^2 + bc = (a + b)(b + c)
(右辺) = AC*BD = (a + b)(b + c)
よって、 AB*CD + AD*BC = AC*BD が示された。■
626 :
457 :05/03/18 01:32:17 ID:Q0Dx901n0
[84] 3つの式 cos3x = cos3y , sinx = siny , cosx ≠ cosy が満たされるとする。 このとき、sinx の値をすべて求めよ。 0≦x < 2π、-π<y ≦ πとして考えてもよい。 このときsinx = siny,cosx ≠ cosy ⇔y = π-x このもとで、cos3y = cos (3π-3x) = -cos3xなので cos3x = -cos3xよってcos3x=0 これより、x = π/6、π/2、5π/6、7π/6、3π/2、11π/6 sinxのとりうる値は1,1/2,-1/2,-1
627 :
457 :05/03/18 09:37:29 ID:3rzm0chBO
間違った。sinx=±1はcosx≠cosyに反するからなし。同値のいいかえに条件がたりなかった。
628 :
40 :05/03/18 14:32:25 ID:UGMjFNtw0
正解です。 [出題元 1993年学習院大]
629 :
40 :05/03/18 14:35:54 ID:UGMjFNtw0
俺のとった解法より (゚д゚)ウマー
630 :
40 :05/03/18 14:43:10 ID:UGMjFNtw0
[85] c > 1 として、 a_n = [nc]/c (n = 1 , 2 , ……) とおく。以下を証明せよ。 (1)すべての n に対して [a_n] は n または (n - 1) に等しい。 (2) c が有理数のときは、 [a_n] = n となる n が存在する。 (3) c が無理数のときは、すべての n に対して [a_n] = (n - 1) となる。 (記号の説明) 実数 x に対し、 x 以下の整数のうちで最大のものを [x] と書く。 (これはガウス記号と呼ばれる)
631 :
457 :05/03/18 17:47:34 ID:3rzm0chBO
ダメだsinの値間違ってる。 PCつけたらもう少しちゃんとした解答書きます。
632 :
457 :05/03/18 18:49:37 ID:Q0Dx901n0
あれ。あってるか。何血迷ったこと言ってるんだ。携帯で2ch見るもんじゃないね。 一応 sinx = siny⇔sinx -siny=0 ⇔2cos(x+y/2)sin(x-y/2)=0 ⇔x+y=(2n+1)π or x-y=2nπ⇔y=(2n+1)π-x or y=x+2nπ(nは任意の整数) x=y+2nπは明らかにcosx ≠ cosy に反する x=(2n+1)π-yのもとで cosx = cosy ⇔ cosx =0 なので、cosx ≠ cosy ⇔cosx ≠0 すなわち、 sinx = siny かつcosx ≠ cosy⇔y=(2n+1)π-x かつcosx ≠0 このもとで cos3x = cos3y ⇔ cos3x=0 cos3x =4cos^3 x -3cosxなので cos3x=0 ⇔4cos^3 x -3cosx =0⇔ cosx =±√3/2 (cosx =0は不適) cosx =±√3/2 のときsinx =±1/2 こっちのほうが面倒かな?
633 :
40 :05/03/18 21:21:39 ID:Zlseis3c0
手間は同じようなものだと思われ。 >sinx = siny⇔sinx -siny=0 ⇔2cos(x+y/2)sin(x-y/2)=0 >⇔x+y=(2n+1)π or x-y=2nπ⇔y=(2n+1)π-x or y=x+2nπ(nは任意の整数) ここのところは和積の公式を使うまでもなく、一気に sinx = siny ⇔ y = (2n + 1)π - x or y = x + 2nπ (n は任意の整数) と書いてもよいかと。両辺の角を比べるという見方をすれば上の同値関係は自明だし。
634 :
40 :05/03/18 21:23:32 ID:Zlseis3c0
「上の同値関係」って sinx = siny ⇔ y = (2n + 1)π - x . or y = x + 2nπ . (n は任意の整数) のことね。
635 :
40 :05/03/18 21:37:33 ID:Zlseis3c0
[別解](略解) 第一式( cos3x = cos3y )より (cosx - cosy) - 4{(sinx)^2*cosx - (siny)^2*cosy) = 0 (←cos の3倍角の公式を用いて整理した) ここで、第二式 ( siny = sinx ) を代入して、 (cosx - cosy){1 - 4(sinx)^2} = 0 cosx ≠ cosy だから sinx = ±1/2 0≦x < 2π とすると、 x = π/6 , 5π/6 , 7π/6 , 11π/6 (x , y ) = (π/6 , 5π/6) , (7π/6 , 11π/6) は 条件を満たすので、 sinx は確かに ±1/2 をとりうる。■
636 :
40 :05/03/18 21:43:16 ID:Zlseis3c0
637 :
457 :05/03/19 02:05:19 ID:GMwHS9TK0
[85] c > 1 として、 a_n = [nc]/c (n = 1 , 2 , ……) とおく。以下を証明せよ。 (1)すべての n に対して [a_n] は n または (n - 1) に等しい。 (2) c が有理数のときは、 [a_n] = n となる n が存在する。 (3) c が無理数のときは、すべての n に対して [a_n] = (n - 1) となる。 (1)nc-1 < [nc] ≦ncなのでn -1/c < a_n ≦n 0 < 1/c <1なので、n-1≦[a_n] ≦n [a_n]は整数なので[a_n]はn または (n - 1) (2)cは一より大きい有理数なのでc = q/p(p,qは自然数、q>p)とおく。 このとき、a_p =[q]/c = p よって、[a_p] = pで確かに [a_n] = n となる n が存在している。 (3)背理法により示す。 もし、あるn(nは自然数)で[a_n] = n となったとする。 n -1/c < a_n ≦nより[a_n] =nとなるのはa_n =nのときのみである。 nc-1 < [nc] ≦ncより、a_n =nとなるのはncが整数の時のみである。 ところが、nは自然数でcは無理数なのでncは無理数で矛盾している。 よって c が無理数のときは、すべての n に対して [a_n] = (n - 1) となる。
638 :
40 :05/03/19 14:38:34 ID:Rm1AKEhD0
正解です。 [出題元 1997年北海道大]
639 :
40 :05/03/19 18:06:10 ID:MTGaUDpe0
[86] 相異なる自然数 a , b , c があり、どの2つの和も残りの数で割ると1余るとする。 a < b < c として a , b , c を求めよ。
640 :
40 :05/03/19 18:51:05 ID:MTGaUDpe0
>>289 >>293 (参考)
赤さびの生じる反応
Fe → Fe(2+) + 2e- ……@
O2 + 2H2O + 4e- → 4OH- ……A (←水に溶けている酸素と、水と電子から OH- が生じる)
Fe(2+) + 2OH- → Fe(OH)2↓ ……B (←Fe(OH)2 は白色沈殿)
4Fe(OH)2 + O2 + 2H2O → 4Fe(OH)3↓ ……C (←赤褐色の水酸化鉄(V) が赤さびの原因)
@*4 + A*2 + B*4 + C より、全体としての反応式は以下のようになる。
4Fe + 3O2 + 6H2O → 4Fe(OH)3
641 :
457 :05/03/20 02:34:06 ID:dCOsEUo1O
[86]は(a,b,c)=(3,4,6),(6,10,15)かな?
642 :
40 :05/03/20 12:29:46 ID:4Onoo7VP0
そうです。
643 :
457 :05/03/20 16:15:36 ID:j/avYdHU0
[86] 相異なる自然数 a , b , c があり、どの2つの和も残りの数で割ると1余るとする。 a < b < c として a , b , c を求めよ。 条件より、l,m,nを自然数として a+b=lc+1 b+c=ma+1 c+a=nb+1....@とおける。(l,m,nが0にならない事は明らか) ここで、a < c,b < cより、a+b < 2cなので、l=1 よってa+b=c+1 これよりa≠1である。(∵a=1とするとb=c) これを@に代入し整理すると (n-1)b=2(a-1)、a<bより2(a-1) < 2bなので (n-1)b <2b よってn=1,2 a≠1よりn=1は不適だから、n=2 よってb=2a-2 ここで、b = 2a-2 > aより、a>2 このとき、c=3a-3 このもとで a+b=3a-2=1*c +1 a+c=4a-3=2*b +1である。 b+c=5a-5で、これをaで割ったあまりは a-5,2a-5,3a-5,4a-5が考えられる。これらのうち1になりうるものは a=6のときのa-5,a=3のときの2a-5 の二つである。 (3a-5=1のときa>2に反する、また4a-5は1にならない。) a=6のとき、(a,b,c)=(6,10,15) a=3のとき(a,b,c)=(3,4,6)で、これら二つはたしかに条件を満たしている。
644 :
40 :05/03/20 17:32:13 ID:odWempHB0
問題ないと思います。 なお、原題には2つの誘導問題が付いていました。一応書いておきます。 (1) (a + b ) を c で割ったときの商はいくらか。 (2) (a + c ) を b で割ったときの商はいくらか。 [出題元 早大理工]
645 :
40 :05/03/20 19:02:38 ID:XycopYsc0
[87] x は 0 でない実数とする。 (x - 1/x) が 0 以外の整数ならば、 (x^2 - 1/x^2 ) は整数でないことを示せ。
646 :
457 :05/03/20 19:41:08 ID:j/avYdHU0
[87] x は 0 でない実数とする。 (x - 1/x) が 0 以外の整数ならば、 (x^2 - 1/x^2 ) は整数でないことを示せ。 x - 1/x =k(kは0以外の整数)とおくと x^2 +1/x^2 = k^2 +2 (x + 1/x)^2 =k^2 +4 x + 1/x = ±√(k^2 +4) よって、(x^2 - 1/x^2 ) =±k√(k^2 +4) kは0以外の整数なので√(k^2 +4)は無理数。(※) よって±k√(k^2 +4) は無理数。すなわち(x^2 - 1/x^2 ) は整数でない。 (※)の証明 kを0以外の整数として、√(k^2 +4) =n(nは正の整数)とおく。 n^2 -k^2 =4、(n+k)(n-k)=4 (n+k)、(n-k)は整数なのでn+k=4,2,1,-1,-2,-4 これらのうちn,kが与えられた条件を満たす解はない。
647 :
40 :05/03/20 19:48:16 ID:XycopYsc0
は、速い (;´Д`)
648 :
40 :05/03/20 19:58:24 ID:XycopYsc0
簡単すぎだったかな? [出題元 一橋大] 寝る前に問題投下するかも。
649 :
40 :05/03/20 22:27:40 ID:1srOHM9j0
[88] k は 2 以上の自然数とするとき、 a_(n+1) = a_n + b_n b_(n+1) = k*a_n + b_n (n = 1 , 2 , …) a_1 = b_1 = 1 が成り立っているとする。このとき、lim[n→∞](a_n/b_n) を求めよ。
650 :
40 :05/03/20 22:34:30 ID:1srOHM9j0
[89] ∫[0 , π]e^x*(sinx)^2 dx > 8 であることを示せ。ただし、π = 3.14… は円周率、 e = 2.71… は自然対数の底である。
651 :
40 :05/03/20 22:46:52 ID:1srOHM9j0
[90] すべては 0 でない n 個の実数 a_1 , a_2 , … , a_n があり、かつ a_1 + a_2 + … + a_n = 0 を満たすとき、 a_1 + 2a_2 + … + n*a_n > 0 が成り立つことを証明せよ。
652 :
457 :05/03/20 22:50:45 ID:j/avYdHU0
[90]てa_1= 1,a_2=-1 残りが0のときって成り立たなくないですか?
653 :
40 :05/03/20 22:54:56 ID:1srOHM9j0
条件を入れ忘れました。 a_1 ≦ a_2 ≦ … ≦ a_n を付け加えてください。スマソ
654 :
40 :05/03/20 22:56:54 ID:1srOHM9j0
書き直し [90] すべては 0 でない n 個の実数 a_1 , a_2 , … , a_n があり、かつ a_1 ≦ a_2 ≦ … ≦ a_n かつ a_1 + a_2 + … + a_n = 0 を満たすとき、 a_1 + 2a_2 + … + n*a_n > 0 が成り立つことを証明せよ。
マゾ氏来ねーなー
656 :
457 :2005/03/21(月) 19:04:21 ID:FN633ABZ0
[90] すべては 0 でない n 個の実数 a_1 , a_2 , … , a_n があり、かつ a_1 ≦ a_2 ≦ … ≦ a_n かつ a_1 + a_2 + … + a_n = 0 を満たすとき、 a_1 + 2a_2 + … + n*a_n > 0 が成り立つことを証明せよ。 nが1のとき0 でない a_1がa_1 =0を満たすときはないので、n≧2 n≧2のときに成立することを数学的帰納法により示す。 n=2のとき、a_1 + a_2 = 0 かつa_1 ≦ a_2のときすべては 0 でないのは tを正の数として、a_1 = -t かつa_2 = tのときである。 このときa_1 + 2a_2 = t > 0 n=k(k≧2)で成立したとする。 このとき(k+1) 個の実数 a_1 , a_2 , … , a_(k+1)がありかつ a_1 ≦ a_2 ≦ … ≦ a_(k+1) かつ a_1 + a_2 + … + a_(k+1) = 0 を満たすとき、 a_1 + 2a_2 + … + n*a_n a_1 + a_2 + … + a_(k+1)
657 :
457 :2005/03/21(月) 19:05:16 ID:FN633ABZ0
途中なのに間違えて送信してしまった。 夕飯食べてから書き直します。
658 :
40 :2005/03/21(月) 22:15:22 ID:cR1q4xF70
>657 了解 今回はどれも一筋縄にはいかないハズ (゚Д゚)y─┛~~
659 :
40 :2005/03/21(月) 22:18:51 ID:cR1q4xF70
>655 後期待ちでしょう。 俺もなんですが。
660 :
457 :2005/03/21(月) 22:32:54 ID:FN633ABZ0
[90] すべては 0 でない n 個の実数 a_1 , a_2 , … , a_n があり、かつ a_1 ≦ a_2 ≦ … ≦ a_n かつ a_1 + a_2 + … + a_n = 0 を満たすとき、 a_1 + 2a_2 + … + n*a_n > 0 が成り立つことを証明せよ。 nが1のとき0 でない a_1がa_1 =0を満たすときはないので、n≧2 n≧2のときに成立することを数学的帰納法により示す。 n=2のとき、a_1 + a_2 = 0 かつa_1 ≦ a_2のときすべては 0 でないのは tを正の数として、a_1 = -t かつa_2 = tのときである。 このときa_1 + 2a_2 = t > 0 n=k(k≧2)で成立したとする。 このとき(k+1) 個の実数 a_1 , a_2 , … , a_(k+1)がありかつ a_1 ≦ a_2 ≦ … ≦ a_(k+1) かつ a_1 + a_2 + … + a_(k+1) = 0 を満たすものを考える。 ここで、b_1 = a_1 + a_2、b_2 = a_3 ・・・・ b_k = a_(k+1) なる k 個の実数b_1 , b_2 , … , b_kを考えると、明らかにこれは b_1 ≦ b_2 ≦ … ≦ b_kかつ b_1 + b_2 + … + b_k = 0を満たしているので、仮定から b_1 + 2b_2 + … + k*b_k > 0 すなわち a_1 + a_2 + 2a_3 + … + k*a_(k+1) > 0 この両辺にa_1 + a_2 + … + a_(k+1) = 0 を加えると a_1 + 2a_2 + … + (k+1)*a_(k+1) > -a_1 a_1 < 0は明らかなので、-a_1 >0 すなわち、a_1 + 2a_2 + … + (k+1)*a_(k+1) > 0 数学的帰納法により、すべてのn(n≧2)で成立することが示された。 一筋縄にはいかないです。はい。
661 :
40 :2005/03/21(月) 22:58:35 ID:cR1q4xF70
良いと思います。これは数学的帰納法を使う問題としては少しむずかしめであるかと。 [出題元 1986年京大] 難易度 C**
662 :
40 :2005/03/21(月) 23:18:55 ID:cR1q4xF70
[別解] 仮定により、a_1 , a_2 , … , a_n には負の数と正の数が必ずある。 a_1 から a_k までを負の数とすると、残りは 0 か正の数である。 仮定から、 a_1 + a_2 + … + a_k + a_(k+1) + a_(k+2) + … + a_n = 0 a_2 + … + a_k + a_(k+1) + a_(k+2) + … + a_n > 0 ……………………………………………… …………………………………………… a_k + a_(k+1) + a_(k+2) + … + a_n > 0 a_(k+1) + a_(k+2) + … + a_n > 0 …………………… a_n > 0 以上 n 個の式を加えて a_1 + 2a_2 + … + n*a_n > 0 ■
663 :
457 :2005/03/22(火) 23:22:55 ID:Dr6gzz2s0
[88] k は 2 以上の自然数とするとき、 a_(n+1) = a_n + b_n b_(n+1) = k*a_n + b_n (n = 1 , 2 , …) a_1 = b_1 = 1 が成り立っているとする。このとき、lim[n→∞](a_n/b_n) を求めよ。 a_n,b_nの一般項を求める方法でできたけど(答え1/√k ) 掲示板に書くには汚いんでちょっと他の手を考え中。 [89] ∫[0 , π]e^x*(sinx)^2 dx > 8 であることを示せ。ただし、π = 3.14… は円周率、 e = 2.71… は自然対数の底である。 甘い評価しかできなくて苦戦中。
664 :
40 :2005/03/23(水) 12:34:48 ID:FmJRqBh70
>663 [88]は正解です。 [89]は難問です。 ヒントが欲しければ言ってください。
665 :
457 :2005/03/23(水) 17:47:37 ID:Or3zPLX70
[89] ∫[0 , π]e^x*(sinx)^2 dx > 8 であることを示せ。ただし、π = 3.14… は円周率、 e = 2.71… は自然対数の底である。 ∫[0 , π]e^x*(sinx)^2 dx = 2/5 * (e^π -1) (計算略) ところで、f(x) = e^x とすると y=f(x) は凸関数なので、任意のx,tに対し e^x ≧ f(t) + (x-t)f'(t)が成立する。(凸関数の性質より。証明略) これにx=3.1,t=3を代入すると e^(3.1) ≧ e^3 + 1/10 *e^3 e^π > e^(3.1) 、e^3 > (2.7)^3 は明らかなので e^π > 11/10 * (2.7)^3 = 21.6513 > 21 これより、2/5*(e^π -1) >8 すなわち、∫[0 , π]e^x*(sinx)^2 dx > 8 今日の朝二度寝して遅刻してあわてている時に思いついた。 [88][89]とも自然数であるところとか式の形とかから なにかエレガントな解答がありそうだけど・・・
666 :
40 :2005/03/23(水) 18:08:34 ID:2hshe2b10
>>665 お見事です、凄い。大数の解き方と本質的に同じです。
[出題元 1999年東大前期E]
難易度 D****
667 :
40 :2005/03/23(水) 19:01:53 ID:2hshe2b10
[90] n 個の実数 x_1 , x_2 , ……, x_n があり、かつ、次の 3 つの条件をみたす。 x_1 ≦ x_2 ≦ …… ≦ x_n ………… @ x_1 + x_2 + …… + x_n = 0 ……………A |x_1|+|x_2| + …… +|x_n| = δ > 0 …… B このとき、実数 a_1 , a_2 , …… , a_n の最大値を M , 最小値を m とすれば、 |a_1*x_1 + a_2*x_2 + …… + a_n*x_n | ≦ (M - m)δ/2 が成り立つことを証明せよ。
668 :
40 :2005/03/23(水) 22:14:43 ID:sfmZfQ580
[91] (1) cos5θ = f(cosθ) を満たす多項式 f(x) を求めよ。 (2) cos(π/10)cos(3π/10)cos(7π/10)cos(9π/10) の値を求めよ。
渋い問題だ。
670 :
大学への名無しさん :2005/03/24(木) 16:57:27 ID:xIoG2Ov0O
[91]って阪大の後期の問題に似てないか?
