【現代文】出口汪を徹底的に語るスレ【カリスマ】

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368未だ論理が追えない高3男
私と出口の本との歴史は今年の1月に始まった。
その本は『出口の現代文実況中継』。
この本で、現代文の解き方がこのように定義されていた。
1すべての根拠は本文中にある。
2評論文は作者の論理を追う。
3筆者の主張は形を変えて繰り返される。
4傍線、空所はその前後をみる。
5指示語、接続語があれば、チェック。

どうやら彼は初心者にも解るように論理の追い方を説明しているようだが、私(その当時偏差値65程度)はあまり論理を追えなかった(問題が解けなかった)。
私は焦燥感からか落ち込みながらも本屋に行き、私は彼についていけば現代文が得意科目になるかもしれないと信じて、出口ブランドの本を手に取った。
それは「マリンちゃん」なるお世辞にも可愛いとは言えないキャラクターが印刷されている、『システム現代文・バイブル編』と『〃・解法公式』だ。
前者は値段も高く、中身も実況中継以下。役に立ったのは『解法公式』のみ。これには私が今まで買った出口ブランド+αの情報が載っていた。

数か月の紆余曲折の後、再び本屋に行き『レベル別問題集3〜6』を購入、そして、いまはレベル5に突入したところ。ちなみに成果はボチボチ。

で、結論に入るが、
出口が論理を追えば文章が読めると言っているのは正しいが、その論理を追う行為がとても難しく、それができないからこそ、みな困っていることを彼は解っていない。
しかも彼の著書では
A→A'(具体例)
方式で問題を解いているが、実際そんな文章はあまりないことに私は気付いた。彼の著書は似たような文章形式しか集めていないので、実践において、そこが受験生の「論理をつかめない」という嘆きをもたらす一因かと思われる。
あと論理を追うだけで、問題が解けるようになるのと、すぐに現代文で結果を出せると言っているのが間違い、もとい誤解の種を招いている。
私は上の紆余曲折の間、語彙力を蓄えて、ある程度文章が読めるようになったが、今現在、まだ実戦では通用しない。
やはり知識を熟成させ、実際に使いこなして読むことができるようになるには相当の時間が必要になるものだ。