1 :
テンプレ :
05/01/10 00:13:31 ID:C9EIHFFh センター・私大・二次でも今や中心となりつつある長文問題 パラグラフリーディングやロジカルリーディングなどの速読方法論から 構文取って地道訳す方法まで「慣れしかねぇ!」という喝や 「ここをこういう風にしたら内容把握しやすいよー」なんていうアドバイスまで。 何かと非難を浴びやすい速読方法論に対しての煽り中傷は禁止 荒れない程度に指摘をし、議論するなら大歓迎 またときどき荒らしが登場しますが放置が一番です 以下の事に質問者は注意してください。 【的確なアドバイスを受けるには次のことが必要です!】 1高1・高2・高3・浪人・宅浪などの区別を書く 2今までにやった参考書 3模試名を添えた偏差値 4志望大学・学部を書く。その過去問やったかどうか。 5志望大学の過去問を持っている人は傾向を簡単でよいので書いてください ※質問者はテンプレートを読んでから質問してください。 【質問者へ】次のような質問をしないこと。 ・「○○と△△、どっちがいい?」→レベルや相性や志望校などでベスト参考書は変わります。 ・「○○をやれば完璧(最短・最強・満点)になりますか?」→世の中に完璧なんてものはありません。 ・「○○をやったら偏差値70いきますか?」→これまでの習得度合いなど個人差があるので一概に言えません。 ・「○○は△△の代わりになる?」→自分で良いと思った物を使いましょう。 ・「○○大学には△△は必要?」→○○大学合格に必要なのは入れる学力
【過去問について】 まず受験勉強のはじめに、志望大学の過去問を見て問題の傾向を把握しましょう。 ポイント 1.問題の形式→長文中心か、文法や短文、英作文中心か。 2.問題の種類→会話・小説・評論・表付きなど、どれがでるか。 3.長文の傾向→単語と文法だけで対応できるか・長さはどれくらいか・テーマに偏りはないか 4.配点の傾向→テーマや大問番号によって得点に偏りが無いか?(複数年の過去問を参照) このような傾向と現在の自分の能力を把握し 勉強法の確立・参考書の選択を考えましょう
3 :
テンプレ :05/01/10 00:14:53 ID:C9EIHFFh
●英語長文読解の王道(河合出版) 1はパラグラフリーディングについて。2は内容一致問題、3は空所補充・パラフレーズ問題を対象とし、 4は記述(要約・説明)問題に対応している。演習は少なめだが、パラリーをしっかりやりたい人に適している。 まず1をやり志望校の出題形式にあわせて2,3,4をやるとよい。 ●横山ロジカル・リーディング講義の実況中継(語学春秋社) 1冊目はロジカルリーディングの基本、2冊目は演習として私立の問題、3冊目は国立の問題を扱い、MARCH以上を対象とする。 英語圏における言語体型のあり方やロジックの形式、本人のディベートの修行経験などから自ずと導かれた読み方を学べる。 1冊目は軽い文章で説明が行われているが、2、3冊目はわりと難しい文章で演習が行われるので、 夏休みの中頃〜9月終わりには始めるのが好ましいが、基本事項の学習(1冊目)だけならいつでも使える。 ●中澤の難関大攻略 徹底英語長文読解講義(桐原書店) 早慶旧帝受験者を対象としたパラグラフリーディング系の本。解釈までが出来る事を前提とする。 英文を論理的に読めるようになる。英文解釈の技術100の後にやる人も多い ●ディスコースマーカー英文読解(Z会出版) パラグラフリーディング系の本。対象は、単語も構文も理解でき、訳出も問題ない基礎が出来たレベルだが、 問題は解けず、文全体の趣旨がわからないので読むうちに初めのほうの内容は忘れてしまっている、という中級者向け。 課題英文は難関大学の入試問題から選んだ22題である。 ディスコースマーカと呼ばれる一連の信号語句を中心とした長文での論理展開を述べている 国立型の要約・内容説明問題対策は充実している ●今井の英文読解パラグラフリーディング(代々木ライブラリー) 全3冊。文字通りパラグラフリーディング本 いわゆるトンデモ本との評価が多いが掲載英文レベルは早慶レベルで高い 使用して成績が上がったという人もおり賛否の分かれる本 他のパラグラフリーディング本を使った人の演習用としてなら有効との声も
4 :
テンプレ :05/01/10 00:15:57 ID:C9EIHFFh
●ポレポレ英文読解プロセス50(代々木ライブラリー) 基礎がある人向けの本で、同著者の本をやってからこの本に進むとスムーズである。 ●英語長文読解問題の解き方(旺文社) 中級者向けで、標準的な受験生に入試に出やすいテーマを演習させるのに向いている。 設問に節の書き換えなど若干古いところがあり、長文問題精講より若干レベルが落ちるが難易度はそれなりに高い。 ●長文問題精講(旺文社) 対象は旧帝早慶以上のレベル偏差値的には60くらいは必要か 扱っている英文の質は高い。語句の説明は丁寧だが設問に関する解説が若干不足気味ではある。 ●基礎英語長文問題精講(旺文社) 対象は短大入試から中堅国立程度 長文問題精講の基礎としても有効 ●必修英語長文問題精講 基礎精講と違って解説が詳しい(構文が完全にとってある) レベルは中堅大・センターレベル 高2生と中堅大志望向け ●英文必修問題精講(旺文社) 難易度は基礎〜センター 一通りの文法を勉強したら無理なく出来るレベル 基礎構文は網羅されている。これが終わったら基礎長文へ ●西英文読解講義の実況中継(語学春秋社) 難関大学向けではなく、読解のみで問題や問題の解法についての解説はないが、 英文レベルは、高校2年生から大学受験生まで、幅広くカバーできる内容。
