自民栃木県連、外部の声で党再生 参院選に向けチーム設置
衆院選大敗からの再生を目指し自民党栃木県連は外部委員によるプロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。
県連によると、全国初の取り組みで、10日に宇都宮市で開かれた第1回会合には地方組織を重視する谷垣禎一総裁も駆け付けた。
ただ即効薬がすぐに見つかるはずもなく来年の参院選に向け試行錯誤が続く。
第1回会合では21〜75歳の多彩な顔ぶれの委員約20人から
「候補者が出馬に至る過程が不透明」
「与党気分が抜けていない」などと厳しい意見が続出。
「過去の成功や実績を引きずっていた」という県連の敗因分析に対しても
「選挙前から分かっていた。なぜ修正しなかったのか」と批判が上がった。
「政権政党としてのおごりがあった」との反省を踏まえた試みだが、予想以上の辛口。
「街頭演説で姿を見るのは民主党ばかり」という指摘に衝撃を受けた県議も。
県連幹部は「率直に意見を出してもらい、やってよかった」と話す。年内に意見を取りまとめる予定。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101801000280.html