671 :
40 :2005/03/24(木) 22:01:35 ID:D5PgKvon0
保守thx. えと、[91]の出題元は 1996年京大後期 です。少し変えました。 阪大に似たような問題があったかどうかはよく知りません。 暇なときに調べてみます。
672 :
40 :2005/03/24(木) 22:06:04 ID:D5PgKvon0
673 :
40 :2005/03/25(金) 22:33:57 ID:7YqAYisl0
[92] n を 2 以上の自然数とする。 x^n + ax + b が (x - 1)^2 で割り切れるとき、 a , b の値を求めよ。
493は半径1の球の体積でいいんじゃないですか? どこに直線を持ってきたとしても、回してできた立体図形は 中心原点半径1の球を含みそうですし。
675 :
40 :2005/03/26(土) 00:04:53 ID:Pk7jgfHq0
>674 俺も最初はそう思いました。 でも、ちょっと考えてみて、 なんか問題文が不鮮明であると感じた。 直線lをz軸 にして円Cを回転させたら体積が 0 になって、 「共通部分の体積」がなくなってしまうような気が…
676 :
457 :2005/03/26(土) 00:24:11 ID:rx3XHJua0
[92] n を 2 以上の自然数とする。 x^n + ax + b が (x - 1)^2 で割り切れるとき、 a , b の値を求めよ。 x^n + ax + b が (x - 1)^2 で割り切れるので、Q(x)をある整式として x^n + ax + b = (x - 1)^2 * Q(x)とおける。これから、x=1とすると1 +a +b =0 また、両辺をxで微分して、nx^(n-1) +a = 2(x-1)Q(x) + (x-1)^2 Q'(x) x=1とすると、n +a =0 これより、a =-n,b=n-1 [90] 上手くいかない。
>>675 問題文の一行目の時点ではまだxy平面上だけの話のようなので、
直線lはxy平面上の直線と考えていいと思いますよ。
つまり平面上で直線lを設定した後、それを回してできたxyz空間上の図形を
考えていると。
678 :
40 :2005/03/26(土) 13:41:24 ID:T7YU7Vxd0
>677 なるほど。 >676 正解です。 [出題元 1996年東北学院大]
679 :
40 :2005/03/26(土) 13:50:18 ID:T7YU7Vxd0
[90]は今まで出した問題の中で、最も難しいものの一つです。 B は絶対値がついているので、はずしたいところです。
[90] x_1 ≦ x_2 ≦ …… ≦ x_k-1 ≦ 0 ≦ x_k ≦ x_k+1 ≦…… ≦ x_n とし、 s = M(x_1 + x_2 + …… + x_k-1) + m(x_k + x_k+1 + …… x_n) ≦ 0 S = m(x_1 + x_2 + …… + x_k-1) + M(x_k + x_k+1 + …… x_n) ≧ 0 とする。 明らかに s ≦ a_1*x_1 + a_2*x_2 + …… + a_n*x_n ≦ S が成り立つ。 よって、| a_1*x_1 + a_2*x_2 + …… + a_n*x_n | ≦ max (|s|,|S|) また、|s| = |S| = (M - m)δ/2 なので、題意の不等式は成り立つ。 いやにあっさり解けてしまったので、 どこか勘違いしちゃってるのかもしれないです・・・。
681 :
大学への名無しさん :2005/03/26(土) 18:00:01 ID:3BMg5Vo80
682 :
40 :2005/03/26(土) 20:24:18 ID:Qie3xWK60
>>680 |s| = |S| = (M - m)δ/2
となることを少し説明して頂けませんか?
683 :
457 :2005/03/26(土) 21:22:26 ID:rx3XHJua0
[91] (1) cos5θ = f(cosθ) を満たす多項式 f(x) を求めよ。 (2) cos(π/10)cos(3π/10)cos(7π/10)cos(9π/10) の値を求めよ。 (1)cos5θ= cos4θcosθ - sin4θsin θ cos4θ= 8(cosθ)^4 -8(cosθ)^2 +1 sin4θ= 2sin2θcos2θ = 4sinθcosθ{2(cosθ)^2 -1}だから cos5θ= cos4θcosθ - sin4θsin θ = 8(cosθ)^5 -8(cosθ)^3 +cosθ -4cosθ{2(cosθ)^2 -1}(sinθ)^2 =8(cosθ)^5 -8(cosθ)^3 +cosθ -{8(cosθ)^3 -4cosθ}{1-(cosθ)^2} =8(cosθ)^5 -8(cosθ)^3 +cosθ -{8(cosθ)^3 -8(cosθ)^5 -4cosθ +4(cosθ)^3} =16(cosθ)^5 -20(cosθ)^3 +5cosθ よって、f(x)=16x^5 -20x^3 +5x (2) cos(π/10)cos(3π/10)cos(7π/10)cos(9π/10) ={cos(π/10)cos(9π/10)}{cos(3π/10)cos(7π/10)} =1/4{cosπ+cos(4π/5)}{cosπ+cos(2π/5)} =1/2[{cos(2π/5)}^2 -1]{cos(2π/5) -1} cos(2π/5)の値は72°72°36°の三角形利用で出すと(√5 +1)/4 これを用いると cos(π/10)cos(3π/10)cos(7π/10)cos(9π/10) =1/128{(√5 +1)^2 -16}{(√5 +1) -4} で、計算すればでる・・・かな?
>>682 x_1 + x_2 + …… + x_n = 0より
x_1 + x_2 + …… + x_k-1 = -(x_k + x_k+1 + …… x_n)
よって、
|s| = |M(x_1 + x_2 + …… + x_k-1) + m(x_k + x_k+1 + …… x_n)|
= |(M - m)(x_k + x_k+1 + …… x_n)|
|S| = |m(x_1 + x_2 + …… + x_k-1) + M(x_k + x_k+1 + …… x_n)|
= |(m - M)(x_k + x_k+1 + …… x_n)|
δ/2 = (|x_1 |+ |x_2| + …… + |x_n|)/2
={ -(x_k + x_k+1 + …… x_n) + (x_k + x_k+1 + …… x_n)}/2
= (x_k + x_k+1 + …… x_n)
以上の説明でどうでしょう。
685 :
40 :2005/03/26(土) 22:22:21 ID:KYKsM1m60
>>684 その説明があれば完璧かと。これがあっさり解けるのはすごいです。
[出題元 1980年九工大(改)]
難易度 D#
686 :
40 :2005/03/26(土) 22:28:55 ID:KYKsM1m60
>>683 正解です。実戦的には(2)は457氏のやり方で十分だと思いますが、
別のやり方もあります。(それに気付くと答えがすぐ出ます。)
687 :
40 :2005/03/26(土) 22:47:19 ID:KYKsM1m60
[93] m を正の整数とする。 m^3 + 3m^2 + 2m + 6 はある整数の 3 乗である。 m を求めよ。
688 :
457 :2005/03/26(土) 23:18:39 ID:rx3XHJua0
三角関数がでたので暇つぶしにどうぞ。 nを正の整数とする。 cos nθはa_n,a_(n-1)・・・・a_1,a_0をある整数として a_n *(cosθ)^n + a_(n-1) *(cosθ)^(n-1) +・・・・・+a_1*cosθ+ a_0 とあらわす事ができることを示せ。
689 :
40 :2005/03/27(日) 19:11:30 ID:iOSdnzka0
>688 次に出そうと思っていた問題だw 俺はやったことがあるので、どなたかどうぞ。 (誰も解かなければ、俺が解答を書きます。)
690 :
40 :2005/03/28(月) 15:22:30 ID:i9JrzC4Y0
>>484 とりあえず、答えだけ。
(1) B .
(2) C , 12k + 3 回
691 :
40 :2005/03/28(月) 22:31:37 ID:UVGeRIB40
[94] 次の条件 (イ) , (ロ) を同時にみたす整数 a , b の組 (a , b) をすべて求めよ。 (イ) 2次方程式 X^2 + aX + b = 0 の 2つの解が共に2以上の整数である。 (ロ) 不等式 3a + 2b ≦ 0 が成り立つ。
ほしゅ
冬眠宣言です。 やっぱり駄目でした。受験ってのは実力がはっきりと評価されますね。 また一から出直しですたい。やはりショックだし凹んでますが仕方無い。 40氏の恐ろしいスタミナを見習って俺もぼちぼちやりますわ。 しかしこの数カ月の苦闘が水泡に帰してしまったことでかなり抜け殻状態になってます。 先ずは充電から始めなければいかん。つうことでしばらく潜らせて下さい…かなり打ちのめされてますわ…orz このスレは展開も難度もすでに俺の手を離れつつありますのであまり心配はしてませんが、 英語と理科に重点を掛けねばいけないのでいずれにしても出現頻度は激減すると思います。 スレは必要なときにまた建つのであまり保守は気にせず気ままに進めて下さい。 しっかし脱力感がひどい…こんなときは読書ぐらいしか出来ない。 ショオペンハウエルでも読んで鬱になってきます…
694 :
40 :2005/03/30(水) 13:46:38 ID:Dtvi+p9U0
>692 さんくす。 >693 そうか。でもその内容を見る限りでは数学はできたのかな?
695 :
40 :2005/03/30(水) 14:23:33 ID:Dtvi+p9U0
>>484 (1)題意のように光線が出発するとき、光線は初めに辺BC上(端点は除く)の点Dで
反射する。ここで、正三角形ABC の一辺を2とし、xy平面上で A=O(0 , 0) ,B(2 , 0)
C(1 , √3) となるように座標軸を定めても一般性を失わない。このとき、三角形ABCを、
任意の一辺に関して対称移動し、新たに得られた三角形に対して同様の操作を行うと、
xy平面上は正三角形ABCと合同な三角形で隙間なく、また重なりなく埋め尽くされる。
そして、tanθ = √3/4 であるから、光線は点M(4 , √3) を通る。よって、頂点Bに到達する。■
696 :
457 :2005/03/30(水) 18:48:32 ID:YslFYzq3O
[94]は(-4,4)(-5,6)(-6,8)(-7,10)(-8,12)(-6,9)かな?
697 :
40 :2005/03/30(水) 20:54:51 ID:MRqjn8030
ええ、それで合ってます。
698 :
457 :2005/03/31(木) 00:38:50 ID:WdyAjmo90
[94] 次の条件 (イ) , (ロ) を同時にみたす整数 a , b の組 (a , b) をすべて求めよ。 (イ) 2次方程式 X^2 + aX + b = 0 の 2つの解が共に2以上の整数である。 (ロ) 不等式 3a + 2b ≦ 0 が成り立つ。 (イ)の二解をm,n(2≦m≦n)とおくと、a=-(m+n),b=mn これを(ロ)に代入し整理すると (m- 3/2)(n-3/2)≦ 9/4 ここで、n-3/2 ≧1/2であるから、 m -3/2 ≦ 9/2 これより、m=2,3,4,5,6 m=2のときnは2,3,4,5,6をとり得る m=3のときn=3のみとり得る m=4,5,6に当てはまるnはない。 よって、(m,n)=(2,2),(2,3),(2,4),(2,5),(2,6),(3,3) これより(a,b)=(-4,4),(-5,6),(-6,8),(-7,10),(-8,12),(-6,9) [93] はm=8k-3まではわかった。
ここで最後の報告をしておきたいと思います…。 センター597で東大理2に特攻しましたがもちろん不合格でした。 判定は一応Cだったので2次でややもち返したと言ったところでしょうか…。 数学は推定55点、化学が40点前後、後は言ってもしょうがない点数なので省略します。 最終的に中堅私大に進学ということになりました。 もう私にとってこのスレは終わってしまったのですが…ROMってはおこうと思います。 これからの人はがんばってください。 マゾ氏もがんばって欲しいところです…。 それでは。
700 :
40 :2005/03/31(木) 08:35:08 ID:RM3pIHLI0
>699 とりあえず進学おめ。大学は忙しいと思いますが、 よかったらたまには顔を出してください。
701 :
40 :2005/03/31(木) 08:48:57 ID:RM3pIHLI0
>>698 [94] は正解。
[出題元 1996年阪大前期]
難易度 B**
[93] のヒント
>>160-161 解答の前半部分。
メル欄にも少しヒントを書いておきます。
702 :
無能の266 :2005/03/31(木) 16:45:13 ID:OAo0bsu20
>>699 おめでとうございます
中堅私大ですか・・?早稲田慶応とかのことかな?
