>>151 > This milk is too hot for the baby to drink.
この種の文を「Tough構文」といいます。
※ もちろん高校英語の範囲外の用語です。
この構文の特徴を3つ挙げると、
・ easy, comfortable, difficult, impossible, nice, tough, など
「難易・快不快」に関わることを表す形容詞が使われている。
・ 不定詞の部分に、関係詞節の時のような「空所」が必ずある。
・ 主語は、不定詞の部分にある「空所」に意味的に対応している。
上の例文でいうと、
・ 「hot」が「快不快」に関わる形容詞。
・ 「他動詞 drink」の「目的語」にあたる「it」が「空所」になっている。
・ 主語「this milk」は、「他動詞 drink」の「目的語」と考えられる。
のように、この特徴をちゃんと満たしているわけです。
> と最後のitがなくなるのはどうしてでしょうか。
なくなる理由を考えるのは、残念ながら英語学者の仕事ですね。
理由以前に、「Tough構文」の解析自体、
現在ではまだまだ定説があるわけではありません。
受験生としては、理屈や名前はともかく
こういう使い方をするんだと割り切るしかないかと思います。