最近「速読」って流行ってるけど

昔、とある速読訓練所に通っていたことがある。
行く度に同じ文章を何度も何度も読まされる。
毎回その文章を読み終えるまでの速度を計測するのだが
内容を覚えてしまってるんで目をなぞるだけで「読めた」気に
なってしまうだけのこと。
最終的にその文章を１分間で３万字読めるようになったけど
言うまでも無くそれは何度も読んだその文章だけのこと。
初見の文章では相変わらず１分2000〜3000字が限界だった。
ちなみに、それも新聞や雑誌などの簡単で内容の薄い文章に限る話。

内容を理解するのにちょっと考えながら読まなければならない本や
参考書を読むスピードは全く速くならなかった。