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大学への名無しさん:
でも、実際ヤンキ−でも頭イイ奴がいるからタチが悪いんだよな。
実話なんだが、厨房の頃、髪をアッシュ入りの金髪に染めてて、
余裕で教師に突っかかったり、タバコ吸ってたり、よく謹慎にもなってた
奴がいた。それだけなら、どこの中学でもいるかもしれないが、
不幸な事に、そいつはかなり頭がよかった。
授業とかはほとんどサボってるくせに塾だけは週2で真面目に行ってて、
(塾がない日は他のヤンキ−と群れてて何度か補導されたようだけど)
奴はラサールに通ってしまったよ。
ネタと思われるかも知らんが、これはホントに実話だ。
一方、俺は奴と塾では同じクラスだったがほとんど話さなかったのだが、
俺はラサールに落ち、九州No2の久留米大附設にも落ち、公立に行った。
それから、3年経って、俺は通るといわれていた私立大学に失敗。前期も失敗。
後がない状態で、俺は家から最寄りの駅から、後期試験を受けるため、
空港行きのバスに乗った。
すると、すっかり垢抜けた感じのチャラ男に声をかけられた。
「もしかして、●●(←俺の名)じゃない?」
「えっ、誰?」と俺が聞くと、奴だった。
奴は「●●、今からどこ行くと?」と俺に聞いてきた。
俺は「ああ、後期受けに行くよ。」と答えた。
奴が「どこに?」と訪ねたので。「一橋だけど。」と答えた。
俺は奴は馬鹿になっているだろうと勝手に予測していたので、
「一橋だけど」と言った瞬間、ある種の優越感を感じた。
「お前も後期?」と俺が聞くと、
奴は「いや、家探し。」と答えた。焦り始めた俺は「どこの大学に受かったん?」
と聞き返した。奴は、「東大の文1。通ると思わなかったけどな。勉強してなかったし」
と軽く言われた。
俺は愕然として、正直、こいつには勝てないと痛感した。
何度も言うけど実話です。こういうヤンキ−は本当に稀有な例だろうけど。