こういうのにあわなくてすむし
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20071212/CK2007121202071379.html 「下品な客引きが増え、錦三の評判を落としている」−。東海地方最大の歓楽街
である名古屋市中区錦三地区で飲食店などを営む店主の多くが、風俗店やホスト
クラブの客引きを「迷惑な存在」ととらえて危機感を持っていることが、同地区
で行われたアンケートの結果で浮き彫りになった。 (今村太郎)
飲食店が集まる錦三丁目19番のビル管理者らでつくる「錦三19番の会」が
、地域の活性化や環境浄化について意識を聞くため、11月に行った。同区画の
居酒屋やスナックなど182テナントにアンケート用紙を配り、そのうち60テ
ナントから回答を得た。
「錦三の問題点は?」という設問に対して、回答した60テナントのうち最多
の17が「客引き」と回答。理由として、▽呼び込みが下品▽黒服が歩道などに
立ち、客から「店に入りにくい」と苦情を受けた▽つばをはいたり、たばこのポ
イ捨てをする−などが上がった。
飲食店を営む56歳の女性は「錦三は東京・銀座や大阪・北新地と並ぶ歓楽街
であってほしい。だが、最近はあまりに汚い。ファッションヘルスやホストクラ
ブなど若者を呼び込む店が増え、昔ながらのネクタイ族が遠のいてしまった。柄
の悪いホストたちと共存ができるのか…」と怒りをにじませた。
実際、夜の錦三地区では、交差点ごとに待ち受けるスーツ姿の客引きが「キャ
バクラどうですか?」「かわいい女の子いますよ」とつきまとう。しつこい勧誘
が原因で、トラブルやけんか騒動になることもあるという。
その他にも、問題点として「キャバクラが増え、客の質が落ちてしまった」「自
分だけもうかることしか考えない店主が増えた」「ピンク風俗店が増えた」などの
回答があり、「本来の錦の姿ではなくなりつつある」と憂える声が目立った。
同会はアンケート結果をもとに、行政機関に環境浄化などへの協力を働きかけるという。