5 :
テンプレ :05/01/10 00:16:32 ID:C9EIHFFh
●旧版英文解釈のトレーニング(Z会出版) 絶版になってしまった東大京大受験者に向いた本。 基本的には全訳+要約用の本なので、全訳や要約を紙に書き出して添削を行わないと効果は薄い。冬休み前くらいまでには終わらせたい。 ●英文解釈のトレーニング実戦編(Z会出版) 難関国公立2次の受験者を対象 創作問題も含む総合問題形式 予備編16問本編19問から構成 英文のテーマは文系から理系(特に医学系が目立つ)まで幅広い 全編通して100文字から200文字の説明問題や長い和訳問題が中心で難度は高い 基礎力は前提としてある程度記述力がある人向け この本に入る前に要約説明問題の練習として同出版社のディスコースマーカなどをやった方がよい ●速読英単語(Z会出版)入門編 必修編 上級編 必修編の長文は短大の長文が多いがレベルは高い。覚えるべき単語レベルは最低限この本くらいが必要であろう。 上級編は早慶旧帝以上で、単語が必ずしも覚えなくてもよいものが含まれているため、ハイレベルな長文読み込みに用いる ●英語長文読解頻出問題選(Z会出版) 11月とか12月に確認テストとしてつかう、私立向けの本。 英文の長さは200語程度から800語を超えるものまで多様で、 空所補充・長文内の語順整序・下線部の書き換えなどオーソドックスな問題構成である。 ●出る!出た!英語長文シリーズ(河合出版) 30選は中堅〜上位国立志望者を対象とする本。解釈、要約対策用で客観問題がないので国立向け。 22選は30選の上位問題集で和訳・要約中心で長めの和訳が多い ●速読のプラチカ(河合出版) 難易度は標準からやや難 内容一致・空所補充など客観問題を中心とした総合問題 私立向きだが国立も可 500単語から800単語の英文が20題あり、中堅以上の大学問題が掲載されている ●精読のプラチカ(河合出版) 難易度は標準からやや難 説明問題・和訳を中心とした総合問題 国立向きだが私立も可 300単語から500単語の英文が27題
6 :
テンプレ :05/01/10 00:16:58 ID:C9EIHFFh
●英語総合問題演習(駿台文庫)入門編 基礎編 中級編 上級編 選択問題・内容一致・説明問題・和訳などの問題形式がそろっており解説も充実している。 東大や旧帝大受験者には中級編以上が向いており、入門編や基礎編もレベルは高い。 基礎編は地方国立 中級編は旧帝・MARCH 上級編は東大 早慶を対象とする。 ●英文和訳演習(駿台文庫)入門編 基礎編 中級編 上級編 10行程度の英文で和訳に重点を置いた問題集で、誤答例や採点基準が明確にされている。 模試や過去問の和訳問題の成績が安定しないとき正確な和訳を身につけるのに有効。 基礎編は地方国立・MARCH、中級編は旧帝・早慶MARCH上位、上級編は東大・京大を対象とする。 ●英語要旨大意問題演習(駿台出版) 東大の要約問題対策本 紙に書き出して添削を行わないなら効果が薄い。冬休み前くらいまでに終わらせたい。 ●英文速読のナビゲーター(研究社) 問題を解くというより、速読の方法論について書いてある本。 基本構文・文法全体をある程度わかっている人が速読の方法を知るのに適している。 夏休み中に終わらせたい。 ●テーマ別英文解釈(研究社) 和訳問題を中心とした国立型の問題を出してくる受験生を対象とし、様々な英文が全44編収録されている。 精読能力向上を目的とする本で、掲載英文のレベルは入試標準以上のものが多い。
7 :
テンプレ :05/01/10 00:17:42 ID:C9EIHFFh
長文学習の一例 長文を解く ↓ 答え合わせ ↓ 単語・語句の確認(市販の単語帳で確認もしくは別ノートやカードに抜き出しまとめる) ↓ 長文で意味の取りづらかった英文を抜き出し別にノートにまとめる ↓ 週末やった問題を本番風に時間をはかって演習(30分で4問とか) この辺の割合は適当に調節してください ↓ 出来れば音読も 直前期には自作の語句帳や和訳演習をして復習 大学によっては要約や長文問題対策のため ○パラグラフ内構成を見る ○要約をする ○使った問題の解法を見直す などをすることが効果的であると思われる またこれらは文脈から解く問題がある場合も同様に効果的である
8 :
テンプレ :05/01/10 00:18:07 ID:C9EIHFFh
