浪人とか留年はあまり気にすんな。休学も理由があればどんどんしろ。
新卒採用は早期に優秀な人材を確保することが目的で、
人材は社内教育で育てればいいと言うのが企業側の考え方。
でも学生側からすれば、最初の就職は社会勉強と大企業なら研修が目的であって、
最初から辞めることを前提にして入社するようなもの。
初恋は実らないといがそれといっしょだな。
採用もIT化で、インターネットで募集したり、その場で採用を決めてしまったりと、
中身のないテストや時間の無駄にしかならない面接をする企業は、
確実に減ってきている。
新卒は5年以内に半数以上が辞めるし、次の仕事では職種が変わる人も1/3くらいになる。
すると今までのキャリアはほとんどゼロと見なされるわけで、新卒採用は所詮はこの程度のもの。
どこの企業に就職しても、最終的には30歳前後かそのくらいの年齢に達したとき、
ある程度のスキルとキャリアとモラルとリーダーシップを持って、
自社のいずれかの部門で専門家として仕事をしてくれるを望んでいるわけで、
いわば就職するというのは何らかの職人を目指して一人前になることだから。
年齢制限は35歳より若ければ概ね問題はないし、
中国語と英語もある程度出来て、現地で働くことを希望してくれる人なら大歓迎。
サービス業を除けば、日本の本社や支社、工場ではこれ以上人手はいらないから、
大企業に入社しても、メーカーだと僻地の工場や研究所へ飛ばされて、泣くサラリーマンというのも多い。
優秀なSEやプログラマーを求める企業の日本人に対する需要は減少しているけど、
メンテナンスなど一度作られたものは維持していかなければならないから、優秀な人材に限れば求人がゼロになることはない。
たしかに猫も杓子も情報だコンピューターというような時代では、かなり狭き門だけどね。
昔は大企業の場合、1人採用するのに500万円近くかかった。
今は時間や人件費など大幅に削れるから、1人採用するにも数十万円程度。
情報学部だとSE等を目指す人が多くて、残りはサービス業へと流れていく。
プログラマーに限ると、出来るだけ早く始めた方がよい職種だから、
大会を荒らすような独学のカリスマを除けば、専門卒の独壇場なわけ。
大卒22歳までの時間の損失は、実学レベルでは致命的になる。
はっきり言って20代から始めているようでは遅い職種だな。
もちろんプログラマーからSEに転向する人もいるけど、
優秀なプログラマーを目指す人は小学生や遅くても10代のうちに、1日も速く始めた方がいい。
ア○バはやめとけ。時間とお金の無駄。