輸入豚肉は、差額関税制度のため、マトモな方法で輸入しても、割に合わない。
マトモな人間は、自ずとアンタッチャブル。その間隙を縫って、マトモでない手法を
用いて、為替上有利廉価に入手できる北欧産豚肉を差額関税をいわば脱税して輸入。
国内に入ってしまえば、もはや国産牛肉として流通。
つまり二重に利益を出すカラクリになっているのが、「輸入豚肉差額関税制度」。
しかも競合するものを自ずと排除できる制度にもなっている。
香港やシンガポールやタイや台湾やインドネシアに、ペーパーカンパニーをこさえておけばいいだけだろ。
そして価格を帳簿上調整するだけのこと。それで差額を消しておけばいいだけ。
そういうズルはマトモな日本企業にはムリだよな。ちくりもあるだろうし。