★よくある問題出題形式 ●空所補充問題 本文中の空所に合う前置詞・熟語または句や文を選択させる形式の問題 構文的な観点から解答を選択させるものもあるが、大半は文脈を考慮して選ぶ ●下線部和訳 文字通り下線部の英訳をする問題 難関大では文脈から単語や文の意味を定めることが問われていることが多い ●要約問題 本文の内容を日本語で要約する問題 設問の形式として「要約しなさい」「日本文でまとめなさい」などがあるが同意 200文字程度でなど文字数指定もある ●総合問題 雑多な問題内容一致や単語穴埋めなどある ●指示内容説明 本文中の代名詞・副詞を中心とした代用表現を、具体的に日本語で記述させる問題 解答字数の制限や具体例を示させる問題もある 下線部和訳で、代名詞の内容を明確にして訳させる問題も含む ●理由説明 下線部の理由・根拠を日本語で記述させる問題や 下線部が示されてないものもある ●その他説明 わかりやすい表現への言い換えや筆者の考え方をまとめさせる問題など ●英問英答 英語の設問に対して英語で解答させる問題 ●内容一致選択問題 内容真偽選択問題も同義 選択肢は和英両方パターンがある ●内容記述説明 本文中の事実や現象について解答させる形式 本文中で該当表現を抜き出すものも含める
9 :
テンプレ :05/01/10 00:19:19 ID:C9EIHFFh
長文本難易度表Ver4 ←80←←←←75←←←←70←←←←65←←←←60←←←←55←←←←50←←←←45 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■□□□□□□□□□□河合王道1 □□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□河合王道2 □□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□河合王道3 □□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□河合王道4 □□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□ロジリー1 □□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□ロジリー演1 □□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ロジリー演2 □□□□□□■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□中澤徹底 □□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□今井パラ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□出る出た30 □□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□出る出た22 □□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□精プラチカ □□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□速プラチカ □□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□ポレポレ
10 :
テンプレ :05/01/10 00:20:05 ID:C9EIHFFh
←80←←←←75←←←←70←←←←65←←←←60←←←←55←←←←50←←←←45 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■必修長文 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■□□□基礎長文 □□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□長文解き方 □□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□長文精講 □□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□富田長文 □□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□速読即解 □□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□西情報 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■総合入門 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■□□□□□総合基礎 □□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□総合中級 □□□□□□□■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□総合上級 □□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□Z頻出 □□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□旧解釈トレ □□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□解釈トレ必 □□□□□■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□解釈トレ実 □□□□□□□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□テーマ別 □□□□□□■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□ディスコ □□□□□□■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□要旨大意 □■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□長文教室
