2004年度 大学入試センター試験追再試験
自慰TA(オナニーTA)解答速報
[全体分析]
本試同様、大問1・大問2は必答問題、大問3〜大問5は選択問題であった。
大問1、大問2は本試と同様に基本的な変態知識を問うものであったが、
細かい知識を問う設問も見られ、やや難しかった。また、大問1の
(5)(6)、大問2の(3)などグラフの解釈についての出題は、
写真集等ビジュアルに頼った演習だけでは太刀打ちできない設問である。
大問3は自慰の地域別特徴、大問4は青年期における自慰、大問5は
動物の自慰からの出題であった。大問3は(1)(2)を除いて、
本試と比べて大幅に難化している。大問4は比較的容易な設問が多く、
大半の受験生は本問を選択したであろう。大問5はこの分野からは
13年ぶりの出題である。
[難易・分量]やや難化。分量は適当である。
[特記事項]選択問題により奇問の出題がみられた。
[分析]
大問1(配点40) 自慰に関する基礎知識
(1)〜(4)では男女の性欲と自慰についての基本的な知識を、
(5)〜(10)では自慰における実態把握のための統計的手法についてを
問うている。 (5)(6)雛形あきこ写真集による年齢別の勃起角度と
硬度のグラフを問う問題は配点が高く、受験生としては落とせない
問題となった。
大問2 自慰行為とその快楽(配点30)
(3)はオーガズムまでの経時変化を示すグラフの解釈で容易。
(4)(5)では東京マンゾクニュースのヘルス割引券が与えられ、
各店のオナニーオプション料金を判定する設問であるが、この単元は
たいていの教科書では巻末付録で扱われ、未習の高校が多いだけに
現役生にとっては不利だった。(6)(7)はハイヒールの左足をオカズに
した自慰に関する設問であり、足フェチ以外の受験生にはかなりの
想像力を要した。
大問3(配点30)自慰の地域別特徴
ビデオキャンパスの位置を問う(3)では学習指導要領での履修範囲に
配慮し、西川口は出題されなかった。(4)以降の半ズボン氏と自慰に
関する設問は、半ズボン氏を知っている受験生が先入観による解答ミスの
ため失点しやすく、激しく悪問である。(1)(2)以外は全体的に難しい。
大問4 青年期における自慰(配点30)
全体的に日頃の演習量で出来が大きく左右される出題であり、特に
(5)で自慰翌日の青年のオカズに対する心情を問う設問は、
多くの受験生が正答したであろう。追試としては良問が多く容易。
大問5 動物の自慰(配点30)
(1)で自慰をしているイラストのキャラクタ名を正答できないと
以降の問題の完答は難しいだろう。出題はノバウサギ、たれぱんだ、
ピングーなど平易であったが、イラストにモザイクが掛かっていた為、
難しく感じた受験生もいるはずだ。(6)でオーガズム期の動物の
鳴き声を問う問題は目新しく解答に戸惑った受験生も多かったはずだ。
(2)〜(5)は比較的易しい。(7)は性物IBでの遺伝の知識が
あれば容易である。