230 :
大学への名無しさん:
俺今24歳
去年のセンター終わったあたりから勉強はじめた
高校の時、ぐれにぐれて暴走族に入って暴れてた
親の言うことなんて聞かなかったし、家になんて全く帰らなかった
小学校の頃、あまりに勉強を強要する両親
期待に応える姉
期待に応えられない俺
この頃からかな。比較されてグレはじめたの。
ずーーっと子供にはいい大学いってほしかったのか、
「いい大学にいきなさい」
ばかり言われてた。
俺が本格的にグレてからはもう何も言わなくなった。
その分期待は姉に行った。
姉は期待に応えられず、浪人した。
プレッシャーからすごく太った。
外見を気にしてひきこもるようになった。
今考えると本当に申し訳ないと思う。
つづく
231 :
大学への名無しさん:04/02/04 06:25 ID:JpxPtkMM
近所にも評判の教育ママだったから、相当ショックだったとおもう。
自分の子供たちがいい年してまともに社会に機能できないんだもん。
最初は激しく俺たち二人を憎んだようだったが、
やがて自分の教育方針のあやまちに気付いたのか、姉貴がひきこもってから妙に優しくなった。
いつもは俺が夜遅く帰っても何もなかったのだが、
いつからかテーブルの上には夜食がテーブルの上に用意されていることが多くなった。
また、俺が帰ってきてからわざわざ起きてご飯を作ってくれることもあった。
ぶっちゃけ気持悪かったよ。
なんでこんなことするんだって。
いままでお前俺をどんな風に扱ってたのかわかるのかって。
グレたことを親のせいにして生きてた。
夜中に起きてメシを作っても突っぱねて食べなかったことも多かった。
だけど、俺が20の頃おふくろが病に倒れた。
去年、もう長くないって聞いた。
232 :
大学への名無しさん:04/02/04 06:26 ID:JpxPtkMM
憎む気持より、優しさに応えなかった自分を憎んだよ。
もう晩飯を作れない。なんであの時毎日食べてやらなかったんだって。
大人気なく泣いたよ。
姉と相談した結果、俺たちはお互い残されたわずかな時を母親のために生きることにした。
「いい大学にいきなさい」
姉は一足先に早稲田に受かった。
もう母親に俺の大学生の姿を見せれるラストチャンスの年かもしれない。
受かっても喜ぶかなんてわからない。
しかし受からなきゃきっと俺は後悔してもしきれない。
やるしかない。
マジレスしちゃってごめんな。