府庁トイレ放火の大学生、大阪市への
恐喝未遂で再逮捕
大阪府庁のトイレ放火事件で逮捕され、大阪市役所のトイレ放火事件などへの
関与も認めている大阪府池田市の大阪経済大4年小山真司被告(21)(現住建
造物等放火罪などで起訴)が、大阪市に脅迫状を送って現金を要求していたとし
て、府警捜査1課の東署捜査本部は29日、小山被告を恐喝未遂容疑などで再逮捕
した。
調べでは、小山被告は2002年7月29日に大阪市役所のトイレに放火をした
後、当時の磯村隆文・大阪市長あてに「市への次の攻撃を見合わせる代償として2
700万円を指定の口座に振り込め」などと要求する脅迫状を送った疑い。
指定された口座は、同年5月、小山被告が、当時通っていた自動車教習所で盗ん
だ別の教習生の個人データの原簿のデータを基に住民票を入手し、この教習生にな
りすまして開設していた。