物理
新課程で追加・・・旧課程での中学の内容の一部(水圧・浮力、熱量・比熱など)
素粒子と宇宙(ただし選択)
新課程で削減・・・正弦波の数式(したがって、位相や干渉の数式を用いた取り扱いも削除)
観測者が動く場合のドップラー効果
物理IIでは「気体+原子の基礎」「原子の詳細+素粒子」のどちらか選択になるが、
入試が選択問題になるかどうかわからない。
物理I・IIの全部を含めると、結局は旧課程と大差ない問題が出る可能性が高い。
化学
旧化学IBの「化学結合」「物質の三態」「気体の性質」「溶液の性質」が新化学IIに移行。
したがって、新化学Iの内容は旧化学IBより減少、新化学IIの内容は旧化学IIより増加。
新化学IIに材料化学・生化学の基礎的な内容が盛り込まれ、「高分子+材料化学」か「生化学」のどちらか選択。
ただし、入試で選択問題になる保証は全くなし。
新課程では、圧力の単位にはPa(パスカル)を用いることになり、気体定数Rの値は0.082(atm・l/K・mol)から8.31(J/K・mol)となる
数学
新課程で追加されたもの
「有理数・無理数の用語」 「一次不等式」 「いろいろな事象を表す関数」
「二次方程式の解の公式の証明」 「相似な平面図形の面積比」
「立体の相似と表面積比・体積比」 「球の体積・表面積」 「三角形の重心」
「四角形が円に内接する条件」 「接線と弦の作る角」 「二つの円の位置関係」 「分数式」 「点の移動」
新課程で削除されたもの
「自然数の列」 (単元として削除されただけで、数列の中で扱われる)
「軌跡、変換」 (旧数学Aの平面幾何の単元の中のもの。旧数学2のは残る)
「複素数平面」 「道のり」 (曲線の長さを含む)