11 :
テンプレ :05/01/10 00:21:36 ID:C9EIHFFh
長文本以外で登場頻度が高い本 [解釈本] ビジュアル英文解釈1・2(駿台文庫) 基礎英文解釈技術100(桐原書店) 英文解釈技術100(桐原書店) 基礎英文問題精講(旺文社) 英文解釈のトレーニング必修編(Z会出版) [英作文本] 大矢英作文講義の実況中継(語学春秋社) 最難関大への英作文(桐原書店) 英作文実践講義(研究社出版) [入門編] 英作文のトレーニング(Z会出版) [実戦編] 英作文のトレーニング(Z会出版) 自由英作文編・英作文のトレーニング(Z会出版) 通常は大矢+もう一冊てパターンが多いようです [会話対策本] 英会話問題のトレーニング (Z会出版) 英語入試問題解法の王道(1) 会話問題のストラテジー (河合出版)
12 :
テンプレ :05/01/10 00:23:09 ID:C9EIHFFh
13 :
テンプレ :05/01/10 00:23:39 ID:C9EIHFFh
Q解釈と長文読解の違いて何ですか A解釈→構文を取って文を読むこと 長文読解→文以上の段落構成やパラグラフ同士のつながりから文や段落の内容 語句の意味を把握しながら読むこと Q電話帳て何ですか A旺文社やたちばな出版(旧版は研究社)から出ているその年主要大学で出題された問題が ひととおり掲載されている電話帳のように分厚い本です Q赤本(過去問)て最後の総仕上げって感じで使うものですか 網羅系じゃなくてもどれかひとつの本を仕上げたらまた新しいのを買うんじゃなくて その本をベースにしながら赤本(併願を含む)を問題集にして力をつけるってのもありかな? 志望校と同じレベルの問題だし入試問題である以上良問だと思うんだけど・・・ しかもそれより簡単な問題は併願のがあるわけだし問題数もけっこうある A赤本(過去問)を総仕上げにするともし実力が志望レベルに達してない場合泡食うよ 書いてあるように適度な本1冊やるごとに随時確認した方がよい 過去問やってできなかった弱点や分野が出てきたら復習なり、新しい本で補強 あと入試問題だからって良問とは限らない 一部の大学はわざと時間のかかる問題をいれてトラップ作ってる その辺を見極める作業も重要なわけだが
14 :
テンプレ :05/01/10 00:24:01 ID:C9EIHFFh
Qパラグラフリーディングの本をやると長文が速く読めるようになりますか Aある程度の読解能力がないとパラリーをやるどころじゃないと思われ パラリーというのは「補助」くらいのもの 読解力が上がれば方法論身につけなくてもハイレベルの英文は読めるようになります またパラリー系の本をやると方法論を問題に適用させようとする癖がつくため パラリー前よりも読解速度が落ちるケースが一時的に見られます こういった現象は多量の演習により改善されます
15 :
テンプレ :05/01/10 00:24:29 ID:C9EIHFFh
Q最近の入試では出題される英文が長文化していると聞きますが対処する方法はありますか? A確かに一時期そういった傾向がありました。ただここのところは、無意味に長い英文の出題に対して一定の 歯止めがかかってきました。大変喜ばしいことです センター試験も初期の頃と比べると全体の語数は大幅に伸びているものの 所謂「長文問題」と言われる「総合問題」の長さ自体はそれほど変わっていません 個々の大学について分析するときりがないので止めますが 文章は一文ずつしか読めないのであって、速く読めるような方法などないと心得てください。 例えば日本語の新聞を読む速度を考えてみましょう 小学生の時に比べると新聞を読むのが速くなっているはずです それは速く読む訓練をしたからではなく日本語の文章に接しているうちに 知らない単語が減っていき・・・という具合に読むための障害が ひとつひとつ取り除かれていったからに過ぎません。 同じ新聞でも例えばプロ野球に興味がある人はスポーツ欄の記事は速く読めるが そうでない人は遅い。政治面でも同じことが言えます この現象はただ興味の有無だけではなく興味がない分野には知らない単語があるということが多いから だと思われます。日本語ですらそうなのですから、まして英語ではやはり単語の知識が大切なのだ ということも改めて思い知らされます Q英文を速く読んだり全体の意味を即座に把握するような方法はありますか? Aありません 繰り返しますが基本は一文一文読み進むことなのです “全体”を眺めつつ“部分”を観ることはもちろん大切なのですが このことは一文がきちんと読めないのに全体が読めるはずはない という自明の理を否定することにはならないのです