お時間がございましたらどんどん顔を出してください(お願いします
>>693 私も冬眠しますよ(金なんてたまらねー。。。
数学をやる時間よりも心のゆとりが無い・・・
703 :
457 :2005/03/31(木) 18:30:46 ID:WdyAjmo90
[93] m を正の整数とする。 m^3 + 3m^2 + 2m + 6 はある整数の 3 乗である。 m を求めよ。 m^3 + 3m^2 + 2m + 6 = k^3と置く。 m^3 + 3m^2 + 2m + 6 = (m+1)^3 +5-m なので、 m>6に対して、k^3 < (m+1)^3 また、明らかにm^3 < k^3なので m>6 に対し m < k < m+1 よってm>6に対し整数となるkはない。 また、m^3 + 3m^2 + 2m + 6 = (m+3)(m^2 +2)で m+3とm^2 +2の偶奇は異なるので k^3 は偶数。これより(m+3)(m^2 +2)は8の倍数。 m^2 +2 は8の倍数になりえないのでm+3が8の倍数。 これらから、m=5である。 確かにm=5とするとk=6となって適している。 よってm=5 ひとつの方針に捕らわれすぎてわからなくなることが多いなあ。
704 :
40 :2005/03/31(木) 19:26:35 ID:a4mFZlpu0
>>703 正解です。
[出題元 2001年一橋大後期]
難易度 C**
705 :
40 :2005/03/31(木) 19:37:40 ID:a4mFZlpu0
参考までに、想定していた解答を書いておきます。 [解答] n = m^3 + 3m^2 + 2m + 6 とおくと、m > 0 より、 m^3 < m^3 + 3m^2 + 2m + 6 < m^3 + 6m^2 + 12m + 8 ∴m^3 < n < (m + 2)^3 であるから、正の整数 m に対して、n が立方数になるのは、 n = (m + 1)^3 のときである。 よって、m^3 + 3m^2 + 2m + 6 = (m + 1)^3 ⇔ m^3 + 3m^2 + 2m + 6 = m^3 + 3m^2 + 3m + 1 ⇔ m = 5 .■
706 :
40 :2005/03/31(木) 21:10:04 ID:a4mFZlpu0
[95] 2n^2 + 1 , 3n^2 + 1 , 6n^2 + 1 がどれも平方数であるような正整数 n は存在しないことを示せ。
708 :
40 :入学予定日2006/04/01(金) 20:34:16 ID:xyzM8wST0
>707 ええ、JMO本選の問題です。
709 :
無能の266 :入学予定日2006/04/02(土) 10:10:30 ID:pHo0pLjX0
まだ冬眠前ですw
JMO予選きたー
>>707 薬大って難しいのでは??
gj
711 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 14:54:51 ID:+CIjvpiL0
[96] a , b , c を相異なる三つの正数(=正の実数)とするとき、指数方程式 a^x + b^x = c^x の実数根は何個あるか。
712 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 15:07:04 ID:+CIjvpiL0
>>668 [別解]
(2) 解と係数の関係を用いる。これに気付くと速いです。
f{cos(π/10)} = cos{5*(π/10)} = 0
f{cos(3π/10)} = cos{5*(3π/10)} = 0
f{cos(7π/10)} = cos{5*(7π/10)} = 0
f{cos(9π/10)} = cos{5*(9π/10)} = 0
よって、 cos(π/10) , cos(3π/10) , cos(7π/10) , cos(9π/10) は f(x) = 0 の解であり、
また、@の4数は互いに異なり(∵ (π/10) < (3π/10) < (7π/10) < (9π/10) )、
0 とも異なる。したがって@は、 f(x) = 0 の x = 0 以外の 4解、つまり、
16x^4 - 20x^2 + 5 = 0 の4解だから、解と係数の関係により、
cos(π/10)cos(3π/10)cos(7π/10)cos(9π/10) = 5/16 . ■
713 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 15:12:09 ID:+CIjvpiL0
訂正 下から4行目 (∵ 0 < (π/10) < (3π/10) < (7π/10) < (9π/10) < π )、
714 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 15:17:09 ID:+CIjvpiL0
また訂正 cos(π/10) , cos(3π/10) , cos(7π/10) , cos(9π/10) ……@
715 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 15:39:21 ID:+CIjvpiL0
>>177 [別解1]
z を虚数とする。
z , z^2 , z^5 の虚部が一致する条件は、
z , z^5 の虚部が一致する ………(ア)
かつ
z , z^2 の虚部が一致する ………(イ)
と同値である。
(ア)は、実数 s を用いて
z^5 - z = s , すなわち z^5 - z - s = 0 ……@
と表せることと同値である。
(イ)は、実数 t を用いて
z^2 - z = t , すなわち z^2 - z - t = 0 ……A
と表せることと同値である。
よって、@かつAを満たす実数 s , t が存在するような虚数 z を求めればよい。
716 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 15:54:35 ID:+CIjvpiL0
ここで、 z^5 - z - s = (z^2 - z - t){z^3 + z^2 + (t + 1)z + 2t + 1} + (t^2 + 3t)z + (2t^2 + t - s) ……B が成り立つから、@かつAが成り立つとき、 (t^2 + 3t)z + (2t^2 + t - s) ……C が成り立つ。t^2 + 3t , 2t^2 + t - s は実数、z は虚数 であるから、Cが成り立つ条件は t^2 + 3t = 0 , かつ 2t^2 + t - s = 0 . よって、(t , s) = (0 , 0) , (-3 , 15) (t , s) = (0 , 0) のときAから、 z^2 - z = 0 . ∴ z = 0 , 1 . これらは虚数でないので不適。 (t , s) = (-3 , 15) のとき、Aから z^2 - z + 3 = 0 . ∴ z = (1 ±√11 i)/2 . これは、Bから、 z^5 - z - 15 = 0 も満たす。 よって、 z = (1 ±√11 i)/2 . ■
717 :
40 :入学予定日2006年,2005/04/03(日) 15:57:00 ID:+CIjvpiL0
訂正 (t^2 + 3t)z + (2t^2 + t - s) = 0 ……C
718 :
40 :2005/04/04(月) 21:28:44 ID:fSCVWEXM0
[97] lim[n→∞](C[3n , n]/C[2n , n])^(1/n) を求めよ。
719 :
457 :2005/04/04(月) 23:58:43 ID:qG3Zxpug0
[97] lim[n→∞](C[3n , n]/C[2n , n])^(1/n) を求めよ。 a_n =(C[3n , n]/C[2n , n])^(1/n) とおくと log(a_n) = 1/n *{Σ[k=1,n]log(2+k/n) - Σ[k=1,n]log(1+k/n)} この極限値は、区分求積法を用いると lim[n→∞]{log(a_n)} = ∫[2,3]logxdx - ∫[1,2]logxdx =3log3 -3 -2log2 +2 -2log2 +2 +1log1 -1 =3log3 -4log2 = log(27/16) f(x)=logxはすべての正の実数xに対し連続だから lim[n→∞]{log(a_n)} = log(lim[n→∞]a_n) よってlog(lim[n→∞]a_n) = log(27/16)なので lim[n→∞]a_n = 27/16 A.27/16 うはwww数Vの問題しかまともに解けねえwwwwうぇwww orz 最近物重・化学の新演習・速単ばかりひたすらやってるせいか。 こんなんで来週の模試大丈夫だろうか。 [95][96]ともにヒントがあれば欲しい。移項して微分?
gj
721 :
457 :2005/04/05(火) 15:01:52 ID:Iga6CrG9O
[96]わかった。今解答作成中
722 :
40 :2005/04/05(火) 17:21:45 ID:sWFuNt710
723 :
40 :2005/04/05(火) 17:33:29 ID:sWFuNt710
[95]のヒント 背理法を使うのはいいと思います。 そこで、「平方数でない数は2つの連続した平方数ではさむ」という手法を用いるとよいかと。 与えられた数の積をとって考えてみて下さい。
724 :
457 :2005/04/05(火) 19:59:29 ID:4gP60pNM0
[96]分かったと思ったら最後が上手くいかなった。 両辺をc^xで割り、a/c,b/cをd,eと置くと d^x + e^x =1 で、0<d<1 かつe>1 、またはd>1 かつ0<e<1の時が 下に凸な関数なのは分かったが最小値と1との大小比較が上手くできない。 だめだ俺。
725 :
40 :2005/04/06(水) 08:09:49 ID:s3dULtMG0
もうほとんどできてますね。 a , b , c は相異なる三つの正数だから、 a , b , c の大小関係で場合分けすれば…
726 :
40 :2005/04/06(水) 22:32:15 ID:QoSijMI30
[98] 空間内の4点 A , B , C , D が AB = 1 , AC = 2 , AD = 3 , ∠BAC = ∠CAD = 60° , ∠DAB = 90° をみたして いる。この4点から等距離にある点を E とする。線分AE の長さを求めよ。
727 :
40 :2005/04/08(金) 22:10:12 ID:G7XEyWpv0
[99] a_n = Σ[k = 1 , n](1/√k) , b_n = Σ[k = 1 , n]{1/√(2k + 1)} とするとき、 lim[n→∞]a_n , lim[n→∞](b_n/a_n) を求めよ。
728 :
457 :2005/04/09(土) 00:32:43 ID:sL+MUd350
[99] は二年前だかの東大の問題ですね。答え知っているんでパス。 [96] a , b , c を相異なる三つの正数(=正の実数)とするとき、指数方程式 a^x + b^x = c^x の実数根は何個あるか。 両辺をc^xで割り、a/c,a/bを新たにd,eとおく。d^x + e^x =1 f(x)=d^x + e^xとおく このとき、次の場合が考えられる。 (i)d>1かつe>1(すなわちa>cかつb>c) このとき、f(x)は単調増加で、lim[x→+∞]f(x) = +∞、lim[x→-∞]f(x) = 0なので 解は一つ。 (ii) 0<d<1かつ0<e<1(すなわちa<cかつb<c) (i)の論法を適宜修正して同様にすると、解は一つ。 (iii)d=1またはe=1のとき(すなわちa=cかb=c) d^x=0 またはe^x =0 となり、解は無い。 (iv)0<d<1かつe>1(すなわちa<cかつb>c)のとき f(x)は、x=0のときf(x)=2 x>0のときe^x >1 d^x >0であるからf(x) > 1 x<0のときe^x >0 d^x >1であるからf(x) > 1 よってf(x)=1に解は無い。 (v)d>1かつ0<e<1(すなわちa>cかつb<c)のとき (iv)の論法を適宜修正して同様にすると、解は無い。 最小値調べなくてもいいじゃんよお・・・
729 :
457 :2005/04/09(土) 01:00:40 ID:sL+MUd350
[98] 空間内の4点 A , B , C , D が AB = 1 , AC = 2 , AD = 3 , ∠BAC = ∠CAD = 60° , ∠DAB = 90° をみたして いる。この4点から等距離にある点を E とする。線分AE の長さを求めよ。 ∠DAB = 90°なので、Aを原点とし、ADをx軸、ABをy軸とする座標軸をとると B(0,1,0) C(1,1,√2) D(3,0,0) (Cの位置は容易に計算ができる。z座標は正のものを取った。) ここで、E(x,y,z)とおき、線分AE=rとおくと x^2 +y^2 +z^2 = r^2....@ x^2 + (y-1)^2 + z^2 =r^2....A (x-3)^2 + y^2 + z^2 =r^2....B (x-1)^2 +(y-1)^2 +(z-√3)^2 = r^2....C @-Aより y=1/2 @-Bよりx=3/2 @-Cにこれらを代入するとz=√3 /6 @に代入しr^2=31/12よってr=√63 /6 ベクトルなんて使えませんorz
730 :
457 :2005/04/09(土) 01:08:41 ID:sL+MUd350
[95] 2n^2 + 1 , 3n^2 + 1 , 6n^2 + 1 がどれも平方数であるような正整数 n は存在しないことを示せ。 帰謬法により示す。 これらが全て平方数とすると、(2n^2 +1)(3n^2 +1) = 6n^4 +5n^2 +1 も平方数。 また、n^2*(6n^2 +1) = 6n^4 +n^2 も平方数。 ところで、6n^2 + 1 = k^2(k>0)とおくと nk^2 = 6n^4 +n^2 ( < 6n^4 +5n^2 +1) (nk+1)^2 = 6n^4 +n^2 +1 +2nk ここで、k = √(6n^2 + 1) > √6 *n > 2n なので 6n^4 +n^2 +1 +2nk > 6n^4 +5n^2 +1 よって、(nk)^2 < 6n^4 +5n^2 +1 < (nk+1)^2 ところが、 6n^4 +5n^2 +1 は平方数で無ければならない。これは矛盾。 よって2n^2 + 1 , 3n^2 + 1 , 6n^2 + 1 がどれも平方数であるような正整数 n は存在しない。 整数・ベクトルはどうやら苦手範囲のようです。
731 :
457 :2005/04/09(土) 01:09:41 ID:sL+MUd350
これでたまっていたのは全部終わったかな?
732 :
40 :2005/04/09(土) 12:47:51 ID:c00DwKWi0
>>728 (iii)の場合は不要ですね。
a , b , c は相異なる三つの正数だから。
[出題元 エレガントな解答をもとむ]
>>729 一箇所ミスってます。正しくは
(x-1)^2 +(y-1)^2 +(z-√2)^2 = r^2....C
で、z = 0 となることから、r = √10/2 です。
[出題元 2005年阪大前期B]
難易度 B***
733 :
40 :2005/04/09(土) 12:58:25 ID:c00DwKWi0
>>730 正解です。なお、
試行錯誤しながらもこの問題が解ける人は「上級者」らしいです。
>>731 そうですね。問題をなんか探してきます (´Д`)ノ
734 :
40 :2005/04/09(土) 14:57:51 ID:c00DwKWi0
[100] 2つの数 (0.99)^99 と (1.01)^(-101) との大小を比較せよ。
735 :
40 :2005/04/09(土) 15:06:54 ID:c00DwKWi0
[101] (1) a < b とする。ある ε > 0 が存在して a - ε < x < b + ε において f(x) は微分可能で、 f’(x) は連続とする。このとき、 lim[n→∞]∫[a , b]f(x)*cos(nx)dx = 0 , lim[n→∞]∫[a , b]f(x)*sin(nx)dx = 0 が成り立つことを証明せよ。 (2)極限値 lim[n→∞]∫[0 , π/2]{sin(nx)}^2/(1 + x) を求めよ。
736 :
大学への名無しさん :2005/04/10(日) 09:58:24 ID:q0jBX2iy0
>>101 a - ε < x < b + ε→
a + ε < x < b - ε
Fourier?
737 :
40 :2005/04/11(月) 01:09:20 ID:9r0Wsm290
おっしゃるとおり、フーリエ解析という分野らしいですが、まだ勉強が不十分です (;´Д`) なお、[101]の(1)は「リーマン・ルベーグの定理」と呼ばれるようです。
0<x<√2 0<y<1 [x^2]+[y^2]=[x^2+y^2] で表される領域の面積を求めよ [ ]はガウスの記号のことね 京都産業大より
739 :
457 :2005/04/13(水) 00:02:51 ID:0H+S5Hju0
[101] (1) a < b とする。ある ε > 0 が存在して a - ε < x < b + ε において f(x) は微分可能で、 f’(x) は連続とする。このとき、 lim[n→∞]∫[a , b]f(x)*cos(nx)dx = 0 , lim[n→∞]∫[a , b]f(x)*sin(nx)dx = 0 が成り立つことを証明せよ。 (1)∫[a , b]f(x)*cos(nx)dx = 1/n*{f(b)sin(bn) -f(a)sin(an)} - 1/n * ∫[a , b]f'(x)*sin(nx)dx ここで、f’(x) は連続なので、ある正数Mが存在し、a≦x≦bに対し|f'(x)| ≦M が成立する。 また、a≦x≦bに対し|sin(nx)| ≦1であるから、 | ∫[a , b]f'(x)*sin(nx)dx | ≦(b-a)*M が成り立つことは明らか。 また、 -( |f(b)| + |f(a)| )≦ ( |f(b)| + |f(a)| ) も容易に示せる。すなわち -1/n * { |f(b)| + |f(a)| + (b-a)M } ≦ ∫[a , b]f(x)*cos(nx)dx ≦ 1/n * { |f(b)| + |f(a)| + (b-a)M } はさみうちの定理からlim[n→∞]∫[a , b]f(x)*cos(nx)dx = 0 lim[n→∞]∫[a , b]f(x)*sin(nx)dx = 0も同様にして示せる。
740 :
457 :2005/04/13(水) 00:04:00 ID:0H+S5Hju0
解答五行目訂正 -( |f(b)| + |f(a)| )≦ f(b)sin(bn) -f(a)sin(an) ≦ ( |f(b)| + |f(a)| )
741 :
457 :2005/04/13(水) 00:09:59 ID:0H+S5Hju0
(2)極限値 lim[n→∞]∫[0 , π/2]{sin(nx)}^2/(1 + x) を求めよ。 {sin(nx)}^2 = {1 -cos(2nx)}/2なので ∫[0 , π/2]{sin(nx)}^2/(1 + x) = -∫[0 , π/2]sin(2nx)/(2 + 2x) dx + ∫[0 , π/2]1/(2 + 2x) dx = -∫[0 , π/2]sin(2nx)/(2 + 2x) dx + {log(π/2 +1)}/2 lim[n→∞]sin(2nx)/(2 + 2x) dx は(1)より0なので lim[n→∞]∫[0 , π/2]{sin(nx)}^2/(1 + x) = 1/2 *log(π/2 +1)
742 :
457 :2005/04/13(水) 00:22:39 ID:0H+S5Hju0
[100] 2つの数 (0.99)^99 と (1.01)^(-101) との大小を比較せよ。 二数の自然対数を取ると log(0.99)^99 = 99log99 - 99log100 log(1.01)^(-101) = 101log100 - 101log101 よってlog(0.99)^99 - log(1.01)^(-101) = 99log99 + 101log101 -200log100 ここで、f(x)=logxとおくと、f(x)は上に凸である関数なので、 f(x) ≧ f(a) + f'(a)(x-a) (x,aは任意の正の数) これより、log99 ≧ log100 - 1/100 、log101 ≧ log100 + 1/100 であるから 99log99 + 101log101 -200log100 ≧ 1/50 > 0 すなわち、log(0.99)^99 > log(1.01)^(-101) 自然対数の底e(=2.718…)は1より大きいので (0.99)^99 > (1.01)^(-101)
保守.
