>>153 ウチの社会福祉士一般養成施設では就職志望者は結構苦戦していた。
非常勤にしかつけない人が多かった。大卒+社会福祉士持ちでな。
持ってても意味ないかと。社会福祉士の試験問題を見る限り、
あれで社会福祉士の資質を判断できるとは到底思えない。
ただ社会福祉とその周辺の制度に関する知識を丸暗記すれば解ける
試験だから。しかも、使えない知識ばっかり。
例えば、社会保障論の場合は国民年金制度や厚生年金制度の
上っ面(何歳から受給できるか、受給資格は何年払えばよいかなど)
と社会保障の歴史を勉強するだけだ。
あの程度の知識じゃ、例えば仕事でお年寄りから年金について聞かれても
何も答えられない。
心理学や法学、医学一般も同様に、大学の一般教養と同レベルであり
あれを知ってるからといって実践で使えるとは到底思えない。
社会福祉士の試験については、一度どこかで社会福祉士試験の中の
「社会福祉援助技術論」という科目の事例問題を解いて見るといい。
無勉の状態でかなり正解できるから。
つまり普通に生活していれば常識の範囲で解決できてしまうということ。
結局福祉の専門的知識などなくても、仕事で経験を積んでさえ
いれば職員としてはなんとかなるということ。
社会福祉援助技術というと社会福祉士の専門性の醍醐味と呼べるもの
かもしれないけど、
>>125と同様に福祉資格の専門性の現状を端的に
あらわしているような気がするよ。