16 :
テンプレ :05/01/10 00:24:59 ID:C9EIHFFh
●大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編 これほど簡単な長文問題集はないと思えるぐらい簡単である はじていなどを終えた学生が長文に慣れるのにも最適である 解説は1文1文丁寧に解説がされてある レイアウトに優れており使いやすさは抜群である さらには語学の勉強で最も効果のあるといわれている音読法を薦めており スラッシュ・リーディングで英語を速く読むトレーニングが出来るのが魅力的 難易は35〜45ぐらいである 簡単すぎるが以外にここのレベルが必要な受験生も多いのではないのであろうか? ●大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル2 センターレベル編 上記のシリーズのセンターレベル編である。 レイアウト、解説を方法は全く同じで超基礎編と同様に使うことが出来る。 英文の難易度はセンターよりやや易〜センターよりやや難。 難易は45〜55ぐらい。 レベル3難関編も発売されるそうなので今のうちにやっておくのもありであろう 長文本難易度表-追加 70←←←←65←←←←60←←←←55←←←←50←←←←45←←←←40←←←←35 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■ハイトレ1 □□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□ハイトレ2 ●速読即解英語長文(旧サクセス長文読解)(旺文社) 入試頻出のテーマの長文を取り扱って背景知識について解説してあり パラグラフリーディングの解説と設問についての解法をまとめてある。 長文読解について勉強すべき内容が盛り込まれた密度の濃い本 「シソーラス」も有益、背景知識の確立にもってこい 解釈しづらい箇所には文法解説もしてある レベルは中堅私大レベルから難関私大レベルへあげるような感じ 問題集兼参考書としては質が高い
17 :
テンプレ :05/01/10 00:25:25 ID:C9EIHFFh
長文〜解釈と読解、速読〜 解釈=文の構造から文の意味を把握 読解=文以上の単位で文やパラグラフの意味を把握 解釈は300語程度の長文を50〜60題解釈していけば 入試に十分な解釈力はつく 読解は何らかの参考書を片手に100題ほどやれば身につく 文を読むのが遅いから速読といっている人間が多いが 基本的にそれは解釈や読解のレベルが低い 即ち、読んだり解釈したりした文章の経験値が低いことに依存していることが多い まずは自分の解釈力と読解力を鍛えよう 問題も過去問等で十分に解いて対策しておくと良い
18 :
テンプレ :05/01/10 00:26:19 ID:C9EIHFFh
基礎(前置詞、文法語法)なら同じ問題集の復習と新しい問題の演習をすることで 基礎知識をより完璧に定着させて応用力を付けられる 解釈読解ならどんどん新しい文章の演習を進めていく感じで良いと思う たまに忘れかけてる文章があれば読み直してみたりすると 良い具合に忘れてるから頭使うしそれでも頭に残ってる情報から早く読めるから それはそれでお得 要するに 知識系(前置詞・文法語法)は今までの復習に重点を置きながら演習 思考系(解釈・読解)は新しいものの演習に重点を置きながら復習がベストだと思う 解きなおしたときに答えを覚えてる場合、 知識系では、覚えてない部分を重点的にやれば時間短縮になる。 思考系では、解法・読解のプロセスを見直すことで 他のものに活かせるという利点があると思われ収集した単語の定着率も上がる。
19 :
テンプレ :05/01/10 00:26:41 ID:C9EIHFFh
■■■英語の力を伸ばしたい高2向けの勉強方法■■■ これからやる勉強としては解釈と文法の基礎力をつけること 解釈は基礎英文問題精講の例題60の全訳を行う 基礎英文問題精講の例題60というのは 1章の構文編と2章の文脈編にある60英文のことね 類題とかは含みません(余裕がある人はやってもいいですが) この60英文に関して下線部とかだけでなく全文訳を行うということです 最終目標は語句や解説を参照しないで訳が書けるようになることです 語句は入試頻出語句がちりばめられているのでしっかり覚える 構文解説のところはよんでしっかり理解する これだけで説明が足りない場合は他の文法本を参考に 最近でた3訂版には頻出テーマ30というのがあり,温室効果などの 最近の入試頻出の語句があるのでこちらも出来れば全訳できるようになって欲しいです 訳文を参考に英文を構文分解していく(意味のカタマリを考えるということです) 構文分解がきちんとできるようになることと頻出語句を覚えることがこの本の肝です
20 :
テンプレ :05/01/10 00:27:12 ID:C9EIHFFh