744 :
457 :2005/04/13(水) 20:07:00 ID:P8KywxH00
745 :
457 :2005/04/13(水) 20:19:12 ID:P8KywxH00
[100] 訂正。これで合っている…はず。 二数の自然対数を取ると log(0.99)^99 = 99log99 - 99log100 log(1.01)^(-101) = 101log100 - 101log101 よってlog(0.99)^99 - log(1.01)^(-101) = 99log99 + 101log101 -200log100 ここで、f(x)=logxとおくと、f(x)は上に凸である関数なので、 f(x) ≦ f(a) + f'(a)(x-a) (x,aは任意の正の数) また、x≠aのとき等号は成り立たない。 これより、log100 < log99 + 1/99 、log100 < log101 - 1/101 であるから log(0.99)^99 - log(1.01)^(-101) = 99log99 + 101log101 -200log100 > 99log100 -1 +101log100 +1 -200log100 =0 すなわち、log(0.99)^99 > log(1.01)^(-101) 自然対数の底e(=2.718…)は1より大きいので (0.99)^99 > (1.01)^(-101)
746 :
40 :2005/04/13(水) 23:37:10 ID:wyfuWpwR0
今日は忙しいので明日レスします。 結論が合っているので多分正解だと思いますが。 ノシ
747 :
40 :2005/04/14(木) 20:22:45 ID:qdux10Kv0
>>739-741 正解です。(2)は東工大の問題でした。
[100]は明日以降に見ます。
麻雀と運動をしすぎて疲れたです (;´Д`)
748 :
457 :2005/04/14(木) 23:11:57 ID:10Mj4Xlh0
学校の試験で大量ボンミスで200点中25点以上がパーwやってらんねえ… 麻雀をモデル化した問題がいつかどこかで出てほしいな、という チラシの裏という名の保守。 京都産業大のは(π-1)/2かな?数研のアレ風味の略解 0<y^2<1なので[y^2]=0 0<x<1のとき左辺は0なので、x^2 +y^2 <1 1≦x<√2 のとき左辺は1なので、1≦x^2 +y^2 <2
保守 加油
テステス
751 :
40 :2005/04/16(土) 20:41:01 ID:3Mmv3YyL0
保守サンクス
>>745 お見事です。この問題は入試としては最上級の難問のようです。
[出題元 名古屋大学]
752 :
40 :2005/04/16(土) 22:27:41 ID:3Mmv3YyL0
[102] x < 2 を満たす x の最大値は存在しないことを証明せよ。
753 :
40 :2005/04/16(土) 22:29:38 ID:3Mmv3YyL0
[103] k が4の倍数でないとき、 1^k + 2^k + 3^k + 4^k は5の倍数になることを証明せよ。
754 :
256 :2005/04/16(土) 22:58:10 ID:6gyykj/C0
>>752 無いのを証明するのは難しいですね・・・
自明なんですがね。
755 :
457 :2005/04/16(土) 23:49:50 ID:8bWwvEtV0
[102] x < 2 を満たす x の最大値は存在しないことを証明せよ。 帰謬法により示す。 最大値が存在したとしこれをMとおく。条件よりM < 2 ここで、M + (2-M)/2 = (M+2)/2 なる数を考える。 M < 2なので、 (M+2)/2 < 2 である。 また、M < 2 より (2-M)/2 > 0なので、 M < (M+2)/2 < 2 これは、(M+2)/2 が最大値より大きく x < 2を満たす数であることを示している。これは矛盾 よって、x < 2 を満たす x の最大値は存在しない。 こんなんでいいのかね?もっと大学数学の実数の公理だとか 有理数が緻密だとかそういう話なのかな?
756 :
457 :2005/04/17(日) 00:04:06 ID:j4CjA2aP0
[103] k が4の倍数でないとき、 1^k + 2^k + 3^k + 4^k は5の倍数になることを証明せよ。 数学的帰納法により証明する。 まず、k=n(nはn≧1なる自然数)のとき成立したと仮定すると k=n+4でも成立することを示す。 仮定より 1^n + 2^n + 3^n + 4^n = 5m (mはある自然数) ここで、 1^(n+4) +2^(n+4) +3^(n+4) +4^(n+4) -(1^n +2^n +3^n +4^n) = 15*2^n +80*3^n +255*4^n よって、1^(n+4) + 2^(n+4) + 3^(n+4) + 4^(n+4) = 5(m +3*2^n +16*3^n +51*4^n) よって、k=nのとき1^k + 2^k + 3^k + 4^k が5の倍数なら k=n+4でも1^k + 2^k + 3^k + 4^k が5の倍数。....@ ここで、k=1のとき1^k + 2^k + 3^k + 4^k = 10 で5の倍数 k=2 のとき1^k + 2^k + 3^k + 4^k = 30 で5の倍数 k=3のとき1^k + 2^k + 3^k + 4^k = 100 で5の倍数 よって、これらと@より、k が4の倍数でないとき、 1^k + 2^k + 3^k + 4^k は5の倍数になることが示された。
757 :
40 :2005/04/17(日) 21:42:14 ID:ZNMYugxp0
OK. です。 なんか最近忙しいので、 これから問題投下のペースが落ちると思います。 今日はできれば投下したいが…
758 :
大学への名無しさん :2005/04/17(日) 22:10:20 ID:+hrllVHm0
102って入試問題ですか?
759 :
40 :2005/04/17(日) 22:23:10 ID:ZNMYugxp0
>758 入試問題かどうかは分かんないです。スマソ 確か青茶のコラムのところに書いてたと思います。
760 :
40 :2005/04/17(日) 23:05:12 ID:ZNMYugxp0
[104] a↑ , b↑ , c↑ , d↑ はどの2つも平行でない4つの空間ベクトルで、その大きさは |a↑| = 1 , |b↑| = 2 , |c↑| = 3 , |d↑| = 4 であり、また、どの2つのベクトルのなす角も等しいとする。ある実数 x , y , z に対し、 xa↑ + yb↑ + zc↑ + d↑ = 0↑ が成立するとする。このとき、内積 a↑・b↑ と、 x , y , z のそれぞれの値を求めよ。
761 :
457 :2005/04/17(日) 23:34:35 ID:qoPdByTf0
[104]は大数で見てしまったのでパス。他の人どうぞ。 それと適当な問題を二つ。なんのひねりも無く暇つぶしにしかならない。 (1)xは実数とする。√(x^2 + 4x + 13) + √(x^2 -6x +10) の最小値と、その時のxの値を求めよ。 (2)座標平面状にO(0,0)、P_0(1,0)をとり、次のようにP_nをとっていく。 ∠O P_(n-1) P_n が直角で、P_(n-1)P_n = 1 このとき、∠O P_0 P_1 + ∠O P_1 P_2 + … が発散することを示せ。
762 :
40 :2005/04/18(月) 18:52:39 ID:SjYpmllX0
457氏は大数購読者か…。
763 :
457 :2005/04/18(月) 21:19:35 ID:MlLuGG3n0
たまたま学校の図書館にあるのを見ただけで 購読しているというわけではないです。 検討中ではあるけれども。
764 :
40 :2005/04/19(火) 08:38:05 ID:L7pvCI0o0
図書館にあるのか。いいな。 バックナンバーどれくらいそろってるの? 投下する問題がかぶってるのを防ぎたいので、参考までに。
765 :
457 :2005/04/19(火) 20:36:05 ID:zSAGLs8fO
毎年年度末に欲しいがもらっていくので 今年の二月より前の物はあまりそろっていません。
766 :
40 :2005/04/19(火) 22:31:46 ID:dqaCqZdW0
分かりますた。 今日は投下なしです。
767 :
40 :2005/04/20(水) 23:10:28 ID:0QU1B+vY0
土日くらいに投下予定 また麻雀負けた (;´Д`)
赤チャート?
769 :
40 :2005/04/23(土) 21:49:45 ID:I6IQa9KC0
ほしゅ
>>768 スレ主が愛用しているのでこういうスレタイになってますが、
俺が出してる問題は赤茶には載ってないのが多いです。
770 :
40 :2005/04/24(日) 10:54:16 ID:O/lvBKyu0
[105] すべての整数 n に対して f(n) が整数であるような多項式を整数多項式と呼ぶことにする。 次のことを示せ。 (1) f(x) が整数多項式である ⇔ ある整数 k について f(k) は整数で、f(x+1) - f(x) は整数多項式である (2) f(x) は n 次の多項式であって、 f(0) , f(1) , f(2) , … , f(n) がすべて整数 ⇒ f(x) は整数多項式である
771 :
40 :2005/04/24(日) 11:14:00 ID:O/lvBKyu0
>>761 (1)f(x) = √(x^2 + 4x + 13) + √(x^2 -6x +10) = √{(x+2)^2 + 3^2} + √{(x-3)^2 + 1^2} とおく。
f(x) は (-2 , 3) と (x , 0) との距離と (3 , 1) と (x , 0) との距離の和である。
従って、f(x) が最小になるのは、(-2 , 3) と (x ,0) と (3 , -1) が一直線上にあるときである。
∴f(x)の最小値は √(5^2 + 4^2) = √41 .
このときの x の値は -2 + 3/4*5 = 7/4 .
772 :
40 :2005/04/27(水) 21:05:18 ID:oKZ7ZttR0
age
773 :
457 :2005/04/27(水) 23:07:22 ID:FW48vOQ+0
>>771 正解です。微分するととんでもないことに…とただそれだけです。
[105](2)考え中。
774 :
40 :2005/04/29(金) 17:56:39 ID:Reqgpzzk0
>>727 [99]
a_n = Σ[k = 1 , n](1/√k) , b_n = Σ[k = 1 , n]{1/√(2k + 1)} とするとき、
lim[n→∞]a_n , lim[n→∞](b_n/a_n) を求めよ。
[解答]
自然数 k に対して、不等式
0 < √k < √(k+1) + √k . が成り立つから
1/√k > 1/{√(k+1) + √k} = √(k+1) - √k .
∴ a_n = Σ[k = 1 , n]{√(k+1) - √k} = √(n+1) -1 → +∞ (n→+∞)
よって、lim[n→∞]a_n = +∞ ■
数列ひろってきた。 [106] 数列{a(n)}は初項1,交差2の等差数列であり,数列{b(n)}は初項2,公差1の等差数列である. 次に,a(1)をb(1)個,b(2)をa(2)個,a(3)をb(3)個,b(4)をa(4)個,・・・というように順に 並べてできる数列を{c(n)}とする. (1) a(n)=[ア]n-[イ],b(n)=n+[ウ]である. (2) c(n)=21を満たす自然数nは全部で[エオ]個あり,このときnの範囲は, [カキ]≦n≦[クケ],[コサシ]≦n≦[スセソ]である. (3) Σ[k=1,90]c(k)=[タチツ]である. また,Σ[k=1,n]c(k)>1500を満たす最小の自然数nは,n=[テトナ]である. (4) mを自然数の定数とする. c(3m^2-m+1)=[ニ]m+[ヌ]であり, Σ[k=1,3m^2-m+1]c(k)=([ネノ]/[ハ])*m^[ヒ]-([フ]/[へ])*m+[ホ]である.
776 :
775 :2005/04/29(金) 23:55:53 ID:cQmM9G/V0
立体もあった。東大スレのだけど。 [107] xyz空間において,3点A(1,0,0),B(0,1,0),C(0,0,2)があります. この3点を通る平面をπとし,平面π上に,△ABCの外接円Kを描きます. このとき,平面π上において, 線分ABと円Kの劣狐ABとで囲まれる部分をS1, 線分BCと円Kの劣狐BCとで囲まれる部分をS2, 線分CAと円Kの劣狐CAとで囲まれる部分をS3 とし,S1とS2とS3を合わせた(x,y,z)の領域をSとします. 次の問に答えなさい. (1) 円Kの中心の座標を求めなさい. (2) 円Kの円周上の点のうち,z座標が最も小さい点をMとします.点Mの座標を求めなさい. (3) 領域Sをz軸のまわりに回転してできる立体Xの体積を求めなさい. [105]の(2)、うむぅ
ほしゅage
778 :
大学への名無しさん :2005/04/30(土) 23:53:13 ID:EFCeFnaX0
hw
779 :
40 :2005/05/01(日) 21:35:26 ID:uy4BCmUY0
GW
gj
781 :
40 :2005/05/04(水) 18:27:47 ID:Hl/oa4Xb0
ほしゅ
保守
783 :
大学への名無しさん :2005/05/06(金) 00:37:36 ID:wqlC8Ena0
,、、、----‐‐‐‐‐--、, / :ヽ / :\ ./ ヽ / ⌒ ヽ | ⌒ '(●)、, | サロンいけ。削除願い出しておいたぞ |. (●), .:: 、 | | ::: :⌒ 、 | ヽ. ,,ノ( ,-、 ,:‐、),,ノ | l.. ト‐ | |ァ' | | `ニ| |´ | ヽ: | | /__ .ヽ: | l, へ ::::ヽ, l.:`. / / , \ /ヽ ::\ `、::::: |  ̄ ̄\/ ノ :::ヽ |:::::: | ー‐/ / ::::\
784 :
東大希望 :2005/05/06(金) 01:55:42 ID:mbtJcaHa0
現在大数いがいの参考書(問題集)で一番レベルの高いのは赤チャーですかね?
赤チャートは簡単だろ 網羅系では難しい部類に入るに過ぎん 実際手にとって見てみるとがっくりくるよ
786 :
457 :2005/05/07(土) 23:08:24 ID:NaYBdEDz0
[105] すべての整数 n に対して f(n) が整数であるような多項式を整数多項式と呼ぶことにする。 次のことを示せ。 (1) f(x) が整数多項式である ⇔ ある整数 k について f(k) は整数で、f(x+1) - f(x) は整数多項式である (2) f(x) は n 次の多項式であって、 f(0) , f(1) , f(2) , … , f(n) がすべて整数 ⇒ f(x) は整数多項式である (1)は自明も同然なのでパス (2)数学的帰納法により示す。 n=1のときf(x)=ax+bとおくと、f(0),f(1)が整数なのでa,bはともに整数。よってf(x)は明らかに整数多項式。 n=kで成立したと仮定する。 ここで、(k+1)次の多項式f(x)が与えられた条件を満たすとする。 g(x) = f(x+1) - f(x)とすると、g(x)はk次の多項式である。 ここで、g(0)=f(1) -f(0)なのでg(0)は整数。同様にg(1), g(2) , g(3) , … , g(n)は整数。 よって、仮定よりg(x)は整数多項式である。 これから、f(x)は、f(0)が整数かつf(x+1) - f(x) が整数多項式なので、f(x)自身整数多項式である。 これらより、すべてのn(=1,2,3…)について示された。 モスバーガーで思いついた。(1)誘導じゃん… (2)の結果は面白い。
[106](x+y-1)/(x-y)=(y+z-1)/(y-z)=(z+x-1)/(z-x)のとき、 1/(x-1/2)^2+1/(y-1/2)^2+1/(z-1/2)^2の値を求めよ.
