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■理科系科目の質問および問題スレ。■
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13
:
大学への名無しさん
:
02/12/05 23:30 ID:vBgxkl/o
>>9
ちょっと長くなります。
物体Pがバネに触れた瞬間をt=0とし、t秒後の物体Qの位置をxq、速度をvq、
加速度をaqとします。物体Pについても同様にxp,vp,apとします。
※P⇒Qの向きを正とする
また、バネの自然長をL0、時刻tでの長さをLとします。
以下では、Pがバネに触れた瞬間から、離れるまでのみを考えます。
L=xq-xp
m vp + M vq = m v0 (運動量保存)
M aq = k(L0-L) (運動方程式)
14
:
大学への名無しさん
:02/12/05 23:31 ID:ru17VENf
(続き)
X・V・Aを、PとQの重心から見た、Qの位置・速度・加速度とすると、
X=xq - (m xp + M xq)/(M+m)
= m(xq - xp)/(M+m)
= mL/(M+m)
V=vq - (m vp + M vq)/(M+m)
=vq - m v0/(M+m) (運動量保存より)
A=aq
これらを運動方程式に代入すると、
MA=k{L0-(M+m)X/m}
=-k(M+m)/m (X-X0) ※X0=mL0/(M+m)
つまり、単振動をすることになります。
加速度0(Pがバネに触れる) ⇒ 加速される ⇒ 加速度0(Pが離れる)
という風に加速度が変化するわけですから、この間に経過する時間は
単振動の周期の半分、つまり
π√{k(M+m)/(Mm)}
となります。後は、これに重心の進む速度 m v0/(M+m) をかければOK。