文法は桐原文法語法1000など (網羅系の問題集だったら何でもいいですシリウスや新英頻や乙会の語法トレ戦略のどれか) を利用して体系的な文法理解に努める これらの問題集は1日50問とかノルマを決めてこなす 次の日には前日やった分の復習+その日のノルマという感じで間をおかず繰り返し反復する これらがおわったら長文演習に入るわけですが解説の量を重視して駿台の長文問題集から入る 駿台総合問題演習基礎編 ↓ 旺文社基礎長文問題精講 ↓ 駿台総合問題演習中級編 こんな感じで3年の夏前くらいまでに終わっていれば英語に限ればいい感じではなかろうかと思います
21 :
テンプレ :05/01/10 00:27:35 ID:C9EIHFFh
□□□□□英語の文体の種類□□□□□ 論説文評論文体 大方の読者が抱いているであろう考え方と筆者の考え方を対立させながら自説を主張する 論説文説明文体 筆者の自説の根拠となる事実を提示する 随筆文逸話文体 経験談や体験談とそれに付随する筆者の心情をまとめたもの 随筆文評論文体 体験談や経験談から導き出された自説が展開されたもの 小説文 架空の状況を設定した方がより効果的に自分の想いを伝えられると作者が判断し 作者によって創作された架空のもの
22 :
テンプレ :05/01/10 00:27:56 ID:C9EIHFFh
問題解法の形式概論 論説文評論文体 →主張と同形反復、レトリックをつかむ *空欄補充は基本的に同形反復で解く *内容一致は主張とデータで解く *下線部も同形反復 論説文説明文体 →データを1つ1つ処理する *すべてデータ処理なので、データを正確に処理することのみに尽きる 高い解釈力が必要とされる 随筆文逸話文体 →これもデータ処理 随筆文評論文体 →回想を通じての主張をつかむ *空欄補充は基本的に同形反復で解く *内容一致は主張とデータで解く *下線部も同形反復 小説文・物語文 →心情の発生原因をつかむ
23 :
テンプレ :05/01/10 00:28:38 ID:C9EIHFFh
各文体の要約法概論と頻出文法項目
○評論文評論文体
接続詞の意味識別例えばasならば
逆説→譲歩
動詞が完了、状態、無意思のもの→理由
so, as等があるとき→同等比較
主節と従属節が同内容→様態
漸近する動詞→同時進行
(他にも関係代名詞のasや補語を形成するasなど識別は出来るようにしておく)
It is 〜 that の識別をする。
無生物主語の構文・抽象名詞構文について見直す(訳・意味)。
(参照
http://www.e-t.ed.jp/edotori39072/mc14.htm )
比較についてまとめる
要約は英文1文あたりが日本語20字当たりに相当し
論説文、随筆文の評論文体は読者の考え方と筆者の考え方を対立させてまとめる
(序論と結論部分をまとめると良い)
24 :
テンプレ :05/01/10 00:29:23 ID:C9EIHFFh
○評論文説明文体
相関関係を表す語句
比較構文(rather A than B, A rather than B, more A than B)→not so much B as A
などを押さえ倒置省略挿入についてまとめること
まとめ的に事実について触れた部分、具体的に例を出した部分
その例を考察する部分に分かれるのでまとめ的な部分を中心に
他の部分を「〜が言えるように」とかして要約する
○随筆文評論文体
無生物主語の構文・抽象名詞構文について見直す(訳・意味)
(参照
http://www.e-t.ed.jp/edotori39072/mc14.htm )
比較についてまとめる
要約
筆者の体験談とそこから導かれる筆者の考えをまとめる
それぞれの段落が独立していたら、段落ごとにまとめる
○随筆文逸話文体
仮定法と基本動詞熟語についてまとめる。
I could eat a horse(馬を食えるほど腹ペコだ。).
If he had allowed us to do so, I could have danced all night.
(=I couldn't dance all night. は論説文等に多い)
25 :
テンプレ :05/01/10 00:29:47 ID:C9EIHFFh
○小説文の読解
作中人物の心情を把握するための装置を押さえる
時節の語句 作中人物の心理状況を推察する
人名・地名 作中人物の性格や置かれている背景・状況を推察する
人の5感 作中人物の心理を推察する。色、音、香りが重要
(例えば白=純潔、空虚 黒=絶望 灰=不安 黄=愛、幸福 茶=心の傷をそれぞれ暗示する)
中間話法
http://www.blearth.co.jp/englishqandamsg.html?cd=253 例
By lunchtime Ruth had sold one zip fastener and a reel of white thread.
それぞれ
lunchtime作中人物が中年てあることを暗示
Ruth愛に関する出来事であることを暗示
fastener 2つのものが1つになるということから結婚の象徴
reel思い悩んでいることを暗示
white=純白
を暗示。
即ちこの文が表す意味は、
愛を求めてきた中年女性が結婚の空虚さに思い悩んでいる
となる。
つまり「離婚」がテーマの文章が続くことが予期され得る
小説文補足
When S V, S was/were 〜ingの構文があったり
主人公が壁や遮るものに出会ったら主人公の感情が描写される。