789 :
40 :2005/05/08(日) 19:26:43 ID:R65BD1ua0
>>786 お見事です。ちなみに(1)の誘導を使わずに(2)を示すことも出来ます。
大学の数学(の知識)を使いますが、あとで書こうと思います。
[出題元 東工大1993年(改)]
誘導がなかった原題の1993年東工大入試ではほとんどの人が白紙だったとか。
そこで「数学的帰納法より」とだけ書いていても 30点満点のうち10点が与えられたそうです。
しかし、今となっては有名問題なので、できるようにしておいたほうがベターでしょう。
gj
まだまだ旧課程赤も売ってるね。とりあえず中身見てAに興味持ったので買ってきた
793 :
40 :2005/05/09(月) 21:01:24 ID:7Av4OLpz0
ほーしゅ
795 :
457 :2005/05/13(金) 01:53:25 ID:zeJ9AxXU0
保守反動
出題者になれればいいんですけどね…
797 :
457 :2005/05/13(金) 22:34:01 ID:WJ1+a0Vw0
以前「y=exp(-x^2)に二重接線が引けないことを示せるか」とか考えてたので 「変曲点が一つ以下なら云々」とか言っていたのを改変してこんな問題。 y=f(x)は以下の条件を満たす。 ・f''(x)は区間(-∞,∞)で連続で、f''(x)=0はただ一つ解を持ち、その解の前後でf''(x)は符号が変わる。 このときy=f(x)には二重接線が引けないことを示せ。
798 :
457 :2005/05/14(土) 23:02:46 ID:DL+7Q3iB0
保守上げ。と、どうしようもない問題投下wたまにはこんなのも。 A氏は一日に八時間、祝日や土日であっても休まず働きます。 しかし一年間の総労働時間は2500時間に達していません。なぜでしょう。
gj
801 :
長助 :2005/05/15(日) 01:53:00 ID:s2DtCplZ0
[105] を(1)なしでやってみると・・ n=0 のとき成立であるから、n<Nについての成立を仮定し、n=Nのときの成立を証明する。 g(x)=x(x-1)(x-2) ...(x-N+1) とおく。 mを整数とすると、g(m)は連続するN個の連続する整数の積であるので、N!の倍数である。 つまり、ある整数pに対して、g(m)=pN!. f(x)のg(x)による商をq、剰余をh(x)とする。このとき、 f(x)=qg(x)+h(x). k=0,1, ..,N-1にたいして、h(k)=f(k)は整数であるので、帰納法の仮定により、h(x)は整数多項式である。 よって、qN!=f(N)-h(N)は整数であるから、すべての整数mにたいして、 f(m)=qg(m)+h(m)=pqN!+h(m) は整数になる。[] [練習問題] 3次以下の整数多項式をすべて求めよ。
こんな帰納法の使い方初めて見た。 漏れがへぼいだけか。 ?@ 焦点3センチの凸レンズが固定されている。 これと同じ凸レンズをもう一枚用意し豆電球を適当な位置において 固定したレンズから12センチの位置に像を作りたい。 もう一枚のレンズと豆電球をどのような配置にすればよいか。 (固定したレンズ)と(豆電球)の距離および ただし(固定したレンズ)と(二枚目のレンズ)の距離は 3センチの整数倍でなくてはならない。 ?A h+xtanθ-x^2/h(cosθ)^2=x/√3 θは鋭角, h>0のときxの最大値を求めよ. ?B 1辺1の立方体ABCD-EFGHにおいて, Aから出発してBまですべての面を 通過するように進むときの最短経路の長さを求めよ.
803 :
777 :2005/05/15(日) 12:14:18 ID:9aNRsBIg0
>>797 y=f(x)は以下の条件を満たす。
・f''(x)は区間(-∞,∞)で連続で、f''(x)=0はただ一つ解を持ち、その解の前後でf''(x)は符号が変わる。
このときy=f(x)には二重接線が引けないことを示せ。
f''(x)=0の解をt,点(t,f(t))を点Iとする.
f(x)の連続性,f''(t)の前後でf''(x)の符号が変わることより点Iは変曲点である.
i)f''(x)が負から正に変化するとき
f(x)は区間(-∞,t]で上に凸,[t,∞)で下に凸.
よって凸関数の性質から区間(-∞,t)におけるf(x)の接線は(-∞,t]でf(x)の上側に,
区間(t,∞)におけるf(x)の接線は[t,∞)でf(x)の下側にある.
すなわち,区間(-∞,t)におけるf(x)の接線は点Iの上側を,
区間(t,∞)におけるf(x)の接線は点Iの下側を通過する.
よってこれらの直線が一致することはない.
ii)f''(x)が正から負に変化するとき
同様にして
区間(-∞,t)におけるf(x)の接線は点Iの下側を,
区間(t,∞)におけるf(x)の接線は点Iの上側を通過する.
よってこれらの直線が一致することはない.
また,凹凸の変化しない区間では任意の2本の接線が一致することは明らかにない.
(なぜなら接線はこの区間では接点以外でグラフと交点,接点をもたないから)
以上よりy=f(x)に二重接線を引くことは不可能である.
Q.E.D.
初投稿してみる。なんか冗長になっちゃいました。
y=exp(-x^2)に二重接線が引けないことはこれx>0でf'(x)が負x<0でf'(x)が正であることから示せるのか。
某Webゲームより思いついた問題。 平面上に正六角形が敷き詰めてある.ここで,次の規則を満たすよう正六角形に赤か青の色を付けていく.(色の付かない六角形があってもよい.) i)赤い正六角形には少なくとも五つ以上の青い正六角形が接する.ii)(赤い正六角形の数)/(青い正六角形の数)の値が最大となる. このとき,(赤い正六角形の数)/(青い正六角形の数)の値を求めよ.
805 :
大学への名無しさん :2005/05/20(金) 05:43:24 ID:AjCW820G0
age
806 :
40 :2005/05/20(金) 17:01:32 ID:rASjGtw20
体調不良です_| ̄|○ 新しい方が来ておられる様で何よりです。 では、おやすみなさい。
[練習問題] 3次以下の整数多項式をすべて求めよ。 必要条件からもとめて 1/6{(3p-3q+r)x^3+(-15p+12q-3r)x^+(18p-9q+2r)x}+m (p,q,r,mは任意の整数) ですか?
>>797 g(x)=f(x)-{f'(x)(x-a)+f(a)}
としてf''(t)=0
aの値とtの値の大小関係で場合分けして増減表(略)
>>804 いろいろ実験してみたんだけど6 : 4で2/3かな?
gj
hoshu
[108] 1/1+1/2−2/3 +1/4+1/5−2/6 +1/7+1/8−2/9 と周期3で∞まで加えよ.
813 :
777 :2005/05/26(木) 18:08:22 ID:/YVYVpQn0
814 :
40 :2005/05/28(土) 13:59:51 ID:6+nbBBhQ0
皆さんお久しぶりです。マターリ逝きましょう。 [109] 次の式 x_n = ∫[0 , π/2](cosθ)^n dθ (n = 0 , 1 , 2 …) によって定義される{x_n}について、次の問に答えよ。 (1)漸化式 x_n = {(n-1)/n}*x_n-2 (n = 2 , 3 , 4 …) を示せ。 (2)x_n*x_n-1 の値を求めよ。 (3)不等式 x_n > x_n+1 (n = 0 , 1 , 2 ,…) が成り立つことを示せ。 (4)lim[n→∞]n*(x_n)^2 を求めよ。
815 :
40 :2005/05/28(土) 14:08:07 ID:6+nbBBhQ0
>>796 =綾乃さん
おひさです。薬学部はお忙しいでしょう。
姉貴が「受験勉強より入ってからの勉強の方がしんどかった」と言っておりました。
ちなみに俺も大学生だったりします。ギリギリで受かったところに入学しますた。
816 :
40 :2005/05/28(土) 19:39:58 ID:9VlID19Q0
近くの本屋に大数があんまりなかった。 ちょっと悲しい。
>>815 どうもお久しぶりです。
やはり忙しいですね…レベル的にはさほど高くないところに進学したわけですが…。
やってることが高校の焼き直しの科目は楽なんですけど…。
選択科目がほとんどないので結構つらいですね…。
40氏も合格していらっしゃったのですね。
これからもがんばってください。
818 :
40 :2005/05/30(月) 14:01:13 ID:4WPkrct30
819 :
457 :2005/06/02(木) 17:35:26 ID:CZs7zMuz0
某スレで出された問題さっぱりだったorz保守
かくとこまちがえたのでメル欄よろORZ
821 :
大学への名無しさん :2005/06/02(木) 22:20:41 ID:0FqPPGbS0
底面の半径が2、高さも2の直円柱がある。この底面の直径ABを含み、 底面と45°の傾きをなす平面で、直円柱を2つの部分に分けるとき、小 さい方の立体の体積Vを求めよ。
822 :
40 :2005/06/04(土) 13:40:27 ID:DcBf/aMr0
823 :
40 :2005/06/04(土) 13:41:07 ID:DcBf/aMr0
[110] |r|<1 , α>0 のとき、lim[n→∞]n^α*r^n = 0 となることを証明せよ。
824 :
40 :2005/06/04(土) 13:45:22 ID:DcBf/aMr0
>>727 訂正
[99]
a_n = Σ[k = 1 , n](1/√k) , b_n = Σ[k = 1 , n]{1/√(2k + 1)} とするとき、
lim[n→∞]a_n , lim[n→∞](b_n/a_n) を求めよ。
[解答]
自然数 k に対して、不等式
0 < √k < √(k+1) + √k . が成り立つから
1/√k > 1/{√(k+1) + √k} = √(k+1) - √k .
∴ a_n > Σ[k = 1 , n]{√(k+1) - √k} = √(n+1) -1 → +∞ (n→+∞)
よって、lim[n→∞]a_n = +∞ ■
825 :
40 :2005/06/04(土) 14:01:41 ID:DcBf/aMr0
次に、自然数 k に対して不等式 1/√(2k + 2) < 1/√(2k + 1) < 1/√(2k) が成り立つから 1/√2*Σ[k=1 , n]1/√(k + 1) < Σ[k=1 , n]1/√(2k + 1) < 1/√2*Σ[k=1 , n]1/√k ∴1/√2*{a_n - 1 + 1/√(n+1)} < b_n < 1/√2*a_n ∴1/√2*[1 - 1/a_n + 1/√{(n+1)a_n}] < b_n/a_n < 1/√2 (←a_n(>0) で割った) lim[n→∞]a_n = +∞ だから、ハサミウチの原理より、 lim[n→∞](b_n/a_n) = 1/√2 ■ [出題元 1990年東大前期] 難易度 B**
[109]はネタ本持ってるからパス [110] |r|<1 , α>0 のとき、lim[n→∞]n^α*r^n = 0 となることを証明せよ [a]=m (mは整数)として m≦a<m+1より n^m*r^n≦n^a*r^n<n^(m+1)*r^n……※ 1/r=1+h(h>0)として r^n=1/(1+h)^n<1/{C[n, m+2]*h^m+2} より※の両辺は0に収束する.
827 :
40 :2005/06/06(月) 20:10:34 ID:VKbXtcIS0
>>826 正解です。
[出題元 2005年東工大後期(改)]
[110] (1) 2本の直交する半径1の円柱の共通部分の体積を求めよ. (2) 3本の直交する半径1の円柱の共通部分の体積を求めよ.
829 :
40 :2005/06/10(金) 11:34:36 ID:+NWgIbcQ0
[111] a_1 , a_2 , … , a_i , … (ただし、各a_iは正の実数) は任意の自然数 n に対して a_1 + a_2 + … + a_n = 1/a_n を満たす。 (1)1/√(2n-1)≦ a_n ≦1/√n を示せ。 (2)lim[n→∞]a_n*√n を求めよ。
保守 [110](2)は…実は計算すると…きれいですね。
832 :
457 :2005/06/13(月) 19:51:13 ID:6rhcX0Js0
[109] 次の式 x_n = ∫[0 , π/2](cosθ)^n dθ (n = 0 , 1 , 2 …) によって定義される{x_n}について、次の問に答えよ。 (1)漸化式 x_n = {(n-1)/n}*x_n-2 (n = 2 , 3 , 4 …) を示せ。 (2)x_n*x_n-1 の値を求めよ。 (3)不等式 x_n > x_n+1 (n = 0 , 1 , 2 ,…) が成り立つことを示せ。 (4)lim[n→∞]n*(x_n)^2 を求めよ。 (1)(cosθ)^(n-1) * cosθとして部分積分。証明略。 (2)nが奇数か偶数かで分け(1)を繰り返し使う。どちらにしろπ/2n。 (3)[0,π/2]において0≦cosθ≦1、等号成立はθ=0,π/2のみ。 これより[0,π/2]において(cosθ)^n≦(cosθ)^(n+1) 等号成立はθ=0,π/2のみ。 これを積分すればx_n > x_n+1 (4)(3)よりn≧1のときx_n*x_n-1 > (x_n)^2 > x_n*x_n+1 x_n*x_n-1 = π/2n、x_n*x_n+1 = π/2(n+1) よってπ/2 * (n/n+1) < n*(x_n)^2 < π/2n (n≧1) lim[n→∞]{π/2 * (n/n+1)} = π/2より、はさみうちの原理から lim[n→∞]n*(x_n)^2 = π/2
833 :
457 :2005/06/13(月) 20:26:39 ID:6rhcX0Js0
[111] a_1 , a_2 , … , a_i , … (ただし、各a_iは正の実数) は任意の自然数 n に対して a_1 + a_2 + … + a_n = 1/a_n を満たす。 (1)1/√(2n-1)≦ a_n ≦1/√n を示せ。 (2)lim[n→∞]a_n*√n を求めよ。 (1)数学的帰納法により示す。 (i)n=1のとき a_1 = 1(∵a_1 = 1/a_1 、a_1>0 )なので確かに成立。 (ii)n=k(k≧1)で成立すると仮定する。 このとき、1/a_(k+1) = a_(k+1) + Σ[m=1,k]a_m = a_(k+1) + 1/a_k これより、a_(k+1) は、二次方程式x^2 + x/a_k -1 = 0の解のうち正の方である。 f(x) = x^2 + x/a_k -1 とすると、f(x)の軸は-1/2a_k < 0なので、一方の解は負である。 ここで、もう一方の解が1/√(2k+1)≦ x ≦1/√(k+1) に存在することを示す。 仮定より、√k ≦ 1/a_k ≦ √(2n-1) f[1/√(2k+1)} = 1/(2k+1) + 1/a_k*√(2k+1) -1 ≦ 1/(2k+1) + √(2k-1)/√(2k+1) -1 = 1/(2k+1) + √(4k^2-1)/(2k+1) -1 < 0 f{1/√(k+1)} = 1/(k+1) +1/a_k*√(k+1) -1 ≧1/(k+1) + √k/√(k+1) -1 = 1/(k+1) + √(k^2+1)/(k+1) -1 > 0 よって、解は√k < x < √(2k+1) に存在する。すなわち 1/√(2k+1)≦ a_k+1 ≦1/√(k+1) (i)(ii)から、数学的帰納法によりすべてのnについて成立する。
834 :
457 :2005/06/13(月) 20:34:40 ID:6rhcX0Js0
(2) Σ[k=1,n]a_k = 1/a_k ここで、1/√(2n-1)≦ a_n より Σ[k=1,n]1/√(2k-1) ≦ 1/a_k ここで、Σ[k=1,n]1/√(2k-1) > ∫[1,n+1]1/√(2x-1) dx = √(2n+1) -1 よって、√(2n) < √(2n+1) -1 ≦ 1/a_k よってa_k < 1/√2n これより、1/√(2n-1)≦ a_n < 1/√(2n) 1/√(2+1/n) ≦ a_n*√n < 1/√2 ここで、lim[n→∞]1/√(2+1/n) = 1/√2 なので、はさみうちの原理より lim[n→∞]a_n*√n = 1/√2 = √2 /2 最近忙しくてレス遅れ。
835 :
40 :2005/06/14(火) 12:19:19 ID:d9xOIX4S0
正解です。 途中の議論(記述のところ)はあとで読ませてもらいます。 答えがあってるので大丈夫だと思うんですが。
836 :
40 :2005/06/14(火) 12:22:49 ID:d9xOIX4S0
出題元 [109] 2002年名古屋市立大学 [111] ピーター・フランクル氏の「宿題」1999年2月号
837 :
40 :2005/06/17(金) 22:45:44 ID:99s3ccd80
