愛知県庁ってどう

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123本庁勤務
>>122
そもそも、この議論?が「(マイナス)シーリング」を前提にした
ものであることを押さえておいてほしい。>>98 >>102

シーリングとは、施策の優先順位をひとまずおいて、一律に予算を
一定の割合で削減することだな。ある意味、財政当局の判断放棄と
考えてよい。
勿論、知事重点枠という形で、一部の事業はシーリングの対象から
外れるわけだが、「県民福祉の向上に役立つもの」全てがその枠に
はまることはあり得ない。(それではシーリングではなくなる)

で、それでも必要な事業は必要なのだから、削減された予算の中で
何とか事業を継続しようとするわけだ。受験生2の指摘を待つまで
もなく、頭を使ってな。
だが、「頭を使って」にも限度がある。極端な話、予算ゼロ円では
どんな事業も継続できない。そして、「県民福祉の向上に役立つ」
施策こそ、得てして金がかかるものなのだ。

それでも、それが県民(知事・議会)の意向だ、という考え方には
漏れは賛成できない。
例えば、防災事業を考えてみよう。この事業もシーリングはかかる。
 #ゼロ・シーリングでもシーリングはシーリングだ。
 #すなわち、前年度と同額までしか認められない。
それで実際に被害が起こったとき、予算を認めなかった県民が当然
支払うべきコストだと言えるか?

防災の話は別だというのなら(それも都合の良い話だが)、一体、
どの事業であれば支払って良いコストなのか、ご教授いただきたい。

公務員のパターナリズムを批判するのは簡単だが、それによって
実際に迷惑がかかる弱者が必ず発生するという現実にも目を向けて
ほしい。