おーいハローワーク職員いる?

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695水無月
私はハローワーク職員です。

確かに皆様のおっしゃるとおり、という感があります。
危機感不足の職員が殆どですし、業務も中学生で十分なものが
多くありますね。

私はこう考えております。
本来「職業相談」は、究極に困難な業務なのです。
しかし、「求人が入ったら連絡します」で、その場を凌げます。
究極から楽に遠ざかれるものです。
私共は求人確保のため外回りもします。
しかし給料を払うのは事業主、払うだけの仕事量が無いから求人を控えている
事業所を訪問し勧奨しても所詮は無駄、無意味なのですよ。
結局は賃金の助成措置を講ずるのみ。
バラマキ行政と非難を浴びるわけですが、方法が無いのです。これ以外・・

雇用保険業務は単純事務です。確かに、でもそれは必要なことなのです。
現在勤務する所は、保険担当職員2名、臨時事務補助2名(月15日勤務)です。
1日の受給者数は約40名、新規手続者10名、事業所からの諸届の処理件数は
40件前後でしょうか、電話での問い合わせが20件前後でしょうか。
窓口を一時退き不正受給者の調査、処分まで行います。
単純計算できる事務でないと、無理なのです。現行制度では。
過去の統計を見ますと、バブル時の受給者実人員は平均350名、現在600名。
その間、育児・教育訓練・介護・高齢。在職中に受給可能な制度が新設
されました。 職員定数は同じです。

逆に申せば、過去の職員が如何に楽していたかということになるのでしょう
が・・・諸悪の根幹はそこですよ、40歳前後の職員の認識が甘すぎです、
その連中も出先では幹部。 私達は患部と呼んでいますが(笑)
楽して現在と同じことをして、「公務員はマジメ」と言われた時代を過ごして
きた先輩方が目を覚まさない限り、この船は沈みますね、
少し気分が晴れたので今日はこの辺で失礼します。