保守
839 :
40 :2005/06/18(土) 11:11:30 ID:RO93eJ8K0
>>832 >(3)[0,π/2]において0≦cosθ≦1、等号成立はθ=0,π/2のみ。
>これより[0,π/2]において(cosθ)^n≦(cosθ)^(n+1) 等号成立はθ=0,π/2のみ。
単なる書きミスでしょうが、
ここは (cosθ)^n≧(cosθ)^(n+1) ですね。
あとは問題ないです。
840 :
40 :2005/06/18(土) 12:07:21 ID:RO93eJ8K0
[112] cos(2π/7) の小数第一位の数を求めよ。
841 :
40 :2005/06/23(木) 21:14:37 ID:+CnHSaMg0
保守
保守
答え合わせキボン。出題者が見てくれてるのだろうか。 [106] 数列{a(n)}は初項1,交差2の等差数列であり,数列{b(n)}は初項2,公差1の等差数列である. 次に,a(1)をb(1)個,b(2)をa(2)個,a(3)をb(3)個,b(4)をa(4)個,・・・というように順に 並べてできる数列を{c(n)}とする. (1) a(n)=[2]n-[1], b(n)=n+[1]である. (2) c(n)=21を満たす自然数nは全部で[51]個あり,このときnの範囲は, [86]≦n≦[97],[282]≦n≦[320]である. (3) Σ[k=1,90]c(k)=[920]である. また,Σ[k=1,n]c(k)>1500を満たす最小の自然数nは,n=[126]である. (4) mを自然数の定数とする. c(3m^2-m+1)=[2]m+[1]であり, Σ[k=1,3m^2-m+1]c(k)=([16]/[3])*m^[3]-([4]/[3])*m+[1]である
[107] xyz空間において,3点A(1,0,0),B(0,1,0),C(0,0,2)があります. この3点を通る平面をπとし,平面π上に,△ABCの外接円Kを描きます. このとき,平面π上において, 線分ABと円Kの劣狐ABとで囲まれる部分をS1, 線分BCと円Kの劣狐BCとで囲まれる部分をS2, 線分CAと円Kの劣狐CAとで囲まれる部分をS3 とし,S1とS2とS3を合わせた(x,y,z)の領域をSとします. 次の問に答えなさい. (1) 円Kの中心の座標を求めなさい. (5/18, 5/18, 8/9) (2) 円Kの円周上の点のうち,z座標が最も小さい点をMとします.点Mの座標を求めなさい. (5/9, 5/9, -2/9) (3) 領域Sをz軸のまわりに回転してできる立体Xの体積を求めなさい. z=tにおける切り口を考えてx-y平面の上の部分が S(t)=5πt(1-t) ←ここ苦労した 下の部分が S(t)=π/2*(9t+1)(1-t) 上の部分を0≦t≦1で , 下の部分をー1/9≦n≦0で積分して5π/6+7π/243=419π/486
[112] cos(2π/7) の小数第一位の数を求めよ。 π/4<2π/7<π/3より求める値は0.5より大きく√2/2≒0.71より小さい x^6+x^5+x^4+x^3+x^2+x+1=0(たけやぶやけた型)の解を考えて2cos(2π/7)=x+1/xより cos(2π/7) =Xとおけば f(X)=8X^3+4X^2-8X+1=0 f(0.7)>0, f(0.6)<0とグラフの形状より6
救済あげ ?B 1辺1の立方体ABCD-EFGHにおいて, Aから出発してBまですべての面を 通過するように進むときの最短経路の長さを求めよ. は展開図を考えてやってみたが最小値が存在しないのでは? (すべての面)が頂点のみ通る場合を含むのか否かが問題
847 :
大学への名無しさん :2005/06/28(火) 04:55:11 ID:Rrd9p8ZO0
あ。ミスってます。
f(X)=8X^3+4X^2-8X+1=0(×)
f(X)=8X^3+4X^2-4X-1=0(○)
?Bはf(x,y)=√{1+(2-x)^2}+√{(1+x+y)^2+1}√{1+(1-y)^2}(0≦x,y≦1)
という2変数関数の最小値を求める問題に帰着しx=1/2,y=0 (
>>761 の考え方で)
(このとき一つの面では問題の2頂点のみ通過して面上を通過しない!)で
√13+√2となりましたが。何か根本的な考え違いをしてるかもしれません。
>>847 考えましたが使い方がわからず。。。。
後学のために教えて下さい。
またやってしまった。
>>844 z=tにおける切り口(×)z=2tにおける切り口(○)
>>848 f(x,y)=√{1+(2-x)^2}+√{(1+x+y)^2+1}√{1+(1-y)^2}(×)
f(x,y)=√{1+(2-x)^2}+√{(1+x+y)^2+1}+√{1+(1-y)^2}(○)
>>843-844 106は全部正解。107の(1)(2)正解。(3)は(419/243)πになってた。
851 :
40 :2005/06/29(水) 23:28:39 ID:O+GgSv6A0
人キター
>>845 >>848 正解です。
[112]の出題元[1998年阪大後期A(の誘導を削除)]
852 :
40 :2005/06/29(水) 23:33:34 ID:O+GgSv6A0
「たけやぶやけた型」って初めて聞いた
>>850 z=tではなくz=2tで切り口を考えたのが敗因でした。
∫[a , b]f(x)dxを∫[a/n , b/n]f(nx)dxとしてはいけない
(正しくは n∫[a/n , b/n]f(nx)dx)
(x=ntの置換を考えたときにdx=ndtとなる)
そんなわけで答えが勝手に1/2されてしまったのでした。
z=tにおける切り口(×)z=2tにおける切り口(○)と849で訂正したとき
何となく嫌な感触はあったんですが。
ところで出題元は何ですか?
最初解いたときは平面z=tと立体との交点を単位ベクトルなど用いて
直接出したのですが、直角三角形の性質
三角形ABCの直角CからABに下ろした垂線の足をHとするとき
AH×BH=CH^2
を使えばかなり楽できることに気づきました。
[107] (3) C(0, 0, 2) , M(5/9, 5/9, -2/9) , H((2-t)/4, (2-t)/4, t) z=tにおける切り口を考えてx-y平面の上の部分が 1/π×S(t)=CH×MH−(1/3CH)^2 S(t)=5πt(2-t)/4 x-y平面の下の部分が 1/π×S(t)=CH×MH S(t)=π(2-t)(9t+2)/8 上の部分を0≦t≦2で , 下の部分をー2/9≦t≦0で積分して5π/3+14π/243=419π/243
[113] (1)cosπ/7−cos2π/7+cos3π/7の値を求めよ. (2)−sinπ/7+sin2π/7+sin3π/7の値を求めよ.
「たけやぶやけた型」は一般的には相反方程式といいますね。
>>856 御意にござります。
>>847 もしかして原点中心の正七角形の重心が原点にあることを使ってしまう?
それなら[113] とかなり密接に関連してますね。これ出題したの自分ですが。
858 :
40 :2005/07/07(木) 20:34:07 ID:tZMXJaO/0
<⌒/ヽ-、___ 保守 /<_/____/
859 :
40 :2005/07/07(木) 20:35:11 ID:tZMXJaO/0
860 :
40 :2005/07/08(金) 20:11:01 ID:ZZfXZV7/0
760 :40:2005/04/17(日) 23:05:12 ID:ZNMYugxp0 [104] a↑ , b↑ , c↑ , d↑ はどの2つも平行でない4つの空間ベクトルで、その大きさは |a↑| = 1 , |b↑| = 2 , |c↑| = 3 , |d↑| = 4 であり、また、どの2つのベクトルのなす角も等しいとする。ある実数 x , y , z に対し、 xa↑ + yb↑ + zc↑ + d↑ = 0↑ が成立するとする。このとき、内積 a↑・b↑ と、 x , y , z のそれぞれの値を求めよ。 これがまだのようです。(457氏はやったことがあるそうなので)よかったら他のどなたかどうぞ
861 :
777 :2005/07/11(月) 00:41:14 ID:yUUlzZee0
皆様、かなりお久しぶりです。久々にスレ覗いてみたら解けそうな問題があったので答案うぷ。 [104] a↑ , b↑ , c↑ , d↑ はどの2つも平行でない4つの空間ベクトルで、その大きさは |a↑| = 1 , |b↑| = 2 , |c↑| = 3 , |d↑| = 4 であり、また、どの2つのベクトルのなす角も等しいとする。ある実数 x , y , z に対し、 xa↑ + yb↑ + zc↑ + d↑ = 0↑ が成立するとする。このとき、内積 a↑・b↑ と、 x , y , z のそれぞれの値を求めよ。 xa↑ + yb↑ + zc↑ + d↑ = 0↑……☆ a↑ , b↑ , c↑ , d↑ の2つのベクトルのなす角は等しいのでこれをθとおけば, ☆・a↑より x+2ycosθ+3zcosθ+4cosθ=0……(1) ☆・b↑より 2xcosθ+4y+6zcosθ+8cosθ=0……(2) ☆・c↑より 3xcosθ+6ycosθ+9z+12cosθ=0……(3) ☆・d↑より 4xcosθ+8ycosθ+14zcosθ+16=0……(4) (1)×2-(2)より 2x(1-cosθ)+4y(cosθ-1)=0⇔(x-2y)(1-cosθ)=0 ここで,a↑ , b↑ , c↑ , d↑ のどの2つも平行でないことよりcosθ≠1,ゆえにx=2y 同様に(1)×3-(3)よりx=3z,(1)×4-(4)よりx=4 よってx=4,y=2,z=4/3 これを(1)に代入してcosθ=-1/3, a↑・b↑=1×2×(-1/3)=-2/3を得る. もっとうまいやり方があるのかも知れませんが……
早速間違いに気づいた…… ☆・d↑より 4xcosθ+8ycosθ+14zcosθ+16=0……(4) の14zcosθは12cosθです。
なるほど面白い問題だ
864 :
40 :2005/07/12(火) 23:30:21 ID:80ndvVoS0
>>861-862 正解でございます。
別のやり方としては、正四面体を考えるという方法があります。
よかったらお試し下さい。
[出題元 2005年同志社大学]
865 :
40 :2005/07/12(火) 23:35:37 ID:80ndvVoS0
761 :457:2005/04/17(日) 23:34:35 ID:qoPdByTf0 [104]は大数で見てしまったのでパス。他の人どうぞ。 それと適当な問題を二つ。なんのひねりも無く暇つぶしにしかならない。 (2)座標平面状にO(0,0)、P_0(1,0)をとり、次のようにP_nをとっていく。 ∠O P_(n-1) P_n が直角で、P_(n-1)P_n = 1 このとき、∠O P_0 P_1 + ∠O P_1 P_2 + … が発散することを示せ。 これもありました。(1)は俺が解きました。 出題元は1988年の東京女子大のようです。
キャッチャー
(2)座標平面状にO(0,0)、P_0(1,0)をとり、次のようにP_nをとっていく。 ∠O P_(n-1) P_n が直角で、P_(n-1)P_n = 1 このとき、∠O P_0 P_1 + ∠O P_1 P_2 + … が発散することを示せ。 x>0 で sinx<x より ∠O P_0 P_1 + ∠O P_1 P_2 + … + P_(n-1)P_n >1/√2 + 1/√3 + … +1/√(n+1) 右辺が発散することを示す。
救済上げ
869 :
40 :2005/07/20(水) 09:32:51 ID:A/fwvjnX0
>868
thanks.
>>867 そこまでは合ってます
870 :
40 :2005/07/23(土) 20:46:43 ID:ZOWJ6rqn0
同じ問題を前に書いてたw
>>867 a_n = Σ[k = 1 , n](1/√k) とするとき、
lim[n→∞]a_n = ∞ を示す。
自然数 k に対して、不等式
0 < √k < √(k+1) + √k . が成り立つから
1/√k > 1/{√(k+1) + √k} = √(k+1) - √k .
∴ a_n > Σ[k = 1 , n]{√(k+1) - √k} = √(n+1) -1 → +∞ (n→+∞)
よって、lim[n→∞]a_n = +∞
したがって ∠O P_0 P_1 + ∠O P_1 P_2 + … も発散する。■
>>867 1/√2 + 1/√3 + … +1/√(n+1)>1/√(n+1)+1/√(n+1)+ … +1/√(n+1)=n/√(n+1)→∞
872 :
40 :2005/07/24(日) 13:03:34 ID:OlJ2n4Ud0
873 :
40 :2005/07/25(月) 20:33:48 ID:INd6QWzw0
688 :457:2005/03/26(土) 23:18:39 ID:rx3XHJua0 三角関数がでたので暇つぶしにどうぞ。 nを正の整数とする。 cos nθはa_n,a_(n-1)・・・・a_1,a_0をある整数として a_n *(cosθ)^n + a_(n-1) *(cosθ)^(n-1) +・・・・・+a_1*cosθ+ a_0 とあらわす事ができることを示せ。 これはまだのようです。どなたかどうぞ
874 :
40 :2005/07/30(土) 20:40:52 ID:0BBRiMbR0
保守
>>873 nを正の整数とする。
cos nθはa_n,a_(n-1)・・・・a_1,a_0をある整数として
a_n *(cosθ)^n + a_(n-1) *(cosθ)^(n-1) +・・・・・+a_1*cosθ+ a_0
とあらわす事ができることを示せ。
cos (n+1)θ=cos nθcosθ−sin nθsinθ=cos nθcosθ+1/2{cos(n+1)θ−cos(n−1)θ }
∴cos (n+1)θ=2cos nθcosθ−cos(n−1)θ
よってcos nθ,cos(n−1)θがそれぞれcosθのn次, (n−1)次多項式と仮定すれば
cos (n+1)θはcosθの(n+1)次多項式であり題意を満たす。
n=1およびn=2のとき題意は成り立つのですべての自然数nについて
cos nθはcosθのn次多項式となる。
876 :
40 :2005/08/05(金) 11:04:44 ID:mfWbYdbV0
>>875 O.Kです。
あと、ド・モアブルの定理を使っても示せます。
[114] x^n+y^n+z^n(nは自然数)は基本対称式 x+y+z, xy+yz+zx, xyz のみを用いて表せることを示せ.
878 :
40 :2005/08/10(水) 10:51:48 ID:qEnDb2kr0
hosyu
879 :
大学への名無しさん :2005/08/13(土) 01:56:40 ID:nCOvfe+Y0
最下層なんであげ
hk
881 :
大学への名無しさん :2005/08/14(日) 18:15:24 ID:/b4bIl23O
旧課程青チャスレはないのかよ
受けてきた東大OPの問題でも起こそうかと思ったけど 来週のところもあるようなので。
883 :
40 :2005/08/15(月) 09:40:38 ID:2i/WkO/40
884 :
40 :2005/08/17(水) 11:21:29 ID:1IwdzksN0
[115] (n+1)^(n+1) > n^(n+2) を満たすような自然数 n をすべて求めよ。
885 :
大学への名無しさん :2005/08/22(月) 03:57:21 ID:MG9Y+Shv0
過疎ってるなー
旧課程って時点で数が少ない上に、赤茶って時点で更に少ないだろうかと 旧課程だと青茶がかなり優秀だったしねぇ
887 :
40 :2005/08/23(火) 14:29:37 ID:tMh02nTr0
>>885 ですね。
>>886 このスレでは言ってはならないかもしんないけど、旧課程青茶は確かにいい。
万人向けという感じがする。新課程青茶はどうなったか知らないが、
新課程赤茶は例題の解説は旧課程そのままで、例題より練習問題の方が解説が詳しいという
よく分からない構成になっていると思った。ちょっと立ち読みしただけだが。
888 :
40 :2005/08/23(火) 14:35:04 ID:tMh02nTr0
[116] 4次関数 y = x^4 + ax^3 + bx^2 + cx + d のグラフが y 軸に平行なある 直線に関して対称であるための係数 a , b , c , d の間の関係式を求めよ。
889 :
大学への名無しさん :2005/08/27(土) 00:33:09 ID:WwTlnMoP0
age
890 :
大学への名無しさん :2005/08/27(土) 05:01:21 ID:fks0btI40
このスレ見て感動しました 高2ですが、兄の使ってた旧課程赤チャを使って鍛えてからまた来るので参加しても良いでしょうか?
