新型インフル対応 ダイワボウ、多機能マスク期待
11月28日9時4分配信 産経新聞
紡績会社のダイワボウが「新型インフルエンザ関連銘柄」として人気化し、27日は前日比3円高の
312円で取引を終えた。市場全体で手がかり材料に乏しく取引高が減少する中、出来高を膨らませ
ながら3日連続の上昇となった。
気象庁が25日に発表した2008年12月から09年2月までの3カ月予報によると、12月は例年に
比べて寒さが厳しいという。このため、インフルエンザが流行し、グループ会社で販売する新型の
多機能マスクの需要が伸びるとの連想が働いた格好だ。
10月末に発売された新型多機能マスク「アレルキャッチャー」は、京都産業大学鳥インフルエンザ
研究センターとの共同研究で開発されたもので、鳥インフルエンザ感染を予防できる抗ウイルス素材
を使用。市場はウイルス変異で世界的な大流行が懸念されている新型インフルエンザへの効果も
期待しているようだ。
ただ、今後の株価動向について冷ややかに見る市場関係者もいる。10月10日につけた取引時間
中の年初来安値は166円。その後、パソコン販売などを手がける子会社のダイワボウ情報システムを
完全子会社化すると発表したことなどを手がかりに、約1カ月半という短期間で株価は約2倍に急騰、
「上昇ピッチが急だっただけに、短期的には調整局面に入る可能性もある」(中堅証券投資情報担当者)
との指摘もあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000511-san-ind -------------------------------
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