1 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :
名前:パワ フルオ
年齢:18歳
性別:男
血液:O型
趣味:油絵、社交ダンス、小石拾い
職業:浪人生
志望校:パワフル大学
集中力 F
記憶力 F
思考力 E
体力 C
意志力 E
特殊 ケガしやすい
2 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 11:07:47 ID:tkGeRlsC
今日から浪人生活が始まる
何事もまず初めが大切だ
去年のような失敗を二度と繰り返さぬよう心機一転がんばるぞ!
3月
あ〜やっぱりだめだった
よ〜し 今年は絶対受かってやる
とりあえず予備校に通いながら勉強しよう
え〜っとなになに
パワフルゼミナールに熱血学院に仏契塾と・・・・
どれを選べばいいんだろう
ま、パワフル大学に行くんだからパワフルゼミナールでいっか
お金:−70万
3 :
大学への名無しさん:04/09/17 11:08:41 ID:a2FTsld4
もうすぐ大学受験サロンに移転だね
4 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 11:14:36 ID:tkGeRlsC
4月
今日は初日。筆記用具にサイフ、そして携帯っと。準備は整った
あいつ遅いな〜。
ぴんぽ〜ん
きたきた。「遅いよ〜」
「すまんでやんす。遅れるといけないから少し急ぐでやんス。」
「ああ。矢部君マジやばいから走ろうぜ。」
その日はなんとか間に合った。
5 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 11:41:58 ID:tkGeRlsC
【4月】
午前の授業を終え矢部君と二人で食堂に入った。
「あれ〜?フルオじゃん。」
どっかで聞き覚えのある声。げげ〜!!!!
あいつは我が校成績優秀No,1の猪狩じゃんか〜!!
猪狩「君もこの塾だったとはね〜。どこ目指してるんだい?えっパワフル大学?そっか。僕はあかつき大学さ。」
あかつきといえば最難関大学。僕なんか到底はいれっこないクラスの大学だ。
猪狩「去年はなんせ部活が忙しかったからね。勉強なんてやるひまなかったし。浪人なんて野暮なこと本当はしたくなかったけど
僕の親父もあかつきでさ〜。どうしても入れってうるさいもんだったから。」
あいかわらず嫌味な奴だ
猪狩「パワフル大学なら大丈夫だ。君なら受かるよ。まあお互いがんばろうぜ」
矢部「そうか〜やっぱり猪狩君はあかつきか〜。やっぱオイラ達とはレベルが全然違うね〜。」
俺「くっそ〜 あいつだけには負けたくない。負けたくないぞーーー!!!」
矢部「フルオ君。うるさいでやんす」
6 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 12:16:22 ID:tkGeRlsC
【4月】
「やっとおわった〜。矢部君。帰りにラーメンでも食おうぜ」
僕達は校舎を後にし、ラーメン屋に向かった。
「フルオ君。あれ〜もしかして鮫島先輩かな?」
まさしくあれは鮫島先輩である。僕達が野球部にいたときの2こ上の先輩だ。
そうか〜。去年もだめだったのか〜。
俺「鮫島先輩!」
鮫島「ああ。パワに矢部か〜。久しぶりやな〜。元気しとるか〜。」
生まれは大阪と以前聞いている。
鮫島「ところでこんなところでなにしてんねん。え?塾の帰り?わしといっしょか〜。そっか〜。ほなお互い大変やな〜」
矢部「ところで鮫島先輩は去年どうでした?」
バカ!。バカバカバカ!!!!。
ぬるぽ
ワロタ
先輩になればなるほど立場が弱くなってる罠
9 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 12:17:57 ID:tkGeRlsC
鮫島「・・・・・・。あ〜。それがな〜。ダメやったわ〜」
俺「そうですか・・・。でも今年は大丈夫ですって。」
鮫島「・・・・・。」
うつむいたままなにも答えない。
矢部「オイラ達これからラーメン食べにいくんでやんすけどいっしょにどうでやんすか?」
鮫島「それがな〜これからバイトなんや。ごめん。またにしよか〜」
俺「わかりました。じゃあ今度いっしょに食べましょうね」
鮫島「ほな急ぐさかいに。」
先輩はその場を後にした
矢部「苦労してるんでやんすね〜」
野球部ではキャプテンでありみんなからの信頼の厚かった先輩。先輩のあんな姿。。。。もうみたくない!
受験には何が何でも成功してやると心に強く誓った。
やる気 (・_・)→( ^▽^)
10 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 13:11:43 ID:tkGeRlsC
【4月】
矢部君と別れ家に着いた
パワ「さて明日の予習でもするか。それにしても汚い部屋だな・・・・。机の上ちらかっててこれじゃあ勉強できないよ。」
俺はまず部屋の掃除からとりかかった
パワ「あれ?こんなところにアルバムが・・・・。う〜わ〜ガキ〜。超ガキ!うっわ〜なにこれ。だっせ〜。
猿橋先輩あいかわらず猿そっくりだなw。隣にいる奴誰だこいつ〜。あそっか。そういえばこのころ矢部君はメガネかけてなかったんだよな〜。俺があんなことをしなければ・・・。
・・・・・・・さかのぼること2年前・・・・・・・・・
パワ「矢部君いくよ〜」
矢部「来いでやんす〜」
パワ「ほ〜れ」
11 :
パワ・フルオ ◆PdrioaFE9s :04/09/17 13:12:41 ID:tkGeRlsC
矢部「フルオ君カーブ上手くなったでやンスね〜」
パワ「マジ〜?じゃあこれはどうだ」
矢部「すごいでやんす パワ君いつからスライダーなんて覚えたでやんすか〜?」
パワ「地球は常に周っているのだよ矢部君」
矢部「おいらも負けてらんないでやンス。得意の背面キャッチ」
パワ「やるな〜矢部君。よ〜し なら次ぎはこれだ。魔球アバタボール19号!」
ナックルである。その日は体調がいいのと風が強いのとがあわさってナックルボール改めアバタボール19号はまるで意志を持つ生き物であるかのごとく尋常ならざる曲がり方をした
。そして・・・。
矢部「・・・・っ」
パワ「大丈夫か矢部君!!!」
その日から矢部君の右の視力は失われた。今でも彼に対してそのことに対しての罪悪感がある。彼はそのことを口に出すことはない。俺もあえて口に出さない。
そんな彼だからこそいつまでもつきあっていられるのだろう。矢部君。ホントゴメン!
嫌なことを思い出した やる気:( ^▽^)→ (-_-)
12 :
大学への名無しさん:04/09/18 03:19:45 ID:WPQklw3h
良スレage
良スレsage
14 :
大学への名無しさん:
続きはまだかage