891 :
大学への名無しさん :2005/08/27(土) 05:52:38 ID:fks0btI40
…今このスレ全部見たんですがすごいですねw何にもわかりません。。 このスレの皆さんは初めから旧課程赤チャやってたんですか?兄がそうでしたが... 初めの基礎固めなどはどうしてましたか? スイマセン、幼稚な投稿してしまって
新課程みてみたらどうもマニアックさが足りなかった。
[115] (n+1)^(n+1) > n^(n+2) を満たすような自然数 n をすべて求めよ。 (n+1)^(n+1) > n^(n+2) に n=1 , 2 , 3 , 4 , 5と代入していくと n=1 , 2 , 3 までは成り立ちn=4以降は成立しないことが予想される. (n+1)^(n+1) ≦ n^(n+2)(4≦n)を証明する. 両辺の対数をとって (n+1) log(n+1)≦(n+2)log n 両辺から(n+1) log nを引いて (n+1) log(1+1/n) ≦log n よって(1+1/n)^(n+1)≦n(4≦n)つまり(1+1/n)^n×(1+1/n)≦n(4≦n)を示せばよい. ここで(1+1/n)^nは単調増加関数で上に有界 (1+1/n)^n < 3……(@) 1< (1+1/n) < 1.25(4≦n)より (1+1/n)^n×(1+1/n) < 3.75≦nより成立 よってn=1 , 2 , 3 (@)の部分は教科書のeの定義の周辺の有名な証明なので省略しますた
[116] 4次関数 y = x^4 + ax^3 + bx^2 + cx + d のグラフが y 軸に平行なある 直線に関して対称であるための係数 a , b , c , d の間の関係式を求めよ。 はx=kについて対称として グラフを平行移動して軸をy軸に合わせる そのグラフが偶関数である条件から解けると思う。 時間がないのでまた今度。
>>890 このスレはかなり難しい問題まで取り扱っていますので、
出来なくても落胆しなくて大丈夫ですよ。
ぜひ参加してみてください。あまり人数が多いスレではないですが…。
私は青チャートから始めましたね…高1のときですね。あと黒大数も使ってました。
もともと数学科志望だったので論理的に数学をやるのが好きだったもので…。
赤チャートは高2くらいで東大を目指すようになってからですね。
今は薬学部にいますが趣味的に数学をやっております。
896 :
確率 :2005/08/27(土) 12:17:39 ID:R787m/HP0
袋の中に,赤球が2個,白球が2個,青球が1個入っている. 今,袋から球を無作為に2個取り出し,取り出した球の色を記録してから, 再び球を袋に戻すという試行を何回も繰り返す. ただし,袋から取り出した2個の球が同じ色の球であった場合は,そこで試行は終了とする. 次の確率をそれぞれ求めなさい. (1) 試行がn+1回以上続行する確率.(n≧1) (2) 試行がn回までに終了し,かつ,少なくとも1回は青球を取り出す確率.(n≧1) (3) 試行がn回までに終了したとき,少なくとも1回は青球を取り出した確率.(n≧1)
>>895 綾乃さん、レスどうもありがとうございます。
私は1年の時に新課程の赤チャートを始めました。まだ遣り残しはたくさんあるんですが…
旧課程と新課程の赤チャートは少し見るだけでも、だいぶ変わってますよね。
黒大数も、新課程に入ってからだいぶ内容が薄れたようですし。。
黒大数スレ見てたので、最近から旧課程黒大数を新課程でもやる分野を拾ってやってます。(ほぼやりますが)
とりあえず今はROMさせて頂いて、高3近くから旧課程赤チャ使いつつ書きコ出来るぐらいまで頑張ります。
×(ほぼやりますが) ○(旧課程のでもほぼ全てやることになると思いますが)
899 :
大学への名無しさん :2005/08/27(土) 19:37:14 ID:6CehLuBmO
>>895 897ではないですが、高2です。僕も今青チャートをやっているんですが、綾乃さんは、青、赤チャートと黒大数だけしっかりやったらそのくらいの力ついたのですか?つまり、その3冊だけで薬学部には十分太刀打ちできましたか? 携帯からスレ汚しスマソ
>>897 一般的には新課程の赤チャートは、
旧課程の青チャートのレベルくらいに相当するみたいですね。
やはり数学は嫌われがちな科目ということもありますからね…。
新課程では平面幾何、一次変換、微分方程式が増えますね。
この部分を補えることが出来れば、
旧課程の本でも十分対応できると思いますので頑張ってみてください。
>>899 私の現在通っている大学は調べるとわかりますが代ゼミで偏差値54です。
ですのでもし私と同じ北海道薬科大を目指すのであれば、
青チャートまでやらなくても十分かと思われます。
ただ新課程の青チャートの到達点がどれくらいなのかがあまり詳しくないもので…
旧課程の黄色チャート以上の到達点なら十分うちの大学には入れます。
但し例えば東京理科大の薬学部ぐらいを考えるのであれば旧課程の青チャート相当、
つまり現在の赤チャートぐらいのレベルまでやることを考えておいたほうがいいと思います。
参考までですが東大は今年の問題で55〜60/120前後取れたと思われます。
今年の問題であれば70点ぐらいが目標ラインとなりますので、
やや足りなかったというところでしょうか…。
ちなみに大学への数学の学力コンテストもやっておりましたがこちらのほうは
だいたい下から1割程度でした…。
私自身結局数学がそんなに出来るようにはならなかった
(ここの問題も大体3〜4割程度しか出来ません)ので
あまり参考にならないかもしれませんが、ぜひ頑張ってみてください。
長文失礼いたしました。
微分方程式増えるの? 初耳・・・
903 :
大学への名無しさん :2005/08/27(土) 21:52:05 ID:fks0btI40
>>900 レスどうもです。
とりあえず、新赤チャを進めつつ、旧課程の「試練」もやってみたいと思います。
新課程の「例題」と、旧課程の「主題」は被っているところもあるので。
頑張ってみます。どうもありがとうございました
[117] (1)Σ[k = 0 , n] k^2×C[n, k] を計算せよ. (2)Σ[k = 0 , n] k^3×C[n, k] を計算せよ.
>>902 発展的事項のところで扱っていますね。
一応教科書でも扱っているので範囲としてもいいと思います。
ただやるとしても変数分離系だけだと思いますが…。
>>903 新赤茶はそうなっているんですか…
とりあえずは新課程赤チャートを一通りでも十分だと思います。
数学が大好きって言うことでしたら旧課程の試練は結構楽しめると思います。
906 :
40 :2005/08/29(月) 00:43:59 ID:OboTGK+G0
旅行から帰ってきました。 スレ落ちてるかと思ったら新しい人も来てるようなので安心。 レスはのちほどします。
907 :
40 :2005/08/29(月) 01:34:02 ID:OboTGK+G0
>>893 O.K です。
[出題元 早大プレ過去問]
908 :
大学への名無しさん :2005/08/29(月) 10:13:19 ID:Ig96QsbQ0
>>905 試練わくわく できるかな。。
旧課程赤の数Aを持っていなかったので、買ってこようかなと...W
新課程赤のAは持ってるんですが。。目当ては数列です。
うってるかな、アマゾンだと売っってませんでした 残念
旧課程赤のようなのを「新課程黒チャート」みたいなのとして出して欲しいものです
なんか小文字に出来なくなったので(治し方がわからない)SAGEができませんWデカ
[116] 4次関数 y = x^4 + ax^3 + bx^2 + cx + d のグラフが y 軸に平行なある 直線に関して対称であるための係数 a , b , c , d の間の関係式を求めよ。 軸の方程式をx=k として f(x) ≡ (x-k)^4+a(x-k)^3+b(x-k)^2+c(x-k)+d f(x)=f(-x)より 8xk^3+8kx^3-2ax^3-6axk^2+4bkx-2cx = 0 (4k-a)x^3+(4k^3-3ak^2+2bk-c)x = 0 これが任意の実数xについて成り立つ条件は 4k-a = 4k^3-3ak^2+2bk-c = 0 kを消去してa^3-4ab+8c = 0 dは任意 以上は必要条件だがさかのぼって十分条件であることがいえる.
袋の中に,赤球が2個,白球が2個,青球が1個入っている. 今,袋から球を無作為に2個取り出し,取り出した球の色を記録してから, 再び球を袋に戻すという試行を何回も繰り返す. ただし,袋から取り出した2個の球が同じ色の球であった場合は,そこで試行は終了とする. 次の確率をそれぞれ求めなさい. (1) 試行がn+1回以上続行する確率.(n≧1) (2) 試行がn回までに終了し,かつ,少なくとも1回は青球を取り出す確率.(n≧1) (3) 試行がn回までに終了したとき,少なくとも1回は青球を取り出した確率.(n≧1) (1)n回連続して同じ玉が取り出されない確率(4/5)^n (2)k回目に終了する確率は (4/5)^(k−1)×(1/5) ……($) k回目に終了し , 青球を一度も取り出さない確率は (2/5)^(k−1)×(1/5) よってk回目に終了し , 青球を少なくとも1回は取り出す確率は (1/5)×{(4/5)^(k−1)−(2/5)^(k−1)} ……(@) これらはk=1のときも0となり成立 よって (@)をk=1からk=nまで加えて 2/3−(4/5)^n+(1/3)×(2/5)^n (3)n回までに終了する確率は($)をk=1からk=nまで加えて 1−(4/5)^n よって (2)の答え/ {1−(4/5)^n}=(2×5^n−3×4^n+2^n)/3(5^n−4^n)
911 :
40 :2005/08/30(火) 11:08:57 ID:Sk8jGBIE0
>>909 正解です。ただ、細かいところですが、
>軸の方程式をx=k として f(x) ≡ (x-k)^4+a(x-k)^3+b(x-k)^2+c(x-k)+d
>f(x)=f(-x)より
ここは、軸の方程式をx=k とするなら f(x) ≡ (x+k)^4+a(x+k)^3+b(x+k)^2+c(x+k)+d
f(x)=f(-x) .でしょう。あるいは
「軸の方程式をx=-k として f(x) ≡ (x-k)^4+a(x-k)^3+b(x-k)^2+c(x-k)+d
f(x)=f(-x)より 」ですね。
[出題元 名古屋大学]
>>910 正解
これ感動した問題
x,yは共に整数であり,
方程式:x^2+10xy+3xy^2+8x+5y+6=0 を満たしている.
(1) x≠0 であることを示しなさい.
(2) (x,y)を求めなさい.
もう旧赤茶3C売ってないか・・・
915 :
40 :2005/08/31(水) 23:56:33 ID:d0wWAF2I0
>>902 少なくとも京大では微分方程式は範囲に含まれると公言していますね(
>>367 を参照)
あと、東大後期総合科目U とかかな。
>>914 古本屋に行くしかないと思われ。
916 :
40 :2005/09/04(日) 11:03:32 ID:77hHhEfa0
hosyu
917 :
大学への名無しさん :2005/09/07(水) 00:40:19 ID:VdqkWet70
age
てかマゾ氏は!?
旧課程の赤チャートやってる人ってすごいね。 漏れは即挫折したよ。 っていうかあらゆる意味で論外でしょこれ。 できる人は尊敬しまつ。 かの有名な和田秀樹もこれを全部暗記したらしいね。 そりゃあ理V受かるわ。
暇だから赤茶でもやるか・・・
921 :
40 :2005/09/07(水) 10:02:43 ID:nHxveD6W0
>>918 戻ってきてほしいですね。
彼はどうしているんでしょう?
>>919 香具師の勉強量は異常。赤茶全部やって、Z会やって、授業でオリジナル(数研出版)やって、
東大の過去問解きまくって、そのあと電話帳(=全国の大学の過去問集)もやりまくってる。
>>920 上の方に問題がありますよ。
>>877 >>904 >>913
922 :
40 :2005/09/07(水) 17:23:42 ID:M8z0/13q0
[118] 方程式 (cosx)^2006 - (sinx)^2006 = 1 の解を求めよ。
x,yは共に整数であり, 方程式:x^2+10xy+3xy^2+8x+5y+6=0 を満たしている. (1) x≠0 であることを示しなさい. (2) (x,y)を求めなさい. とりあえず(x,y)=(2, −2)が解の一つであることは判別式etc. 計算してるうちに見つけた。しかしそこから進展無し。 どちらも偶数になることは直ぐ分かるが…… 誰か解いて下さい [118] 方程式 (cosx)^2006 - (sinx)^2006 = 1 の解を求めよ。 X^2006-Y^2006 = 1 と X^2+Y^2 = 1 の交点を考えるとどちらもX軸対称かつY軸対称なので 第1象限のみ考えて(X, Y) = (1, 0) これ以外の解はX<1 , Y>0よりX^2006-Y^2006 = 1を満たさない よって全象限を考えると(X, Y) = (1, 0)または(X, Y) = (−1, 0) つまりx=nπ(nは整数)
>>923 (1)
x^2+10xy+3xy^2+8x+5y+6=0 ⇔ x^2+(3y^2+10y+8)x+5y+6=0・・・ア
x=0 とすると,ア ⇔ y=-6/5 となる。これはyが整数であることに反するので,
x≠0 である。
(2)
f(x)=x^2+(3y^2+10y+8)x+5y+6 とし,xの2次方程式 f(x)=0 の2解を x=α,β (α=整数) とおく。
解と係数の関係より,α+β=-(3y^2+10y+8) であるから,β=整数。(∵α,yは共に整数)
したがって,「xの2次方程式 f(x)=0 の解はすべて整数解である。」・・・★
ところで,f(x)=0 の実数解(整数解)は,xY平面上における放物線:Y=f(x) とx軸との共有点のx座標に相当する。
ここで,f(1)=3(y^2+5y+5),f(-1)=-(3y^2+5y+1) であることを考えて,
yが「y≦-4 または 0≦y」を満たしていると仮定する。
yが「y≦-4 または 0≦y」を満たしているのならば,f(-1)<0,f(1)>0 である。
したがって,このとき,xの2次方程式 f(x)=0 が整数解を持つためには,
放物線:Y=f(x) は x=0 のとき,Y=0 になること(f(0)=0となること)が必要である。(∵★)
しかし,f(0)=5y+6≠0 である。よって,この場合は,f(x)=0 は整数解を持たないとわかる。
ゆえに,yの候補は,y=-3,-2,-1 の3つに絞られる。
あとはこの候補について調べればOK。
この中で,xが整数となるものは,y=-2 のときだけで,x=±2 となる。
∴(x,y)=(-2,-2),(2,-2)・・・答
こけこっこさんのところにあった
ttp://f23.aaa.livedoor.jp/~musou/index.html
925 :
大学への名無しさん :2005/09/10(土) 03:36:49 ID:TKQ9x22E0
>>921 和田氏がやったのは青でなかったっけ?
何にせよ、彼は暗記の才能があったんだな。
926 :
40 :2005/09/10(土) 12:07:01 ID:nET1I/JM0
こんにちは。 明日かあさってくらいにレスします m(_ _)m
927 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう :2005/09/11(日) 01:45:47 ID:0Rhgwjii0
みんなで難関大数学を攻略しよう!
http://study.milkcafe.net/test/read.cgi?bbs=rikei&key=1124032692 1 名前:通りすがりの元鉄緑会大阪校の講師 投稿日:2005/08/15(月) 00:18
今日はじめて、何かのはずみで、このサイトに来てみて
皆さんが勉強に悩み、打ちこんでいる姿に共感しました。
そこで皆さんの手助けになれるよう今日から数学講義をしようと
思います。(やる気の続く限り)
週1〜2問のペースで50問くらい続ければいいけどなと
思いますので、宜しくね。
なお、題材はすべて過去問です。やはり、教授達が一年に
一回の為に、苦労して作った傑作が多いため、非常に力がつきます。
でも解答はすべて私のオリジナルで書きます。
僕のボケ防止と、何よりも皆様の数学力向上のため、楽しく解きましょう!
おい
おまえら
こっちも盛り上げてくれ
最良スレが死にそうなんで
レベルが高すぎてついていけないよう・・・・・・・・・
>>924 (1)がヒントになるのはみえみえなんだが…
そういう使い方だったのか。
5y+6=kxとか置き換えたりグラフが原点を通るように平行移動したり
やってることが見当違いだった。
>>923 はあとで気づいたが(1, 0)とか第1象限に入らないからやば気味
929 :
40 :2005/09/12(月) 19:45:39 ID:rjBjPFaD0
>>923 >[118]
>方程式 (cosx)^2006 - (sinx)^2006 = 1 の解を求めよ。
>X^2006-Y^2006 = 1 と X^2+Y^2 = 1
>の交点を考えるとどちらもX軸対称かつY軸対称なので
X^2006-Y^2006 = 1 のグラフの形はどのようにして求めました?
930 :
40 :2005/09/12(月) 19:47:46 ID:rjBjPFaD0
931 :
40 :2005/09/12(月) 20:04:13 ID:rjBjPFaD0
>>925 彼が使っていたのは旧々課程の赤茶だったと思う。
(東大受験したのが1979年のはず。)
そのときの東大入試問題をそのうち投下するかもです。
[118]
>方程式 (cosx)^2006 - (sinx)^2006 = 1 の解を求めよ。
グラフの形はほとんど考えずに解きました.
X→−X ,あるいは Y→−YとしてもX^2006-Y^2006 = 1は
式の形を変えないのでX軸対称かつY軸対称
A^2006-B^2006=(A-B)Σ[k = 0 , 2005]A^(2005-k)B^k を用いてx→∞のとき
X-(X^2006-1)^(1/2006)=1/[Σ[k = 0 , 2005]X^(2005-k){(X^2006-1)^(1/2006)}^k]→0
よってY=(X^2006-1)^(1/2006)のグラフの漸近線はY=X
つまり全体としてはY=±Xに近いもので(±1, 0)を通るグラフになると思います。(双曲線に近い?)
(±1, 0)がどの象限にも属さないという
>>923 の解答の問題点を修正しました.
x→π−xとしても, x→2π−xとしても与式は変らない.
0≦x≦π/2の範囲で考えると, まずx=0は解の一つ.
cosxはこの範囲で単調減少, sinxは単調増加なので解はx=0のみ.
よって0≦x≦2πの範囲では解はx=0 または x=π または x=2πのみである.
cosx , およびsinxはどちらも周期2πの関数なので実数全体ではx=nπ(nは整数)
933 :
40 :2005/09/13(火) 11:32:22 ID:P5WngTZT0
>>932 O.K.です。参考までに、想定していた解答を書いておきます。
[解答]
0≦(cosx)^2006 ≦1 , 0≦(sinx)^2006 ≦1 だから
-1≦(cosx)^2006-(sinx)^2006≦1
ここで、右側の等号が成り立つのは、(cosx)^2006 = 1 , (sinx)^2006 = 0
∴sinx = 0 のときだから、x=nπ(nは整数) ■
[出題元 早大・教(改)]
934 :
40 :2005/09/16(金) 11:35:27 ID:o+sYB+y+0
保守
935 :
大学への名無しさん :2005/09/17(土) 02:35:52 ID:O8kjCRR80
age
936 :
40 :2005/09/18(日) 10:39:25 ID:dcIUod9A0
[119] 数列 x_1 , x_2 , … をつぎのように定義する。x_1 = 2 , x_(n+1) = {(x_n)^2 + 5}/2x_n .(n=1,2,…) このとき、0<x_n -√5<1/2^n .(n=2,3,…) を示せ。
937 :
777 :2005/09/18(日) 23:12:15 ID:rU69LpcE0
[117] 二項定理より, (1+x)^n=Σ[k=0,n]nCk*x^k……@この両辺をxで微分し, n(1+x)^n-1=Σ[k=0,n]k*nCk*x^k-1……Aこの両辺をxで微分し, n(n-1)(1+x)^n-2=Σ[k=0,n]k(k-1)*nCk*x^k-2……Bこの両辺をxで微分し, n(n-1)(n-2)(1+x)^n-3=Σ[k=0,n]k(k-1)(k-2)*nCk*x^k-3……C @〜Cの両辺にx=1を代入して, 2^n=Σ[k=0,n]nCk……@’ n2^n-1=Σ[k=0,n]k*nCk*……A’ n(n-1)2^n-2=Σ[k=0,n]k(k-1)*nCk……B’ n(n-1)(n-2)2^n-3=Σ[k=0,n]k(k-1)(k-2)*nCk……C’ を得る. (1) A’+B’より, Σ[k=0,n]k^2=n(n+1)2^n-2 (2) A’+3*B’+Cより, Σ[k=0,n]k^3=n(n-1)(n-2)2^n-3+3n(n-1)2^n-2+n2^n-1 ={(n-1)(n-2)+6(n-1)+4}n2^n-3 =n^2(n+3)2^n-3
938 :
777 :2005/09/18(日) 23:47:04 ID:rU69LpcE0
[119] x_2=9/4=2.25より, x_2-√5=0.013… であり0<x_2-√5<1/2^2……☆ まず,0<x_n-√5を示す. ☆よりn=2のとき確かに成り立つ. n=kのとき成り立つと仮定すると, n=k+1のとき, x_k>0であることから相加平均と相乗平均の関係を使って, x_k+1=x_k/+5/2x_k≧2√5/4=√5 ここで,等号が成り立つのはx_k=±√5の時であるが, 仮定よりx_k>√5.よって等号は成り立たない. ∴x_k+1>√5 数学的帰納法により示された. 次にx_n<1/2^nを示す. ☆よりn=2のとき確かに成り立つ. n=kのとき成り立つと仮定すると, n=k+1のとき, x_k+1-√5=(x_k+5/x_k-2√5)/2 であるが,上で示したことから√5<x_k⇒5/x_k<√5 よって, x_k+1-√5=(x_k+5/x_k-2√5)/2<(x_k-√5)/2<1/2^k+1 となって成り立つ. 数学的帰納法により示された. 以上より題意は示された.
939 :
777 :2005/09/18(日) 23:55:07 ID:rU69LpcE0
こんばんは、皆様お久しぶりです♪ と言っても、ずっとROMっては居たのですが…… [117]の答案がなかなか上がらないみたいなので、 ついでに[119]の答案も一緒に作って書き込みしました。 両答案とも数式が見にくくなってしまい、すみません。 [119]はまだ別解がありそうですね。なんとなく。
[114]も未解決っぽいので上げます。 一応解けたのですが解答が複雑過ぎ&見にくすぎになってしまいました(苦笑 [114] n=1のときは明らかに成り立つ. n=2のときx^2+y^2+z^2=(x+y+z)^2-2(xy+yz+zx)より成り立つ. n=3のときx^3+y^3+z^3=(x+y+z){x^2+y^2+z^2-(xy+yz+zx)}-3xyzより成り立つ nが1から2k-1(ただしkはk>1を満たす整数)のまでのとき題意が成り立つと仮定すると, n=2kのとき,x^2k+y^2k+z^2k=(x^k+y^k+z^k)^2-2(x^k*y^k+y^k*z^k+z^k*x^k)であるが, 仮定より(xy)^k+(yz)^k+(zx)^kは基本対称式によって表すことができる. (xy=X,yz=Y,zx=Zとおくことにより) ゆえにn=2kのとき題意が成り立つ. n=2k+1のとき,x^2k+1+y^2k+1+z^2k+1=(x^k+y^k+z^k)(x^k+1+y^k+1+z^k+1)- {x^ky^(k+1)+y^kz^(k+1)+z^k(x^k+1)+x^(k+1)y^k+y^(k+1)z^k+z^(k+1)x^k} ここで, 右辺の第二項=(x+y+z)(x^ky^k+y^kz^k+z^kx^k)-xyz{x^(k-1)y^(k-1)+y^(k-1)z^(k-1)+z^(k-1)x^(k-1)} 仮定より(xy)^k-1+(yz)^k-1+(zx)^k-1は基本対称式によって表すことができる. (xy=X,yz=Y,zx=Zとおくことにより) ゆえにn=2k+1のとき題意が成り立つ. ∴数学的帰納法により題意が示された.
[114] n=3のときx^3+y^3+z^3=(x+y+z){x^2+y^2+z^2-(xy+yz+zx)}-3xyz →x^3+y^3+z^3=(x+y+z){x^2+y^2+z^2-(xy+yz+zx)}+3xyz [117] A’+B’より, Σ[k=0,n]k^2=n(n+1)2^n-2 → Σ[k=0,n]{k^2×C[n, k]}=n(n+1)2^n-2 A’+3*B’+Cより, Σ[k=0,n]k^3= …… → Σ[k=0,n]{k^3×C[n, k]}= …… の細かい書き間違いは有りますが正解g.j. [117]は法政大改題(微分使うと激速っ) [114]はブルーバックスの数学本で文字が2つの場合の有名な証明が載っていて(おととい帰納法) 3つの場合の証明は【無い】(!)などと書いてあったので書き込んでみました. 一般の場合の証明は高校数学の範囲を越えてしまうようです. Newtonも予想はしていたが証明はできなかったそうで……群論という数学の分野を用いるようです. (知ったかスマソ)
これは高校の範囲内で証明できる. [120] Cebysevの不等式 x_1≦x_2≦x_3≦…≦x_(n−1)≦x_n , y_1≦y_2≦y_3≦…≦y_(n−1)≦y_n →{Σ[k=1,n]x_k}{Σ[k=1,n]y_k}≦n{Σ[k=1,n]x_k×y_k} (1)n=1, n=2のとき上の式を証明せよ. (2)任意の自然数nについて上の式が成り立つことを証明せよ.
943 :
40 :2005/09/20(火) 10:51:24 ID:Tp4KA+ww0
>>938 正解です。
二箇所ほど書きミスがありますが、問題ないでしょう。
(このスレを読んでいる人も若干いるようなので、一応直して書いておきます。)
>x_k+1=x_k/2+5/2x_k≧2√5/4=√5
>次にx_n-√5<1/2^nを示す.
[出題元 1986年阪大] 頻出問題
別解はあとで書きます。
944 :
40 :2005/09/23(金) 08:48:26 ID:pQ8kERqk0
[121] a^3 - b^3 = 65 を満たす整数の組(a,b) をすべて求めよ。
945 :
40 :2005/09/23(金) 10:22:47 ID:pQ8kERqk0
[122] 点P(1,1,1)を通り、方向ベクトル a↑=(3t,3t+10,6t-5) の直線をl(t)とする。 ここに、tは実数の定数である。いかなるtに対しても、l(t)はある特定の平面α上に あることを示せ。また、αの方程式を求めよ。
5x-y-2z-2=0
947 :
40 :2005/09/25(日) 01:36:36 ID:qIHTlmhc0
948 :
大学への名無しさん :2005/09/26(月) 20:26:34 ID:EMeDKz/yO
福素数平面とか旧課程でも宮廷とかふつうにでるよな?
949 :
40 :2005/09/26(月) 23:18:10 ID:kMMj7lu70
>>948 過去の傾向から言うと、事実上、新旧両課程の共通部分からの出題になる可能性が高いかと。
大学によっては選択制になるかもしれんが。
ふーん
951 :
40 :2005/09/29(木) 08:12:33 ID:+cS1ScUP0
hosyu
952 :
大学への名無しさん :2005/10/01(土) 22:58:15 ID:+l4chXzE0
ほっゆ
>>802 ?B 1辺1の立方体ABCD-EFGHにおいて, Aから出発してBまですべての面を
通過するように進むときの最短経路の長さを求めよ.
これの答え合わせを誰かお願いします。
>>848 √13+√2
一見高校入試レベルに見えるが自信なし。
954 :
953だが :2005/10/02(日) 22:28:15 ID:zpHaKzXW0
age忘れました。
ほしゅ
956 :
大学への名無しさん :2005/10/09(日) 13:56:53 ID:21NdZjm10
dat落ちはさせんよ
>>1 お〜ぃ。夜明けのマゾヒストさん、こんにちは!
今何しているのかな?
カキコ希望!
[121] a^3 - b^3 = 65 を満たす整数の組(a,b) をすべて求めよ。 a^3 - b^3 = (a−b)×{(a+b/2)^2+3/4×b^2} {(a+b/2)^2+3/4×b^2} >0よりa > b a^3 - b^3 = (a−b)×{(a−b)^2+3ab} = 65 よりa > bおよびa−b , abは共に整数であることから (a−b , ab) = (1 , 64/3)(不適)or(5 , −4)or(13 , −164/3)(不適)or(65 , (1−65^2)/3) (a+b)^2 = (a−b)^2+4ab = (平方数)より (a−b , ab) = (5 , −4)のとき(a+b)^2 = 9 ∴a+b = ±3 よって(a , b) = (4 , −1)または(1 , −4) (a−b , ab) =(65 , (1−65^2)/3)のとき (1−65^2)/3 = (1+65)(1−65)/3 = 22×(−64) (a+b)^2 = 65^2−4×22×64 < 0(不適) よって(a , b) = (4 , −1)または(1 , −4)
959 :
大学への名無しさん :2005/10/12(水) 12:02:26 ID:llG+ffxuO
ってか旧課程のやっとけばよくね??新課程の赤茶とかクソ 旧課程の赤茶あれば東大楽勝 やってない奴は赤茶批判するんだろな
960 :
40 :2005/10/13(木) 20:17:11 ID:OziOP02t0
>>40 正解です。
記述部分はあとで読ませていただきます。
時間が無いので…
では。
961 :
大学への名無しさん :2005/10/13(木) 23:19:58 ID:im+MlHvG0
age
962 :
40 :2005/10/16(日) 17:13:01 ID:1GaXxGaU0
>>958 O.K.です。
対称式を使って見通しよく解いていてよいと思います。
[出題元 2005年京大文系前期]
難易度 B**
963 :
40 :2005/10/16(日) 17:16:22 ID:1GaXxGaU0
ageてくれてる人thx.
964 :
大学への名無しさん :2005/10/17(月) 02:23:36 ID:FaJcMBuu0
赤茶レベルを超えている・・・・・・・
すごすぎる
967 :
40 :2005/10/25(火) 11:12:12 ID:wnN3RvBP0
<⌒/ヽ-、___ 保守 /<_/____/
一夜限りのマゾ降臨! 40氏!お久しぶりでごんす!! 去る3月以来ずっと潜っていました。 あの糞スレが40氏や綾乃氏のおかげで未だに残っているのを見つけ、 更にこの道化の降臨を待つ人々がいることにも心付けられ、 居ても立ってもいられなくなりついに決心してカキコした次第です。 と言っても近況などは訳あって話せないのですが。マゾは元気でやっています。 そして今も益々熱心に勉強しております。日々充実そのものです。 来年、もしも皆さんが元気でいられるなら、年末か年度末のあたりには近況など話せると思います。 40氏、あんたについて精進した日々が今の俺の財産になってるよ。本当に感謝してる。 あんたがいてくれたお陰で俺は・・・。おっといけねぇや。涙で明日が見えなくなっちまうぜ! それじゃみなさん御機嫌よう!!また顔出します!
969 :
大学への名無しさん :2005/10/27(木) 23:54:06 ID:QyhWUtXa0
<⌒/ヽ-、___ 保守 /<_/____/
970 :
大学への名無しさん :2005/10/30(日) 01:31:14 ID:s08nv3PS0
マゾは合格するまで書き込まない方が良い 1回書き込むごとに偏差値が1づつ下がるぞ
971 :
40 :2005/10/31(月) 22:14:45 ID:yABs/7sE0
>>968 良い報告待っています。
現在私は細々と数学を続けております…。
973 :
大学への名無しさん :2005/11/02(水) 04:47:11 ID:LMQr1Nlg0
マゾはいま何歳なんですか
974 :
大学への名無しさん :2005/11/02(水) 13:27:11 ID:8X/ZDFIB0
>>マゾはいま何歳なんですか うぜェ
975 :
40 :2005/11/06(日) 21:53:40 ID:BNwYsJfi0
976 :
大学への名無しさん :2005/11/07(月) 12:35:20 ID:ySZ4MbRK0
[122] (1)lim[n→∞]C[n, r](1/n)^r×(1-1/n)^(n-r)を求めよ。 (2)Σ[r = 0 , ∞](1/r!)=eを証明せよ。
977 :
大学への名無しさん :2005/11/09(水) 11:49:45 ID:3p8AzAai0
1000
978 :
大学への名無しさん :2005/11/09(水) 18:23:45 ID:JV/5xXzV0
1000
979 :
大学への名無しさん :2005/11/10(木) 14:29:26 ID:qkjOF7Uv0
age
980 :
大学への名無しさん :2005/11/11(金) 02:02:51 ID:ZBEy/krb0
1000
981 :
大学への名無しさん :2005/11/11(金) 14:47:06 ID:weTaVSfz0
1000
982 :
大学への名無しさん :2005/11/11(金) 21:06:30 ID:/pFxttqn0
1000
983 :
大学への名無しさん :2005/11/12(土) 16:18:03 ID:b/d5bUwg0
1000
984 :
大学への名無しさん :
2005/11/12(土) 17:15:37 ID:b/d5bUwg0 1000